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テレビが夢の箱だった頃 (「ゴロウ・デラックス」 2/8)

今回のゴロデラは今までで一番華やかだったかも知れません。TV業界の方、歌謡曲好きな方、全ての方に是非見ていただきたかったです。

冒頭の青いライトが飛び交う映像にかぶさる「ゴロウデラックス」の文字と懐かしいあの音楽、そして吾郎と小島さんのオープニングトーク。「ザ・ベストテン」をリアルタイムで見ていた私はそれだけでワクワクしました。しかしセットはミニチュアで吾郎と小島さんはイラストの紙人形。「そろそろ現実の世界に戻らない?」という吾郎の声でカメラがパンすると、これまた懐かしいミラーゲートから吾郎と小島さんが出てきました。
「これやりたかったんだよね」(吾郎)
「そうか、SMAPの皆さんの時にはベストテンはもうなかったのね」(小島さん)
「なかったですよ」(吾郎)
今回のゲストさんはこの伝説の歌番組「ザ・ベストテン」のセットを作った方です。

課題図書:「ザ・ベストテンの作り方 音楽を絵にする仕事」 三原康博

「テレビが一番華やかだった時代」(小島さん)の人気番組だった「ザ・ベストテン」。この番組のセットは「1人の歌手の為に作って、1回使ったら捨てる」(三原さん)というポリシーでした。金のダルマは美術倉庫で拾ってきた「元値ゼロ」(小島さん)の物、セットも「使い回し」(吾郎)のゴロデラとは大違いです。
そのセットの小さな入り口から入って来た三原さんに小島さんは「セットの神様のような方をあんな所から…すみません。」と謝りました。三原さんは「今日は緊張しています。僕はミラーの向こう側の人間でこちら側の人間ではないので。」とニコニコしています。
「1回使ったセットは捨てる」という贅沢が出来たのも「良き時代ですよ」と三原さんは笑います。
「今はたいてい使い回しだし…ミュージックステーションの白いヤシの木なんかずっとあるよ!」と吾郎。
私は思わず大笑いしてしまいました。ごめんなさいテレ朝さん、吾郎のこの一言はTV界のポストバブル世代の素直な感想だと思って許してやって下さい。
三原さんはセットの模型を保存していて、そのうちのいくつかがスタジオに並べられました。吾郎と小島さんはそれを見ながら歌を口ずさみ本当に楽しそうです。小学生の頃見た「ザ・ベストテン」はきっと夢の世界だったのでしょう。
番組の後半では、三原さんが選ぶセットベスト10を当時のVTRで紹介。八代亜紀さん、THE ALFEEさんからのコメントもあったのでビックリしました。深夜番組とは思えない豪華さ!さすが「ザ・ベストテン」、いえ「ゴロウ・デラックス」!!
三原さんが自分でベストと胸を張るのは山口百恵さんの「謝肉祭」のセット。今見ても斬新でダイナミックです。「三原さん山口百恵さんが好きだったんじゃないですか?えこひいきとかあったりして。」と吾郎がずばりと切り込んだのは図星だったようです。

「『生放送だからうわべだけのものでいい』と思われがちだからこそ本気でセット作りに取り組んだ」という三原さん。「残らない芸術だからこそ良かったのかもね。」とふと漏らした吾郎の一言が印象的でした。
最後は「ザ・ベストテン」のエンディングと同じく写真撮影をして(カメラマンは山田くん)「また来週!」の挨拶も「ザ・ベストテン」風で楽しかったです。


拍手ありがとうございます

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