天才子役とゴロウさん (「ゴロウ・デラックス」 3/10)

課題図書 : 「クリエイターズファイル」 秋山竜次

先週に続き秋山竜次さんがゲストですが、今回は秋山さんが天才子役の上杉みち君に扮して送る「30分上杉みち君スペシャル」という異色企画です。

ドラマや映画はやった事があるので慣れているけれど、初めてのバラエティ番組で緊張しているというみち君。それでも
「ゴロウさん、なんでおひげはやしてるの?」「あ、これは気分転換。」と吾郎さんと堂々と会話しています。
劇団えんきんほうでは決まられた場所から動けない、とみち君は言いますが「みち君、6歳にしては小さすぎない?」(吾郎)「私が少し下がりましょうか?」(外山さん)「下がるとか言っちゃダメなんじゃない?」(吾郎)とネタバレすれすれの発言が続きます。
「ハイタッチしてみて」と吾郎は外山さんとみち君にやらせますが、案の定微妙にズレてしまいます(笑)。 
スタジオの隅でみち君のママが待機していて、台本やジュースを持ってきてくれるのですがみち君の隣に来るとなぜかママまで小さくなってしまいます。しかし「そこは触れてはだめ」なんですね。
「幼稚園のお遊戯会で主役をやってママが応募して監督の目に留まった」のがみち君のデビューのきっかけでした。三上監督といつも一緒でパパがいない時は三上監督が家に来る、お風呂にも入る、とみち君。それってもしかして…?
「みち君は絵本が原作の映画に沢山出演しているんですよね。」(外山さん)
「『ライオンのキャラメル』…これは三上監督。」(みち君)
「他にもありますよね?」(外山さん)「『九官鳥リリーの倦怠期』…これは三上監督です。」(みち君)
「大体三上監督なんだね。」(吾郎)
「神様が突きつけた4か条」(みち君)「ちょっとタイトルが違うね作風が」(吾郎)
「これは感動ので難しかった。」(みち君)
「それは誰が撮ったの?」(吾郎)「三上監督」(みち君)…ママは笑いをこらえています。

「今日は原作の絵本をみち君が1冊持ってきてくれたんだよね。」(吾郎)
「はい、これです。『名犬バックスとふしぎの…』」と言いかけてみち君は笑ってしまいました。実際のタイトルは
「名犬バックスとまほうの森」(桑内ゆうき作)です。
「なんでこの絵本なんですか?」(外山さん)
「今度これが映画化するものに自分が出ているからです。」(みち君)
「さて、桑内ゆうきさんの『名犬バックスとまほうの森』ですが…」と外山さんが話す横でみち君はクスクス笑い(だって架空の絵本だから!)。
「今日はこの映画の中で日本中が泣いたと話題になったクライマックスシーンをみち君が再現してくれます。で吾郎さんにお願いがあるんですよね?」(外山さん) 
「あのう…ゴロウさん。」(みち君)
「なあに?」(吾郎、首を大げさに回すようにみち君に向ける)
「僕と一緒にこれを再現してください!」「いいよ」ということでみち君と吾郎が向かい合って「名犬パックスとまほうの森」を朗読です♪
しかし途中でみち君がアドリブを始めて「ママァ~、パパァ~」を連呼したので、吾郎も必死でアドリブで応じましたが最後に笑いだし,カットをかけました。
「だって書いてないんだもん。」「ママなんて書いてない。」「なんでパパがペペェ~になるの?」
と吾郎は一通り突っ込んだ後落ち着いて「ありがとうございました」とみち君に声をかけました。
「吾郎さんと共演してどうですか?」と外山さんに聞かれてみち君は「ゴロウさんはやっぱりすごいうまいと思った」と感想を言ってくれました。

ふたたびみち君にインタビュー。
「学校は楽しい?」(吾郎)「楽しいです。」(みち君)
「好きな子はいるんですか?」(外山さん)「いませーん!」(みちくん)
「いるでしょー!」(吾郎)「いない」(みち君)
「うそぉ!普通いるよ小学生だったら」(吾郎)「いなーい!…だっていないもん」(みち君)「ふぅん…」(吾郎)「ちょっと気になる人はいるけど。」(みち君)
「それどんな子?」(吾郎)「隣の隣のクラスの子」(みち君)
「お話してるの?」(吾郎)「折り紙作って持ってくんだけど、えっと、この間おもちゃくれた。」(みち君)
「へえ!」(外山さん)「今度折り紙でいろいろ作ってあげるよ、ブラジャー作ってあげるよ。」(みち君)
「そう?じゃ作って(笑)」(外山さん)「今クマのぬいぐるみにブラジャー作ってるの、折り紙で。」(みち君)
と会話が弾んでいると不意に
「こっち映すのやめて下さい」と横のカメラに向かってみち君が厳しい声で言いました。
脇に立っているママに「その(カメラの)赤いランプがついたら言った方がいいよ。」と指示。更に「ゴロウさん、僕遠近法でないとだめなので、こっち(横)からの映りはやめて下さい。僕もこの枠から出ないっていうのを守ってるので。」とクレームを。
「オンエア的には問題ないと思うよ。」と吾郎が言っても「横からだと遠近法じゃなくなっちゃうので。ママ、そこの赤いランプが点いたらダメだよ。ちゃんと言って。こんな(後ろに)下がってる事は言わないで。正面からしか見ちゃいけない劇団なんですよ。横から見ちゃいけない劇団なんで。お願いします。」ときっぱり抗議しました。さすが天才子役です。
「三上監督とはどんなお話をしてるの?お家で。」(吾郎)
「うち来て、まずお風呂に入って。でママが『待ってて、30分位』っていうから、えっと、ゲームしたり絵を描いたりしてて『いいよ』って言った時にはもう三上監督はいません。」(みち君)「30分入っちゃいけないんだ。」(吾郎)
そして横で控えているママに向かって「ねえ…何で三上監督が来るときは優しいの?({いつも優しいじゃない」とママ)カメラ持ってないし、汗かいて、『じゃ、みち、またな』って帰っていくじゃない。」
何とも言えない気まずい空気がスタジオに流れ…(笑)
「まあ、ちょっと話もね脱線しちゃったけど。」(吾郎)
「端から撮るのやめてもらえないの?」みち君は横からのカメラがどうしても気になるようです。
「オンエアでは使わないから。」と吾郎は必死になだめます(←嘘です)。
「ぼく遠近法の役者なので。お願いします。」と再びみち君はお願いしました(でもしつこく横から撮るゴロデラスタッフ)。

みち君はゴロウさんと共演したいそうで、「約束だよ!」と遠近法で指切りしました。「わかった!いい子にしてるんだよ。」と吾郎が遠近法でみち君の頭を撫でようとすると「近づきすぎだよ!」とみち君は吾郎を押し返しました(私にはちょうど良い位置に見えたのですが)。「何なの…」と吾郎が呆れた所へAD山田くんが消しゴムはんこを持って現れました。しかしみち君はパックスのイメージが違うとおかんむり。
「これは僕のパックスじゃない!これは洋犬でしょ。僕のパックスはこんなんじゃなくて雑種…。」と文句を言ったので
「でも一所懸命作って来てくれたんだからお礼言わなきゃ。」と吾郎が諫めました。するとみち君は冷静になって「後は大丈夫です。ありがとうございます。」と挨拶しました。

スタッフから「オッケーです」の声がかかると膝で歩いていたみち君が立ちあがってスタジオの外へ向かいました。
その後ろ姿を見ながら「取り上げてくれる番組ないよね、他に。」と吾郎が言いました。
「ありがとうございます、取り上げてくださって。」(みち君)
「ゴールデンでは無理だよね。」(吾郎)「後半ただのコント番組…」(みち君)
今日は三上監督が車で迎えに来ているそうで、みち君は「どうして三上監督が来てるの?」とママに尋ね、ママは「しーっ」と唇に指を当てました。最後までみち君を演じきった秋山さんでしたが、最後ママ役の女優さんと一緒に振り返りお辞儀をする瞬間秋山さんの声で「ありがとうございました」と挨拶したのでした。

上杉みち君の圧倒的な存在感と現実にはいない不思議さが一緒になって迷宮に入り込んだような30分でした。吾郎との掛け合いも面白くて大笑いしました。秋山さんと吾郎はコントの相性が良さそうに思いました。


最後に私からも一つツッコミたいことがあります。横のカメラから撮った時の外山さんの机がボロボロでひどかった…(スタッフの皆さんすみません)。


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紙の上のクリエイターたち (「ゴロウ・デラックス」 3/3)

とても面白かったです!大いに笑いました!

オープニング。吾郎はなぜか不安そうです。
「こういう本も取り上げるんですかね、ゴロデラは。」(吾郎)
「もちろん!」(外山さん力説)
「とはいえ、すごく面白かった。どういう感じで来るのかな?素で来るのかな?…素って何だろう?」と吾郎が自問しています。
外山さんがゲストさんを紹介しました。
「今夜のゲスト、秋山竜次さんです!」
「お願いします」と入ってきた秋山さんの顔を見て吾郎は「やだもう~」と拗ねました。 「古着評論家の武川です」とボケてから席に着く秋山さん、もう本の中の世界に入っています。

課題図書 : 「クリエイターズ・ファイル」 秋山竜次

お笑い界きってのコント師と呼ばれる「ロバート」の秋山さんが架空のクリエーターになりきりインタビューを受けるという企画。2年前から始まったフリーペーパーの連載が一冊の本になりました。同時にインタビュー動画がYou Tubeでも公開されています。この本には16人のクリエーターたちが登場します。
例えば【トータル・ファッション・アドバイザーのYoko Fuchigami】のインタビュー動画。ファッションも立ち居振る舞いもいかにもそれらしいのですが言っている事はハチャメチャで無意味。何とも言えない不思議な可笑しさがあります。
しかし秋山さんは「(この番組に)相応しい人かどうかとか言ってましたけど…」と少し不満そうです。
「この番組は芥川賞を取った方とか直木賞作家とか作家さんが出る番組なんですよ。」(吾郎)
「知ってますよ、僕作家ですよ。」(秋山さん)「うそぉ」(吾郎)
「僕が本当に見て欲しいのは本なんですよ。動画は付録。だから僕はこの番組に出ていい人なんです。」と秋山さんは断固主張します。それを聞いて吾郎も
「まあ、熱意のある方ならね。」と一応(?)納得しました。
「色んなキャラクターになりきる本を出そうと思ったきっかけは?」(外山さん)
「入り口は、フリーペーパーで4ページくらい好きな事をやりませんか、と言われて。で紙面上でコントをやりたいな、と思ったんです。そこで色んなクリエーターになりきってひたすら質問に答えるというのをやったんです、1ヶ月に1度のお楽しみで。それがたまったんです。」(秋山さん)
「キャラクターはどうやって選ぶんですか?」(吾郎)
「普段コントでやってないもの。医者ならば普通の医者ではなくチームドクターとか。」というわけで【メディカル・チーム・ドクター横山涼一】の動画を紹介。サッカーチームのメディカル・ドクターですが、けがの治療は錠剤を切って患部に貼るというでたらめなもの(笑)。「言っておきますがこの中でやっている事は全部ウソです。」と断言する秋山さん。とはいえ「ボケすぎてもいけない」とさじ加減が大切なのだそうです。
「最後でちょっとだけボケるよね。」と吾郎が言うと「良く分析しましたね。」と秋山さんが感心しました。
「分析しましたよ、何だこの面白さは、って。」スマスマで20年コントをやってきただけに吾郎の笑いの分析も本格的です。

AD山田くんが今まで秋山さんがなりきったクリエイターの写真のパネルを持って現れると「ほんとにADのテンションで入ってきた。一番のクリエイターズ・ファイルだわ。」と秋山さんは褒めました。「メイクも何もしない…」と山田くんが小さな声で言うと「パーカーのこのクタクタ感がもう本物。テレビに出る人のクタクタ感じゃない。」とさらに絶賛。
秋山さんが演じた26人の架空のキャラの中には実在の人物と間違われたものも。それが【ウェディング・プランナー揚江美子】で「ロバート秋山に似たウェディング・プランナーがいる」と話題になったそうです。
「インタビューする側は同じ人という設定なんですよね?」(吾郎)
「クリエイターズ・ファイル側の人間はそうです。」(秋山さん)
事前の打ち合わせは一切なし。
「聞かされているのは名前と年齢と職業だけで、あとは自分で組み立てていくので、最初の1時間位は本当にフワフワしています。それも3時間位質問されるのでもう訳が分かんないです。で、アドリブの引き出しが尽きちゃったこともあって。」(秋山さん)
そのアドリブの引き出しが尽きちゃって一番大変だったという【湯どころ旅館「銀風の塔」グループCEO大垣節子】のインタビュー動画を拝見。「お客様がライバル」という迷言が飛び出すのですが…
「『お客様がライバル』って良い事言っているようでおかしいですよね。でも好きですよ、怒るとことか。」(吾郎)
「そう、皆を集めた会議の所ね。」(秋山さん)
インタビューには下調べゼロで挑む秋山さん。「(その職業について)知っちゃってると面白くないので、下調べを何もしないでただただ思い付きで喋る。」そんな秋山さんが「これいいでしょ」と胸を張るのが【テクニカル・サウンド・アレンジャー重松光】。長いカーリーヘアにTシャツといういかにもミュージシャンっぽいファッションで「音の整体師」「音の美容室」「音のホワイトニング」とインパクトは強いけれど意味不明なフレーズを繰り出します。
「ドレミファソラシドは古い、とか言っちゃうんですよ。ドレミファソラシドがダメだとか(笑)。」(秋山さん)
「でももっともらしいことも言うんだよ、救急車の、ピー、エブリボディ、ピーポー、なんとかとか。」(吾郎)
それを聞いた秋山さんは机に突っ伏して笑いました。「すごいとこ見てくれてますね。」
「あれおかしかったな。」吾郎も思い出して笑っています。秋山さんと意気投合?
「カメラマンの方にもこだわりが…」と外山さんが話題を変えると
「そうなんですよ。毎回ちょっと専門の方を呼んでるんです。たとえばYoko Fuchigamiさんの時は海外で撮っている若い方に頼んで。そしたら来てバシャバシャ撮って帰ったので『あの人大丈夫か』と思ったんですが、出来上がりを見たらやっぱり凄かった。」
「サウンド・アレンジャーの重松さんので、カメラマンさんがちょっと映り込んでるじゃない?あの撮り方とかちょっと本物っぽかった。ああいう事ですよね、本物を使った方がいいっていうのは。」と吾郎がちょっと早口で熱っぽく語ったので
「こんなにちゃんと感想を言われたの初めて。イベントの時でもこんな濃い感想はなかったですよ。」と秋山さんは驚いていました。
SMAPでデビューして以来去年まで20年以上コントをやってきた吾郎だからこそ、ここまで掘り下げて語れるんです!
「この(本の)帯もよくないですか?」(吾郎)「有難い人が書いてくれたんですよ。」(秋山さん)
「金メダリストですよ。言ってる事もね…『試合前、この本に助けられた。何度も何度も。家用と遠征用、2冊持ってます(笑)』って(笑)」(外山さん)この帯を書いたのも秋山さんがなりきった金メダル選手です。すると秋山さんは真面目な顔になって
「帯が自分って、だいぶ悩みましたよ。正直に言うと。やっぱり誰かから言葉を頂こうと思いましたよ、帯くらいは。でもこれだけやってきたんだから、しょうがない…。」
「秋山さん楽しいでしょ?」(吾郎)
「こんな楽しいことないですよ。これやっている時も楽しいし、こうしてメディアで語っている事も楽しいし。文章もちゃんと直して、動画の通りではなくて。やはり本の方を重視しているので、文章足したりして何度も直しました。」(秋山さん)

ここで外山さんの朗読。【スローフード・アドバイザーのセレス・C・グロース】のインタビューです。「オーストリアにセレス・C・ガーデンという庭を持ってます。」と秋山さんが最初に説明しました。しかし「肉ばかり食べていて体調を崩し一年入院しても治らなかったのが、脱走して森の中で4日間草や土やカブトムシなどあらゆるものを食べたら治った」話を外山さんが読み終わると「すごく恥ずかしい。プロの方にキレイな声で…そんなにしっかり読むもんじゃない。しかもじっくり時間かけて読むじゃないですか。途中から早く終われって…。」と秋山さんは照れまくりました。そして吾郎は外山さんの朗読を聞きながら終始クスクス笑っていました。
「牛肉が食べたいんだよね?ハラミとか部位の名前がすごい。」(吾郎)
「そうか、スローフード・アドバイザーなのになぜ肉の部位の名前に詳しいんだってことですね。」秋山さんは新しい発見をしたようです。
「僕も読んでいいですか?もっと恥ずかしいやつ。」吾郎が読むのは【トータル・脳ガズム・トレーナーのパール川辺】のインタビューです。「一番おかしいんですよね、言っている事が。」と吾郎が言う通り、「オーガズム」「下半身」のオンパレードでしかも意味不明(笑)。淡々と読み切った吾郎ですが、読み終わると「何ですかこれ」と笑ってしまいました。
「やっぱり僕じゃゲストまずかった?」と秋山さんは恥ずかしがっています。
「僕テレビでオーガズムって言った事がない。」と吾郎(だってアイドルですから)。
「よりによって、なんでそこをチョイスしてくれたんですか。これだけある中で一番シモに寄ってる。」と言いながらも秋山さんはノリノリです。
「でも嬉しいよね。最近コントをやる番組少ないからさ。」と吾郎。…吾郎はコントをやりたいんでしょうか(しつこく言いますが、20年続いたレギュラーのバラエティ番組が終わってしまいましたからね!)
「これからも続くんですよね。じゃ今もいろいろ考えているんですか?」(外山さん)
「考えてます。もういっぱいあるんで、月一じゃ処理できない。」と秋山さん。これからどんなクリエイターが登場するのか楽しみですね。
「馬場さんとは大違いですね。真逆ですね。」ロバートの馬場さんは以前料理の本でゴロデラに出演なさっていますね。
「馬場はもう料理をしているだけで。…あと一人はボクサーですからね。」(秋山さん)
「そういう全然違う人たちが同じロバートにいるっていうのがね。」(吾郎)…あなたのグループ、SMAPもそうだったんですよ、吾郎。

「さてこの後、天才子役の上杉みち君が登場するんですよね。」(外山さん)
「劇団えんきんほう、といって遠近法でないと出ないって言うんです。」(秋山さん)
「じゃバラエティ番組に出られないよね。」(吾郎)
「だからカメラマンさんのテクニックが問われる。ちゃんと打ち合わせしないと出ない。」(秋山さん)
そしてこの後、ゴロデラスタッフが総力を挙げて上杉みち君をお迎えします!

「さて今夜のゲスト、人気子役の上杉みち君です。」と紹介する外山さんの隣には確かに小柄な坊やが…。
「こんばんは。…ん?どうしたのかな?」と吾郎が優しく話しかけると、
「えっと…もう自己紹介していいの?」とみち君はおどおどと言いました。
「してください」と外山さんに促され
「上杉みちです。6さいです。」としっかりご挨拶。
「6歳の割にはしっかりしてるね。」(吾郎)
「でもちょっと恥ずかしい。」(みち君)
「あれ?みち君少し緊張しているのかな?」(吾郎)
「こういうのやった事ないから。」(みち君)
「そうか、役者さんだからね、バラエティとか出た事ないんだ。ね?」吾郎の話し方が本当に優しくてドキドキしました。
「ドラマとか映画は撮った事ありますけど、こういうのは初めて。」とみち君が言うとカメラが切り替わり、横からみち君を映しました。
外山さんの隣に座っているように見えていたのが、実は外山さんよりだいぶ後ろに座っていたのです。
「正面からしか映しちゃいけない劇団なんで。」とみち君が種明かししました。

今週はここまで。次週は30分まるまる上杉みち君スペシャル♪みち君と吾郎の共演で盛り上がりそうです。


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役者ー小説家ー役者 (「ゴロウ・デラックス」 2/24)

オープニング。今日の髭吾郎は髪がいつも以上にウェービーなせいか、更にワイルドに見えます。
「今日は、先日芥川賞を受賞されたばかりの方です。」(外山さん)
「出所会見なんて言われて話題になりましたけど、あの革ジャンの方ですね。」(吾郎)
「それではお呼びしましょう。第156回芥川賞、 山下澄人さんです。」(外山さん)
軽く会釈しながら登場した山下さんに吾郎が「おめでとうございます」と花束を手渡しました。ゴロデラ恒例の風景です(芥川賞を取ると稲垣吾郎から花束をもらえます!)
「今着ている革ジャンですね。」(吾郎)「そうです。来て来いと言われたので。」(山下さん)
ゴロデラスタッフはゲストさんの服装にもこだわりがあるようですね(浅田次郎さんには着物で来てほしいとお願いしましたし)。

受賞会見で「僕が芥川賞作家ですよ?! 嘘やろって話だし…。」と話した山下澄人さんは、脚本家倉本聰さんが主宰していた「富良野塾」出身の俳優さん。 4度目の候補で今回芥川賞を受賞しました。

課題図書 : 「しんせかい」 山下澄人 (第156回芥川賞受賞作)

「しんせかい」は富良野塾を連想させる演劇塾に入った19歳の「山下スミト」が主人公の青春小説です。
ここで恩師・倉本聰さんのコメントを外山さんが読みましたが「今回は知り合いがいっぱい出てきてニヤニヤした」とあり、「小説の感想ではないですね。」を山下さんは突っ込みました。「先生は僕の小説を最後まで読めたことがない、と言うんです。難し過ぎる、と。」でも倉本さんは今回の受賞をとても喜んで下さって
「『僕は字は下手だよ』と言いながら」本の題字も書いてくださったそうです。さらに
「何かまた倉本さんと一緒にお仕事を…。」(吾郎)
「たまたま時期が重なったんです、倉本さんが新しいドラマを書いて。それで人が決まってなかったんでしょうね。」(山下さん)
「今撮影中なんですか?」(吾郎)
「受賞会見の翌日に撮影で。」(山下さん)「現場の人ビックリですよね。」(吾郎)
「こいつ誰?って感じでしょう?出ていても。そしたら急に芥川賞取ったから(笑)扱いに困ってるみたいですね。」(山下さん)
そのドラマ、是非観たいですね。

まず外山さんの朗読。演劇塾の入塾式で「先生」が新入生に挨拶する場面です。「先生」は「君たちと僕とはいつか意見が違ってくると思います。だからこそここにいる間は僕の言う事を全部真に受けて下さい」と新入生たちに呼び掛けます。山下さんは眼を閉じてじっと聴いていました。
「…ということを倉本さんが仰ったんですか?」(外山)「そういう風に僕は覚えていますね。」(山下さん)
「高校を出てどうして俳優になろうと思ったんですか?」(吾郎)
「新聞に募集が出ていたんですね。間違って入っていた新聞に載っていて。それ見て行ったんです。」(山下さん)
「もともと俳優になりたかったんですか?」(吾郎)「ブルース・リーと高倉健さんが好きで。」(山下さん)
「先生の事も?」(吾郎)「全然知らなかったです。先生の名前をどう読むかも知らなかった。」(山下さん)
「そんなに簡単に入れるものなんですか?選考とかは?」(吾郎)「ありましたよ。書類選考があって東京に出てきてオーディションを受けて。人がたくさん来ていて驚いた。」(山下さん)
「じゃ結構な倍率で。」(吾郎)「結構な倍率でしたね。」(山下さん)
山下さんは淡々と話しましたが、間違って入ってきた新聞に載っていた広告を見て応募してオーディションに受かるなんてすごくドラマティックですよね。

「富良野塾」とは1984年に倉本さんが俳優・脚本家養成の為私財を投じて北海道・富良野に作った無料の演劇塾です(2010年閉塾)。毎年オーディションに合格した約20人の若者たちが2年間を過ごし芝居について学びます。 その特徴は
「とにかく一合目から歩く。一合目からの歩き方を、農業なんかをやる事によってね、あらゆる社会でそうですけれども、そういう事を身につけてほしい。」(倉本さんのインタビューより)
演劇だけでなく農業や大工仕事なども全部やり自給自足の共同生活を送ります。山下さんはその2期生でした。
富良野塾の映像を山下さんが説明。食事をするレストラン棟はとても立派ですが山下さんが入った時はまだ建設中だったそうです。
「自分たちで作るってすごいね。」(吾郎)「大工仕事やった事ない人も…。」(外山さん)「全員素人です。」(山下さん)
農作業。「これは辛かったです。まっすぐじゃないでしょ土地が。」(山下さん)収穫した人参を仕分けるのも自分たちでやります。
昼寝。「みんな寝てる。」(吾郎)「早く食べてとにかく寝る。昼ごはんの後ですね。1時間休憩だから。」(山下さん)「これは過酷だよ。」(吾郎) 農業は特に大変な様で
「全部自分たちでやるから育たない。農家さんに教わってやるけど。一度メロンを全滅させた。すっごい怒られた。」(山下さん)
そして夜は稽古場で芝居の授業。ご飯の後だから眠くなってしまうそうです。そして学生さん達が動いている映像も。
「これは何をしているんですか?」(吾郎)
「さっき人参をぶちまけてましたけど、ああいうのをダンスにして倉本さんが芝居にしてくれたんです。」(山下さん)
稽古風景では倉本さんが演技をつけている映像も。これで公演もしたそうです。
「これ見ていると楽しそうだけど…。」(吾郎)「楽しかったですよ。」(山下さん)
「富良野塾で一番思い出に残っている事は?」(外山さん)
「高倉健さんが来てくれたんですよ。」(山下さん)「来てくれたんですか!」(吾郎)
「2日続けて来てくれて。2日目には講義をしますと言って、講義と言っても自分の若い頃の話とか…」(山下さん)
「ほんと夢みたいな話だよね。」(吾郎)
吾郎は演劇塾に入った経験はないので。山下さんのお話に興味を引かれたようでした。

山下さんは俳優の経験を生かして朗読会も行っているそうなので、今回は特別に山下さんと吾郎が掛け合い朗読をしました。(こんな超豪華な企画ができるのはゴロデラだけです!)
主人公の山下スミトが『芝居をしたくてこの塾に入ったのに農業ばかりしている 』と同級生に愚痴をこぼしたのを先生に聞かれてしまい怒られるシーン。山下さんが先生役、吾郎がスミト役です。山下さんは微かにに微笑みを浮かべて読み、吾郎の朗読を頷きながら聴いていて、本当の先生の様でした。山下さんは先生役になりきった役者さんの読み方で、吾郎はニュートラルな朗読の読み方だったと感じました。そしてどちらの読み方にも味わいがあっていいなと思いました。
「本当のお芝居みたい、セリフの掛け合いで。」と吾郎も言いました。朗読の中で出てきましたが、「先生が『きみ』という時は相当怒っています。」と山下さん。
「よく怒られましたか?」(吾郎)
「僕は怒られましたね。生意気だって言われました。台本に書いてない事をやって『お、いいね』と言われて調子に乗って、台本に書いてない事をやればいいのかなと思うと、それは違うんですね。」(山下さん)
「今度やり過ぎちゃうと…」(吾郎)「そんなこと書いてねえよ、って。」’(山下さん)

21歳で富良野塾を卒業してから俳優や脚本家として活動してきた山下さんは、舞台を見に来た出版社の人の勧めで45歳の時に小説家デビューしました。すると翌年には早くも芥川賞候補になり野間文芸新人賞も受賞。そして50歳の今年、4度目の候補で芥川賞を受賞して才能が広く認められました。
その執筆スタイルは、スマホで書くというもの。「スマホは分量が分からないから、iPadに飛ばしていじったりはします。」(山下さん) 「スマホって初めて聞きましたね。」(吾郎) 
「スマホのメモ帳に書いてるんですよね。どこでも書けるからですか?」(外山さん)
「そうです。電車の中でも寝っ転がりながらでも書けるから便利かなと思って。」(山下さん)
「(作家さんというと)机に着物で向かって万年筆使って…」(吾郎)
「自分でもそう思ってましたね、小説家って。」(山下さん)
「400字詰原稿用紙で何百枚って世界ですよね、実は大変ですよね。」(外山さん)「ギガ数が大変だよね。」(吾郎)
「いやメモ機能って結構な分量書けますよ」(山下さん)「そこですか(笑)」(外山さん)「ギガ数大丈夫でしょう、今のスマホなら。」(吾郎)「(原稿用紙)200枚くらいいけますよ」(山下さん)と、小説の話からいつしかスマホ談義に(笑)。
「楽だからなんですか?」(吾郎)
「どこでもやれる。ちょっと時間があればできる。やってみて一番いい感じはしますね、今の自分には。」(山下さん)
「気が向いたら携帯をいじっている感じですか?」(外山さん)「あいつ仕事しないでずっとLINEばっかしてるよ!と思われたり。」(吾郎)
「そうなんですよ。喫茶店でずっとやっているから、あのおっさんずっとメールしてるよ、って思われるんじゃないかと。だから一か所に長い時間いないです。1時間か1時間半位で何カ所か回る。」(山下さん)
これには吾郎も外山さんも爆笑でした。

CMに行く前、雪の中で巨大なウサギを「ルールルルル」と呼ぶAD山田くんのシュールな映像が流れました。これが番組のシメの前振りだったとは…。

ところで山下さんのドラマデビュー作は、富良野塾を卒業した直後に放送された「北の国から'87初恋」だそうです。
「チラッとですよ。僕以外分からないと思ったけど、よく探してくれましたね。」(山下さん)
「これ、特に有名な作品ですよね。」(吾郎)
「北の国から'87初恋」は吉岡秀隆さん演じる中学生の「純」と横山めぐみさん演じる「れい」の恋物語。山下さんは「れい」の家族が霜害を防ぐためタイヤを燃やすシーンで「手伝いに来る村の男」役でした。芥川賞作家のドラマ初出演シーンを見ましたが、ほとんど顔が見えず、吾郎の感想も「全く分からなかった」。
「これは先生からのオファー?」(吾郎)
「いや全然。人が足らなかったんです。で電話がかかって来て誰でもいいから一人来てくれって。でその時僕しかいなかった。基本お手伝いです。」(山下さん)
「だって近くにいるんだもんね。じゃ富良野塾の方はよくお手伝いしていたんですか?」(吾郎)
「してましたね。丸太小屋建てたり石の家建てたり。」(山下さん)へー、と吾郎が感心している所へ
「うぉほーい」と太い声を出しながら現れたのは黒板五郎になりきった(つもりの)AD山田くん。田中邦衛さんの物まねで「やるなら今しかない!」と言いながら泥だらけの畳んだ紙を山下さんに渡しました。山下さんがそれを広げると山下さんの顔の消しゴムはんこでした。
「これ、今お話を聞きながら(山田くんが)彫ったんですよ。」と外山さんが言うと「わあ有難うございます」と山下さんは嬉しそうでした。

役者、脚本家、小説家と様々な表現ができる山下さん。いつか吾郎が何かの形で一緒にお仕事ができるといいですね。


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猫好きの為の30分 (「ゴロウ・デラックス」 2/17)

今日は2月22日、猫の日です。でもこの記事を今日アップしたのは偶然です

オープニング。
「今日のゲストは猫を撮り続けて40年、世界的動物写真家の方です。」(外山さん)
「猫写真の第一人者ですからね。猫好きなので今夜は楽しみです。」吾郎は最初からゴキゲンです。

今日のゲスト、岩合光昭さんはカメラを持って登場しました。「これを持ってないとカメラマンらしく見えないから。」と冗談を言いながら。岩合さんが微笑むとスタジオに和やかな空気が流れます。
動物写真家を父に持ち子供の頃からその手伝いをして育った岩合さんは、1979年写真集「海からの手紙」で、写真界の芥川賞と言われる「木村伊兵衛写真賞」を受賞。1986年には猫を撮った写真集「おきて」の英語版が15万部超のベストセラーになり、学術誌「National Geographic」の表紙を2回飾りました(2回採用されたのは日本人初)。
現在はNHKで冠番組(「岩合光昭の世界ネコ歩き」)を持ち、一年の半分は海外で撮影しています。猫の撮影のために訪れた外国は30か国以上になります。 
「猫好きでしょ?」吾郎が外山さんに尋ねると「猫好きです。…動物好き。」と外山さん。猫好き同士は分かるのでしょうか。 
「猫を15年くらい飼っていたので…」と吾郎が言いかけると岩合さんは「飼っているなんて言ったら猫に怒られます。一緒に暮らしてる。」とすかさず指摘。これには吾郎も「確かに猫は主従関係よりも、共存している、一緒に暮らしている感じがしますね。」と納得していました。

課題図書 : 「ネコへの恋文」 岩合光昭

「ネコへの恋文」は岩合さん41冊目の猫写真集。猫達への思いを写真と文章で綴った猫愛溢れる一冊です。
ここで吾郎の朗読。ネコは人と会うと「見つかっちゃった」という顔をする。ネコは体に野生を残している。注目すべきはネコの大きなストレッチ。次の瞬間には飛び出せるのだからネコはすばらしい。
「ネコのあのストレッチは準備運動なんですね。」と吾郎。
外山さんは本を見ながら「こんな気持ちいい顔するかね?ってくらい気持ちよさそうな顔していますね。」と楽しそうです。それは猫が前足を延ばしてグーンとストレッチしている写真。「実はここにガードレールがあったんですが、それをよけて地面に這いつくばって撮ったんです。」と岩合さん。
そこへ現れたのは猫の着ぐるみと猫メイク姿のAD山田くん。今回限定キャッツ山田くんが案内したのはスタジオに作られた特設ギャラリーです。吾郎と外山さんはここで岩合さんの猫写真展を拝見しました。
最初は48年前に岩合さんが初めて撮った猫写真。茶色とグレーの猫がピッタリと寄り添っています。これを撮った時岩合さんは大学生でした。
「雨の日に電信柱の前を通ったら下に段ボール箱があって、開けて見ると目の空いてないネコが2匹いたんです。これは保護しなければと家に連れて帰って、写真を撮りました。」(岩合さん)
「猫が好きになったきっかけは何だったんですか?」(吾郎)
「高校の時友達の家に行ったら猫を飼っていて。そしたら友達がその猫を後ろ向きに自分の肩に乗せて僕に背中を向けたんです。で猫の顔が僕の目の前にきて目と目が合ったら、自然に目から涙が…。あわてて手で拭いましたよ、高校生が友達の前で泣くなんて恥ずかしいじゃないですか。でも…美しいものと出会った時の感動ですね。『なんて美しい動物がいるんだろう』と。」(岩合さん)
次に吾郎が手に取ったのは岩合さん最初の写真集です。「最初から猫の写真集だったんですね!」(吾郎)
「雑誌に猫の写真を乗せた時に反響が大きかったんです、他の写真より。それで猫の写真集を出そうと。その時はまだシャム猫などの綺麗な猫を撮っていた。でも自分は猫の自由度というかありのままが好きで、外に出て撮りたいと思った。最初は『普通の猫じゃないか』『しかも汚れてる』と言われました。当時はまだ綺麗な猫を綺麗な部屋の中で撮った写真が好まれたんです。でも、いつかそれは変わると思っていた。」と岩合さん。変わるというよりも岩合さんが変えたのかも知れません。

「岩合流猫の撮り方」はどういうものなのでしょう。
1. だるまさんが転んだ方式 (2匹の猫がじっとこちらを見ている写真を見ながら)
「猫がこっちをじっと見ている時はまだ警戒しているんです。で背中を向けて別の事をしていると、段々猫が寄ってくる。それを時々振り返って見ながら、良い所になった時にパチリと。」(岩合さん)
2. 人の動きがゆっくりするところを探す (猫たちがたくさん集まっている写真を見ながら)
「猫がいる所って分かるんですか?」(外山さん)
「匂いとか、今冬だったら陽だまりとか。あと人の動きがゆっくりになるところですね。坂の上とか。」(岩合さん)
3. 仔猫を撮る時は母猫の許可を得る (猫の親子の可愛い写真を見ながら)
「仔猫はすごく緊張しているんです。で高い所にいる母猫に『可愛いから撮らせてね』と語りかけると『よし』と言ってくれて、そうなると仔猫も安心する。人間と一緒ですね。」(岩合さん)

「僕らも猫を撮りたいね。番組の流れ的にそんな感じしない?」と吾郎が言うと、キャッツ山田くんが3人を猫のいるお部屋のセットへご案内。山田くんの猫コスプレを吾郎はちらりと見て
「その格好する必要あったかな。」クールに一言。低い声に色気があってドキッとしました。
お部屋にはベッドやライティングデスクなど猫が登ったり隠れたりするのにうってつけの家具類がいい感じに置かれ、可愛いフカフカのカーペットも敷かれています。 
吾郎が近づくと一匹の子猫がトトトと駆け寄ってきました。「可愛い!」と声を上げる吾郎。「すごい、近寄ってきた。」と外山さんが驚くと「猫の事は一番分かってるから、君たちより。」と吾郎は上から目線です。

ここで「猫をスマホで可愛く撮る方法」を岩合さんに教えて頂くことに。「スマホがいいんですか?」外山さんが訊くと
「大きなカメラだと猫が警戒する。スマホは普段から机の上に置かれたりしているから多分見慣れているんじゃないかな。」とのこと。
重要なポイントとしては、
先ず状況を確認 
「今4匹いる」(岩合さん)「あの茶色い子がトラブルメーカー」(吾郎)「遊び好き…」(岩合さん)「あ、こっち見たからもう…」(岩合さん)そこで
挨拶
「関心を示すかどうか見ます。この中ですぐに撮れるのは…。」と岩合さんが茶色い子に手を伸ばすと、「来た!」(外山さん)
そして「猫の表情を撮りたいわけだから」(岩合さん)
猫の表情を撮るために這いつくばって猫目線に
「黒い子撮れそう。自分の事を言われているのが分かっている。」吾郎は猫の事をよく分かっているんですね。そこで岩合さんから皿にアドヴァイス。
自意識を捨てる 
「自意識を捨てて猫の事を思う」のが大切なのだそうです。

猫の撮り方を教えて頂いて、いよいよ撮影開始。
吾郎は部屋のセットの中にそっと入っていきます。「声をかけて下さい」と岩合さんに言われ、
「にゃー。写真撮らせてください、可愛いでちゅねえ。」と赤ちゃん言葉になる吾郎。仔猫に後ろから近づくと「こっち向いてください、後ろのカメラマンの方邪魔ですよ。」と可愛い声で言ったので外山さんは大笑い。「後ろのカメラマンさん」はすぐどいてくれました。
おもちゃや猫じゃらしを駆使して猫を連写する吾郎。黒猫に声をかけながら静かに撮る岩合さん。床に這いつくばって夢中で撮影している吾郎を見て「私、こっちから猫を撮っている吾郎さんの動画を撮りたいんだけど」という外山さん(←ファン目線でナイス!) 猫を撮る流れで岩合さんも撮る吾郎、自由です。3人共本当に思い思いに楽しそうに撮っています。すると
「こういうおもちゃは僕あまり使わないんですよ。」と岩合さんが言いました。
「そうなんですか?」と驚く吾郎に「これに夢中になっちゃうから。するとその顔しかしなくなる。やはり猫の自然な表情を撮りたいから。猫の動きの中から発見する。」と真面目に説明する岩合さん。が、「と言いながらも…」とねこじゃらしを手に取り黒猫に構い始めました。
「使ってるじゃないですか!ずっと使いっぱなしじゃないですか!」と吾郎は笑ってツッコみながらも、岩合さんがねこじゃらしで黒猫を引き付けている間にすっと近寄りスマホを黒猫に向けます。「この子は難しい。この子の黄色の目をちゃんと入れるのは…。」と吾郎が悪戦苦闘する脇で外山さんは「きゃ~わい~い」と甘い声で白い猫に話しかけながら写真を撮っています。「こういう時手(前足)も入れてあげるといいんですよ。」と岩合さんがアドバイス。確かに手まで入れるととても可愛らしい姿になります。
吾郎は「君懐くね~」と言いながらベッドの裏にいた仔猫を抱き上げました。仔猫と自分の2ショットを自撮りしようという訳です。吾郎の腕の中で猫がバタバタ動き回りなかなか撮れない所に岩合さんがスマホを向けました。その瞬間吾郎はちゃんとカメラに目線を。さすがアイドルを28年やっているだけの事はあります♪

3人が夢中になり過ぎて企画の趣旨を忘れそうなので(笑)撮影終了。「面白かった」と吾郎は満足げににっこり。
「それでは皆さんのベストショットを見てみましょう。」と外山さんが言っても吾郎は自分のスマホのチェックに夢中です。それを見て外山さんは「顔!」と言いながら笑いました。本当に吾郎が嬉しそうなんですもの。
先ずは岩合さんのベストショット。仔猫が穴から顔を出しています。悪戯っぽい表情が可愛いです。もう一枚はベッドに前足をかけ立ちあがっている写真。「仔猫の成長が見えるような。」と岩合さん。
次は外山さんをベストショット。同じ仔猫の可愛らしい表情を捉えています。しかし吾郎は「もういいから」と外山さんのスマホを取り上げようとします。「僕のも評価してもらいたいの!」と甘えた声で笑う顔が可愛すぎます!猫っぽい!
そして吾郎のベストショット。茶色の猫と白い猫がじゃれている写真です。「なんか良くないですか?男と女みたいで。」と吾郎は自画自賛。
「これはスーパーショットですよ。構図がよく出来てるし猫の動きも捉えてるし、また手が少し見えているのが…猫パンチを繰り出す感じ。」と岩合さんも感心すると「それからもう一枚評価…」と吾郎が食い下がったので外山さんは大笑いしました。
もう一枚は白い猫が伏せて少し横を見ている写真です。「これも良いですね。猫の次の動きを予測しながら撮ってるでしょ。猫の事がよく分かっているんですね。素晴らしい。」と岩合さんに褒められ「有難うございます」と得意満面な吾郎。
「恐れ入りました。動きの中から可愛さを発見するのは素晴らしい。」と感心する岩合さんに「本当に好きで15年飼っていたので。」と吾郎は嬉しそうに言いました。

恒例の消しゴムはんこのコーナーですが、キャッツ山田くんがスケッチブックを持って登場しても「吾郎さん全然興味ない」(外山さん)。はんこは沢山の猫に囲まれた岩合さんでした。
「これから100冊くらいを目指して頑張ってください。」と吾郎。これは岩合さんへのリクエストでしょうか。
おまけで吾郎の猫写真の凄い口のショットも。今回は猫好きさんにはお宝のゴロデラでした。 


拍手ありがとうございます




アイドルから梨園の妻へ (「ゴロウ・デラックス」 2/10)

オープニング。
「今日は、人気アイドルから一転歌舞伎界に嫁がれた梨園の奥様です。」(外山さん)
「梨園の奥様とお話するってめったにないですよ。(外山さんを見て)絶対できないよね(笑)。」(吾郎)
「え?私ですか?言うまでもないですよ。」(外山さん)
相変わらず遠慮のない吾郎と堂々と受け流す外山さんです。

「この方すごいよねえ。」と吾郎は席に着くなり言いました。
「すごいですよ!大変だけど疲れ切っている姿を全く感じさせない。」と外山さんも絶賛です。
今回のゲストは三田寛子さん(51歳)。1981年15歳の時「2年B組仙八先生」でデビュー。翌年レコードデビューしアイドルブームを牽引しました。25歳で中村芝翫(当時橋之助)さんと結婚。今年結婚25周年を迎えるとともに歌舞伎界初親子4人同時襲名を支える多忙な毎日を送っています。歌舞伎界のしきたりの中で奮闘する梨園の妻の日々を綴ったのが今回の課題図書です。

課題図書 : 「銀婚式」 三田寛子

三田さんは春を先取りしたような淡い色合いのお着物で登場しました。立ち居振る舞いも優雅な梨園の奥様です。
「芸能界は「学校」で教えてもらうことが多かったんですけど、歌舞伎界は「会社」ですね。成駒屋という会社の新入社員。知らないことばかりで一から教えていただく感じでした。」と三田さんは言います。
芝翫さんとは映画などでの共演で出会い愛を深めていきましたが結婚に至るまでには苦労がありました。
 「『結婚を前提にして真面目にお付き合いしたい』と言われたんですが、まだ若手の歌舞伎役者だった為、結婚してもいい、と周りに言ってもらえる環境になるまではご両親に紹介してもらえなかったんです。家の近くまで車で送って行っても家には入れてもらえなかったですね。結婚まで3年半かかりました。」(三田さん)
「長いよね、3年半かかるんだね。」(吾郎)「まだ21歳でしたから。」(三田さん)

ここで吾郎の朗読。梨園の妻としての心構えについて。新しい世界になかなかなじめず苦労していた時お父様に言われて心に残っている言葉は「つらあかりから舞台側は役者の仕事、つらあかりから客席側はあなたの仕事です」。つらあかりとは舞台の一番前にある照明で舞台と客席との境目にある。舞台でいい芝居をするのが役者の仕事で、客席側の事を全て取り仕切り役者がいい芝居ができるよう支えるのが妻の仕事。夫がいくらいい芝居をしても私に粗相があれば夫や成駒屋の看板に泥を塗ることになる。夫を支える責任の重さを痛感した。
「今までとは逆の立場ですよね。今迄は舞台に出る側だったんですものね。」(外山さん)
「そうですね。今迄は周りの方が全部色々な準備をしてくれて最後に「寛子がんばれ!」と背中をポンと押してくれて舞台に出ていって一生懸命やる感じだったんですが、結婚してからは今まで自分がやってもらっていた分プラス、歌舞伎界独特の、女の人が男の人を支えるいろんな役割を肝に銘じて支えていかなきゃいけない。」180度逆の立場になったんですね。
「夫がすごく頑張っている姿を目の当たりにするんですよ。すると自然にヨイショと腰が上がって、「私も何かしてあげたい」と動こうというエネルギーがみなぎってくるんですよ。男尊女卑とかではなくて、何でしょうね、愛情でしょうかね。」(三田さん)
「それだけ歌舞伎役者さんって大変なんだね。」(吾郎)
ここからは本の内容に沿って梨園の妻のしきたりを見ていきます。
梨園の妻の習わし1. .「亭主関白は当たり前」
「例えば男の人は荷物一つ持たない。次の日の芝居に差し障るといけないから、女の人が荷物を全部持つ。夫は普段は優しい人なので二人だけの時は持ってくれるんですけど、(人目がある所では)『君が悪く言われるといけないから、周りの人が見ているから、ここは君が持った方がいいと思うよ。』と渡されるんですね。」(三田さん)
「芝居について意見やアドバイスするのもいけないんですよね?」(吾郎)
「それはもうタブーですね。(結婚してすぐの頃)私が軽い気持ちで、帰ってきた夫に「どうだった?」「あそこはこれでこれでこういう風にした方がいいかな~?」と言ったら夫が「ん~」と暗くなって。翌日お母様にその話をしたら「バカね、そんな事言っちゃダメよ。私も男の子二人を役者に育てたけど、芝居の話をしたら素人は黙ってろ!と言われたのよ、そういうもんよ。だから素人のあなたが口を出しちゃダメ。」と教えて下さって。だからその日から私は何も言わない。」(三田さん)
梨園の妻の習わし2. 「劇場への送迎も妻の役目」
三田さんはそれまで事務所の車で送迎してもらっていたので、結婚当初は「え?私が運転?」と驚いたそうです。
「でもこれには理由があって。行くまでに声出しとかしたいから、タクシーや電車ではダメなんです。でも私の運転が余程怖かったのか、夫は結婚してから免許を取って自分で運転するようになりました(笑)」(三田さん)
「運転怖そうですもんね。」吾郎、そこは突っ込まない方が…(汗)。

ここで外山さんがフリップを取り出しました。結婚当初の三田さんの一日を円グラフにしたものです。
「本当に多忙を極めていたんですよね。だって夜3時に寝るでしょ、で7時に起きる。」と外山さんが説明すると
「3時?3時?!」吾郎の声が思わず裏返りました。
「劇場に4回行ってる!その往復だけでも…。」(外山さん)
「ご飯をちゃんと食べる暇もないくらい。でもお母様がやっているのを脇で見てますからね、『私にはできません』とは言えなかったですね。『やるしかないんだ!』と。」(三田さん)
そして昨年親子4人同時襲名という大仕事に取り組みました。ごひいき筋へのあいさつ回りから記念品やパーティの準備その他、襲名披露の準備は命を削ると言われるほどの激務です。しかも同時に4人も!
「親子4人同時襲名というのは多分歌舞伎界で初めてじゃないかと言われました。お着物にしても、季節をまたぎますから、夏物、合物、冬物と4着くらい必要で、それが4人分ですから全部で16着…。もうどうなるんだろうと思いました。」(三田さん)それを聞いただけでも目が回りそうです。

そして今年1月2日の大阪松竹座襲名披露公演での三田さんの仕事ぶりを撮影してきて頂いたので、スタジオで拝見しました。
襲名披露公演での梨園の妻の務めは
1. お弁当を準備し共演する先輩方へ配る。口上に出て頂いた先輩方の楽屋へ行ってご挨拶。
2. お客様へのご挨拶。ロビーへ出て総支配人や劇場関係者の方々にもご挨拶。「襲名の受付が端っこにありますので、そこで切符をお渡ししたり」(三田さん)。もちろん終始笑顔。
それから劇場内の売店では公演関連グッズを売っていますが
3. グッズのデザインや手配・発注。今回の襲名披露公演では、三田さんは成駒屋のタオルをデザインしました。その他にもカレンダーや飴やマグカップなど、色々なグッズを用意しています。
そして襲名披露で欠かせないのが「お祝い幕」。通常の公演では「定式幕」という3色の幕が使われますが、襲名披露公演では「お祝い幕」という特別の幕が御贔屓筋から贈られます。そこで
4. 役者・デザイナーと「お祝い幕」のデザイン決め。
「今回は佐藤可士和さんにお願いしました。去年10月・11月の東京公演と今年1月の大阪公演とでは違うものをデザインして頂いてます。」(三田さん)
「ひと月ごとに変えるんですね!」(外山さん)
「ええ。ひと月使っているとボロボロになるんです。佐藤可士和さんは同年代でプライベートでも仲良くさせて頂いているので、どんなものが良いでしょうと相談に行ったら、佐藤さんが議長のようになってみんなのアイディアを集めて膨らませてこういう物を作って下さったんです。皆さんに斬新だと言って頂けて…。」(三田さん)
「歌舞伎では見た事ない色使いですよね。」と吾郎が言いました。佐藤可士和さんと言えばSMAPもCDジャケットなどのデザインで大変お世話になりましたね。ちょっとつながりを感じて嬉しかったです。

話は変わって。
「本のタイトルが『銀婚式』なので、三田さんに内緒でご主人の芝翫さんにアンケートを…。」と外山さんが言うと
「大丈夫かなあ。」と三田さんは少し照れました。

Q. 結婚生活25年を振り返り、夫だからこそ知る妻三田寛子さんはどんな方ですか?
A. 25年前、敦子(本名)と2人で出発しました。なかなか子供に恵まれず、妻は随分と辛い思いをした時期もありましたが、後に長男が生まれ、次男、三男と子宝に恵まれ、その子供たちも歌舞伎俳優として舞台に立たせて頂けるようになりました振り返れば休む間もなくずっと、走り続けながら私たちを支えて来てくれました。常に明るく、前向きな敦子にいつも助けられ、励まされています。この襲名を機に子供たちと共に大きく飛躍できるよう精進してまいりたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
Q. 直して欲しいことはありますか?
A. 特にありませんが、睡眠時間が少ないのが心配です。特に一昨年秋の襲名発表以降、準備に終われ、徹夜を繰り返している事も多かったようですし、公演中の今も寝ている所をあまり見ないので、とにかく健康の為にも睡眠をしっかり取って下さい。

外山さんが読むのを頷きながら聞いていた吾郎は「お人柄が伝わってきますね。」とにっこりしました。
「主人は口下手だし、普段こういう事は言わない人なので…。」三田さんはしみじみとしています。
「じゃ、こういうメッセージは久々?」(吾郎)
「初めてじゃないかな。(アンケートを)よく受けてくれましたね。…ありがとうございます。」三田さんは嬉しそうでした。

「で、昨年世間を騒がせる事があって、三田さんが「あとがき」を急遽直された…?」と外山さんがまた話題を変えました。(本の内容に関わる事ですが、あえてそこに触れるんですね…。)
「この本の最終入稿の時にああいう形で世間をお騒がせする事になって(苦笑)、あとがきだけでも書き直させてくださいと言って気を引き締めて全部書き直したんですけど。主人は舞台の上で精進して皆さんに可愛がって拍手していただける役者にならなきゃいけないという思いは尚一層強まったと思いますし。」(三田さん)
「ねえ、お子さんたちも楽しみだね。」と吾郎が優しく言いました。
途中で「歌舞伎見たいなぁ」とも呟いた吾郎。歌舞伎からも新しいことを吸収できるといいですね。

AD山田くんがスケッチブックを持って現れると「いつも拝見してます」と三田さんは明るく声をかけました。そう言ってくださったゲストさんは初めてかも知れません。三田さんと成駒屋の家紋を並べた消しゴムはんこを見て「すごーい!密かに楽しみにしてたんです。」と三田さんは喜んでいました。「ゴロウ・デラックス」を見て下さっているんですね。

番組の最後で、後日届いた吾郎宛てのお礼状が紹介されました。達筆です。番組出演のお礼、収録が楽しかった事、吾郎への労いなどが綴られていて
「良き春をお迎えになられます様お祈り申し上げます」
という言葉で締めくくられていました。
細やかな心遣いにあふれたお手紙で本当にありがたかったです。三田さんありがとうございます。


拍手ありがとうございます


プロフィール

はちミツ

Author:はちミツ
【注意:当ブログの内容の無断転載は禁止します。】

稲垣吾郎さん大好き、5スマ大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は24年目になります。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②吾郎出演映画「少女」は2016年10月8日公開♪
③吾郎出演ドラマ「不機嫌な果実」のDVD、Blu-RayBOXは2016年10月19日発売♪
④「ゴロウ・デラックス」(TBS)もお見逃しなく!


メールは↓へ。
walkwithgoro☆hotmail.co.jp
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