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終わり良ければ総て良し

多分これが今年最後の更新になると思います。

昨年9月に「新しい地図」を立ち上げてから今まで本当に超特急のように走り切った吾郎、剛、慎吾。必死についていったらあっという間に年末を迎えました。ファンとしては本当に幸せです。心からありがとうと言いたいです。

そんなに忙しい毎日を送りながらも、吾郎のブログの中の時間がいつもゆったりしていて感心します。今日更新された記事からも穏やかで充実した時間を過ごしていることが感じられます。

稲垣吾郎オフィシャルブログ 「僕の情景」

きっとこうやって静かな時間を過ごしながら、次のお仕事で爆発させるエネルギーを蓄えているのでしょう。

それから、一昨日アップされたOricon Newsのインタビューも読みごたえがあります。新曲「SUZUNARI」の話から自分自身の今までの振り返り、そしてこれから。冷静に未来を見つめている姿が頼もしいです。

Oricon News 「今の自分がトータルで一番好き」稲垣吾郎、40代になって気づいた自身の“熟成”

そして思いがけず嬉しかったのが、「ゴロデラ」外山さんのインタビューです。外山さんが本当に吾郎を信頼してくださっているのが分かります。昨日記事を読んで本当に嬉しくて、外山さんに年賀状を出しました。外山さん、これからも吾郎をよろしくお願いします。

ザ・テレビジョン 「ゴロウ・デラックス」外山惠理アナウンサーが語る稲垣吾郎とは?

「終わり良ければ総て良し」と言いますが、今年は本当に良い終わりになりそうで気持ちが弾んでいます。
明後日からさっそく「ななにー元日スペシャル」があり、「SUZUNARI」を聴けます。その後も映画「半世界」「ばるぼら」、舞台「LIFE LIFE LIFE」と楽しみが続きます。この楽しみがずっと続くように応援していきたいです。

今年も吾郎が大好きでした。来年もこれからも大好きです。

そして、当ブログにいらして下さった皆さん、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
それでは、どうぞよいお年を


拍手ありがとうございます

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そのこだわりを人は変態と呼ぶ (「ゴロウ・デラックス」 12/21)

まず始めにお断りを。
今回から番組のレポはやめて、感想をあげることにします。最近は吾郎たちに色々なお仕事があり、また私自身新しい事に興味を持ち番組レポをまとめる時間が取れなくなった為です。一時期「ゴロデラ」のレポ以外ブログのネタがなかった事を思えば有難いです(←本音を言っちゃった)。

そして、今年最後のゴロデラは深夜放送テイストが満載でした。
「以前共演させていただいた時メチャクチャだった。」と吾郎が言うとおり、実に自由な番組になりましたね。

課題図書 : 「変態紳士」 髙嶋政宏 (ぶんか社)

ご自分の趣味趣向を高らかにカミングアウトして話題の本が今年最後の課題図書です。
高嶋さんは大きなトートバッグを肩にかけて登場しました。背がとても高く肩幅が広い、いわゆる「ガタイの良い」方なので、あの狭いゲートを通るのは窮屈そう。
「もしかしてその中には・・・?」(吾郎)
「変態活動用のグッズが入っています。」と高嶋さんは堂々としています。
「早速ですけど、変態とは?」(吾郎)
「役者なら役、料理人なら食材、それにこだわり抜くということ。」(高嶋さん)
高嶋さんは吾郎に自分と似たものを感じているようですが、果たして・・・?

まず高嶋さんとSMとの出会いについての部分を朗読。
吾郎が「心を込めて朗読させていただきます。」と言うと
「嬉しいなあ、こんな日が来るとは。」と高嶋さん。吾郎の朗読を笑みを浮かべ、悦に入った様子で頷きながら聞き入っていました。
高嶋さんがSMショーを見て「これだ!」とハマったのが40代前半。それからは自分の道を求めてまっしぐら。
「SMは紳士淑女の嗜み」なのだそうです。一番興奮する時は「女王様がM女を陵辱しているところを見ながら紳士然と酒を嗜む。真面目な顔で・・・。」しかし
「怖いですよ。」と吾郎にバッサリ切られてしまいました。
高嶋さんはSとMどちらなのかというと、
「スイッチャーですね。」どちらにも切り替えられるということらしいです。女王様はまずMが喜びそうなことを自分で試してみるのだとか。
「よく言われるんですけど、SはサディズムのSではなくてサービスのS。」(高島さん)
「人に何かして喜ぶ、というのは・・・ちょっとMでもある・・・表裏一体ですね。」(吾郎)
「そう!そうなんですよ!」と意気投合して吾郎とがっちり握手をした高島さんでしたが、そこからご自分の唾液フェチについて熱く語るとささすがに吾郎はついて行けませんでした。
さらに高嶋さんはバッグの中から太い鞭を取り出しました。何本もの細い革が編まれしなやかに曲がります。それで実際に吾郎を打ってみることに・・・。「ネットが騒ぎますよ」と吾郎。これは深夜番組でなければ出来ませんね。
高嶋さんによると、女王様は最初に鞭でお尻を撫でるそう。「こうやってじらす。」と高嶋さんは言いますが吾郎は「待ってるのが嫌なんで。」と早速イラチを発動。高嶋さんは最初はそっと、それから徐々に力を入れて鞭を振り下ろしました。3回目に吾郎は「あ!」と声を上げましたがすぐ「上手い」と感心しました。これで何かに目覚めた・・・とかはないですよね。

高嶋さんの変態的こだわりはSMに留まりません。高嶋さんは「食べログ」にお薦めのお店を60件以上投稿している食通でもあるのです。
「やっとカジュアルな・・・」と吾郎はホッとした様子です。高嶋さんの食へのこだわりの部分を外山さんが朗読。
高嶋さんは偏食傾向があり、気に入ったものを続けて食べてしまいます。今の奥様のシルビアさんと付き合いたての頃、よくニューヨークへ行きブロードウェイのミュージカルを観たのですが、その時高嶋さんは中華粥に「ドハマリ」していて、毎日チャイナタウンで中華粥を食べシルビアさんにも勧めたため「ニューヨークでどうして中華粥なの?」と未だに責められるそうです。

シルビアには本当に申し訳なかった。もっといろんな料理を食べさせてあげたかったです。


と素直に反省しているところが可愛らしいですね。
「ハマっちゃうとそうなんですよね。・・・最近お薦めのグルメは何かありますか?」(吾郎)
「駅弁が大好きなんですよ。」(高嶋さん)
ということで今回は高嶋さんが吾郎に食べさせたい駅弁ベスト3を紹介。実際に持ってきてくださいました!
【第3位 貝づくし弁当(品川駅)】
5種類の貝を盛り込んだ贅沢なお弁当。
【第2位 ひっぱりだこ飯(神戸駅)】
明石名物の真ダコを堪能できるお弁当。
【第1位 海のお祭り騒ぎ(小田原駅)】
高嶋さんが自信を持ってお薦めする駅弁。桜エビ、しらす、わかめなど9種類の具が盛られ、真ん中に半熟卵が乗っています。
「僕、これ、最初は普通に食べちゃったんです。そしたら後になって『よくかき混ぜて食べてください』と書いてあるのに気づいた。」(高嶋さん)
「(目立つところに)書いてあるじゃないですか。」(吾郎)
「まず、醤油を全部にかけちゃってください。」(高嶋さん)
「豪快ですね。」(吾郎)
そして真ん中にある半熟卵をお箸で割り、とろりと流れ出る黄身と白身を全部の具とよく混ぜ合わせて頂くのです。
「ほらほら、これ視聴率が上がるところですよ。」(高嶋さん)
「ほんとうまい!」(吾郎)「う~ん!」(外山さん)
「進化しているんですね。」(吾郎)
「職人さんたちの努力の賜物、突き進んでいく変態性に僕は感動するんですね。」(高嶋さん)
そんな高嶋さんが最近会得した美味しい寿司の食べ方は、なんと、握ってもらって直接大将の手から食べさせてもらうこと。
「え?何ですか、これ!」(吾郎)
「寿司は握って置いた瞬間から劣化が始まるので、握った瞬間、その寿司の最高の状態を食べさせてもらう。」(高嶋さん)
さらに、
「次の夢は天ぷらですね。揚げたてを・・・」(高嶋さん)
「絶対、熱い。」(吾郎)「火傷する。」(外山さん)
「それを技術で何とか空気と混ぜながら・・・」と高嶋さんは語りますが、それは危険だと思います(笑)。

最後に高嶋さんの「変態的結婚道」についても聞きました。それは
「妻シルビアをとことん愛し尽くす」こと。
シルビアさんと結婚して15年、夫婦円満の秘訣は
「旦那さんはM男がいいですね。なんかあっても『いやぁ、俺がバカだから。』で良いんですよ。」と高嶋さん。
「そういう人が、多いかもしれませんね、上手くいってる人って。」(吾郎)
あとは「ハグ&キス」だと高嶋さんは言います。
「出かける時には、何をしてても握手。だって出かけた先で何か事故でもあったら・・・」(高嶋さん)
「会えなくなっちゃいますもんね。いつもこれが最後だと思わなきゃいけないですね。」(吾郎)
最後はとても良いお話になりました。

SMから夫婦愛まで高嶋さんの「変態紳士道」を伺いましたが、
「高嶋さんが上品だからおかしくないよね。だから僕も共感しちゃったのかもしれないけど。」と吾郎。「ロケにも行きたいね。」と興味を示していました。来年続編(?)があるでしょうか。

次回は1月10日です。来年のゴロデラにも期待しましょう♪


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「No.9 -不滅の旋律-」を観てきました

自分の覚え書き用にざっくりとした感想をまとめておきたいと思います。

今回、私は2回観ることが出来ました。1回目は11/27(火)マチネ(赤坂ACTシアター)、そして2回目は12/23(日)マチネ(KAAT神奈川芸術劇場)です。
1回目は1階席の比較的前方、役者の目線とほぼ同じ高さだったので役者の表情がよく見え、2回目はS席でしたが中2階だったので遠くから舞台全体が見渡せました。
3年ぶりの再演でまず驚いたのが、吾郎が完全にベートーヴェンになりきっていたことでした。3年前の初演の時は後半の老け役をちょっと努力して作っている感じがしたのですが、今回は最初から最後まで自然に見えました。良い意味で年相応になったのでしょうか。「ベートーヴェンが生きた56歳まで演じたい」と吾郎はゲネプロ取材で話しましたが、これなら絶対出来ますよね。
ベートーヴェンの自分の才能に対する自信、成功への野心、その一方で周囲と摩擦を起こしなかなか理解されない焦り・・・。それらすべてを吾郎が全身全霊で表現するこの舞台は吾郎の当たり役であり、是非ライフワークにして欲しいです。特に狂気の一歩手前まで行きながらマリアの献身的な愛(恋愛要素がないのが良い)で正気に戻ってくるクライマックスでは涙が出てきました。
今回カンパニーに加入した剛力彩芽さん。初めて生で見ましたが顔が小さい!可愛い!それでいて気の強そうな感じがあってマリア役にピッタリだと思いました。そして立ち姿や動きがきれいですね。ダンスをしているからでしょうか(←ダンス万能説再び)。長谷川初範さん、羽場裕一さんのベテラン勢もパワフルで引き込まれました。主人公の性格のせいで人間関係がギスギスするシーンが多い中、岡田義徳さん演じるアンドレアスは穏やかな常識人で安らぎを与える存在になっていました。

私はお芝居を観るのが元々大好きなのですが、劇場という空間(建物)も好きだということに最近気づきました。なので今回同じ演目を違う劇場で観られる事にワクワクしていました。
赤坂ACTシアターは都心のおしゃれな劇場で19世紀のウィーンの華やかな雰囲気に相応しく(たぶん)、KAAT神奈川芸術劇場は芸術表現を追求した機能的な劇場のように感じました。驚いたのはKAATの音の良さ。最初の効果音からして響きがきれいで感動しました。この芝居では吾郎が様々な音色の声で話しますが、劇場の音の良さもあって、さらに吾郎の声に深みが出ていたように思います。

私の観劇はこれでおしまいですが、公演は来年1月の久留米公演までまだまだ続きます。最後まで無事に完走できますように。吾郎とカンパニーの皆さん頑張ってください。


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「SUZUNARI」ラジオキャンペーン

吾郎の「SUZUNARI」発売(配信)に関連して、全国のラジオで吾郎のコメントが流れます。
明後日からTOKYOFM「クロノス」で「おはよう稲垣吾郎天気予報」が放送されることはお伝えしましたが、その他全国のラジオ局でもコメントが流れるそうです。嬉しいですね。

詳しくは 新しい地図topics をご覧ください。


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来週はおはゴロー♪

速報です。
来週(24~28日)、TOKYOFMの「クロノス」(6:00~8:10)内で「おはよう稲垣吾郎天気予報」と題して吾郎のコメントが流れます。

「クロノス」番組twitterは こちら
TOKYOFM番組表は こちら

「クロノス」内では以前「おはようSMAP」が放送されていました。メンバーが4週間交代で担当していましたが、2016年12月、つまり最終回を担当したのが吾郎でした。それから2年、また吾郎が「クロノス」に帰ってくるようで本当に嬉しいです。
しかも今はradikoのタイムフリー・エリアフリーで聴くことも出来ます。感謝感謝です。
番組に感想とお礼を必ず伝えようと思います。


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還ります

気がつけば2018年もあと2週間。今年は本当にあっという間に過ぎていきました。
私の現場は今週末(23日)の「No.9」観劇が締めくくりになると思います。
今年は1年を通じて色々楽しいことがあって、その点では幸せでした。吾郎も剛も慎吾もよく頑張ってくれて感謝です。
でも、私の中では何かちぐはぐな感覚があるのも事実です。

こんな事を感じたのは一つ前の記事、ゴロデラのレポを書いていた時です。ゲストの木村泰司さんが2014年12月にも出演されたので、当時自分がどんな記事を書いたのか読み返してみました。
自分のブログを読んでみて、今より自由に伸び伸びと書いていたのにちょっと驚きました。書きたいことを全部書いていたわけではないのですが構えたところがあまりない。楽しく書いていたのが文章から感じられたのです。
この3年の間に色々なことがありすぎて、知らず知らずのうちに肩に力が入ってしまったのでしょう。「~ねばならない」という思いが自分の中に出来て、それが文章にも出てしまったのかもしれません。

当ブログも10月で10年を迎えこれからどうしようと思っていたのですが、もう一度肩の力を抜いて形にとらわれず書いてみようという気持ちになりました。
色々なことが一巡して、原点に「還る」時期が来たように思います。

ということで、今後ともよろしくお願いします。


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雑誌情報

おはようございます。今年も残り2週間となりました
年末から新年の雑誌情報です。もし他に情報をお持ちでしたら、コメント欄からお知らせくださるとありがたいです。

12/28 (金) 「キネマ旬報NEXT Vol.23」 撮影現場ルポ 「半世界」「まく子」
12/28 (金) 「GLOW」 大人男子ライフ(連載)
1/7 (月) 「CREA」 インタビュー 稲垣吾郎

これから映画や舞台の宣伝で雑誌への露出が増えるでしょう。来年も楽しみがたくさんありますね。


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西洋美術を楽しく読む (「ゴロウ・デラックス」 12/14)

先週に引き続き今週も夜のロケです♪二人は上野の国立西洋美術館にやってきました。1月20日まで開催されている「ルーベンス展」にお邪魔するためです。
「来たかった」と吾郎は嬉しそうです。しかも休館日ですから貸し切り状態。とても贅沢ですね。
今回のゲストは西洋美術史家の木村泰司さん。2014年12月以来2度目のご出演です。前回の出演の時ルーベンスが大好きなことが判明しましたが、今回はその“ルーベンス大好き”木村さんと一緒にルーベンス展を見て回るという素晴らしい企画です。(実は私は先月ルーベンス展を見てきたので、個人的にはその前にこの番組を見たかった気がしますが・・・)
会場に入ってすぐの4Kシアターで木村さんと落ち合いご挨拶。
「ルーベンスを語る時キラキラしてる。」(吾郎)
「そう、ばれちゃった、前回(笑)」(木村さん)
ルーベンスはルノワールやドラクロワなど後世の画家たちに大きな影響を与え、西洋美術を語る上で欠かせない人物なのだそうです。

課題図書 : 「人騒がせな名画たち」 木村泰司 (マガジンハウス)

名画の裏側にある驚きのエピソードを綴った本です。早速吾郎の朗読(一部)。

西洋絵画は長年にわたり教義や物語、そして倫理観や思想など、さまざまなメッセージを伝えるための手段でした。
そのため、伝統的に感性に訴えるよりも、理性に訴える事を重視してきました。
つまり、「美術は見るものではなく読むもの」なのです。

吾郎の声が少しかすれていてそれもまたいいなあ、などと不謹慎なことを思ってしまいました。(吾郎、連日の舞台お疲れ様です。)
「『絵には意味があるので、感性に働きかけるものでは全くありません。』と言われたのが印象に残ってます。」(外山さん)
「19世紀後半からは、絵画は個人的なものになっていきます。だから感覚に訴えていい。でもそれ以前の西洋美術は聖書や神話を主題にした“歴史画”なので読むのが当たり前だったんです。」(木村さん)
「当時は映画もないし、もちろんインターネットもないし。」(吾郎)
「今回は西洋美術の読み方、ルーベンスの素顔と魅力を教えていただきます。」(外山さん)

ルーベンスを知る上で大切な6つのポイントがあるそうです。
【1.スーパースター】
いよいよ展示室の中へ。まず向かったのは有名な「自画像」。といっても展示されているのはレプリカで、オリジナルはイギリス王室が持っています。
「チャールズ1世という王様がまだ王太子だった時に贈られたものです。」と木村さん。画家が王太子に自分の肖像画を贈るというのは今の我々から見ると不思議ですが、さしずめ芸能人のスターのサインを誰もが欲しがるのと同じ感覚だったようです。
「特にルーベンスは国際的スーパースターでしたから。名声がヨーロッパ中にとどろくんです。ポール・マッカートニーやレディ・ガガみたいに。」(木村さん)

【2.子煩悩】
ルーベンスが自分の長女クララを描いた「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」。ほんのり赤くてふっくらした頬と大きな目が愛くるしい肖像画で、私も目が釘付けになりました。
「肖像画というのはこちら(ルーベンスの自画像)を見ると分かるように斜めの構図が多いんですが、これは正面性が強いので、ルーベンスが個人的に描いたものだと考えられています。」(木村さん)
ルーベンスは子どもを描くのが上手かったそうで、「幼児イエスと洗礼者聖ヨハネ」という絵では自分の息子ニコラースをイエスのモデルにしたと言われています。
「当時は絵にタイトルがないんです。でもどういうものが一緒に描かれるかで誰かが分かる。」(木村さん)
ラクダの毛皮を着て子羊を連れていると洗礼者聖ヨハネと分かるそうです。
「そして子羊はキリストが犠牲になることを暗示している。十字架にかけられることですね。」(木村さん)
ルーベンスは子沢山で、2回の結婚で8人の子どもを授かりました。
「8人目の子どもはルーベンスが亡くなった時まだ奧さんのお腹の中にいました。痛風で亡くなったのに、どうやって子どもを作ったんだろう?と思いますけど(笑)。」(木村さん)

【3.超教養人】
「セネカの死」。この絵の迫力にも圧倒されました。ルーベンスは哲学にも精通し古代ローマの哲学者・セネカを尊敬していたのだそうです。この絵から何が分かるのか、解説の部分を絵の前で外山さんが朗読。

セネカは水を張ったブロンズのたらいの中に立ち、一人の弟子らしき青年がセネカの最期の言葉を書き取っています。
右手にはセネカの血管を切っている医師が描かれています。
背後では皇帝ネロが遣わした兵士たちが、セネカの自害を見届けようとしています。
古代ローマの歴史家タキトゥスによると、セネカは自分で血管を切ったのですが、ここではルーベンスはあえて医師に切らせているのです。
セネカはルーベンスにとって尊敬の対象でした。
(中略)
また、敬虔なカトリック信者であったルーベンスらしく、キリスト教で禁じられている自殺の罪からセネカを救おうという気持ちも表されています。
その結果がこの史実と違ったセネカ最期の場面の描写になっているのでした。

「それがこの絵ですね。」(外山さん)「すごいリアル。」(吾郎)
「当時は古代ローマの彫刻をモデルにしているんですね。」木村さんは絵のすぐ脇に展示された頭部の彫刻を指さしました。これは19世紀初めまでセネカ像だと思われていましたが、
「ルーベンスが亡くなった後に、セネカじゃないんじゃないか、と言われるようになったんですね。このポーズも、『瀕死のセネカ』という彫刻を参考にしたんですけど今ではアフリカ人の漁夫だと考えられています。」(木村さん)
「全然違いますね。」(外山さん)
「ルーベンスが亡くなった後で分かったことなので、ルーベンスが知らなくて幸いだったんですけど。」(木村さん)
ルーベンスは古代彫刻にも詳しい人だったんですね。
さらに木村さんはこんな指摘も。
「西洋美術ではよく裸体が描かれますが、白人なのに胸毛がないんですね。なぜかというと古代ギリシャ彫刻がお手本だから。古代ギリシャの人たちは体毛が薄い男性を美しいと見なしたんです。でもこれ、珍しくアンダーヘアらしきものが描かれているんですけど(笑)。」
思わず身を乗り出してその部分を凝視する吾郎と外山さん。腰に巻いた白い布の際から少しだけ見えているような・・・。
「というのは、お手本にした漁夫の彫刻では局部をさらしているんですね。だからオリジナルに忠実なんじゃないかな、と。彫刻の場合はアンダーヘアを表現します。」(木村さん)
「そうですよね、有名なミケランジェロとか。」(吾郎)
「ミケランジェロも『ダビデ像』(彫刻)では局部とアンダーヘアを表現してますけど、システィナ礼拝堂の『アダムの創造』(壁画)ではアンダーヘアを表現してない。」(木村さん)

4.バロックの巨匠
バロック(Baroque)とは17世紀ヨーロッパで発展した芸術や文化の様式のことです。背景には16世紀の宗教改革をきっかけに始まったカトリックとプロテスタントの対立がありました。プロテスタントが宗教画をモーゼの十戒で禁じられた偶像崇拝に当たるとして否定したのに対し、カトリックは宗教画を聖書の内容を伝える手段と位置づけました。そして「目で見る聖書」として発展したのがバロック美術。人々の宗教心を高めるため感覚的でドラマティックな表現が特徴です。
次の展示室には特に大きな絵が・・・。
「感覚に訴えようとするのがバロック美術の特徴なので、サイズが大きい方が効果的ですね。」(木村さん)
「キリスト哀悼」もその一つ。十字架に貼り付けにされて亡くなった後、十字架から下ろされたキリストの姿を描いています。
「青い衣装を着ているのがマリアさま。青はマリアさまの聖なる英知の象徴です。イエスさまの目を閉じて、それから茨の冠を被せられていたので、棘が刺さったのを取ってるんです。一番右にいて涙を流している女性は、美女は金髪で描きましたから、マグダラのマリアです。」(木村さん)
(このマグダラのマリアの涙が赤い、血の涙なのが実物を見るとよく分かります。すごい迫力でした。)
隣にも同じテーマの絵がありますが10年ほど前に描かれた作品です。
「赤い衣装を着ているのが、キリストに一番愛された聖ヨハネですね。」(木村さん)2つを見比べてみると後に描かれた方が完成度が高いことが分かります。
「違う。違う人が描いたみたい。」(外山さん)
「確かにこの少女とかさ、身体と首のバランスが・・・」(吾郎)「不自然ですね。」(木村さん)
「じゃあ、これは完成度が高くなったとみていいわけですね。」(吾郎)
「そうですね。ちょうどこの頃宗教画の注文がルーベンスの所にたくさん入ってきたんです。なぜかというと、前の世紀、16世紀にプロテスタントが増えてきたんですね。プロテスタントは宗教美術御法度なので、多くの宗教芸術が破壊されてしまった。その後宗教美術復興運動のというのが起こって、ルーベンスの所にも注文がたくさん入ってきたんです。」(木村さん)
キリストの復活を描いた「死と罪に勝利するキリスト」は後世の手がたくさん入ってしまってルーベンスらしさがあまり感じられないそうですが、“アトリビュート”と呼ばれる象徴的なものが多く描き込まれています。キリストは、釘を打ち付けられ穴が開いた足で
死の象徴である骸骨を踏みつけ、反対の足で同じように罪の象徴である蛇を踏みつけています。後ろにいる天使は復活を知らせるラッパを吹いています。
「こういう風に読めるんです、宗教画は。」(木村さん)

【5. ビジネスマン】
大量の注文をルーベンスはどうやってこなしていたのでしょうか。
「大工房を経営していたんです。だからスタッフが何人もいる。」(木村さん)
王族のようなお客さんの場合は「顔だけはルーベンスが全部描くこと」という契約書を交わしたとか。後はスタッフたちに任せていました。
「そうしないとルーベンス一人では全部描けない。版画も作ったし本の表紙もデザインしたし、まさにスーパースター。」(木村さん)
「すごいね、ビジネスマン。」(吾郎)
「株式会社ルーベンスです。」(木村さん)
今回の展覧会では、実際の制作過程が分かる作品も展示されています。それが
「マルスとレア・シルウィア」
レア・シルウィアは巫女で男性と付き合うことが禁じられていましたが、軍神マルスが襲い掛かろうとしています。
「二人の間にいるのがキューピッド、つまりエロス、欲望の神ですね。マルスの心臓とレア・シルウィアの股のあたりを触って、二人が結ばれるようにしているんです。マルスの後ろにいるのはプット―というキューピッドについている男の子で、マルスの兜を持ってお手伝いをしている。」(木村さん)
因みにこの二人の間に生まれたのが、後にローマを建国したと言われるロムルスとレムスだそうです。
「で、これは?」外山さんが隣にある絵を見て訊きました。全く同じ構図と色ですが、サイズはずっと小さいです。
「これはモデッロ(雛型)と呼ばれる油彩スケッチです。ルーベンスがまずこういう油彩スケッチを作って、それを基に工房で大きな作品を作る。」(木村さん)
「なるほどね、アシスタントじゃないんだね。」(吾郎)
つまり、モデッロは全部ルーベンスが描いているので価値がより高いのです。
「顔の表情が違いますね。マルスはもっと欲情してるのが分かります。」(木村さん)
「ほんとだ、キューピッドももっと怪しげだし。」(吾郎)
「表情はこちら(モデッロ)の方が断然リアリティがありますよね。」(木村さん)
「2つを見られるのは貴重ですね。」(外山さん)

【6. 外交官】
ルーベンスはアントウェルペン(現在のベルギーで当時はスペインの支配下にあった)出身で、外交官としてスペインとイングランドとの和平交渉に当たったこともありました。画家としての地位を確立した晩年には平和をテーマにした作品も描いています。それが
「ヴィーナス、マルスとキューピッド」
ここでも軍神マルスが登場します。
「この二人の間に生まれたのがキューピッド。ヴィーナスは人妻だったんですけど。」(木村さん)
「あれ?そうなんだ。」(吾郎)
「ルーベンスは外交官だったので、平和や戦争を意識した作品が多いんです。」(木村さん)
マルスの後ろにはうっすらとプット―が描かれ、マルスの鎧の留め具を外そうとしています。
「つまり、戦いよりも愛を、ということ。」(木村さん)
「不倫の現場だけど平和の象徴ですね。」(外山さん)
「こうなると“寓意画”というジャンルになって、格が高くなってきますね。」(木村さん)
読む人には解釈するための高い教養が求められ、作者ルーベンスももちろんその教養が備わっているのです。
「なるほど、なんかちょっとずつ分かってきたような…」(吾郎)

番組はエンディングへ。
「こんな贅沢な時間を全部ナビゲートしていただいて…」(吾郎)
「光栄でした。」(木村さん)
「もっと勉強すると楽しく絵画を読むことができるんですね。」(吾郎)
「それが西洋美術史という学問なんです。」(木村さん)
西洋文化に興味をもって色々勉強するのは楽しそうですね。

AD山田くんの消しゴムはんこはルーベンスの「自画像」の黒い帽子をかぶった木村さん。木村さんに喜んでいただけて良かったです。


番組を見終わって感じたこと。
吾郎に美術展の音声ガイドナビゲーターを是非やってほしいです。どこかの美術展で起用してくださいませんか?


拍手ありがとうございます

時代に感謝を

「 #SINGING」を繰り返し聴きながら思います。
ネットのある時代で良かった、と。
客観的に見れば、前事務所を退社して以来ゴロデラを除いて地上波にはあまり出られずCDも出せず厳しい状況だと言わざるを得ませんが、ネットに露出の場を作れているのは一条の光です。
そういう時代に生まれついたのも彼らの運の強さでしょう。そして運も実力のうち、という言葉があります。

その運と実力を信じてこれからも応援していきたいです。
だって、今の時代に生きている私たちも運が強いのですから。


拍手ありがとうございます


新曲♪新曲♫

今日も怒濤の一日でした。
朝起きてtwitterを見ると飛び上がるほど嬉しいニュースが!

稲垣、草彅、香取が”新しい地図 join ミュージック”として「Amazon Music」TVCMに登場!新曲「#SINGING」をAmazon Musicで独占ストリーミング配信開始! →新しい地図topics

9日のパワスプの最後に突然かかった曲ですね。Amazon MusicのテレビCMは今回が初との事で、そこに起用されるのは彼らが先駆者のイメージにぴったりだからだと思います。曲もとても疾走感があって、SMAPのアルバム曲を思い起こさせます(どの曲かはよく分からないのですが・・・)。そして何より驚いたのが、これを作ったのが15歳の中学生だということ!SASUKEくん!またすごい才能に出会うことが出来ました。これもSMAPの時と同じです。
さっそくダウンロードして繰り返し聴いています。新しい地図のHPにアップされているMVもとても楽しいです。

それからもう一つの新曲、吾郎の「SUZUNARI」も今日の「編集長稲垣吾郎」でフルヴァージョンが紹介されました。こちらはゆったりしたバラードで、吾郎のエンジェルボイスと相まって癒やし効果抜群です。
しかし吾郎は「難しかった。音域は僕に合っているけど、川谷絵音節とも言える独特のメロディで・・・。」と歌うのが大変だった様子。歌詞は吾郎の気持ちにぴったりだったそうで、「川谷さんはなぜ僕のことがこんなに分かるのか。天才ですね。」と絶賛していました。
こちらは21日(金)から配信開始です。待ち遠しいですね。


拍手ありがとうございます

名物書店員さんに会いに行こう (「ゴロウ・デラックス」 12/7)

今日はロケです♪二人がやってきたのは夜の神保町。

課題図書 : 「本屋の新井」 新井見枝香 (講談社)

「新井さんのことを知らない人は今の出版業界にいない」(外山さん)と言われるほど有名な書店員さんに会いに来たのです。吾郎はななにーのロケで一度新井さんにお会いしていますね。
「新井さんはゴロウ・デラックス的にも気になる存在ですね。」(吾郎)
ということで、閉店後の三省堂書店神保町本店にお邪魔しました。「蛍の光」をBGMにして中に入っていくのが新鮮です。
1階の目立つ棚にも「本屋の新井」が並んでいました。三省堂書店さんではランキング第5位に入っています。すごい!
二人がエスカレーターで文芸書のフロアに上がると新井さんが売り場の整理をしていました。そこでご挨拶。
「以前お会いしたんですけど、バタバタの生放送で・・・」と吾郎(それ言っちゃう?・笑)
「良かった、会えてまた」と新井さんはにっこり。書店員さんですが本も書いている多彩な方です。
そして何よりも「新井さんが紹介する本は売れる」事で有名。独創的な方法で本を紹介し、多くの作家さんから絶大な信頼を寄せられているのです。
「本屋の新井」は新井さん2冊目のエッセイ集。書店員から見た本屋の日常や裏話が綴られています。
新井さんが担当する売り場は思わず本を買いたくなるアイディアが満載。
まず一番目立つ平台に「新井賞」の帯を掛けた単行本を斜めに並べる。一番売りたい本は右端に置くそうです。平置きの本には高さに変化をつけ、わざと少なく置くこともあるとか。そうすると、
「あ、もう2冊しかない、売れてるんだこれ、と買ってくれる。」と新井さん。もちろんその後でちゃんと補充します。
「分かる分かる、Amazonとかでワインを買う時、残り1本だと買っちゃうヤツ。で次の日見てみると残り5本になってる。そういうことですよね?」(吾郎)
「そうです。」と堂々と認める新井さん、さすがです。
また余っていた昔のブックカバーを掛けた本も。「昔のカバーを好きな方が買ってくれる」とか。倉庫に一箱くらいあったのをもらって勝手にやっているそうですが、それを許してくれるお店も素敵ですね。
さらには「陸王」のPOPに足袋を取り付けたり、目の見えない人を主人公にした小説「闇に香る嘘」の文庫本は黒い箱に入れて手探りで取り出すようにしたり、本をイメージした仕掛けを考え出しています。
「いかに遊んで帰ってもらうか」と新井さん。
独自の工夫で驚異の売り上げを記録する新井さんですが、これらの工夫は売り上げのためだけにやっているのではないのです。
ここで吾郎の朗読。この本は出版業界唯一の専門紙「新文化」の連載をまとめたものです。

その間にたくさんの書店がなくなり、多くの仲間が業界を離れていった。それでも、書くことで何かを変えたいとかいう気持ちは未だに湧いてこない。
本屋で働くことに、特別な意味を見いだせていないし、無理に続ける気もないのだ。

新井さんを突き動かしているのはお金ではなく本に対する愛情なのです。これは2007年27歳でアルバイト店員になった時から変わりません。
例えば池井戸潤さんの「ようこそ、わが家へ」。新井さんは自分が読んだ時感じたストーカーに家を突き止められる恐怖感を表すため、POPにインターホンを取り付けました。お客さんがみんなピンポン♪と押していくのが嬉しかったそうです。しかし意外にも
「工作とか本当に嫌いなので、超面倒くさい。」のだそう。
「それでもこの本を売るにはこの方法しかなかったので、面倒くせえなと思いながら・・・」(新井さん)
「POPをつけるだけでも売り上げって変わるもんですか?」(吾郎)
「すごい変わります。5倍10倍に跳ね上がることも・・・。」(新井さん)

その仕事ぶりが認められ2011年に契約社員になった時、新井さんは本を売るため一人で新たな企画を立ち上げました。
「閉店後の店内で新井ナイトを開催」(外山さん)
「何ですか、新井ナイトって。」(吾郎)
「普通のトークイベントではあるけれど、必ず私が出るんです。作家さんと私で1時間くらい話すんです。」(新井さん)
新刊を出した作家さんはサイン本を書きに書店に来てくれますが、その時に話が盛り上がったため、そこだけではもったいないと新井さんが考えたイベントです。作家の本音が聞ける新井ナイトは今までに300回以上開催され、ジェーン・スーさんや道尾秀介さんなども出演しました。
道尾秀介さんによると
「出版業界がだんだん傾いていると言われている中、新井さんが難病の子どもを救う医師に見えております。ありがとうございます。」
とのこと。道尾さんは2016年「サーモン・キャッチャー」を出した時新井ナイトに出演しましたが会場に行くため本の売り場を通ると
「大きな鮭が棚の上にいるわけですよ。遠くからでも見えるPOPってなかなかない。サイズと鮭のリアルさに驚きました。書店に鮭がいるってみんな足止めますから。」
ととても楽しそうに話してくださいました。道尾さん、コメントありがとうございます。
「覚えてますか?道尾さんとの新井ナイト」(外山さん)
「そうですね、道尾さんもすごい油断してて・・・相手が私なので・・・普段言わないようなこと、ほとんど本と関係ない話になるんです。それをお客さんもすごい喜んでて『あんな道尾さん見たことない』って。」(新井さん)
本への思いなどはインタビューに載っているのでそれは一切聞かず、「昨日何食べましたか?」くらいの話から始めるそうです。
「会社もダメってよく言わないですよね。」と外山さん。鮭やインターホンを使ったPOPといい、余った古いブックカバーを使うことといい、自由にやらせてくれる良い会社だと私も思います。しかし新井さんは
「言われる前に決めちゃうんです。もう止めることは出来ません、って。やっちゃってから結果を出すんです。」ときっぱり。
「すごい。先駆者。」と吾郎は感心しました。

新井さんは2013年に正社員になり、翌2014年には自分の名前を冠した「新井賞」を設立しました。その動機も「本への愛」です。
「芥川賞・直木賞候補が発表されると私も読むんですけど、私が良いと思わなかった作品が受賞した時があって。そうなると本屋としては受賞作を前面に出して、取らなかった候補作は全部返品するんです。『それ、おかしくない?』と思って。私はこれが良いと思ったのに何で下げなきゃいけないの?と思ったところから『新井賞』の帯を作って本に巻いて、芥川賞と直木賞の間に置いてみたんです。」(新井さん)
そうしたらなぜか新井賞が一番売れたそうです。すごい!
「会社から色々言われませんでしたか?」(吾郎)
「会社には何も言わずにやったので、何だろう?という感じで。お客さんの方が詳しくて、毎回新井賞を楽しみにしてくれている人もいますね。」(新井さん)
今までに新井賞を受賞したのは8作品。帯は毎回手作りで、裏には
「子供を返して・・・」(「朝が来る」辻村深月)「絶対絶対おもしろい!」(「イノセントデイズ」早見和真)
など、新井さんのコメントが書かれています。でも新井賞受賞は作家さんには連絡しないそう。
「100万円あげるわけじゃないし」
と新井さんは謙虚ですが、2015年に「朝が来る」で新井賞を受賞し今年「かがみの孤城」で本屋大賞を受賞した辻村深月さんは、
「(新井さんは)すごく信頼の出来る書店員さんだなと思っています。」
新井賞受賞は文藝春秋の担当さんから連絡をもらって知ったそうで
「新井賞は芥川賞・直木賞と同じ日に発表なんですけど、その時自分はノミネートされた年ではなかったんですが、思いがけないプレゼントをもらってそのお祭りに参加させてもらえたのが嬉しかったです。新井ナイトいつでも行きますのでお誘いお待ちしています。」
とコメントをくださいました。辻村さんありがとうございます。

毎日本を買って帰るという新井さん。
「新井さんの本棚って気になりません?」(外山さん)
「気になりますね。」(吾郎)
ということで番組が新井さんのご自宅にお邪魔すると、お部屋に本棚はなく壁に作り付けの飾り棚に文庫本がぎっしりと詰め込まれています。
「崩れませんか?」とスタッフが聞くと
「何度も崩れてますよ。今落ち着いているので触らないでおこうと。」と新井さん。飾り棚に入りきらなくなった本は床に置いています。読んだ本は処分しジャンル毎に整理しているそうですが、一見すると雑然と積み上げられている感じが・・・(失礼!)。お気に入りの本は上の方に置かれていますが、1、2、3巻はあるのに4巻がなくて探しているうちにどんどん広がったりしてしまうそうです(笑)。
「意外と本少なかったね。」(吾郎)
「どんどん捨てていくのも意外ですね。」(外山さん)
「本は物なので。」と新井さんは読んだ本の大半は捨てています。読み返す本だけ残してあとは「ザクザク捨てちゃう」とか。
ここで書店員の日常が描かれた部分を外山さんが朗読(一部)。

勤務時間中に読書をしたことなど一度もない。
まずはひたすら棚整理。
自宅の本棚は常に雪崩れる5秒前だが、それと仕事っぷりは比例しない。
せり上がった帯を直し、飛び出たスリップを元に戻し、角を整え、減った本を補充する。

「本に塵一つ乗ってるのも嫌なんですよ。(後輩が)『終わりました』って言ってくるんですけど『終わってないじゃん!』って。」(新井さん)
「そこは家とは別なんだ(笑)。」(吾郎)

新井さんは買う本を選べない人のためにお薦めの本の棚を作っています。その中から特に新井さんが読んで欲しい本を紹介してもらいました。
まず、柚木麻子さんの「その手をにぎりたい」。
この本は新井さんが初めてPOPを作った本。鮨を題材にしていることから手の模型の上にトロの握りのサンプルを置いたPOPを作り注目を集めました。
「柚木さんは、僕が時々話す西加奈子さんのお花見会でいつも大フィーバーしててすごく面白いキャラクターなんですよ。」(吾郎)
「はい、新井ナイトにもかなり出てもらってて、すごいパワフル・・・。でも結構シリアスな小説も書いてて。」(新井さん)
「そう?食べ物の小説ばかり書いてるイメージだけど。」(吾郎)
ここで吾郎と新井さんの話が合ったのが良かったです、本を売る人と本を読む人がつながった瞬間を見られた気がして。
そして新井さんお薦めの作家は千早茜さん。「『男ともだち』は是非読んで欲しい」そうです。

「本の見方が変わるし、本屋さんに来たいね。」と吾郎。
AD山田くんの消しゴムはんこもとても可愛らしかったです。

それにしても、本の売り場にあの金だるまがドンと置かれたインパクトと違和感といったら・・・(笑)。今後新井さんが金だるまを使ったPOPを作るかもしれません。


拍手ありがとうございます

ロマンチック・ハワイアンズでゴローハ!

そして、吾郎の誕生日にまたまた嬉しいお知らせです。
福島県の「スパリゾートハワイアンズ」のキャンペーン・キャラクターに吾郎が就任、来年3月31日まで様々なコラボ企画が行われます。
スパリゾートハワイアンズの親会社の前身が炭鉱会社だったそうなので、炭つながりで映画「半世界」のスペシャルギャラリーも開かれます。

詳しくは ロマンチック・ハワイアンズHP をご覧ください(新しい地図topicsにも概要が出ています)。
合言葉は「ゴローハ!」

今回吾郎がこのキャンペーンを通じて福島を少しでも盛り上げられるなら嬉しいです。SMAPが毎週スマスマで東日本大震災支援金のお願いをしていたのと志は同じですよね。

拍手ありがとうございます

Happy Birthday, Dear Goro!

吾郎45歳のお誕生日おめでとう
今日は大阪の舞台の上でお誕生日を迎えましたね。役者として一番幸せなことでしょう。本当におめでとうございます

昨日からAmazonプライムビデオで「東京BTH」の配信も始まりました。私は第2話まで観ましたが、とても面白いですね。ドラマなのですが途中からフリートークになっていく感じが新鮮です。自由になりすぎてオープニングの設定から外れてしまうのもご愛敬。吾郎と要潤さんと勝地涼さんが楽しく話しているのを観ていると癒やされます。吾郎から素敵なプレゼントをもらった気分です

来年は「半世界」「ばるぼら」の2本の映画と舞台「LIFE LIFE LIFE 人生の3つのヴァージョン」がありますね。これだけたくさんのお仕事がもう発表されているので楽しみしかありません。とても忙しいので、身体にはくれぐれも気をつけて頑張ってください。

それから・・・今日「世界に一つだけの花」を買いました。今の吾郎はもちろん一番素敵ですが、それも今まで築いた実績があればこそ。だからその原点を大事にしたいです。
そしていつか5人が集結できる日が来ることを信じています。

最後に一言。これからも大好きです


拍手ありがとうございます。

東京BTH関連情報

毎日のように朝起きると何か嬉しいお知らせがある。本当に幸せです。この幸せを当たり前と思わずに感謝してかみしめたいです。

1. 主題歌「SUZUNARI」を吾郎が歌う♪
作詞作曲は先日のななにー人狼ゲームに出演してくださった川谷絵音さん(「ゲスの極み乙女」)。先ほどの「編集長稲垣吾郎」で初披露されました。ゆったりとしたバラードで、シェアハウスの中に流れる穏やかな空気を感じさせる曲です。SMAPのアルバム「Mr. S」の「好きよ」に雰囲気が少し似ているかもしれません。「まさか自分が歌うことになるとは思わなかった」と吾郎は言っていましたが、吾郎のまったりとした歌い方は曲調によく合っています。とてもいいです。
「編集長稲垣吾郎」の放送がこれからの地域の方はお楽しみに(radikoのエリアフリーでもう聴かれた方もいらっしゃるでしょうが・・・)。
iTunes、レコチョク、Amazonで12/21(金)から配信開始です。
詳しくは 新しい地図topics をご覧ください。

2. 東京BTHエピソード0配信開始♪
明日からの本編配信開始に先駆けて、「エピソード0」(三人の出会い編)が配信されています。とても面白いドラマになりそうな予感がします。是非観てください。

本当に久々の吾郎主演の連ドラ、期待したいです。


それから来年4月の吾郎の舞台ですが、演目が変わりましたね。こういうこともあるのだとビックリしました。「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」は本当に好きな作品なので観られないのは残念ですが、「LIFE LIFE LIFE 人生の3つのヴァージョン」もとても面白そうなお芝居なので楽しみに待っています。
何より出演者も日程も変更なく公演をしてくれるのが有り難いです。


拍手ありがとうございます



今生きている奇跡 (「ゴロウ・デラックス」 11/30)

あろうことかPCが日曜日のななにーの最中に固まってしまい、リセット(リフレッシュ)をする羽目になりました。セットアップに時間と手間をとられましたが、一応調子は良くなったようです。しかしその為こちらの更新がますます滞ってしまっています(汗)。

オープニング。
「今異例の動物図鑑がヒットしているんです。どんな動物図鑑だと思いますか?」(外山さん)
「やっぱり、犬とか猫とかかわいい動物?」(吾郎)
「そう思いますよね。実は絶滅動物の本。」(外山さん)
「…なんで?!」(吾郎)
「今夜のゲストはその絶滅動物に魅了された方です。」(外山さん)
「絶滅動物?」吾郎は狐につままれたような顔をしています。

今夜のゲストは図鑑制作者の丸山貴史さん。大学卒業後「ネイチャー・プロ」の編集室に勤務し、数々の図鑑の編集・執筆・校閲を担当してきた方です。

課題図書 : 「わけあって絶滅しました。」 今泉忠明監修 丸山貴史著 (ダイヤモンド社)

“絶滅”という言葉の持つ暗いイメージとは反対に「絶滅動物を明るく楽しく紹介する」という発想で作られた本です。元々は小学5年生向けなのですが大人にも大好評で、3万部売れればヒットと言われる図鑑の分野で今年40万部売り上げる大ヒットを記録しました。今回は絶滅動物の知られざる世界に迫ります。

まず外山さんの朗読から。そもそも「絶滅」とはどういう事なのでしょうか。

地球にはじめて生命がうまれたのは、およそ40億年前。
たったひとつの「細胞」が、海の中で偶然うまれたようです。
細胞とは、目に見えないほど細かな、いちばん小さい命の単位。これがすべての「命」のはじまりでした。
でも、はじまりがあれば、かならず終わりもあります。
命の終わりは「死」。
そして、種の終わりが「絶滅」です。
絶滅とは、その種類の生き物が、この世から1匹残らず消えること。
強い生き物も、賢い生き物もたくさんいました。
けれど、さまざまな理由で、ほろびていったのです。
実際、今まで地球にうまれた数えきれないほどの生き物のうち、99.9%の種が絶滅しているのです。
地球にうまれた生き物は、いつか絶滅する運命。
むしろ、生き残ることのほうが、例外なのです。

「うん…」(吾郎)
「そう言われると、私たちが尊いものなんだな、という気がしますけれど…」(外山さん)
絶滅の確率99.9%。何とも恐ろしげな数字ですが、丸山さんによると絶滅は地球上に前向きな変化をもたらすそうです。
「絶滅が起きないと新たな進化も起きないんです。地球の環境が大きく変わると、そこにいたものが一掃されるんです。そうすると地球に空白環境が生まれる、何もいない所が。そこでわずかに生き残った生き物たちは広大な空白環境でどんどん種分化といって新たなグループを生み出すんです。普通ならば進化は歩みがゆっくりなんですよ。なぜかというと上がつかえてるから。いわばイス取りゲームですね。普通ならば1つ空いた所にようやく滑り込む所が、イスが全部空いていたら大して適応していないヤツでも座ることが出来る。」(丸山さん)
「増えていくんだ。」(吾郎)
「そう。一気にバリエーションが拡がるんです。」(丸山さん)
つまり絶滅が進化をもたらし、そのお陰で現在私たちが存在しているわけです。
とここで
「吾郎さん!」と外山さんが呼びかけました。
吾郎が振り向くと後ろの出入り口の上に
「動物のいない動物園」
という看板が掲げられています。
吾郎は先頭に立ってそのカーテンをくぐりました。
「こんな狭いの、この入口」と言いながら。
(毎週ゲストの方々はその狭い入口を通って登場していらっしゃるのですね…)
「わぁ、すごい、動物園だ!」と吾郎がいかにもわざとらしく言ったその場所は、パネルが何枚か張られたコンクリートの壁。絶滅動物たちを紹介する動物園です。

絶滅動物 その1.オオツノジカ(哺乳類)
約2000万年前に存在した生き物。特徴は名前にもなっている横幅3m、重さ45kgの大きな角です。しかし…
「角に栄養を取られて絶滅してしまいました。」(外山さん)
「この角は両方合わせて45kg位あるんです。鹿は毎年角を落として新しいものを作らないといけない。」(丸山さん)「え?」(外山さん)
「ニホンジカもそうなんです。春に生えてきて、秋に(他のオスと)戦って落として、また生えてくるというのを毎年繰り返すんです。」(丸山さん)「ああ!」(吾郎)
「角が全部なくなっちゃうんですか?」(富山さん)
だとすると毎年45kgの角を作るのは大変ですね。
「角は主にカルシウムとリンで出来てますから、身体の中から絞り出すわけですよ。骨に蓄積したカルシウムを角に使うので骨がスカスカになっちゃう。」(丸山さん)
「栄養を取られちゃう。」(吾郎)
「で元々は葉っぱをいっぱい食べて何とかやってたみたいなんですけど、やはり環境が変わって森が小さくなってくると充分に食べられなくなって…。でこれ、真横に広がってますからね。ニホンジカ(の角)は上に伸びてるじゃないですか。でもこれは本当に真横ですから森の中を歩けない、邪魔で。頭を下げたってくぐれないですからね(笑)。」(丸山さん)
「何か間違っちゃったね。」(吾郎)
「女性が強かったのかも知れないですね、圧力が。」(丸山さん)
「ね、かわいそう。」(外山さん)
「だいたいそうですよ。メスはなるべく大きなオスと交尾するわけですから、より(角が)大きくなっていくという傾向があるんです。」(丸山さん)
「切ないね、男の性だね。」(吾郎)
「そんな無理しなくて良いのに、と言いたくなっちゃいますね。」(外山さん)
「そういう優しいメスがいれば良かったけど。『もっともっと!もっともっと私を魅了しなさい!』。」(吾郎)
じゃ、どうすれば良かったかというと、
「卵の殻でも食べてカルシウムを補えば良かった」(外山さん)
「貝殻でも良かったですね。」(丸山さん)
絶滅動物その2. ディッキンソニア(エディアカラ生物群)
6億年前、先カンブリア時代の動物です。この時代の生き物の化石はほとんど残っていませんが、このディッキンソニアの化石は奇跡的に残っていたのです。そしてその絶滅の理由は、
「プニプニ過ぎて絶滅」(外山さん)
「先カンブリア時代には体の硬い生き物がまだいなかった。捕食者がいなかったからです。目、口、ヒレを持っている動物がいなかった。追っかけられもしないし、発見されもしないし。だから体を硬くするよりも柔らかい方がエネルギーが少なくてすむ。体を硬くするにはカルシウムが必要ですから。」(丸山さん)
捕食者におびえることもなく、海の中でプニプニと平和に暮らしていたディッキンソニアでしたが、あるハンターの出現で絶滅に追い込まれます。
「目と口を持つ、誰かを傷つけてでも生きていくたくましさを持った生き物。」(丸山さん)
「ああ、その子達がディッキンソニアを食べちゃうんですね。」(外山さん)
「先カンブリア時代はハンターのいない時代だったんですけど、こういうハンターが現れたことで時代がガラッと変わって、カンブリア紀に入っちゃう。目が発達して食うか食われるかの世界になっていく。」(丸山さん)
「戦国時代みたいな・・・。このハンターの一番最後は誰ですか?」(吾郎)
「ハンターの一番最後は分かっていないんですけど、カンブリア紀で有名なのはアノマロカリス。目と口とヒレがあるからすごいんです。あと三葉虫は目を最初に手に入れたといわれています。」(丸山さん)
ハンターの出現は意外な影響も残しました。
「こうなると動物が体を硬くし始める。そうすると、化石に残るんですね。」(丸山さん)「なるほどね。」(吾郎)
そんなディッキンソニアへのアドバイス(?)は、
「だれかを傷つけてでも生きていくたくましさがほしかった」(外山さん)
「これ、全部に言えるじゃない。」(吾郎)
絶滅動物の中には変な進化をしたものもいました。次の生き物は一見すると子供が絵に描いたロボットのような姿形です。
絶滅動物その3. オパビニア(不明)
「これすごくないですか?想像上の生き物みたいな。」(外山さん)
体長は5cmくらい。カンブリア紀中期に絶滅しました。その理由は
「デコりすぎて絶滅」
「(体のパーツが)いっぱいついてますね。」(吾郎)
「だから学会で『こんな動物がいました』と初めて発表された時、真面目な学会なのに博士達が大笑いしたんです。」(丸山さん)「でしょうね。」(吾郎)
「ほんとかよ、そんなわけねぇだろ、って。それくらい信じられなかったんです。」(丸山さん)
博士達が爆笑したというド派手な動物オパビニアが絶滅した理由を、吾郎がオパビニア目線で朗読。

えっとね、まずね、目は5つつけたでしょ。
それで目の形はキノコみたいに高くして、後ろまでよく見えるようにしたの。
あとね、頭の前にゾウの鼻みたいな長いホースもつけた。
あ、でもこれ鼻じゃなくてうでなの。
うでの先にはカニみたいなハサミもついてる。
これでえものをはさんで口に運んでたんだよー。
口は体の下側にあるんだ♪ あとねあとね、体の両側にヒレをつけたんだけど、息をするためのエラもここにある。
べつにつけるの忘れてたわけじゃないよ?あとはなにかな~・・・・・・。
尾の部分をエビみたいな形にしたくらいかな~。
あ!思い出した!体の下にはイボみたいな小さい足をたくさんつけたの!海底をズリズリ歩きた~いと思って!ね~♪
みたいなことしてたら、環境の変化についていけなくて死んだ。

読み終わると吾郎も外山さんも笑い転げました。
「かわいそう!(笑)」(吾郎)「死んだ(笑)」(外山さん)
「やりすぎた!でもよくデコれたね。」(吾郎)
「普通、同時にいくつものパーツが進化してくることってなかなかないんですけど、こいつはこいつだけでオパビニアっていうグループなんですね。近い生物が他にない。」(丸山さん)
「すごいね、唯一無二っていうのが。」(吾郎)
そんなオパビニアはどうすればよかったのかというと・・・
「ほどほどにしておけば良かった」
「いろいろあれば有利ってもんじゃないんですよね。何かに備えてこれもこれも、とやってると、結局そこにエネルギーを使っちゃうので全体の収支が合わなくなる。少ない必要なものだけで構成されたものの方が強いんです。」(丸山さん)
それにしても吾郎の朗読の可愛かったこと!聞いていて思わず頬が緩みました。BGMがショパンの「別れの曲」だったのもツボです(絶滅だから別れ・・・)。
絶滅動物その4. ターパン(哺乳類)
馬と同じ種類の動物。絶滅したのは1909年と最近なので写真も残っています。絶滅した理由は意外にも「ロマンチック」だとか。
「ウマに恋して絶滅」(外山さん)
「え?これはちょっと興味深いですね。」(吾郎)
「似てますもんね。」(外山さん)
ターパンはヨーロッパの森と草原に住んでいましたが、人がどんどん増えて森を伐採し牧場が作られたために、彼らの住んでいた森と草原が分断されてしまいました。そして、その間の牧場で馬が飼われたので、
「ターパンが『あ、あそこにウマがいる!』ということで寄ってきて馬を連れ出しちゃったりとか塀を乗り越えて交尾しちゃったりとか、余計なことをするので、牧場主が激怒して撃ち殺したとか・・・」(丸山さん)
「ひどい(笑)。だって遊びたいですよね、馬と。」(外山さん)
「でも、お前は馬とは違うんだよ、って。人間にとってはね。」(吾郎)
「馬と同じように育てることは出来なかったんですか?」(外山さん)
「やっぱり気性が違うんでしょうね。大きさも違いますし、家畜に余計な血を入れたくないというのもあったと思います。」(丸山さん)
「あと乗用ができなかったんじゃない?馬と違って。」(吾郎)
「(馬より)若干小さいですからね。あと連れ去られちゃう場合もあってそれも困りますし、馬のために用意しておいた飼葉を食っちゃったりとか。」(丸山さん)
「だって食べるものは同じでしょう。」(外山さん)
「そう、結局人間がこいつらが住んでた所に入り込んで、勝手に牧場を作って『ここは俺のとこだ』と言ってるだけですから、ターパンにとってはひどい話なんですけど。」(丸山さん)
「馬に生まれれば良かったね。」(吾郎)「そうですね。」(外山さん)
野生のターパンは1909年までなんとか残っていましたが、家畜のウマと交雑して終いにはいなくなってしまいました。(聞けば聞くほど人間によって絶滅させられてしまった感じがしますね・・・。)
「ただ今の馬の中にターパンの遺伝子は残っているので、完全な絶滅というとどうかな、と。」(丸山さん)
じゃあどうすりゃ良かったかというと、
「人間になんか近づかなければよかった」
「切ないね・・・」(吾郎)

「面白かったなぁ。いろいろな理由があるんですね、絶滅にも。」(吾郎)

そしてこの本には奇跡的に絶滅しなかった動物も記載されています。その中から丸山さんお気に入りの動物を紹介します。
絶滅しそうでしなかった動物その1. オウムガイさん(頭足類)(←なぜかさん付け・笑)
「貝と言ってもタコやイカの仲間ですね。」(丸山さん)
5億年前に現れ現在に至るまでほとんど形を変えずに生きてきたため「生きた化石」と呼ばれます。そんなオウムガイが生き残った理由は
「やる気がなかったから」(思わずスタッフから笑い声が・・・)
「いいですね、やる気がなかったから、って。やる気はあったんでしょうけど、本人達は」(外山さん)
「グループ全体としてはやる気のあるものも出てきたんです。めちゃめちゃデカいのもいましたし。ただ、やる気のあるヤツは海の中の浅いところで頑張ってた。浅いところの方が餌も多いですし。そうやって浅いところで頑張っていたヤツらがどうなったかというと、6600万年前に隕石が落ちてきた時恐竜と一緒に滅びちゃったんですね。でも今生き残ってるオウムガイは、数種類いるんですが、頑張ってる人たちから追いやられて『じゃあ僕たちは深いとこへ行きます』と。で深海でほとんど動かない、ほとんど食べない、でじーっと生き残ってきた。そして深海では隕石が落ちてきても影響が小さかったものですから、知らない間に天災をやり過ごしてしまったんです。で未だに生き残ってる。」(丸山さん)
「何が楽しかったんだろうね。」吾郎がぼそっと言ったので丸山さんは思わず笑いました。
「やっぱり長く生きることが一番の喜びだったんじゃない?それで行こうよ俺たちは、って。」(吾郎)
絶滅しそうでしなかった動物その2. ロードハウナナフシさん
丸山さんが特にお気に入りの動物だそうです。昆虫ですね。
「ナナフシですけど15cmもあって結構ぶっといんですよ。」(丸山さん)
「怖い!ザリガニみたい。」吾郎がそう言うと「お!」と丸山さんが感心した声を上げました。実はロードハウナナフシはその見た目から「陸のザリガニ」と呼ばれているのです(←吾郎さすが!)。
元々の生息地はオーストラリアから400km離れたロード・ハウ島。
「だからロードハウナナフシなんだ。」(外山さん)
「ここにしかいないの?」(吾郎)
「そうです。固有種ですね。だからあれだけデカくなれた。島というのは敵がいないことがあるので。」(丸山さん)
しかし1920年、島に船が難破したことがきっかけでネズミが侵入。ロードハウナナフシは食い尽くされ絶滅したと考えられていました。
「船の難破で!」(吾郎)「大した匹数はいなかったと思うんですけどね・・・」(丸山さん)
しかし彼は生きていたのです!生き残れた理由は
「流木で海を渡っていたから」
「ええっ!そんなことあるの?!」吾郎は叫びました。
「その理由がお気に入りなんですね。」(外山さん)
「ドラマみたい。」(吾郎)「どうやって・・・」(外山さん)
「だからずっと絶滅したと思われてたんですよ。こんなデカいがいたのにもったいねえな、という感じで。それでロード・ハウ島からたった16kmのところに岩礁があるんです、三角の岩がドーンと突き出たボールズピラミッドという岩山が。で変わり者のロッククライマーが船で乗り付けて岩山を登ったりするんですが、1960年代にあるロッククライマーが登ったら、『これロードハウナナフシ?』というような死体を見つけた。それで10年以上経って実際に調査に行ったら、生きてる個体を見つけたんです。」(丸山さん)「へぇ、すごい。」(外山さん)
そして、つい最近遺伝子を調べたところ、そんなに遺伝子が違わないので、ロード・ハウ島から流れ着いたものと考えてよろしい、という結論が出たそうです。
「でもね、本当に岩山で土がほとんどない場所ですから、フトモモという背の低い木が這うように生えてる所で細々と生きてた。世界で一番自然分布域が狭い生き物ですね。」丸山さんは興奮気味に話しました。
「丸山さんハンパじゃない詳しいですね。」吾郎が感心しました。

そんな丸山さんは新しい図鑑を作りたいと思っていますが、色々な出版社から断られているそうです。番組でも「ワン!」と音をかぶせたので、いわゆる放送禁止用語ですね。「形が面白いんですよ」と丸山さんは語り、AD山田君にもウケていましたが、実現は難しそうです。


拍手ありがとうございます

【緊急募集!】 週刊文春アンケート

突然のお知らせですが、週刊文春でアンケートを募集しています。
テーマは
「阿川佐和子対談」あなたの心に残るこの人の言葉

締め切りは 12月3日(月) 24時 です。

吾郎がファンに向けて真っすぐに届けてくれたあの言葉は心に残りましたね。改めてその思いを文春編集部に伝えるチャンスです。
締め切りは明日、今日はななにーと忙しくはありますが、何とか書き込もうと思います。

回答は こちら から。
(注 : 回答するにはメルマガへの登録が必要です。


拍手ありがとうございます
プロフィール

はちミツ

Author:はちミツ
【注意:当ブログの内容の無断転載は禁止します。】

稲垣吾郎さん大好き、SMAP大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は26年目になります。
彼らがいつかまた集まりたいと思った時そうできるように、彼らがそれぞれ今いる場所で益々輝いていってほしいと願っています。
だから「SMAP大好き」という気持ちも「新しい地図の3人の活動を応援する」気持ちも私の中では同じ一つの思いなのです。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②「稲垣吾郎オフィシャルブログ」、twitterアカウント @ingkgrofficial も必見!
③「ゴロウ・デラックス」再開熱望!

メールは↓へ。
walkwithgoro☆hotmail.co.jp
(☆を@に変えて下さい)

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