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難しいけど知りたい経済のこと (「ゴロウ・デラックス」 10/28)

オープニング。
「今日のゲストは日本経済を知り尽くした女性が登場します。テレビのバラエティ番組にはめったにお出にならないという。」(外山さん)
「経済のこと?僕たちで大丈夫なんでしょうか?」(吾郎、ちょっと不安そう)
「(小声で)ねぇ…。そうですね。」(まじまじと吾郎を見る外山さん)
さてどうなりますか。とにかく

今日のゲストは大和総研専務理事の引頭麻実(いんどう まみ)さん。日本経済をけん引する一人です。登場するとビジネルマンらしくさっと名刺を取り出して「よろしくお願い致します」と両手で吾郎に手渡しました。
「ありがとうございます。僕名刺ないんで。顔が名刺でございます。」吾郎が言うとこんな言葉もごく自然に聞こえます。
席に着くと吾郎がまず質問しました。「大和総研ってそもそもどんな会社なんですか?」
「大和総研というのはいわゆるシンクタンク…。経済とか制度とかを分析して『こういう風にしたらいいんじゃないですか』と国に提言する、そんな会社です。」と引頭さんははきはきと答えました。
そんな引頭さんが書いた本が高い評価を受けているそうです。

課題図書 : 「JAL再生」 引頭麻実

JAL(日本航空)は2010年に経営破綻しましたが、経営のスペシャリスト稲盛和夫氏を迎えて1年半で急速に業績を回復しました。それに携わった大田嘉仁氏から 「JALは本当に変わった」と聞き、引頭さんは「そんなに変わったなら取材させてください」と申し入れてこの本を書きました。「元々書きたかったのは人間模様ですね。『どうしてJALの人は変わったのか?』という。」

ここで外山さんの朗読。JAL破綻最大の原因は「自分の会社は潰れない」という意識でした。社員にはナショナルフラッグキャリアは潰れない、潰せないという自信があり、数日前まで倒産するなんて思っていなかった。真の問題はJAL内部にあった。それなのに誰かが何とかしてくれるだろうと期待していた。
「ナショナルフラッグキャリアっていうのは?」(吾郎)
「日本の日の丸を背負った航空会社で、国際線を独占していたんですね、当時は。」(引頭さん)
イギリスのBritish Airways、フランスのAir Franceなどもナショナルフラッグキャリアですね。
「元々国の役所の一部署だったんですよ。それが民営化されたんです。だから、国の一部だから潰れるわけないと思っていたのかも知れないですね。」 (引頭さん)
「具体的にどこを変えていったんですか?」(吾郎)
「ナショナルフラッグキャリアとしてのプライドですね。言葉を選ばずに言えば、お客様より航空会社の方が偉いような上から目線があったと思うんです。でもプライドの場所はお客様が喜んで下さること。お客様と向き合おうとする事で変わっていったんですね。」 

引頭さんはこの他にJAL破綻の原因として

・顧客サービスよりマニュアル優先
・他の部署は別会社のような認識
・経営と現場の意識が離れている

等を挙げています。

ここで吾郎の朗読。マニュアル主義からの脱却のくだりです。顧客サービスの一つとして、スクラップを再利用したストラップを工場見学者へのお土産にする活動が始まった。それまではスクラップを外に出す事は安全面から禁じられていた(=マニュアル)。スクラップを切断して再利用できなくするというひと手間をかける事によってマニュアル主義から脱却した。
「このアイディアはなんと20代の女性整備士の方が出したんですよ。その方の上司の方にお会いしたんですが『今まで自分はマニュアル通りにやってきた。こんなこと考えても見なかった。自分の方が教えてもらった。』と言っていました。」(引頭さん)
「確かに、JALは変わった、って最近聞くよね。」飛行機に乗りなれている吾郎らしい反応です。
「機長さんが色々説明するじゃないですか、右に何が見えますとか。最近は同じ路線を飛んでいても機長さんによって微妙に違うと思いませんか?昔は一字一句同じだったんです。マニュアル通りで。」(引頭さん)
「分かる気がする、機長さんの雰囲気が伝わる感じがする。それが安全にも繋がるし。」(吾郎)

ここで引頭さんのお仕事に密着。引頭さんは85年に初めての総合職として大和証券に入社。現在は女性初の専務理事を務めています。
朝出勤してエレベーターに乗る時、1台目には乗らず2台目に乗るそうです。「渋滞学というのがありまして。1台目にはみんながラッシュするじゃないですか。2台目だとスッと上がれるんですね、今度実践してみてください。」エレベーター一つとっても常に効率の良い方法を考えているのです。何台もエレベーターを乗り換え厳重なセキュリティをくぐってデスクに到着。会議資料に目を通し、新聞4~5紙を読みます。因みに引頭さんお薦めの新聞は読売新聞。「読売新聞ならではの独自の切り口があって好きな新聞です。」とのこと。 
そして会議の連続。超過密スケジュールの為車で移動し遅れそうなら車を降りてからも走ります。どれも企業秘密や国の将来に関わる重要な会議なのですべて非公開。それらの情報を全て扱っているのです。さらに一橋大学卒業生の異業種交流会にも出て情報交換を欠かしません。
「忙しいですねえ。」吾郎がビックリして言いました。
「私たちの生活に身近な事ではどんなお仕事をされているんですか?」と外山さんが訊くと
「今年の3月まで、ガスの自由化に関する委員会の委員をしておりました。」
85年の電電公社の民営化が公共料金の自由化の始まりだったと引頭さんは言います。そして今年4月から電力の小売りの自由化が始まりました。更に来年4月からガスの自由化が始まります(←知らなかった!)
「自由化ってどういう意味があるんですか?」(外山さん)
先ず料金が安くなる。次にポイントが貯まりやすくなったりカードが有利に使えるようになったりするというメリットがあるそうです。
そうは言ってもどの会社を選んだらいいか分かりませんよね。
「何を基準に選んだらよろしいんですか?」と吾郎が訊きました。(←それは是非知りたい)
「大きく分けて2つあると思います。一つは自分のライフスタイル。自分の遣っているポイントとかカードとかと会うものがあればお得になりますね。後は、例えばエコだとか、自分の信条に合った所を選ぶといいですね。」(引頭さん)
「そんなに手間がかからずにできますか?」(外山さん)
「とりあえず価格比較サイトというのが立ちあがっていますから、そこに郵便番号や住所を入れると、貴方はここから買えますよ、というのが出てきますから。でそこには値段の他に、こういうサービスが受けられますよ、という事も出ています。」(引頭さん)
これは調べてみる価値はありそうですね。

最後に吾郎が気になっているという事を質問しました。それはズバリ
「貯金ってした方がいいのかな?」
という疑問です。
「お金持ちがお金を使わないから経済が回らない、という話も聞きますね。」と外山さんが補足しました。
「お金って使った方がいいのかな?でも30年後の事を考えると貯金した方がいいのかな?とか…」(吾郎)
「(ボソッと)いいんですよゴロウさんは、お金使って。」(外山さん)
「なんかさ、貯金の話をしてから見る目が変わったよね、30秒くらい前から。」と吾郎は外山さんに突っ込み
「貯金使わなきゃダメ?貯めちゃダメ?貯まっちゃダメ?
」と畳みかけたので外山さんは笑ってしまいました。
それを聞いていた引頭さんは「なかなか答えは難しいんですが、バランスが大事。貯めてばかりでもダメ、使ってばかりでもダメ。」と前置きして
「私がお勧めするのは自分への投資ですね。自分の身につくとか、自分が喜ぶとか、自分がリラックスするとか。」とアドヴァイスしてくださいました。
「自分の事でいいんですか?」と訊く吾郎に
「出来ればゴロウさんには社会にもお願いしたいんですが(笑)」と付け加える事も忘れませんでした。

「JAL再生」について、外山さんも吾郎も「どの会社でもありうる話」と言っていましたが、本当にそうですね。
「自分たちの会社は潰れない」という自信、お客様より自分たちの方が偉いという上から目線…あれ?どこかにそんな芸能事務所があったような…?


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