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作家の道具、吾郎の道具、そして番組は8年目へ (「ゴロウ・デラックス」 3/30)

今回はスタジオで吾郎と外山さんがVTRを観る回でした。
「(この番組で)作品以外を見せて頂くのは贅沢だよね。作品のヒントが隠されていて。それを紹介出来るのは良い番組だよね。」と吾郎。そう、「ゴロウ・デラックス」はとても良い番組です。

今回は「作家の仕事場スペシャル」と題して、今まで番組でお邪魔した作家の皆さんの仕事場や大事にしている道具などを振り返りました。
トラベルミステリーの大御所西村京太郎さんは部屋から新幹線と在来線が見えるのがお気に入り。「西村」の名入りの特注原稿用紙に手書きで主によく使うペンは、PILOTレックスグリップ、PILOT平蒔絵、モンブランドネーションペンヨハン・シュトラウスの3本。今でも月に平均400枚以上描き上げておられます。
「銀河鉄道999」などでお馴染みの松本零士さんの仕事場には古代生物の化石や銃やフィギュア、大量の漫画など、先生の大好きな物が沢山集められています。仕事道具は小学校時代から同じ物を使っているとか。飛行機乗りだったお父様が使っていた道具もあって、メカ好きなのがよく分かります。

「僕は最後西村先生の机の横にあったマスタング(米軍の戦闘機P-51)が気になりました。…面白いよね、作家さんの書斎って。」(吾郎)
「作家の先生方が、昔から使っている万年筆や原稿用紙なんかを大切になさっているのが素敵だなと思うんですが、吾郎さん、こだわりの物ってありますか?」(外山さん)
「(お気に入りの)ペンはあるよ。DELTAっていうメーカーのドルチェ・ヴィータというイタリアのペンで。」(吾郎)
「お洒落ですねえ。」(外山さん)
「それは友達にプレゼントしてもらって、G.Iってイニシャルが入ってる。それはずっと使ってる。でも最近になって映画の撮影をしてたので、撮影現場が泊まりだったから、自分の枕を持って行ったりだとか、自分の家のマグカップを持って行ったりだとか。撮影だと長期滞在になるし…今回は1ヶ月くらいになったから、なるべく普段の自分の家と同じ環境にしたいと思って。」(吾郎)
「枕、こだわっているんですか?寝やすい?」(外山さん)
「オーダーメイドだから。」(吾郎)
「じゃあ首寝違えたりとかないですか?」外山さんは大真面目に聞きましたが
「雑な聞き方するよね」と吾郎は苦笑しました。
「あ、台本のブックカバーはずっと使ってる。友達が作ってくれたの。まだ5年くらいなんだけど、革の。」(吾郎)
ドルチェ・ヴィータのペン、愛用の枕、蝶の蓋のマグカップ、青いハートの付いた黒革の台本カバー。全て写真で見せてくれたのが嬉しかったです。

浦沢直樹さんの仕事場も個性的でした。6人のスタッフの机が並び、隣には仮眠室も。机の上には鏡。自分の顔を見て表情を描く時の参考にしているそう。憩いの部屋のオーディオルームやギターコレクションも圧巻でした。

「宝の山でしたね。特に僕は銃好きですから。漫画家先生の仕事場に行くと最終的には僕の絵を描いてくださるじゃないですか。あれがたまらないですよ。」と吾郎は嬉しそう。世界に一つだけのお宝ですよね。きっとモデルが良いから先生方も描いて下さるのだと思います!(←異論は認めません)
「浦沢先生はギターやレコードをコレクションしていらっしゃいますが、吾郎さん、コレクションしている物あります?」(外山さん)
「…ワインとか…あと時計ですね。何気に時計してるの知ってます?番組で。」(吾郎)
「知ってます。それ、自前なんですか?」(外山さん)
「自前ですよ。 あと、こう…メカメカしているのが綺麗だなと思って。特に好きなのがシースルー。」と言いながら吾郎は腕時計を外して裏側を外山さんに見せました。
「わあ、回るところが見えてる!かわいい!」
A.LSNGE & SOHNE LANGE 1、という時計です。
「若い時お店の前を通って(いつかこの時計をしたいな)と思ってたんですよ。で、2年くらい前に購入した。時計は好きですよ。今初めて喋ったかも知れない。」と吾郎。確かに時計にこだわりがあるって初めて聞いた気がします。
「へぇ…そうですか」と外山さんはニコニコしながら聞いていましたが
「ブログに先に書けば良かった」と吾郎に言われて「ちょっと!」と突っ込みました。
「じゃあ長年愛用している物は何ですか?」(外山さん)
「それはソムリエナイフですよ。」と吾郎は即答。ジョー・サタケの名前入りの物でもう20年くらい使っています。
スタッフが特注して作ったのですが"JOH SATAKE"のHとSの間が開いていなくて
「ジョサタケになっちゃって。監督が『それではおかしい、使えない』と言ったので『じゃあゴロウ・イナガキが使うよ』と。」(吾郎)
ジョー・サタケといえばドラマ「ソムリエ」ですよね。あのドラマから20年経ってもこうして道具で繋がっているのは良いと思います。

桜庭一樹さんの仕事場にお邪魔すると玄関から本の山。基本的には趣味の本で夜執筆を終えた後本を一冊読んでから寝るそうです。更にトイレの床にも本が積まれているほどの読書家。(私はトイレで本を読む気にはなれないので読書家ではないのかも。)そのトイレにはなぜかピストル型のブラシが!「ついつい買ってしまう」と桜庭さん。「ハサミ、ナイフ、ピストル(のモチーフ)とかを売ってると、つい…」というわけで、髪留めもハサミの形でした。
桜庭さんの書斎に入ると目に付くのが壁に貼られた沢山の紙。これはプリントアウトした原稿で「思いついたことをどんどん書き込んで直していく」のだそう。その他にも人から聞いた良い言葉や印象的な言葉もメモして貼ってあります。こうして人の心に突き刺さる言葉を探求し続けているのです。

続いては古井由吉さんの仕事場。このロケは外山さんと又吉直樹さんとで行ったのでした。日本文学の最高峰と呼ばれる作家の書斎は比較的整然としていて四方の壁に作り付けられた本棚には古い本がぎっしりと並べられていました。
そして又吉さんの本棚も紹介。作家さんの本棚を見るのは、その頭の中を見られるようで楽しいです。
最後は画家横尾忠則さんのアトリエのVTR。アクリル絵の具を溶く紙皿ですら作品の様に見えました。

VTRを見終わると吾郎は
「(色々な)場所に遊びに行くのは楽しい。ロケしたくない?出掛けましょうよ。」と力強く言いました。
「ゴロウ・デラックス」は本当に良い番組なのでこれからも長く続いて欲しいです。
最後に番組からのメッセージ。

8年目を迎えるゴロウ・デラックス。
視聴者の皆さん、作家の皆さん、
これからもよろしくお願いします!



拍手ありがとうございます



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