FC2ブログ

Walking with GORO

稲垣吾郎さんとSMAPと新しい地図と。すべてが好きな主婦の日記 【無断転載禁止】

Top Page › GORO › 実録企業再生小説 (「ゴロウ・デラックス」 2/1)
2019-02-06 (Wed)  00:03

実録企業再生小説 (「ゴロウ・デラックス」 2/1)

初めに正直なことを言うと、今回は私はあまりピンと来ない内容でした、面白くはあったのですが。なので本当にざっくりとした感想になります。

課題図書 : 「破天荒フェニックス」 田中修治 (幻冬舎)

スタジオに登場した田中さんは髪は短く黒っぽいTシャツに茶色のジャケットというシンプルなファッションです。
「目がキレイですね」と吾郎が言うと田中さんは思わず照れました。吾郎にそんな事を言われたら男性でも照れるでしょうね。でも本当に目力の強い方です。
田中修治さんは現在41歳。30歳の時14億円の負債を抱えたメガネチェーン「オンデーズ」を買収し、数々の独創的なアイディアで再生させ、現在では世界12カ国で店舗を展開するまでに成長させました。課題図書は弱冠30歳の若者がある日突然倒産寸前のメガネチェーン店を買収し再生させるまでを小説の形で描いています。
いわゆるビジネス書ではなく小説の形にしたのは、「会社のストーリーを伝えて
ストーリーのファンになって買いに来てもらいたい」から。どこで買ってもメガネは一緒だから、ストーリーを伝える事で他社との違いを出すのだそうです。
「この本を読んでこのお店に行きたいって思いませんでした?私行ってきたんです!」と外山さんが嬉しそうに買ってきたメガネを見せました。それこそが田中さんの狙いなのです。
まず、田中さんが「オンデーズ」を買収しようとしたくだりを吾郎と外山さんが朗読。吾郎が田中さん、外山さんが現在「オンデーズ」の財務を担当している奥野さんの部分を読んだのですが、外山さんの読み方がとても上手くて、奥野さんが買収に猛反対する様子が目に浮かぶようでした。

僕の名前は「田中修治」、30歳。
肩まで伸びた髪の毛を金髪に近い茶色に染め、破れたジーパンに黒いジャケットを羽織ったスタイルをトレードマークに、早稲田の住宅街の片隅で数名の社員たちと、小さなデザイン企画の会社を経営している。
この物語は、そんな流行りの若手IT社長を気取る僕のもとに、仕事を通じて交流のあったビジネス誌の編集者が、全国に60店舗を展開する低価格メガネのチェーン店「オンデーズ」の創業者で、会長職に就いていた松林氏を紹介してきたところから始まった。

「14億円の負債を抱え込んで買収しようとしたのは?」(吾郎)
「今の僕なら買いませんよ。お金があるんで。でも当時は貯金もないし家族もいないし、取られるお金もないし。」(田中さん)失う物がないから14億円の負債もリスクではなかったと言います。
「僕小さな会社をやっていたんですけど、そのまま小さなデザイン会社を経営している33歳と、50~60店舗の会社を買収して倒産させた33歳とでは後者の方が経験値がある分絶対いいじゃないですか。」
(そういう発想を理解できない私は会社の経営に向いていない、とここではっきり悟りました。)
しかし、突如現れた金髪に破れたジーンズ姿の新社長に社員たちは拒否反応を示し「口聞いてくれなかった。でも今当時の自分の写真を見ると『そりゃ口聞かねえわ』と思いますね。」(田中さん)
田中さんは自分を冷静に見る目を持っています。買収に反対した財務の奥野さんも冷静に助言をくれましたし、「冷静さ」を兼ね備える事は社長に必要な条件なのでしょう。

そんな中田中さんは文字通り破天荒な改革を断行します。
1.「なついた社員だけえこひいき」
「言い方が・・・」と田中さんは苦笑。「自分の考えに共感し率先して動いてくれる社員を大事にする方が経営者としてはやりやすい」という意味だそうです。
「でも全員にこうしろ、と強制はしません。」と田中さん。
2.「お金がないのに全品半額セール」
「もう負債を抱えているのにどうして全品半額セールをやったんですか?」(外山さん)
「(売り上げ)20億円で14億円を返すより40億円で14億円を返した方が楽じゃないですか。だからとにかく売り上げを倍にしよう、と。そのためには倍のお客さんに来てもらわなきゃならない。で倍のお客さんに来てもらうためには10倍の人に「オンデーズ」を知ってもらわないといけない。」(田中さん)
「知名度って事ですね。」(吾郎)
「かといってお金ないからテレビCMも出来ないし。(メガネを)2500円で売れば赤字にはならない(原価を割らない)から、店に行列が出来ればそれが宣伝になる。」(田中さん)
その効果はてきめん、5日間で1000人くらいのお客さんが来て、社員たちの気持ちが高ぶったそうです。
「たくさん人が来てくれたら嬉しいですよね。」(外山さん)
3.「資金難でも雑貨チェーン店を買収」
しかし買収した雑貨チェーン店側に騙されピンチに立たされます。
「こわーい!」(吾郎)
「いやでも、自分が本当最悪のピンチで何もかも投げ出したかった時助けてくれたのはムカつく人たちでしたね。仲間じゃないです。苦しくてしんどくて『もう止めようかな』と思ったときに、今までに辞めていった社員とか俺を馬鹿にしてた銀行の人の顔とかが頭に浮かんでくるわけです。ここで俺が今辞めたらあいつらすげぇ喜ぶな、と。その嫌なヤツらが笑うのが許せないから、一番の仕返しは自分が幸せになる事だから。」(田中さん)
「(南海キャンディーズの)山ちゃん式だ!」(外山さん)
「失敗もその後良くなれば失敗じゃなく投資になるんです。」(田中さん)
(ここのくだりが今回私は一番共感できました。)
そしてその絶体絶命の時に救いの手が差し出されました。老舗フレームメーカー「藤田工学」の藤田社長が2億円を出資してくれたのです。その藤田社長は田中さんを「とても商売熱心で、いつも仕事の話してるんですよ。商売のアイディアを。」と評しました。「こんなの売れるよね、こんなことやったらいいよね、と。そこが意気投合して惹かれましたね。『この人は絶対化けるな』と。」
4.「部下が上司を決める総選挙を開催」
「メガネ屋が部長決めてるだけ」(田中さん)なのをここまで派手にする必要があるのか?・・・とも思いますが、総選挙を経験した社員さんは「今まで育ててくれた人たちへの感謝と、周りでその時に一緒に働いてたスタッフに感謝しかない。こういう気持ちも選挙がなかったら持てなかった。」と言います。
「派閥もなくなる」(吾郎)
「この選挙は世界中でやってるんですよ。海外に進出して上手くいったのは選挙が上手くいったからじゃないかな。」

田中さんはオンデーズの将来について、
「医療が進歩すれば、将来メガネはいらなくなるかも知れない。でもメガネがなくなったからと言って全部の店を閉めて社員をリストラするわけにはいかないから、その時は大根を売っても良いし鞄を売っても良い。とにかく世界中の『オンデーズ』というお店には素敵な人たちがいて楽しくなる空間があって・・・と思ってもらえるようにするのが僕らの目標ですね。」と語りました。
モノを売るだけではなくお店に来て買う事をお客様に楽しんでもらいたいのでしょうね。夢のあるお店ってやっぱりちょっと気になります。


ちなみに来週のゲストは吉本ばななさん。海外にもファンの多い著名な小説家です。このようにどんなジャンルの本でも柔軟に紹介できるのが「ゴロウ・デラックス」の良いところ。是非存続して欲しい番組ですね。


拍手ありがとうございます
スポンサーサイト



最終更新日 : 2019-02-06

Comment







管理者にだけ表示を許可