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名画を読む (「ゴロウ・デラックス」 12/12)

課題図書 : 「名画は嘘をつく」 木村泰司

今回はオープニングトークはなく、すぐにゲストさんをお呼びしました。木村さんは物腰の柔らかな優しそうな方。美術史家という職業は日本ではあまりなじみがありませんが、美術作品の歴史的背景や意味などを読み解き鑑賞の手助けをする「美術展のイヤホンガイド」のようなものだそうです。
木村さんは絵画には必ず歴史的文化的な背景があるので、それを知らずに印象だけで鑑賞するのはもったいないと言います。ヨーロッパでは絵の感想を言うのが怖い、なぜならその人がどれ位美術の知識があり作品を理解しているかが知られてしまうから、とも。

今回はスタジオに「稲垣画廊」を作り(これがなかなか立派なものでした)、ルネサンス期からポスト印象派までの代表的な絵画を木村さんの解説で見ていくという企画です。西洋絵画500年の歴史を一気に辿ろうというのですから「随分図々しい」(木村さん)ですね(笑)。
しかもただ解説するだけでなく絵に隠された嘘を暴いて下さるというのですから期待は高まります。

「モナリザ」(ダ・ヴィンチ) : よく「世界一の美女」と言われるがこれは「ぼかし」の技法が世界一だから。レオナルドは「ぼかし」の技法だけでこの絵を描いた。(そういえば「モナリザ」には輪郭の線がありませんね)
「最後の審判」(ミケランジェロ) : ミケランジェロの死後弟子がパンツ(腰布)を書き足している。「そういえばみんな股間が隠れていますね」(吾郎)「元々は丸出しだったんです。それが丸出しはけしからんという事になって後で(弟子が)書き足したんです。」(木村さん)「ミケランジェロは(お墓の中で)びっくりしたでしょうね」(外山さん)。この絵の中に描かれている地獄の王の顔は、この絵にクレームを付けたローマ法王庁の儀典長の顔をモデルにしているそうです(笑)。
「聖母被昇天」(ルーベンス) : 「この絵に見覚え有りませんか、吾郎さん?」(外山さん)「え…?」(吾郎)「らんららん♪らんららん♪~」(木村さんが歌う)「あ!フランダースの犬!あの最後に出てくる絵!」(吾郎)ルーベンスは『フランダースの犬』の主人公、パトラッシュが憧れた画家という設定になっていますが…。「ルーベンスは北ヨーロッパ最大の画家です。今でいうと大スターです、SMAPのような(笑)。大きな工房を経営して弟子を大勢使い、お客様はスペインのフェリペ2世などで後に貴族の称号ももらい外交官としても活躍しました。」(木村さん)「大スターだからパトラッシュが憧れたんですね」(外山さん)「先生、ルーベンス好きでしょ?」(吾郎)「大好きです」(木村さん照れ笑い)
「ぶらんこ」 : 華やかな色彩で可愛らしい印象を与えるロココ期の絵ですが、「この絵は実はとてもイヤラシイ作品なんです」(外山さん)。ブランコに乗った美しい女性が大きく足を上げています。そしてそのブランコの下には若い男性が。「パンツ見せてる」(吾郎)「正解。暗くて分かりにくいんですが、ブランコの後ろについた紐を老人が引っ張っていますね。これは彼女の年老いた夫で、(ブランコの下にいるのは)彼女の若い恋人です」(木村さん)。この時代は年の差婚が多く、若い妻を満足させられない老いた夫は妻の不倫を容認していたのだそうです。「寝室で妻が若い男とベッドにいる所を見つけても、決闘を申し込むのではなく、『失礼致しました』と言って立ち去るのが粋だとされていたんです」(木村さん)。「先生、ロココ嫌いでしょう」(吾郎)「どうして分かったんですか!」(木村さん動揺)「さりげなくずっと悪い事ばっかり言ってる」(吾郎)

この他にも「タヒチ帰りの画家」として自分を売り出そうとしたが上手くいかず、そのセルフプロデュース故に最期はヨーロッパに帰れなかったゴーギャンの話や、ムンクの「叫び」は実は叫んでいるのではなく「自然を貫く叫び」から自分を守ろうと耳をふさいでいるのだという話は本当に面白かったです。

「美術館に行きたいね~」と吾郎は難解も言いましたが、本当に美術館に行きたくなりました。歴史や文化について知っていると絵を見るのが更に面白くなるんですね♪


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