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雑誌攻勢

毎日のように雑誌を買ってきています。こんなに雑誌に露出した事が今までありましたっけ?
雑誌祭りという言葉は今まで何度も使いましたが、今回は祭りを通り越して攻勢という感じ。次から次へと攻めてくる感じがしませんか?

連載のGLOWにGINGERに25ansにAERA。そしてキネマ旬報。どれもグラビアが素晴らしいですね。特にAERAは蜷川実花さんの撮影で引きつけられます。表紙なのに敢えて伏し目がち。特集が「見るのも見られるのもイヤ」というところまで含めて見事です。
吾郎が自分のラジオ「編集長稲垣吾郎」で絶賛していたGINGERのグラビアは本当に美しいです。ちょっと現実離れした美しさですね。あまりグラビアが美しいとインタビューの内容が頭に入ってきません(こら)。
インタビューと言えば、GLOWが連載ページとは別に2ページのインタビューを載せてくれてとても嬉しいです。これはお礼を出さなければ・・・。
流石だと思うのは、グラビアからは吾郎の自信がインタビューからは吾郎の謙虚さが伝わってくる事です。どの写真を見ても吾郎の強い気持ちが見て取れます。そして吾郎の言葉を読めば、吾郎が今の環境にも今までの経験にも(←ここ重要)感謝している事が分かります。
キネマ旬報の吾郎のインタビューも面白かったです。でも他の記事には映画の内容に触れているところもあるので、映画を見た後ゆっくり読むつもりです。それでも巻末の葉書は出しました。「ばるぼら」の時また掲載して欲しいので。


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自粛と忖度の平成? (「ゴロウ・デラックス」 1/25)

今回は平成の終わりに相応しい番組でした。
「平成の始まりをタクシーで聞いた」という吾郎。それから30年、吾郎は平成とともに芸能界で生きてきました。
「オーバーに話したりサービストークをしたりしたことはあるが嘘をついたことはない。」ときっぱり。
今回はメディアのあり方、メディアと日本人との関わり方を考えさせられました。

「ゴロウ・デラックスでよくこの本を取り上げな、って思いますよ。」(外山さん)「テレビでどこまで話せるのか。」(吾郎)と二人が少し緊張する中登場したのは、森達也さん。6年ぶりのご出演です。

課題図書 : 「FAKEな平成史」 森達也 (KADOKAWA)

オウム真理教に密着取材した「A」やゴーストライター騒動の佐村河内守氏を取材した「FAKE」など、森さんのドキュメンタリー作品を平成という時代とともに振り返った本です。
森さんの作品は「問題作」「ギリギリ」と評されることが多いですが、ご自身ではそう思っていないそうです。
早速吾郎の朗読。森さんが観客に訴えている「あること」についてです。

「A」を発表したとき、上映会場で時おり、
「やっと真実を知りました」
と言われることがありました。
評価してもらえて嬉しいけれど、でもやはりこれに対しては、
「この映画は僕が撮った真実です。もしもあなたが同じ時期に同じ場所で映画を撮ったとしたら、まったく違う真実が撮れているはずです。」
と答えました。
コップだって下から見れば円に見えるし、横から見れば長方形に見えます。
実際の現象はもっとはるかに多面的で複雑です。
どこから観るかでまったく変わる。
視点は人によって違う。
でも自分はこれを訴えたい。
伝えたい。
そうした文法を使うべきです」

「正しいか正しくないかだけで観ちゃうからね」(吾郎)
「伝える人によって真実は変わる。」(外山さん)
「どれが嘘か本当か、ではなく、どれも本当なんですよ。」と森さん。一人の人間ですらどこから観るかで全然変わる。仕事の時、家にいる時、家族と一緒の時・・・それぞれものの見方や話し方が違う、それらすべてが真実であるように。
真実の形は一つではない
のです。
「発言する側も迷いますよね、僕たち。」(吾郎)
そう、どう伝えるかはメディアの姿勢にかかっているのです。

森さんは映像制作の世界で、吾郎はアイドルの世界で、平成という時代を生きてきました。ここからは「森達也と稲垣吾郎の平成史」。

【平成元年(1989年)】
森さんは製作会社のADとして働き、吾郎は連続テレビ小説「青春家族」に出演。
「それが最初の仕事?」(森さん)
「いえ・・・。この前にグループ、SMAPとかジュニアという形でやってて会社には入ってました。SMAPは最初6人だったんですけど。デビューはまだしてなかったけど6人で色々なところに行って仕事してました。」(吾郎)
「まさかここまでやってるとは・・・。」とつぶやく吾郎に
「まだまだですよ。」と外山さんがはっぱをかけました。

【平成4年(1992年)】
吾郎は月9「二十歳の約束」でドラマ初主演。
そして森さんは「ミゼットプロレス伝説」を制作し深夜番組で放送しました。ミゼットプロレスとは低身長症のレスラーたちが戦う小人プロレスのことです。
「四肢の長さが僕らとは違いますから動きが独特で面白いんですよね。当時は女子プロレスの前座的な扱いで。」(森さん)
実際に観てみると「むちゃくちゃ面白いし、鍛えてるし、すごいプロだと思って」ドキュメンタリーにしたいと思い作った番組でした。
しかし企画書を書いた段階で「絶対こんなの放送できない」と言われてしまったそうです。そもそも当時女子プロレスはクラッシュギャルズなどのスターが出て大人気だったのですが、前座のミゼットプロレスはカットされ放送されなかったのです。
「そういう意味では放送できないものが放送された、という評価はされたかな。」と森さん。
その番組の一部が流れましたが、その中でインタビューを受けたレスラーの方は、
「テレビで放送されて嬉しい。一般の人に観てもらえて楽しんでもらえれば・・・テレビでね。」
とおっしゃっていました。
「実際にテレビに出ることを望まれていた。お客さんの前でやってるわけだから。」(吾郎)
「エンターテインメントをやってる意識がすごくある。」(森さん)
「でもそれを放送してはいけないんじゃないか、という雰囲気があったんですね。」(吾郎)
いわゆる“自粛”“忖度”です。それによってブラックボックスになってしまったことがすごく多い、と森さんは言います。
「小人レスラーについて一番多いのが『あんな可哀想な人をなんで晒し者にするんだ』という声。彼らは(出ることを)望んでるんですよ。でもそういう声が来るとみんな店じまいしてしまうから、彼らは働く場所も失ってしまう。」
そういう善意の抗議で彼らはどんどん追い詰められてしまうのです。
「でも、本人たちはやりたいっておっしゃってるんですよね?」(外山さん)
「そう。だから本当なら、抗議が来たらメディア側が『いや、彼らはやりたいって言ってるんですよ』と反論すれば良いだけなのに、言われたままにしてしまうから。そこはメディアの責任ですね。」(森さん)

「ミゼットプロレスとは違うかもしれませんけど」と前置きをして、吾郎がパラリンピックサポーターの話を始めました。慎吾が平昌パラリンピックを観た感想として、障害者の方たちがスポーツする姿をただ「頑張れ頑張れ」と見守るのではなく
「ブーイングもするしヤジも飛ばすし、ちゃんと試合として見てる、って。皆さんがちゃんとスポーツとして楽しんでる、って。その姿勢に香取くんはすごく影響を受けた、って。」
「いいですね。小人プロレスもそうですけど、見始めたら本当に面白いんです。同時に鍛え方もすごいってよく分かるし、だからもう、一級のエンターテインメントですよ。」(森さん)
「可哀想な人たちを応援するために見に行くものじゃないですよね。」(吾郎)
「見ない人は分からない、見れば分かる。でも見せるためのメディアが全然機能しない。」(森さん)

【平成11年(1999年)】
吾郎は「月晶島綺譚」など舞台やドラマに出演。
森さんは「放送禁止歌」を発表。「放送禁止歌」は誰がなぜ禁止したのか、森さんが取材を重ねていくと

「放送禁止」のルールは存在していなかった

事が判明。ただ「取扱注意」とされていただけだったのです。
「誰も規制していないのにそういう風になっちゃうというのは怖くないですか?」と外山さん。ぞっとする話ですよね。
「怖いですよね。自分たちで仮想の圧力を作ってそれに縛られる。たぶんその方が楽なんですよ。」(森さん)「楽?」(吾郎)
自由だって言われると人は何をして良いのか分からなくなるんです。」と森さん。自発的に自分たちを縛ってしまって安心するのが「放送禁止歌」の本質だと言います。
そしてジョン・レノンの名曲「イマジン」も放送禁止になりかかったとか。
「911のテロの後、戦意高揚しなければいけない時に愛と平和を歌う「イマジン」は相応しくないとある放送局の偉い人がメールを送ったんです。それを見た系列局の中には放送を止めたところもあれば、今まで通り放送したところもあった。」と森さん。「放送禁止」という一律のルールがあったわけではないのです。
「吾郎さん、99年当時、メディアの変化を感じた瞬間はありましたか?」(外山さん)
「いやあ、こっち側にいると変化は感じなかったかな・・・」(吾郎)
「でも、ドラマを見てると昔はタバコを吸ってるシーンがすごく多かったけど、いつの間にか・・・」(外山さん)
「ああ、確かに。僕が初めてドラマに出た頃は、ベッドシーンで普通に僕お尻とか出てました。今はもうあまりないよね。そういう描写はもっと過激だったかな。」(吾郎)

【平成28年(2016年)】
吾郎は映画「少女」に出演。
そして森さんは映画「FAKE」を発表。ゴーストライター騒動の佐村河内守氏に密着取材した映画です。
「僕もお会いしたことがあるんですよね。」吾郎は佐村河内氏の印象を話し始めました。「曖昧な印象はありましたね、聞こえていらっしゃるかどうかは。でもそういう苦しみは僕には到底分からないし、本当につらい思いをしてるんだなという印象しかない、後で何を言われても。」映画「桜、ふたたびの加奈子」の事で迷惑を被ったはずなのに吾郎は佐村河内氏を否定する言葉は発しませんでした。人間の器が大きいと思います。
「感覚は共有できないから佐村河内さんが実際どの程度聞こえているかは分からないけれど」と森さんは前置きして
「難聴ってグラデーションなんですよ。でもメディア的には1か0にしちゃう。詐欺師か全く聞こえないか。彼が責められるべきは彼もそこに乗っかっちゃったこと。」と言いました。1か0かではなく、グラデーションが大事だ、ということです。微妙なことが面白いのにみんなそこには興味を示さなくなってしまって、世界が大味なものだけで構成されてしまう、と。
「それは世界を矮小化しちゃうと思うんです。」
「そういうお仕事をしているはずなのにね、特にテレビのお仕事は。」
吾郎のこの言葉はメディアの抱える問題を浮き彫りにしたように思います。

そして森さんは吾郎にも質問をぶつけました。
「一騒動あったじゃないですか。で5人から3人になるなかでいろんなメディアがいろんな事を書いてて、それを見て『これは違うな、なんでこんな事になっちゃうんだろう』と思ったことがたくさんあったと思うんですけど。」
吾郎が真っ先に言ったのは「ファンの人たちが心配してくれた」こと。やはりそこが一番気がかりだったのでしょう。そして
「自由にやれるところはある感じはするかな・・・最近はね。僕も環境が変わって、仕事に関しては。」吾郎は少し考えながら言いました。
「だって6年前より今日の方が、稲垣さん全然自由に話してる。」と森さん。
「ありがとうございます。よく言われます。今までストレスを抱えていたわけでは全然ないんですが、仕事も楽しいし、曖昧なものもやれてるというか、白か黒かだけではなくて。・・・そうですね・・・特に演じる仕事では・・・色々と・・・映画や舞台はテレビでは通りにくい企画でも通りやすい・・・もちろんテレビドラマもやりたいんだけど、今までやりたくても出来なかったような役とか作品とか今年はすごく恵まれてたので、そういうのが出ているのかもしれないし、すごい楽しいです。」吾郎は一つ一つ考えをまとめながら話しました。話せないこともあるのかもしれませんが、精一杯自分の本当の気持ちを語ってくれたと思います。
すると森さんは、来年か再来年劇映画を撮るつもりだとおっしゃって、
「もしかしたらその時お声をかけるかもしれないので」と思いがけない一言を。
「ありがとうございます。この場でオファー。どういう内容なんでしょうね?」
「テレビじゃ放送できないような内容なので・・・。」(森さん)
「是非。出来ないものはないので。」と吾郎は積極的です。

そこへAD山田くんが登場。今日の消しゴムはんこはなんと、吾郎を撮っている森さん!
「吾郎さんを撮りたい、というのが分かっていたのかな、と・・・」と山田くんはちょっと自慢げでした。山田くんGJ!


森さんはメディアの「自粛」や「忖度」がいかに危険で社会を歪めるかを伝えたかったのだと思います。
そこで思い出したのは、昭和の終わりの「自粛」ムードです。昭和天皇のご病気が長引くにつれて、エンターテインメント業界全体が根拠のない自粛へ向かっていったのは奇妙な感じでした。「平成」という時代はそんな「自粛」の空気の中から生まれたのです。
そして平成の次の時代、メディアはどちらを向いて何を伝えてくれるのでしょう。注目したいと思います。


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予告にワクワク

今はまさに雑誌祭りです。美麗なグラビアと吾郎の思いのこもったインタビューの数々を読むたび、映画への期待が高まります。
そして予告編もアップされています。これも見ていると気持ちが高ぶってきます。

「半世界」予告編は こちら
そして今日、メイキングも公開されました。こちらは新しい地図topicsにリンクがあります。吾郎の目が生き生きと輝いていて素敵です。
新しい地図topicsは こちら

吾郎が出演した映画の中で私が今のところ一番好きなのは「笑の大学」なのですが、「半世界」はもしかしたらそれを超えてくれるかもと期待しています(いや、超えてくれ!)。早く観たいです。

期待と言えば「ばるぼら」も待ち遠しいです。こちらの公開時期は未定ですが、予告編はアップされています。

「ばるぼら」予告編(短いver.)は こちら

これはもう、すべての吾郎ファンが待っていた映画ではないでしょうか。耽美的でエロティックな世界がふんだんに観られるのが嬉しいです。予告編に英語の字幕が付いているのは海外に出す予定があるということでしょう。そちらの展開も楽しみです。

映画館のスクリーンで吾郎に会える、これは本当に幸せです。


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むごたらしく美しく (「ゴロウ・デラックス」 1/18)

今日はロケです。二人の後ろには赤いリースのかかった白いドア。おしゃれな雰囲気です。これから吾郎が大好きだという漫画の制作現場にお邪魔します。

課題図書 : 「イノサンRouge」 坂本眞一 (集英社)

舞台は18世紀のフランス・パリ。ルイ16世やマリー・アントワネットを処刑した実在の死刑執行人一族・サンソン家を描いた物語です。
吾郎もハマった「イノサンRouge」の魅力は、まず圧倒的な絵の美しさ。18世紀フランスの建築や衣装を忠実に細かく描き込み、残酷でグロテスクな処刑シーンですら美しく描いています。坂本さんのが力は世界的にも認められ、世界中の芸術的漫画作品を集めたルーブル美術館特別展「ルーブルNo.9」に展示されたほど。しかし意外にも坂本さんの絵は完全な独学だそうです。
「北斗の拳」に衝撃を受けて漫画を書き始めた坂本さんは18歳で漫画家デビューしましたが、その後約20年間不遇の時代が続きました。しかし38歳の時登山家を描いた「孤高の人」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞して脚光を浴び、2013年の「イノサン」、2015年の「イノサンRouge」で男女問わず人気を博したのです。

坂本さんに案内されて吾郎と外山さんはアトリエの中へ。たくさんのアシスタントさんが作画のお手伝いをしています。しかも全員パソコンで。
「求められるもの、細かすぎません?」
吾郎は、PCでシャンデリアの画像を見ながらシャンデリアの絵を描いているアシスタントさんに声をかけました。まるで写真のように細かく描き込まれています。人物や構成などは坂本さんが、衣装や背景などはアシスタントさんが担当します。
「気が遠くなる・・・機械式時計を作っている職人みたいな。」と吾郎が上手く例えました。
アトリエの壁にちばてつやさんからの直筆メッセージが飾られているのに感動しました。ちばさんも以前「ゴロデラ」に出演してくださいましたね。何かの縁を感じて嬉しかったです。
坂本さんは、作品を描くための資料となるたくさんの本や骨格を意識するための外国人の写真(雑誌のグラビア)や人体模型の他に、18世紀の衣装まで再現してアトリエに置いています。坂本さんはこの衣装をアシスタントさんに着せてポーズを取ってもらい「感情だとか細かい心理を体の指先まで表現してもらう」のだそう。
そこへ衣装を着た男性アシスタントさんが登場。
「僕はちょうど今こんな感じの方たちと共演していますよ。市民革命後のウィーンが舞台なんで。」と吾郎は舞台「No.9」の話をしました。しかしそのアシスタントさんが木製の長い剣を持つと吾郎はすかさず両手を背中に回してそのアシスタントさんの足元にうずくまり、処刑される罪人を演じて見せました。その反応は素早かったです。さすが吾郎!
そうやって坂本さんはアシスタントさんと意見を交わしながら場面を作っていくのです。
坂本さんももちろんパソコンを駆使しています。何度も描き直しが出来るのがデジタルのメリット。そしてその過程をアプリで公開もしています。
坂本さんのアプリ「イノサン画集G」ではここでしか見られない画像や作画の様子を見ることが出来ます。「すごいすごい!」と吾郎は大興奮。
「グロテスクだけど綺麗。グロテスクなものにしかない美しさもあるしね。それを嫌な気持ちにさせないで、美しさだけを感じさせてくれる。」
吾郎のこの言葉に坂本さんも大きく頷いていました。
描いては消し、描いては消し、の作画の過程からは、坂本さんの不安や迷いも感じられます。完成した絵だけではなく、坂本さんの思考までもが見られるのは貴重です。
そして今回「イノサン」の世界観や美しい絵が大好きな吾郎のために、坂本さんが特別に吾郎の似顔絵を描いてくださいました。しかもデジタルではなくアナログで!
「絶対スタッフルームに持って行かないよ。僕がちゃんと家に持って帰るよ。」と吾郎は大喜びです。坂本さんから手渡された箱を開けると額縁に納められたイラストが。
「うわー、きれい!!」吾郎の声が思わず裏返りました。目が乙女になっています。
淡い紫で描かれた吾郎の髪と衣装。胸元に大きな白いリボン。手に白い薔薇を持った姿は稲垣吾郎であると同時に「イノサン」の登場人物にも見えます。
執筆で忙しく休みもない中、時間を見つけては計5時間もかけて手描きしてくださいました。坂本さん本当にありがとうございます。
「このまま漫画の中に登場しても全然違和感ない。」と坂本さんも満足げです。是非「イノサン」の中のどこかの場面にさりげなく登場させていただきたいです!
「スッゴイ嬉しい、本当に嬉しい。」と吾郎は絵をじっと見つめて言いました。吾郎の大好きな白い薔薇が描かれていたのも良かったですね。

絵の美しさだけでなくテーマ性のあるストーリーも「イノサンRouge」の魅力です。
死刑執行人一族のシャルル(兄)とマリー(妹)を主人公にした理由は、
「当時のフランスは職業選択の自由が全くないので、忌み嫌われている職業を生まれた瞬間から背負っている、自分ではどうにも出来ない絶望的な男を主人公にしようと思った。」
からだそう。死刑執行人というと強くて冷酷無比なイメージがありますが
「この作品では固定観念や先入観をぶち壊したくて、シャルル-アンリ・サンソン(フランス革命期に実在した死刑執行人)は泣き虫で臆病で優しい心を持った人物として描きました。」と坂本さん。
兄シャルルとは対照的に、妹マリーは自分の信じた道を突き進みます。そのマリーの人物像がよく表れているシーンを坂本さんのリクエストで吾郎と外山さんが朗読。革命の志士ジャックとマリーがそれぞれ思い描く未来をぶつけ合うシーンです。ジャックが思い描く理想の未来は「街に食べ物があふれ、子どもたちの腹は満たされ笑顔で学び舎に向かう。(中略)男たちは生まれに関係なく職業を選び、家族を守る。」それをマリーは「最悪」と切って捨てます。

「お前の思い描く未来には男しかいねぇのか?たらふく食ってヤりたい女とヤって好きな仕事に就いて、さぞかし男には都合良い世の中だな。
マリーの描く未来は男も女も関係ねぇ。
主役は自分だ!!!」

ジェンダーの問題をマリーに語らせることで当時の差別や虐げられた感情を表現したかった、と坂本さん。当時の革命の限界を描いたシーンでもあるように私は感じました。
「男もつらいよね。男に生まれたからには家族を守らなきゃいけない、という・・・」(吾郎)
「そう、どっちも間違ってはいないんですよ。」(坂本さん)
坂本さんはお子さんが生まれたことをきっかけに、母親や父親の立場を意識するようになったと言います。
「保育園の送り迎えを僕がやってたんですけど、その当時(約10年前)送り迎えに来るパパはそんなにいなくて、かなり浮いている感じになってしまって。自分の常識や先入観や固定観念をぶち壊してもらいたくて。」
ジェンダーレスを理想とするマリーに、坂本さんは自分の思いを託したのです。

そんな坂本さんの3人のお子さんは、なんと全員がレスリングの日本チャンピオン。特に中学3年生の娘・由宇さんはアジア選手権でも優勝し将来オリンピックでの活躍も期待されています。
ここでその由宇さんが登場。レスリングを始めたのは3歳の時。お父さんが家にこもりきりで一緒に遊べないので週末体を動かすためにレスリングに通い始めたらハマってしまったそう。
「本人が頑張っているのを応援しよう、と。どこまで行けるか分からないけど。」
と坂本さんは優しいお父さんの顔になりました。
ちなみに由宇さんは、お父さんの漫画は「読んじゃダメ」と言われているそうです。まだ早いかもしれませんね。

最近出た「イノサンRouge」第9巻ではルイ16世の処刑が描かれています。
「彼の処刑を受けてフランスの民衆が何を感じどう動くのかを是非ご一読いただければ・・・。」と坂本さん。
「すごい緊張感。」吾郎は圧倒された様子です。
グランドジャンプに連載中のこの作品、これからいよいよ盛り上がりそうです。

それにしても吾郎のパブリックイメージにこれほどピッタリな漫画があったとは!嬉しい発見でした。


拍手ありがとうございます

「半世界」&「LIFE LIFE LIFE」情報

毎日矢継ぎ早に情報が出てきます。一度整理をしなければ・・・。

【「半世界」関連サイトオープン】
「半世界」公式サイト に出演者のコメントがアップされています。是非読んでください。
「半世界」公式インスタグラム もオープンしました。公開された画像はまだ1枚ですが、これからが楽しみなのでこちらも是非フォローをお願いします。

【「LIFE LIFE LIFE」NAKAMA先行チケット販売について】
新しい地図topics にNAKAMA先行チケット販売についてのお知らせが出ています。
1/25(金)から受付開始です。いよいよですね。チケ取りのドキドキとワクワクと落胆と喜びと・・・寿命が縮んだり伸びたりするあの季節がまたやってきます・・・って大げさですかね?(笑)皆さんチケットが取れますように。

【雑誌情報】
毎日のように出てくるので抜けがあるかもしれません。もしあればコメント欄から教えていただけると有難いです。
1/19 (土) 「キネマ旬報」 表紙&特集: 「半世界」
       「FIGARO Japon」 いい男たちの「半世界」
1/22 (火) 「JUNON」
1/23 (水) 「GINGER」 特集: 「センスがいい人」の正体
1/28 (火) 「AERA」 表紙: 稲垣吾郎
1/28 (火) 「GLOW」 連載「稲垣吾郎の大人男子ライフ」
2/7 (木) 「In Red」
       「日経WOMAN」

いやぁ、本当にたくさんありますね。中でも「GINGER」は一昨日の「編集長稲垣吾郎」で吾郎が「写真がとても良い」と絶賛していたので期待しています。


拍手ありがとうございます

さらなる飛躍を願って (「ゴロウ・デラックス」 1/11)

2019年1回目のゴロデラは新年総集編SP。
机の上には去年一年間の課題図書がずらりと並んでいます。
「濃密な一年だった。これだけの本を読んで、これだけの方に会って。」と吾郎は感慨深げです。
「ゴロウ・デラックスのおかげで大切な人脈が増えつつある。」
今回は昨年を振り返りながら吾郎と外山さんがスタジオでトークしました。

昨年のハイライトはなんと言っても映画作家の大林宣彦監督。監督は「HANAGATAMI」を吾郎が評したan・anの記事(「シネマ・ナビ」)を読んでくださって「良い映画評を書いてくださって・・・」と褒めてくださり更に
「今度映画出て。」
と突然出演オファーまでしてくださったのですから。
それが言葉だけでなく実現したのが本当に嬉しいです。大林監督ありがとうございます。
そうやって吾郎が出演した映画「海辺の映画館 - キネマの玉手箱」は今年夏に公開予定です。期待して待っています。
そしてこの映画の公開時期が発表されたのはこのゴロデラが初めてではないでしょうか。それも名誉なことですね。

「映画でお声もかけてくださって、公開はまだ先なんですけど・・・僕の舞台『No.9』にも来てくださって。」(吾郎)
「宮本輝さんも。」(外山さん)
「そう、奥様と来てくださって。『君は舞台役者だ』と・・・。すごい嬉しかったです。」(吾郎)
吾郎は宮本さんの「舞台役者だ」の一言の中にいろんなメッセージが込められていると感じたそうです。

その宮本輝さんは、芥川賞選考委員を23年間務めておられます。
「才能を見つけるのが僕たちの仕事。この作品はさほどではなくても、これから書いていくうちに段々良い作家になっていくだろうと感じる人もいる。」
という言葉が印象的でした。

「平野啓一郎さんも朝吹真理子さんも皆さん舞台に来てくださったんですよ。」
と吾郎は本当に嬉しそうです。
「ほんとに?見に来てくださるってことは嘘つきじゃないですね、作家さんって。」(←外山さん、その発想はどこから・・・)
「作家さんは嘘つきじゃないですよ・・・嘘ついたのは僕なんですよ。」(吾郎)
「え?」(外山さん)
吾郎は並んだ課題図書の中から「いちのすけのまくら」を手に取りました。
「あ、寄席?」(外山さん)
「そう、寄席。僕の方こそ約束を守れなかった。」
吾郎は申し訳なさそうに言いました。

大林監督も宮本輝さんも平野啓一郎さんも朝吹真理子さんも舞台「No.9」を見に来てくださったのは本当に素晴らしいことです。ゴロデラに出演された皆さんが、出演して良かったと感じてくださったのなら、嬉しいことですね。

番組後半は「この一年吾郎さんを一番近くで見ていた」外山さんが選んだ
「吾郎さんの赤裸々トークベスト3」。
第3位の「吾郎さんのベッド事情」と第2位の「元カノに殴られた」は恋愛がらみの暴露話ですが、実は外山さんが上手く話を引き出しているんですね。外山さんGJ!です。

「僕が浮気したのがバレたからっていうやつでしょ?」(吾郎)
「自分では言ってないですよ、浮気したって。」(外山さん)
「自分で言ってなかった?」(吾郎)
「私が浮気したんですか?って・・・」(外山さん)
「今言っちゃった?間違えて。」吾郎はしまった、という感じで口を押さえました(←いわゆる「ダメ押し」ですね)。
「最近のプライベートでは顎が外れる様な事もなく・・・。」(外山さん)
「2018年は本当に忙しかったので、全くプライベートの記憶がない。ヒロ君ですらほとんど会ってない。」(吾郎)(←そういえば最近の吾郎のブログにもヒロ君は全然登場していませんね。寄席に行けなかったのも無理はありませんね。)
「今から出会う人って大変でしょう・・・もう出会ってるんじゃないですか?」(外山さん)「え?」(吾郎)「もしかしたら」(外山さん)
「僕にアプローチしてますか?」と吾郎は言い、外山さんの目線を避ける仕草を・・・。
「やだあ」と外山さんを笑わせました。

第1位に行く前に赤裸々トークの番外編を。外山さんが選んだのは吾郎が役所広司さんに怒られた話。ゲストの岩下志麻さんと撮影中の現場について話している中で出てきた告白です。

「岩下さんと俳優としての話が出来るのが嬉しかった。」(吾郎)
「見ていても面白かったです。」(外山さん)
「現場では出来ない話だから。聞くのも野暮だし。」(吾郎)
・・・ゴロデラならではの印象的な場面だと思います。

外山さんの選んだ吾郎さんの赤裸々トーク第1位は「家族の話」。
林真理子さん&壇蜜さんがゲストの回での吾郎のお母さんの話と、ジェーン・スーさんゲストの回でのお父さんの話。特に吾郎のお父さんの話にはスーさんも思わず涙ぐんでしまう程心温まる話でした。

「姉の息子が3人いて、一番上が大学生で、最近お下がりの服をあげるようにして・・・」(吾郎)
「えー!いいですねえ。」(外山さん)
「久々に会いましたよ。服渡して速攻帰っちゃいましたけど。」(吾郎)
超有名人が叔父さんだと照れくさいのでしょうか。それにしても羨ましい!

そして番組はエンディングへ。
「まだお会いしたい方がいっぱいいる。」と吾郎。
「今までならこのジャンルは絶対読まないみたいな本でも、課題図書だと読むじゃない。新しい発見があるというのはすごい財産になる。」
吾郎がこの番組の魅力をここまで具体的に語ったのは初めてかもしれません。
「私、イモムシがこんなに好きになるとは思いませんでした。」という外山さんの感想には
「イモムシは今でも苦手です。」と賛同しませんでしたが(笑)。

新しい本との出会いが新しい作家やアーティストの皆さんとの出会いになり、吾郎の大切な人脈になっていることが改めて分かりました。
この大事な番組がずっと続くよう、感想や応援メッセージを送り続けるつもりです。


拍手ありがとうございます

「LIFE LIFE LIFE」情報

おはようございます
吾郎の舞台「LIFE LIFE LIFE」に関する情報が発表されました。

日程は4月6日(火)~4月30日(土・休)です。

シス・カンパニーのHPは こちら
シアター・コクーンのHPは こちら

今回もチラシが素敵です。荒れた部屋の写真からただならぬ気配が漂っていて、何が起こるのか早く観たくなります。
映画「半世界」の公開もファンミもまだなのに・・・と思いますが、舞台の発表って本当はこれくらい前にあるのが普通なんですよね。
どの日に行こうか、大体決めました(笑)。


拍手ありがとうございます

来週の「うたコン」で

来週15日(火)放送の「うたコン」(NHK総合)の中でSMAPの映像も流れるようです。

特集は「ヒット曲限定!平成うたの名場面SP」。番組HPには
「今回は、平成30年間にNHKが放送した歌番組の中から数々の豪華名シーンをお届けします。北島三郎さんとレジェンド歌手の共演。サザンオールスターズのあの名曲。SMAPを始め平成に活躍したアイドルグループの貴重映像。(以下略)」
とあります。

年末の紅白特番のこともありどの程度流れるかは分かりませんが、チェックする価値はありそうです。

「うたコン」HPは こちら


拍手ありがとうございます

言葉の力

映画「半世界」の公開まで約1ヶ月となり、吾郎の新聞・雑誌への露出が増えています。
それらからは吾郎の気持ちがまっすぐに伝わってきます。今までも比較的ざっくばらんに話をする人だと思っていましたが、最近特に

「え、そうだったの?」
「そんな風に思っていたの?」

と驚かされることが増えてきました。

例えば1月5日付け朝日新聞夕刊の「地図を広げて」。最後の一節に胸を突かれました。長年映画批評の仕事をしながら

「本当は自分がやりたいのに」

と思っていた、というあの一節です。
自身が役者でありながら他の役者さんや監督さんの作品について語る事の危うさを心配するファンの声は、当時からありました。しかしそれ以上に吾郎は「自分ならこうするのに」と思いながら映画について語っていたのだと、今更ながら気づかされたのです。
同年代の役者さんに比べて出演作品数が少ないのでたくさんの作品に出たいと考えているそうですし、今の吾郎はパワー全開で役者のお仕事に向かっているのだと思います。「No.9 -不滅の旋律-」で見せたあの熱量も吾郎のその思いから来ているのですね。間もなく始まる久留米公演でもその思いを全開にしてくれると思います。

そして今の吾郎は自分の思いを言葉にすることが出来る。これは大きな強みだと思います。誤解を恐れず伝えたいことを伝える姿勢は吾郎の魅力の一つでしょう。先日のななにーの古舘伊知郎さんとのディナーで「リセットされてしまった」と発言した事も含め、吾郎は自分の言葉の力を信じているように感じています。
周りの状況が変わって吾郎の発言が率直になっているのか、率直に発言することで吾郎が周りの状況を変えようとしているのかは分かりません。しかし吾郎の言葉の力に希望を感じて最近段々明るい気持ちになってきています。


そして、これから雑誌への露出がもっと増えます。 新しい地図topics の情報をまとめると(1/7現在)

現在発売中 「CREA」
1/10 (木) サントリーホール情報誌 「Hibiki」 Vol.6
1/12 (土) 「TV fan CROSS」 (東京BTHインタビュー)
1/19 (土) 「FIGARO japon」
1/23 (水) 「GINGER」 (「センスのいい人」の正体)
2/7 (木) 「In red」
       「日経WOMAN」

もう2月の発売予定まで出ていますよ・・・(汗)。
しっかりついて行かないといけませんね!


拍手ありがとうございます

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます
2019年が皆さんにとって、良い年になりますように。

嬉しいことに今年は元日から吾郎、剛、慎吾の3人を生放送で観ることが出来ました。ななにー元日SPはお正月らしく華やかでした。特に最初のスペシャルライブは何回でもリピしたい豪華さですね。映画「クソ野郎と美しき世界」を再現したセットで映画の挿入歌や3人の持ち歌を歌うという夢のような企画に「 #SINGING」のSASUKEくんや「Kiss is my life」のぼくのりりっくのぼうよみくん、「SUZUNARI」の川谷絵音さんも参加してくれて本当に圧巻でした(元日から出演してくださってありがとうございます)。
吾郎の「SUZUNARI」を今回初めて生で聴きましたが、音源の歌い方よりも上手くなったと思いませんか?歌詞の意味をより深く伝えられるようになった感じがしました。これは出来るだけ色々な場で歌って欲しいです。
それからキャイーン天野くん(あまのっち)が歌った「KUSO UNIVERSE」もとても良かったです。映画の世界に違和感なく溶け込んでいました。
それら全部を含めて、これだけ豪華なライブを地上波テレビで観られないのはもったいない、と正直感じました。逆にネットテレビだからこそこれだけのゲストを揃えられたとも言えるのですが、それにしてももったいない・・・。今年は是非新しい地図の3人がより多くの場で活動できるようになって欲しいです。

その他にも古舘伊知郎さんとのディナーや大新年会など見所はたくさんあったのですが、まだ全然リピできていないので、感想は一応ここまでにします。

・・・と、ぐだぐだな感じで始まりましたが、今年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。


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プロフィール

はちミツ

Author:はちミツ
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稲垣吾郎さん大好き、SMAP大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は26年目になります。
彼らがいつかまた集まりたいと思った時そうできるように、彼らがそれぞれ今いる場所で益々輝いていってほしいと願っています。
だから「SMAP大好き」という気持ちも「新しい地図の3人の活動を応援する」気持ちも私の中では同じ一つの思いなのです。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②「稲垣吾郎オフィシャルブログ」、twitterアカウント @ingkgrofficial も必見!
③「ゴロウ・デラックス」再開熱望!

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