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父の言葉 (「ゴロウ・デラックス」 2/19)

オープニング。
「本日は大変有名な劇作家の方の娘さんがゲストです。」(外山さん)
私はこの作家さんを街でお見かけしたこともありますし、この方が作った劇団の旗揚げ公演も見たので、勝手に身近に感じていました。そして心温まるお話を聞けました。

課題図書 : 「夜中の電話 父・井上ひさし最後の言葉」 井上麻矢

井上麻矢さんは劇作家で小説家の井上ひさしさんの三女。お父様が旗揚げされた劇団「こまつ座」の社長を2009年から務めておられます。しかしそれまで20年間お父様とは疎遠でした。
「ひょっこりひょうたん島」の脚本・主題歌の作詞を手掛けた井上ひさしさんは、1972年に直木賞を受賞。麻矢さんは「家の中がすごくワサワサして落ち着かなかった」とこの日の事をはっきり覚えているそうです。「これで食いっぱぐれない、何とか食べていける。」と井上ひさしさんは喜んだそうです。
ここで外山さんが麻矢さんの子供時代の思い出を朗読。お父さんと一緒に出掛けたりするのは原稿が仕上がった時だけで、それ以外の日は書斎にこもってひたすら仕事をしていた、書斎は聖域であり家族は入れなかったそうです。食事の時も3冊本を置いて食べながら読んでいたそうです。

作詞家、小説家として地位を築いた井上さんは岸田國士戯曲賞を受賞して劇作家としても数々の名作を生みました。井上さんが芝居について語った言葉を吾郎は引用しました。

「いい芝居を見た後、
『自分の人生はそんなに捨てたもんじゃない』と思い、
さらに自分の人生が、何だかキラキラしたものに感じられる。
そんな芝居を作りたい。」


「おこがましいけど、僕もそんな風に思っているんです。」と吾郎が言うと麻矢さんは
「父が言ってたんですけど、『いい芝居の後はお客さんがなかなか帰らない。ロビーにいて芝居について話している。悪い芝居を見てごらん、あっという間に帰るから』って。」とさらに語り、芝居についての話で盛り上がりました。
皆さんもちろんご存知ですが、吾郎は2011年に井上さんの戯曲「泣き虫なまいき石川啄木」で主役の石川啄木を演じました。
ここで「懐かしいでしょう?」と外山さんが取り出したのは当時の台本。
「これを渡されてさ、1か月後に舞台でこれをやってる自分なんて想像つかないよね。」と吾郎は言いながら懐かしそうに手に取りました。
「歌うような、耳に心地よいセリフなんですよね。」と吾郎は言い、特に好きだというセリフを読みました。それは妻に家でされた心境を啄木が語るセリフなのですが…。
「噛まないように読むのが精一杯。」と吾郎は苦笑い。
「でも、何となく蘇ってきますか?」(外山さん)
「蘇ってこないよ!まるで別物だよ。」と吾郎はさらに苦笑いしていました。でもここで「蘇ってこないよ!」と正直に言えるのが吾郎の良さですよね。

「井上さんは2010年にお亡くなりになられていますが、吾郎さんが舞台をやる事はご存知だったんですよね?」(外山さん)
「はい。父が病に倒れたと聞いて、(舞台を主催した)シス・カンパニーの北村社長がすぐ直接電話をくださって『吾郎さんでこれをやりたいわ』って。父は『いいんじゃない、良かったね。』って喜んでいたそうです。」(麻矢さん)
「嬉しいですね。…是非観て頂きたかったですね、一番。」吾郎はしみじみと言いました。本当に井上さんに観て頂きたかったですよね。井上さんが吾郎のキャスティングを承諾してくださっていたのは嬉しかったですが。

約20年間父娘の疎遠状態が続いた後、突然お父さんから電話がかかってきたのは2009年9月。その電話は亡くなる直前まで毎日続きました。
「本当は他人に見せるものではなかったんですが、『誰にも伝わる言葉だよ』と(周りから)言われて。作家・井上ひさしではなく父・井上ひさしとして発した言葉だから伝わるのかな。」(麻矢さん)
疎遠になった理由は両親の離婚。当時麻矢さんは19歳でした。
「私はフランス留学中で、姉からの手紙で離婚を知ったのですが、結局晩年まで離婚についての説明を本人たちから受けていないんです。まだ10代だったからきちんと説明して欲しかったし。その時父が笑いながら『僕は子育てに失敗したってある人から言われたんですよ』って。まるで失敗作を作ったみたいな言い方をされて傷ついてしまったんですね。それで父と距離を置くように…」(麻矢さん)
「まるで全否定されたように感じちゃったんですね。」(吾郎)
でも夜中の電話が続く中である時その話しをしたら井上さんは「そうだね、随分ひどい父親だったね。」とあっさり認めたそうで「それですっと和解出来たんです。」と麻矢さん。そして
「父の声をiPhoneに入れておいて、本当にイヤな事があった時とか父に励まして欲しい時は聞くんです。」とiPhoneを取り出しました。
井上さんの肉声にじっと耳を傾ける吾郎の目にうっすらと涙が…。
きっと井上さんの言葉は吾郎の心にも響いたと思います。

番組の最後に井上さんの言葉がもう一つ紹介されました。

「言葉はお金と同じ。一度出したら元に戻せない。だから慎重によく考えて使うこと。」

うーん…。最後の最後に一番考えさせられました。


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