ATARU

24日に終わった中居くん主演の「ATARU」はリアルタイムで全話観ました。中居くんの連ドラを全話観たのは初めてかも知れません。
とても面白かったです。原作ものでないオリジナル脚本でしたがとても良く練られていると感じました。これだけ良い作品に恵まれる中居くんが正直羨ましいです。

サヴァン症候群というのは初めて聞きましたが、自閉症の一種だそうです。私の従兄弟は自閉症児の施設の職員をしていて、私は以前彼から自閉症の子供達の話を聞いたことがあります。なので、チョコザイの言動にも何となく(なるほど)と思い当たる感じがありました。
ドラマでは、刑事の舞子がチョコザイと出会い、最初はその言動に振り回されつつも徐々に理解を深めて行って人間らしい関わりを持っていく姿が描かれていて良かったと思います。舞子の上司の沢主任や舞子の父親などがチョコザイを理解しうまく関わっていくところは少し出来過ぎの感じもしましたが、後半でチョコザイの両親から周囲の無理解に苦しんだエピソードが語られたのでその点のバランスは取れていたのでしょう。
チョコザイには並はずれた記憶力と観察力があり、事件捜査に必要なあらゆる知識や情報を記憶しています。それらを一言二言の言葉で表現しながら事件を捜査していきます。実はそれはFBIに開発された能力で、プログラムの開発者ラリーが絡んでくる事でスリリングな展開になり面白かったです。
一つ残念だったのは、後半になると両親が語るチョコザイの生い立ちとチョコザイをめぐる沢主任とラリーの対立が軸になった為事件のなぞ解きの印象が弱くなってしまった事でしょうか。チョコザイの人物像を中心に描くとどうしてもそうなりますね。
空港でのラストシーンは良かったです。チョコザイは自分の宝物のテグー(ネズミのぬいぐるみ)を舞子に、鉱物のケチャップ(なぜ?)を沢主任に手渡し「バイバーイ」と手を振って、ラリーと一緒にアメリカに帰っていきます。自分の大事な物を人にあげるのは勿論愛情表現ですが、同時に「自分はこれがなくてももう大丈夫」という成長や自立の意味もあります。チョコザイが変わったと本当に感じられてウルウルしました。

続編が作れそうな終わり方でしたが、私は続編はなくてもいいと思います。チョコザイがこれ以上変化する事は考えにくいし、ヒューマンな部分は充分描いたからです。もし続編を作るとしたら、なぞ解きの面白さを中心にするといいのではないでしょうか。

日曜の夜が楽しくてあっという間の3か月でした。
スタッフ・キャストの皆さん、本当にお疲れさまでした♪


拍手ありがとうございます
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