SMAP稲垣吾郎さん大好きな主婦の日記 【無断転載禁止】

役者ー小説家ー役者 (「ゴロウ・デラックス」 2/24)

オープニング。今日の髭吾郎は髪がいつも以上にウェービーなせいか、更にワイルドに見えます。
「今日は、先日芥川賞を受賞されたばかりの方です。」(外山さん)
「出所会見なんて言われて話題になりましたけど、あの革ジャンの方ですね。」(吾郎)
「それではお呼びしましょう。第156回芥川賞、 山下澄人さんです。」(外山さん)
軽く会釈しながら登場した山下さんに吾郎が「おめでとうございます」と花束を手渡しました。ゴロデラ恒例の風景です(芥川賞を取ると稲垣吾郎から花束をもらえます!)
「今着ている革ジャンですね。」(吾郎)「そうです。来て来いと言われたので。」(山下さん)
ゴロデラスタッフはゲストさんの服装にもこだわりがあるようですね(浅田次郎さんには着物で来てほしいとお願いしましたし)。

受賞会見で「僕が芥川賞作家ですよ?! 嘘やろって話だし…。」と話した山下澄人さんは、脚本家倉本聰さんが主宰していた「富良野塾」出身の俳優さん。 4度目の候補で今回芥川賞を受賞しました。

課題図書 : 「しんせかい」 山下澄人 (第156回芥川賞受賞作)

「しんせかい」は富良野塾を連想させる演劇塾に入った19歳の「山下スミト」が主人公の青春小説です。
ここで恩師・倉本聰さんのコメントを外山さんが読みましたが「今回は知り合いがいっぱい出てきてニヤニヤした」とあり、「小説の感想ではないですね。」を山下さんは突っ込みました。「先生は僕の小説を最後まで読めたことがない、と言うんです。難し過ぎる、と。」でも倉本さんは今回の受賞をとても喜んで下さって
「『僕は字は下手だよ』と言いながら」本の題字も書いてくださったそうです。さらに
「何かまた倉本さんと一緒にお仕事を…。」(吾郎)
「たまたま時期が重なったんです、倉本さんが新しいドラマを書いて。それで人が決まってなかったんでしょうね。」(山下さん)
「今撮影中なんですか?」(吾郎)
「受賞会見の翌日に撮影で。」(山下さん)「現場の人ビックリですよね。」(吾郎)
「こいつ誰?って感じでしょう?出ていても。そしたら急に芥川賞取ったから(笑)扱いに困ってるみたいですね。」(山下さん)
そのドラマ、是非観たいですね。

まず外山さんの朗読。演劇塾の入塾式で「先生」が新入生に挨拶する場面です。「先生」は「君たちと僕とはいつか意見が違ってくると思います。だからこそここにいる間は僕の言う事を全部真に受けて下さい」と新入生たちに呼び掛けます。山下さんは眼を閉じてじっと聴いていました。
「…ということを倉本さんが仰ったんですか?」(外山)「そういう風に僕は覚えていますね。」(山下さん)
「高校を出てどうして俳優になろうと思ったんですか?」(吾郎)
「新聞に募集が出ていたんですね。間違って入っていた新聞に載っていて。それ見て行ったんです。」(山下さん)
「もともと俳優になりたかったんですか?」(吾郎)「ブルース・リーと高倉健さんが好きで。」(山下さん)
「先生の事も?」(吾郎)「全然知らなかったです。先生の名前をどう読むかも知らなかった。」(山下さん)
「そんなに簡単に入れるものなんですか?選考とかは?」(吾郎)「ありましたよ。書類選考があって東京に出てきてオーディションを受けて。人がたくさん来ていて驚いた。」(山下さん)
「じゃ結構な倍率で。」(吾郎)「結構な倍率でしたね。」(山下さん)
山下さんは淡々と話しましたが、間違って入ってきた新聞に載っていた広告を見て応募してオーディションに受かるなんてすごくドラマティックですよね。

「富良野塾」とは1984年に倉本さんが俳優・脚本家養成の為私財を投じて北海道・富良野に作った無料の演劇塾です(2010年閉塾)。毎年オーディションに合格した約20人の若者たちが2年間を過ごし芝居について学びます。 その特徴は
「とにかく一合目から歩く。一合目からの歩き方を、農業なんかをやる事によってね、あらゆる社会でそうですけれども、そういう事を身につけてほしい。」(倉本さんのインタビューより)
演劇だけでなく農業や大工仕事なども全部やり自給自足の共同生活を送ります。山下さんはその2期生でした。
富良野塾の映像を山下さんが説明。食事をするレストラン棟はとても立派ですが山下さんが入った時はまだ建設中だったそうです。
「自分たちで作るってすごいね。」(吾郎)「大工仕事やった事ない人も…。」(外山さん)「全員素人です。」(山下さん)
農作業。「これは辛かったです。まっすぐじゃないでしょ土地が。」(山下さん)収穫した人参を仕分けるのも自分たちでやります。
昼寝。「みんな寝てる。」(吾郎)「早く食べてとにかく寝る。昼ごはんの後ですね。1時間休憩だから。」(山下さん)「これは過酷だよ。」(吾郎) 農業は特に大変な様で
「全部自分たちでやるから育たない。農家さんに教わってやるけど。一度メロンを全滅させた。すっごい怒られた。」(山下さん)
そして夜は稽古場で芝居の授業。ご飯の後だから眠くなってしまうそうです。そして学生さん達が動いている映像も。
「これは何をしているんですか?」(吾郎)
「さっき人参をぶちまけてましたけど、ああいうのをダンスにして倉本さんが芝居にしてくれたんです。」(山下さん)
稽古風景では倉本さんが演技をつけている映像も。これで公演もしたそうです。
「これ見ていると楽しそうだけど…。」(吾郎)「楽しかったですよ。」(山下さん)
「富良野塾で一番思い出に残っている事は?」(外山さん)
「高倉健さんが来てくれたんですよ。」(山下さん)「来てくれたんですか!」(吾郎)
「2日続けて来てくれて。2日目には講義をしますと言って、講義と言っても自分の若い頃の話とか…」(山下さん)
「ほんと夢みたいな話だよね。」(吾郎)
吾郎は演劇塾に入った経験はないので。山下さんのお話に興味を引かれたようでした。

山下さんは俳優の経験を生かして朗読会も行っているそうなので、今回は特別に山下さんと吾郎が掛け合い朗読をしました。(こんな超豪華な企画ができるのはゴロデラだけです!)
主人公の山下スミトが『芝居をしたくてこの塾に入ったのに農業ばかりしている 』と同級生に愚痴をこぼしたのを先生に聞かれてしまい怒られるシーン。山下さんが先生役、吾郎がスミト役です。山下さんは微かにに微笑みを浮かべて読み、吾郎の朗読を頷きながら聴いていて、本当の先生の様でした。山下さんは先生役になりきった役者さんの読み方で、吾郎はニュートラルな朗読の読み方だったと感じました。そしてどちらの読み方にも味わいがあっていいなと思いました。
「本当のお芝居みたい、セリフの掛け合いで。」と吾郎も言いました。朗読の中で出てきましたが、「先生が『きみ』という時は相当怒っています。」と山下さん。
「よく怒られましたか?」(吾郎)
「僕は怒られましたね。生意気だって言われました。台本に書いてない事をやって『お、いいね』と言われて調子に乗って、台本に書いてない事をやればいいのかなと思うと、それは違うんですね。」(山下さん)
「今度やり過ぎちゃうと…」(吾郎)「そんなこと書いてねえよ、って。」’(山下さん)

21歳で富良野塾を卒業してから俳優や脚本家として活動してきた山下さんは、舞台を見に来た出版社の人の勧めで45歳の時に小説家デビューしました。すると翌年には早くも芥川賞候補になり野間文芸新人賞も受賞。そして50歳の今年、4度目の候補で芥川賞を受賞して才能が広く認められました。
その執筆スタイルは、スマホで書くというもの。「スマホは分量が分からないから、iPadに飛ばしていじったりはします。」(山下さん) 「スマホって初めて聞きましたね。」(吾郎) 
「スマホのメモ帳に書いてるんですよね。どこでも書けるからですか?」(外山さん)
「そうです。電車の中でも寝っ転がりながらでも書けるから便利かなと思って。」(山下さん)
「(作家さんというと)机に着物で向かって万年筆使って…」(吾郎)
「自分でもそう思ってましたね、小説家って。」(山下さん)
「400字詰原稿用紙で何百枚って世界ですよね、実は大変ですよね。」(外山さん)「ギガ数が大変だよね。」(吾郎)
「いやメモ機能って結構な分量書けますよ」(山下さん)「そこですか(笑)」(外山さん)「ギガ数大丈夫でしょう、今のスマホなら。」(吾郎)「(原稿用紙)200枚くらいいけますよ」(山下さん)と、小説の話からいつしかスマホ談義に(笑)。
「楽だからなんですか?」(吾郎)
「どこでもやれる。ちょっと時間があればできる。やってみて一番いい感じはしますね、今の自分には。」(山下さん)
「気が向いたら携帯をいじっている感じですか?」(外山さん)「あいつ仕事しないでずっとLINEばっかしてるよ!と思われたり。」(吾郎)
「そうなんですよ。喫茶店でずっとやっているから、あのおっさんずっとメールしてるよ、って思われるんじゃないかと。だから一か所に長い時間いないです。1時間か1時間半位で何カ所か回る。」(山下さん)
これには吾郎も外山さんも爆笑でした。

CMに行く前、雪の中で巨大なウサギを「ルールルルル」と呼ぶAD山田くんのシュールな映像が流れました。これが番組のシメの前振りだったとは…。

ところで山下さんのドラマデビュー作は、富良野塾を卒業した直後に放送された「北の国から'87初恋」だそうです。
「チラッとですよ。僕以外分からないと思ったけど、よく探してくれましたね。」(山下さん)
「これ、特に有名な作品ですよね。」(吾郎)
「北の国から'87初恋」は吉岡秀隆さん演じる中学生の「純」と横山めぐみさん演じる「れい」の恋物語。山下さんは「れい」の家族が霜害を防ぐためタイヤを燃やすシーンで「手伝いに来る村の男」役でした。芥川賞作家のドラマ初出演シーンを見ましたが、ほとんど顔が見えず、吾郎の感想も「全く分からなかった」。
「これは先生からのオファー?」(吾郎)
「いや全然。人が足らなかったんです。で電話がかかって来て誰でもいいから一人来てくれって。でその時僕しかいなかった。基本お手伝いです。」(山下さん)
「だって近くにいるんだもんね。じゃ富良野塾の方はよくお手伝いしていたんですか?」(吾郎)
「してましたね。丸太小屋建てたり石の家建てたり。」(山下さん)へー、と吾郎が感心している所へ
「うぉほーい」と太い声を出しながら現れたのは黒板五郎になりきった(つもりの)AD山田くん。田中邦衛さんの物まねで「やるなら今しかない!」と言いながら泥だらけの畳んだ紙を山下さんに渡しました。山下さんがそれを広げると山下さんの顔の消しゴムはんこでした。
「これ、今お話を聞きながら(山田くんが)彫ったんですよ。」と外山さんが言うと「わあ有難うございます」と山下さんは嬉しそうでした。

役者、脚本家、小説家と様々な表現ができる山下さん。いつか吾郎が何かの形で一緒にお仕事ができるといいですね。


拍手ありがとうございます
スポンサーサイト
コメント
この回すごく良かったですね。
はちミツさん、こんにちは。
詳しい番組リポート凄いです。
北の国からをずっと見ていた訳ではないのですが、リアルタイム世代なので感慨深いものがありました。

倉本さんは私財を投じて本当に情熱的に富良野塾で人材育成に取り組まれていて、特に脚本家の吉田紀子さんとか山下さんとか、作家の方に才能を多く輩出されていますね。
山下さんが芥川賞を授賞され、本当に報われた思いだったろうなと。

山下さんと吾郎さんの相性も意外に良かったですね!

ところで、話が変わりますが、
2月にKAATの今年のラインナップが発表になっていて、その中の
▽KAAT×PARCOプロデュース /白井晃演出作品 (新作)
「オーランドー」
9月中旬~10月中旬 
KAAT ホール
ヴァージニアウルフの原作で
イギリスの貴公子が目覚めたら女性になっているトランスジェンダーの話?
これが激しく気になっています。
他に情報も見当たらないですし。
吾郎さんなら良いなあ。なんてw
2017/03/01(水) 22:29 | URL | ゆらら #L9s05DP.[ 編集]
Re: この回すごく良かったですね。
> ゆららさん
こんばんは。コメント有難うございます。
基本レポは苦手、というかできないのですが、今回は山下さんのお話がとても面白くてついつい長くなりました。

私も「北の国から」リアルタイム世代ですがほとんど見た事がなくて、富良野塾の事も今回初めて知りました。
倉本さんは私財を投じて新しい才能を育てられたんですね。山下さんの芥川賞もそれが結実したのでしょう。きっと喜んでいらっしゃるでしょうね。

山下さんと吾郎の朗読は本当に良かったです。読み方は全く違っていたけれどお互いの持ち味が活きて、場面が目に浮かぶようでした。またどこかで一緒にお仕事できればいいなと思います。

それから白井さん演出の「オーランドー」。
随分昔に読みました(ゆららさんのコメントを見て読んだ事を思い出しました・笑)。
映画化もされたと記憶しています。
吾郎であってもなくても、面白そうな舞台ですね。
2017/03/02(木) 23:55 | URL | はちミツ #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

はちミツ

Author:はちミツ
【注意:当ブログの内容の無断転載は禁止します。】

稲垣吾郎さん大好き、5スマ大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は24年目になります。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②吾郎出演映画「少女」は2016年10月8日公開♪
③吾郎出演ドラマ「不機嫌な果実」のDVD、Blu-RayBOXは2016年10月19日発売♪
④「ゴロウ・デラックス」(TBS)もお見逃しなく!


メールは↓へ。
walkwithgoro☆hotmail.co.jp
(☆を@に変えて下さい)

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
ブログパーツ
クリックで救える命がある。
リンク集
リンクなさる方はお声をかけて下さい♪
情報リンク
こちらもどうぞ♪
/div>
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる