FC2ブログ
2019・01
<< 1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/18/19/20/21/22/23/24/25/26/27/28/29/30/31/ >>
2018/12/11 (Tue) 名物書店員さんに会いに行こう (「ゴロウ・デラックス」 12/7)

今日はロケです♪二人がやってきたのは夜の神保町。

課題図書 : 「本屋の新井」 新井見枝香 (講談社)

「新井さんのことを知らない人は今の出版業界にいない」(外山さん)と言われるほど有名な書店員さんに会いに来たのです。吾郎はななにーのロケで一度新井さんにお会いしていますね。
「新井さんはゴロウ・デラックス的にも気になる存在ですね。」(吾郎)
ということで、閉店後の三省堂書店神保町本店にお邪魔しました。「蛍の光」をBGMにして中に入っていくのが新鮮です。
1階の目立つ棚にも「本屋の新井」が並んでいました。三省堂書店さんではランキング第5位に入っています。すごい!
二人がエスカレーターで文芸書のフロアに上がると新井さんが売り場の整理をしていました。そこでご挨拶。
「以前お会いしたんですけど、バタバタの生放送で・・・」と吾郎(それ言っちゃう?・笑)
「良かった、会えてまた」と新井さんはにっこり。書店員さんですが本も書いている多彩な方です。
そして何よりも「新井さんが紹介する本は売れる」事で有名。独創的な方法で本を紹介し、多くの作家さんから絶大な信頼を寄せられているのです。
「本屋の新井」は新井さん2冊目のエッセイ集。書店員から見た本屋の日常や裏話が綴られています。
新井さんが担当する売り場は思わず本を買いたくなるアイディアが満載。
まず一番目立つ平台に「新井賞」の帯を掛けた単行本を斜めに並べる。一番売りたい本は右端に置くそうです。平置きの本には高さに変化をつけ、わざと少なく置くこともあるとか。そうすると、
「あ、もう2冊しかない、売れてるんだこれ、と買ってくれる。」と新井さん。もちろんその後でちゃんと補充します。
「分かる分かる、Amazonとかでワインを買う時、残り1本だと買っちゃうヤツ。で次の日見てみると残り5本になってる。そういうことですよね?」(吾郎)
「そうです。」と堂々と認める新井さん、さすがです。
また余っていた昔のブックカバーを掛けた本も。「昔のカバーを好きな方が買ってくれる」とか。倉庫に一箱くらいあったのをもらって勝手にやっているそうですが、それを許してくれるお店も素敵ですね。
さらには「陸王」のPOPに足袋を取り付けたり、目の見えない人を主人公にした小説「闇に香る嘘」の文庫本は黒い箱に入れて手探りで取り出すようにしたり、本をイメージした仕掛けを考え出しています。
「いかに遊んで帰ってもらうか」と新井さん。
独自の工夫で驚異の売り上げを記録する新井さんですが、これらの工夫は売り上げのためだけにやっているのではないのです。
ここで吾郎の朗読。この本は出版業界唯一の専門紙「新文化」の連載をまとめたものです。

その間にたくさんの書店がなくなり、多くの仲間が業界を離れていった。それでも、書くことで何かを変えたいとかいう気持ちは未だに湧いてこない。
本屋で働くことに、特別な意味を見いだせていないし、無理に続ける気もないのだ。

新井さんを突き動かしているのはお金ではなく本に対する愛情なのです。これは2007年27歳でアルバイト店員になった時から変わりません。
例えば池井戸潤さんの「ようこそ、わが家へ」。新井さんは自分が読んだ時感じたストーカーに家を突き止められる恐怖感を表すため、POPにインターホンを取り付けました。お客さんがみんなピンポン♪と押していくのが嬉しかったそうです。しかし意外にも
「工作とか本当に嫌いなので、超面倒くさい。」のだそう。
「それでもこの本を売るにはこの方法しかなかったので、面倒くせえなと思いながら・・・」(新井さん)
「POPをつけるだけでも売り上げって変わるもんですか?」(吾郎)
「すごい変わります。5倍10倍に跳ね上がることも・・・。」(新井さん)

その仕事ぶりが認められ2011年に契約社員になった時、新井さんは本を売るため一人で新たな企画を立ち上げました。
「閉店後の店内で新井ナイトを開催」(外山さん)
「何ですか、新井ナイトって。」(吾郎)
「普通のトークイベントではあるけれど、必ず私が出るんです。作家さんと私で1時間くらい話すんです。」(新井さん)
新刊を出した作家さんはサイン本を書きに書店に来てくれますが、その時に話が盛り上がったため、そこだけではもったいないと新井さんが考えたイベントです。作家の本音が聞ける新井ナイトは今までに300回以上開催され、ジェーン・スーさんや道尾秀介さんなども出演しました。
道尾秀介さんによると
「出版業界がだんだん傾いていると言われている中、新井さんが難病の子どもを救う医師に見えております。ありがとうございます。」
とのこと。道尾さんは2016年「サーモン・キャッチャー」を出した時新井ナイトに出演しましたが会場に行くため本の売り場を通ると
「大きな鮭が棚の上にいるわけですよ。遠くからでも見えるPOPってなかなかない。サイズと鮭のリアルさに驚きました。書店に鮭がいるってみんな足止めますから。」
ととても楽しそうに話してくださいました。道尾さん、コメントありがとうございます。
「覚えてますか?道尾さんとの新井ナイト」(外山さん)
「そうですね、道尾さんもすごい油断してて・・・相手が私なので・・・普段言わないようなこと、ほとんど本と関係ない話になるんです。それをお客さんもすごい喜んでて『あんな道尾さん見たことない』って。」(新井さん)
本への思いなどはインタビューに載っているのでそれは一切聞かず、「昨日何食べましたか?」くらいの話から始めるそうです。
「会社もダメってよく言わないですよね。」と外山さん。鮭やインターホンを使ったPOPといい、余った古いブックカバーを使うことといい、自由にやらせてくれる良い会社だと私も思います。しかし新井さんは
「言われる前に決めちゃうんです。もう止めることは出来ません、って。やっちゃってから結果を出すんです。」ときっぱり。
「すごい。先駆者。」と吾郎は感心しました。

新井さんは2013年に正社員になり、翌2014年には自分の名前を冠した「新井賞」を設立しました。その動機も「本への愛」です。
「芥川賞・直木賞候補が発表されると私も読むんですけど、私が良いと思わなかった作品が受賞した時があって。そうなると本屋としては受賞作を前面に出して、取らなかった候補作は全部返品するんです。『それ、おかしくない?』と思って。私はこれが良いと思ったのに何で下げなきゃいけないの?と思ったところから『新井賞』の帯を作って本に巻いて、芥川賞と直木賞の間に置いてみたんです。」(新井さん)
そうしたらなぜか新井賞が一番売れたそうです。すごい!
「会社から色々言われませんでしたか?」(吾郎)
「会社には何も言わずにやったので、何だろう?という感じで。お客さんの方が詳しくて、毎回新井賞を楽しみにしてくれている人もいますね。」(新井さん)
今までに新井賞を受賞したのは8作品。帯は毎回手作りで、裏には
「子供を返して・・・」(「朝が来る」辻村深月)「絶対絶対おもしろい!」(「イノセントデイズ」早見和真)
など、新井さんのコメントが書かれています。でも新井賞受賞は作家さんには連絡しないそう。
「100万円あげるわけじゃないし」
と新井さんは謙虚ですが、2015年に「朝が来る」で新井賞を受賞し今年「かがみの孤城」で本屋大賞を受賞した辻村深月さんは、
「(新井さんは)すごく信頼の出来る書店員さんだなと思っています。」
新井賞受賞は文藝春秋の担当さんから連絡をもらって知ったそうで
「新井賞は芥川賞・直木賞と同じ日に発表なんですけど、その時自分はノミネートされた年ではなかったんですが、思いがけないプレゼントをもらってそのお祭りに参加させてもらえたのが嬉しかったです。新井ナイトいつでも行きますのでお誘いお待ちしています。」
とコメントをくださいました。辻村さんありがとうございます。

毎日本を買って帰るという新井さん。
「新井さんの本棚って気になりません?」(外山さん)
「気になりますね。」(吾郎)
ということで番組が新井さんのご自宅にお邪魔すると、お部屋に本棚はなく壁に作り付けの飾り棚に文庫本がぎっしりと詰め込まれています。
「崩れませんか?」とスタッフが聞くと
「何度も崩れてますよ。今落ち着いているので触らないでおこうと。」と新井さん。飾り棚に入りきらなくなった本は床に置いています。読んだ本は処分しジャンル毎に整理しているそうですが、一見すると雑然と積み上げられている感じが・・・(失礼!)。お気に入りの本は上の方に置かれていますが、1、2、3巻はあるのに4巻がなくて探しているうちにどんどん広がったりしてしまうそうです(笑)。
「意外と本少なかったね。」(吾郎)
「どんどん捨てていくのも意外ですね。」(外山さん)
「本は物なので。」と新井さんは読んだ本の大半は捨てています。読み返す本だけ残してあとは「ザクザク捨てちゃう」とか。
ここで書店員の日常が描かれた部分を外山さんが朗読(一部)。

勤務時間中に読書をしたことなど一度もない。
まずはひたすら棚整理。
自宅の本棚は常に雪崩れる5秒前だが、それと仕事っぷりは比例しない。
せり上がった帯を直し、飛び出たスリップを元に戻し、角を整え、減った本を補充する。

「本に塵一つ乗ってるのも嫌なんですよ。(後輩が)『終わりました』って言ってくるんですけど『終わってないじゃん!』って。」(新井さん)
「そこは家とは別なんだ(笑)。」(吾郎)

新井さんは買う本を選べない人のためにお薦めの本の棚を作っています。その中から特に新井さんが読んで欲しい本を紹介してもらいました。
まず、柚木麻子さんの「その手をにぎりたい」。
この本は新井さんが初めてPOPを作った本。鮨を題材にしていることから手の模型の上にトロの握りのサンプルを置いたPOPを作り注目を集めました。
「柚木さんは、僕が時々話す西加奈子さんのお花見会でいつも大フィーバーしててすごく面白いキャラクターなんですよ。」(吾郎)
「はい、新井ナイトにもかなり出てもらってて、すごいパワフル・・・。でも結構シリアスな小説も書いてて。」(新井さん)
「そう?食べ物の小説ばかり書いてるイメージだけど。」(吾郎)
ここで吾郎と新井さんの話が合ったのが良かったです、本を売る人と本を読む人がつながった瞬間を見られた気がして。
そして新井さんお薦めの作家は千早茜さん。「『男ともだち』は是非読んで欲しい」そうです。

「本の見方が変わるし、本屋さんに来たいね。」と吾郎。
AD山田くんの消しゴムはんこもとても可愛らしかったです。

それにしても、本の売り場にあの金だるまがドンと置かれたインパクトと違和感といったら・・・(笑)。今後新井さんが金だるまを使ったPOPを作るかもしれません。


拍手ありがとうございます

スポンサーサイト

GORO | comment(0) |


<<新曲♪新曲♫ | TOP | ロマンチック・ハワイアンズでゴローハ!>>

comment











管理人のみ閲覧OK


| TOP |

プロフィール

はちミツ

Author:はちミツ
【注意:当ブログの内容の無断転載は禁止します。】

稲垣吾郎さん大好き、SMAP大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は25年目になります。
彼らがいつかまた集まりたいと思った時そうできるように、彼らがそれぞれ今いる場所で益々輝いていってほしいと願っています。
だから「SMAP大好き」という気持ちも「新しい地図の3人の活動を応援する」気持ちも私の中では同じ一つの思いなのです。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②「ゴロウ・デラックス」(TBS)もお見逃しなく!
③「稲垣吾郎オフィシャルブログ」、twitterアカウント @ingkgrofficial も必見!

メールは↓へ。
walkwithgoro☆hotmail.co.jp
(☆を@に変えて下さい)

カレンダー

12 | 2019/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

ブログパーツ

クリックで救える命がある。

リンク集

リンクなさる方はお声をかけて下さい♪

このブログをリンクに追加する

情報リンク

こちらもどうぞ♪

/div>

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる