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Walking with GORO

稲垣吾郎さんとSMAPと新しい地図と。すべてが好きな主婦の日記 【無断転載禁止】

Top Page › 舞台 › 「LIFE LIFE LIFE 人生の3つのヴァージョン」
2019-04-10 (Wed)  08:47

「LIFE LIFE LIFE 人生の3つのヴァージョン」

おはようございます。

昨日(9日)のマチネを観てきました。
13年前の「ヴァージニア・ウルフなんてこわくない?」と同じ座組、同じ空間。舞台の周り360度を客席が囲み、2組の夫婦の赤裸々な会話をのぞき見するような感覚でした。

不思議なお芝居です。同じ登場人物、同じ設定で微妙に異なる3つの物語が展開します。
天文学者アンリとキャリアウーマンの妻ソニアが6歳の息子を寝かしつけるのに苦労していると、突然アンリの上司ユベールとその妻イネスが訪ねてきます。家に招待したのは翌日のつもりだったアンリ達は大慌て。家に上げたもののほとんど残っていないフィンガーチョコとチーズキューブでもてなしますが、4人の会話は思わぬ方向に・・・。

第1幕はまず手の内を全部見せるというのでしょうか、お芝居を構成する要素を全部見せるので、なかなか賑やかです。子育ての方針、アンリの大学での立場(かなり良くない)、アンリとソニアの夫婦関係、ユベールとイネスの夫婦関係・・・。面白いのは自分のパートナーを相手夫婦にけなされると反論するのに、一瞬後には自分が自分のパートナーを攻撃するところです。夫婦でかばい合っているように見えて、実は4人が4人とも自分が言いたいことを言っているだけ。それが言葉のバトルロワイヤルみたいで面白かったです。
第2幕、第3幕になると、趣が変わって、人間の醜さや孤独が前面に出てきます。夫婦の間に秘密があって、「この後どうなってしまうんだろう?」と怖くなりました。でも全体のトーンは軽妙なコメディで、「ヴァージニア・ウルフ~」のようにグサグサ胸をえぐられるような感じはしませんでした(私は)。
台詞一つでも言う人が変わったり、状況が変われば意味合いが変わる。手品を観ているみたいでした。

特に今回嬉しかったのは吾郎とともさかりえさんが13年前に比べてとても良い役者さんになっていたことです。「ヴァージニア・ウルフ~」は読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した素晴らしい作品でしたが、そこから更に成長したことを実感できたのは同じ座組でお芝居をしているからでしょう。
今回吾郎は眼鏡&お髭で学者さんの感じを出しています。でも13年前と雰囲気が変わらない、というか若返ってませんか?

フランスらしい軽妙で毒のあるお芝居を楽しみました。観に行けて良かったです。


拍手ありがとうございます
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最終更新日 : 2019-04-10

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