小さい人とノッポさん (「ゴロウ・デラックス」 3/17)

オープニング。吾郎も外山さんもとても嬉しそう。
「我々の世代はドキドキしながら、ねぇ。」(外山さん)「僕たちはただなかですよ。」(吾郎)
今回のゲストさんは同世代の二人にはお馴染みの方の様です。
そこへ「できるかな♪」の曲に合わせてタップダンスで登場したのはあのノッポさん。 無言で紙を折り、吾郎に切らせ、開かせると…星が現れました!「ノッポさんだー!」と吾郎が歓声を上げる中無言のまま席に着きました。「でも今吐息が聞こえた。」と吾郎。
「嬉しい、ワクワクする。」(外山さん)「僕らからしたら憧れの…」(吾郎さん)とはしゃぐ二人を見ながら「大きくなられましたね。」とのっぽさんは穏やかに言いました。

課題図書 : 「ノッポさんの『小さい人』となかよくできるかな?」 高見のっぽ

高見のっぽさん、82歳。1970年から1990年まで20年間NHK教育テレビで放送された「できるかな」の「ノッポさん」として活躍、一言もしゃべらないキャラクターで子ども達を夢中にさせました。
(以下、「できるかな」の中のキャラクターは「ノッポさん」、それ以外は「のっぽさん」と表記します。)
のっぽさんは子どもを「小さい人」と呼び敬意を払って接してきたそうです。「子どもの『ども』が言えない、十把一からげの呼び方だから。」とのっぽさんは言います。だから
「大人と同じ様に単数で。『小さい人』と呼ぶんです。」(のっぽさん)
「僕も外山さんも独身で、(子どもと)どう接していいか分からない僕らは。…ねぇ?」と吾郎が外山さんを見ながら言いました。
「大きい人とどうやっていますか?それと同じように付き合えばいいんです。」とのっぽさんはアドバイス。因みに屈んで目線を下げる必要もないそうです。「自分と同じ目線でいいんです。彼らも僕らと同じ人間ですから。」(のっぽさん)

ここで吾郎の朗読。「できるかな」では小さい人たちに迎合したり妥協して演じたりすることをしなかった。「流行りのギャグをすれば子ども達に受けますよ」とスタッフ達に言われても自分の趣味でないことはしなかった。そのうち番組ディレクターも作家も何も言わなくなった。
「小さい人達を子供扱いしない。だから番組もちょっと大人っぽかったよね。やっている事は子ども向けなんだけど。」(吾郎)
「幼稚園の先生がスタジオを見学に来て『ノッポさんは子どもの心が分かっている』とおっしゃったけれど、私は分かっているとか思った事ない。自分の趣味や好みでやる事が向こうに受け入れられた、ってこと。」(のっぽさん)
小さい人に媚びたりすり寄ったりしない。人間として尊重するのがのっぽさんの鉄則なんですね。
「そもそもなんでノッポさんは喋らないんですか?」(吾郎)
「(ノッポさんの)動きが面白かったから。「できるかな」は工作の手順を教える番組じゃない。工作の楽しさを教える番組。変に喋るより全編音楽に乗って動いた方が良い、という事になった。」(のっぽさん)

「ノッポさんになる前は俳優さんだったんですよね?」(吾郎) 「俳優というか、音楽番組とか司会とか色々。芸人ですよ。」とのっぽさん。NHKの教育番組で着ぐるみを着て踊っていた所をスカウトされノッポさんになったのだそうです。
「ノッポさんを始めた時はこんなに長くなるとは思わなかった。」(のっぽさん)「ノッポさん」という一つの役柄だと思っていたそうです。それがいつしか「高見さんと言えばノッポさんに。」(吾郎)
「だから芸人としては悩みました、正直に言うと。今は悩んでないです。あなた達みたいな可愛い顔を見ている方が嬉しいから。あなた方にノッポさんと言われるのが嬉しい。」(のっぽさん)

ここでノッポさんから吾郎と外山さんに特別なプレゼントが。「はい」とのっぽさんが手にしたのはあのノッポさん帽♪外山さんにはピンクのをそして吾郎には茶色のを。「この茶色いのは2代目のノッポさん帽で私が本当に被っていたもの」(のっぽさん)「きれいに取ってありますね。」と外山さんは感心し、それを被った吾郎を見て「金田一耕助さん?」と一言。確かに金田一耕助に見えますよ!嬉しい事を言ってくれますね、外山さん♪
「テンション上がるね、被ると。」と吾郎もゴキゲンです。

20年喋らなかったノッポさんが「できるかな」の最終回で喋った事は当時話題になりました。そのVTRを懐かしそうに見る3人。
「喋った時の息が上がった感じとかが良いよね。」(吾郎)「なぜ喋ったんですか?」(外山さん)「自分が良い声だからみんなに聞かせたかった(笑)。だから最後に喋っちゃった。」(のっぽさん)番組を観た人から「(ノッポさんは)こういう声だろうと思っていた」と言われて「喋って良かった」と思ったそうです。
「ノッポさんは色々な物を作るじゃないですか。それがこの本を読んで驚いたんですが『本当は不器用だ』と書いている(笑)」(外山さん)
「不器用なんですよ。だからできた時の笑顔は心からの笑顔なんです。音楽があるからそれに乗ってやると上手に見えるでしょ?」(のっぽさん)「不器用だからいいんじゃないですか。ちょっとドキドキしながら「できるかな?」というのもエンターテインメント。」(吾郎)「いい事言ってくれますね。」(のっぽ)
エンターテインメントを作ってきた吾郎ならではの観点だと思いました。

課題図書には「小さい人」との付き合い方が「できるかな」の秘話と共に書かれています。
その中から「何気ない一言に気を付ける」のくだりを外山さんが朗読。
2歳半くらいの時電車に乗り父親の隣の席によじ登ろうとした時
あなたは強いヒトですからね。隣の席は後から来るおじさんやおばさんの為に取っておきましょう。」
と父親に言われた一言が胸に響き、以来お年寄りを差し置いて自分が座る事はしなかった(「今は別ですよ、年寄りですから」とのっぽさんは補足しましたが)。
「言葉を覚えたての時に言われた『強いヒト』という言葉がきちんときた。僕は強いヒトなんだ、って。あれは忘れられない。」(のっぽさん)
「大人の言葉って忘れられない。」(吾郎)「とても大事な言葉もある。」(のっぽ)「言葉に気をつけなきゃいけないってことですね。」(吾郎)

さらに「ノッポさん流小さい人との付き合い方」を見ていきます。
1. 丁寧な挨拶できるかな
例えば…「初対面で名前を訊く時どうしますか?」(のっぽさん)
「なんていうお名前ですか?」(外山)
「だめ。もっと丁寧に。…『大変失礼ですがお名前をお聞かせ願えませんでしょうか?』こちらがちゃんと敬意を示すと、普段答えられない子が『うぅ…○○です。』と答えてくれる。するとそばにいる親が、この子は知らない人とちゃんとこれだけ話せる、とビックリするんです。」(のっぽさん)
「当たり前の敬意をもって話しかければいいんだ。」と吾郎。そして自分のこんな悩み(?)を打ち明けました。
「甥っ子がいるんですけどどう接していいか分からない。高校生、中学生、小学生なんだけど。この間食事に行って、姉がトイレに立って(小学生の)甥っ子と2人きりになった時すごい緊張した。」
それを聞いたのっぽさんは「話しかけて下さい。」と一言。
「話しかければいいんだ。」(吾郎)「できますよ。大きい人と接するように普通に話しかければいいんです。」(のっぽさん)
ノッポさんのアドバイスは物静かで力強かったです。
2. 正直な対応できるかな
「大人には嘘をついてもいいけど、子どもにはなるべく嘘をつかない。」とのっぽさんは言います。子どもには見破られてしまいますよね。
「噓がばれた時、大人なら嘘だろうな、で済むけど、子どもはそうはいきません。そういう時は『大変悪いことをいたしました』と素直に謝る。」(のっぽさん)
「恥ずかしいことの方が覚えていますね、嬉しいことより。僕の多分一番古い記憶は、デパードで父親と間違えて男の人のジーパンのポケットを掴んでしまった。」(吾郎)
「かわいい」(外山)「そのときどうしました?」(のっぽさん)
「すっごく恥ずかしかった。顔を真っ赤にして。その男の人もビックリしたと思うんですよ。いきなり『パパ』なんて言われて。とにかく恥ずかしかったのを鮮明に覚えてる。」(吾郎)
「もし掴まれたのが私ならあなたに恥ずかしい記憶を起こさせないようにできる。」(のっぽさん)「どうやって?」(外山さん)
「だって恥ずかしがっているんでしょ。そしたら『わ~間違えましたね~』(ニッコリ笑って拍手しながら)」(のっぽさん)
「その時ノッポさんは現れてくれなかった。」と吾郎は残念そうに言いました。さらに、
「もしかしたらそれがトラウマになって、恥ずかしがり屋で人見知りになったのかも知れないですね。」と自己分析。
「今はどうですか?」(のっぽさん)「今もそうかも知れない。『子どもだから覚えていないだろう』と思いきや、ずっと忘れない。」(吾郎)
正直に小さい人と接する事で本当のお友達になれる、と吾郎とのっぽさんの意見が一致しました。

今回は特別にノッポさんと吾郎と外山さんが一緒に工作をしました。音楽に乗って静かに軽やかにタップを踏み始めるノッポさん。 「ほらやって」と吾郎の腕を取って踊らせます。「リズムに乗ってね」と吾郎はタップの真似を始めました。踊れていなくても吾郎の足の運びはきれいなので何となく雰囲気は出ています(←こら)。「ノッポさん器用ですね。」と外山さんが声をかけるとノッポさんは「何が器用ですか。お世辞いうもんじゃない。」とバッサリ。吾郎は「ノッポさん意外と怖いですね。」「ノッポさんリズムに乗るのを忘れてます。」と冷静に対応しています。ノッポさんに言われた通り(無言ですが)紙を折り斜めに切ると出来上がったのはピンクの桜の花でした♪「できたー!」とノッポさんは吾郎とハグ。一方外山さんは「ノッポさんがのっぽ過ぎて手元が見えないんですよ。」とちょっと不満そうでした(確かにのっぽさんと外山さんの身長差は大きいですから)。

さらにのっぽさんはタップダンスも披露してくれました。吾郎の手を引いて軽やかに踊るのっぽさんはダンディでかっこいい。吾郎もタップダンスを習って欲しいと思いました。しかし、
「僕はやらなくていい。見ていたいここで。」と控えめでした。

最後にAD山田くんが現れると「見たことある様な…」とのっぽさん。しかし吾郎は「気のせいでしょう。」とどSを発動。しかし山田くんの作った飛び出す絵本型の消しゴムはんこを見ると「ちゃんと工作になってる。」と褒めたのでした。


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はちミツ

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稲垣吾郎さん大好き、5スマ大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は24年目になります。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②吾郎出演映画「少女」は2016年10月8日公開♪
③吾郎出演ドラマ「不機嫌な果実」のDVD、Blu-RayBOXは2016年10月19日発売♪
④「ゴロウ・デラックス」(TBS)もお見逃しなく!


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