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はちミツ

Author:はちミツ
【注意:当ブログの内容の無断転載は禁止します。】

稲垣吾郎さん大好き、SMAP大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は25年目になります。
彼らがいつかまた集まりたいと思った時そうできるように、彼らがそれぞれ今いる場所で益々輝いていってほしいと願っています。
だから「SMAP大好き」という気持ちも「新しい地図の3人の活動を応援する」気持ちも私の中では同じ一つの思いなのです。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②「ゴロウ・デラックス」(TBS)もお見逃しなく!
③「稲垣吾郎オフィシャルブログ」、twitterアカウント @ingkgrofficial も必見!

メールは↓へ。
walkwithgoro☆hotmail.co.jp
(☆を@に変えて下さい)

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気が付けば雑紙祭り

2018/02/26
category - 雑誌
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気が付いたら様々な雑紙に吾郎が露出していて追いついていくのが大変です。

今日は、「月刊TVガイド」と「月刊TV Navi」を買ってきました。どちらも吾郎のインタビューが載っているからです。「クソ野郎と美しき世界」の公開に向けて本格的なプロモーションが始まったのですね。
「Junon」も買って読みました。吾郎、剛、慎吾がお互いの違いを認め合いながら良い関係を築いている事が窺えます。

さらに!
3/1 (木)発売の「PEN」は吾郎が表紙だそうです!
Amazonでその表紙の画像を見てきましたが、良い意味で危険です!本屋さんで買うつもりですが冷静な顔でレジに向かえる自信がありません!内容も期待大です!

最近吾郎の表情がとても良くなっていると感じます。剛も慎吾もですが、伸びやかで自由な雰囲気がするのです。「Junon」のグラビアでは3人とも嬉しそうな顔をしています。夜のビルの屋上でのグラビアは「夜空ノムコウ」のジャケ写に似ていてこれもグッときます。
つまり何を言いたいかというと、どの雑紙も写真がとても良いので、全部買いたくなってしまうのです。
久しぶりに雑紙貧乏まっしぐらです(笑)。


拍手ありがとうございます

                
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オンリーワンを求めて (「ゴロウ・デラックス」 2/23)

2018/02/26
category - GORO
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オープニング。
「今夜は映画を撮り続けて半世紀以上、現在も第一線で活躍し続けて映画界に様々な影響を与えた伝説的なゲストです。」(外山さん)
「貴重なお話を沢山聞かせて頂きたい。大ファンなんで。ゴロウ・デラックスやってて良かったよ。」(吾郎)
吾郎にそこまで言わせる伝説的なゲストさんとは?

「さあ、早速お呼びしましょう。映画作家の大林宣彦さんです。」
外山さんに呼ばれゆっくりと入っていらした大林宣彦監督は
「やあ吾郎ちゃん、ようやく会えたね。」と両手を広げて吾郎をハグしてくださいました。吾郎も少し屈んで「ようやく会えましたね…。」と抱きしめ返しました。とても温かい雰囲気です。
映画作家の大林宣彦さん、80歳。生まれ故郷の尾道を舞台にした「転校生」「時を駈ける少女」「さびしんぼう」の3作は「尾道三部作」と呼ばれ日本映画史に残る名作と言われています。更に今年1月には映画「花筺/HANAGATAMI」で第72回毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞しました。
しかしその撮影開始前日にステージ4の肺がんが見つかり、余命半年の宣告を受けたのです。一昨年8月のことでした。
今回は大林監督の77年にわたる壮絶な映画人生を振り返ります。

「日本映画大賞受賞おめでとうございます。」と吾郎と外山さんがお祝いのご挨拶をすると
「有難うございます。吾郎ちゃんがまたいい映画評を書いてくれて…」と大林監督。
「はっ?!」吾郎は目をまん丸くしました。
「拝読しました。とても立派な素晴らしい、ええ。」大林監督は「an・an」の「シネマ・ナビ」を読んで下さったのですね。
「ありがとうございます。いや、嬉しい…!」吾郎は深々と頭を下げました。そして
「そうなんですよ。僕も『花筺』を拝見させて頂いてすごくこの映画に感動しました。体感型映画というか、自分も登場人物の一人になってその時代を生きさせてくれる、共存させてくれる…」と夢中になって語り始めると
「今度映画出て。」と大林監督が手を差し伸べました。吾郎はその手をしっかりと握リ返しながら
「ありがとうございます。決まりましたよ!」とカメラ目線で言いました。
「こういう人でなきゃうちの映画はやれないの。」(大林監督)

課題図書 : 「大林宣彦の体験的仕事論」 大林宣彦・語り 中川右介・構成

大林監督の映像に捧げた人生を振り返り、その仕事論、哲学を余すところなく語った本です。
その中から、映画を志したきっかけについての部分を吾郎が朗読。

僕が子どもだった頃には、日本はまだ戦争をしていました。
当時の日本人が「大東亜戦争」と呼んでいた、すなわち今でいうあの太平洋戦争を体験し、日本が敗けたことで「敗戦少年」となって育った僕らの世代には、それからの日本では「平和を作る」ことが一番の目標となったのです。
でも、「平和を作る」方法を学べるところなんてないんですよ。
大人たちはそれまでずうっと戦争をしてきたんですから。
そこで「とにかく大人たちの真似はしないで今まで誰もやらなかったことをやろう」ということだけを、僕は自分が二十歳になったときに、まず決めたんです。

「こういう時代だったんですね。」と吾郎はしみじみと言いました。

大林監督は1938年、代々続く医者の家に生まれました。なんと3歳の時には既に、自宅の納屋にあった映写機を使って遊んでいたそうです。
「我が家の蔵は宝物の箱だったんです、子供の私にとっては。その中で見つけたのが映写機で。」(大林監督)
「運命ですね。映画の申し子というか。」(吾郎)
「フィルムを探してきて、この動きとこの動きと、この人物とこの人物を繋いだら、こんな物語が出来ると自分で物語を作ったり。例えば当時ののらくろという主人公がポンと手を出したところでポパイという主人公がポンと転ぶと、全く別の物語の主人公なのに共演しちゃうわけだ。そのうち、そのフィルムが父親のライカのキャメラのフィルムと同じだということが分かって、父親が残してくれたキャメラを持ち出して今度は一コマずつ映して…私が丹下左膳か何かに扮して一コマずつ撮影して、それを現像してもらって映写機で映すと、私が映ってるんですよ。」(大林監督)
「色々考えて!」(外山さん)「3歳4歳5歳の時に!」(吾郎)
「私のユニークなところはね、映画館で観る前に作っていたの。」(大林監督)
「映画館で観る前に映画を作った人って多分世界に誰もいない。」(吾郎)
「天才少年です。」(外山さん)まさに!

1960年(22歳)
映画に魅了された大林監督は大学在学中から自主映画の製作を始め、1963年、自主映画がベルギー国際実験映画祭で審査員特別賞を受賞。その作品「喰べた人」はレストランで料理を食べ続ける客が包帯を吐き出し、最後には包帯だらけになってしまうという実験的な内容でした。

1964年(26歳)
アマチュア映画監督として注目を集めた大林監督は広告会社のオファーを受け、CMディレクターの仕事を始めました。1970年にはあのチャールズ・ブロンソンを起用した「マンダム」のCMを制作。(みうらじゅんさん、田口トモロヲさんゲスト回の時、このCMの話題で盛り上がりましたね!)約2000本のCMを手掛けたそうです。

1977年(39歳)
CM業界で活躍していた大林監督は初の商業映画「HOUSE」の監督に抜擢されます。映画監督デビュー作は大ヒットしましたが、ここに至るまでには様々な障害があったそうです。
「映画監督という職業はなかったんです。黒澤明さんは『東宝株式会社 監督部』の職員。小津安二郎さんは『松竹の監督部』であり…だからフリーの映画監督はないわけですよ。」(大林監督)
「今だったら普通ですよね。」(吾郎)
なぜ大林監督がフリーにこだわったのか、その理由を語った部分を吾郎が朗読。

映画は好きだけど、「映画の会社に入ろう」などとは思わなかった。
その頃まだたくさんあった映画会社はそれぞれに新入社員の公募をしていたでしょうが、入社試験を受けて合格するのは東大や京大や早稲田大学などの有名校を出たエリートたちばかり。
つまり、まだまだ既成の権威の許にある。
だから映画会社の入社試験を受けるという発想は、僕にはもともとない。
僕はそういう既成の権威の枠組みの中に入るための学校の勉強は、なんだか不自由で好きじゃなかったですから。
むしろ、東京に出るときに父親からもらった8ミリ映画のキャメラがあったので、これで自由に、新しい時代の映画を作ってみようと思ったんです。

大林監督は吾郎の朗読を微笑みながら静かに聞いていましたが、「HOUSE」の制作には更に障害があったそうです。それはこの企画が

「女子高生が人食い屋敷に殺されるホラー映画」

だったから。格調高い映画が良いとされていた時代にはそぐわない内容だったのです。
逆風の中、この企画にGoを出したのは、当時の東宝副社長の松岡功さん。あの松岡修造さんのお父様です。
「『こんな無内容な馬鹿馬鹿しい脚本を読んだのは私も初めてです。しかし私が納得して私が薦める映画はもう誰も観てくれません。だからどうか大林さんが信じる、私から見れば馬鹿馬鹿しい無内容な映画をそのまま作ってください。』というオーダーだったんです。」(大林監督)
「馬鹿馬鹿しい、って言われてたんですね。」(吾郎)
「それを決定したのが松岡さんの素晴らしいところで、『こういう人が作る映画を私は観てみたい』と。」(大林監督)
ここで「HOUSE」の映像が少し流れましたが、少女たちが燃え上がったり、ピアノやタンスに食べられたりして血がシャワーのように飛び散る強烈なものです。吾郎はそれを観て「面白い!」と声を上げました。
「こんな表現は失礼かも知れませんが、ぶっ飛んでるというかさ…。あの映像を見たら忘れないよ、頭にこびりついてさ。これは大ヒットしたのに批判もされたんですか?」
「だから僕の同年配の人達には評判悪かったんです。一方で映画館の館主さんから電話をどんどんもらって『満員です!大林さん!でも…お客さんみんな15歳以下なんです』と。でもその世代の映画監督が今日本映画の真ん中にいる…岩井俊二くんとか塚本晋也くん、手塚眞くん…そういう人達がこの「HOUSE」から育ってきたんですよね。」(大林監督)

1982年(44歳)
大林監督は「転校生」を発表、大ヒットとなりました。神社の階段から落ちて高校生の男子と女子の心が入れ替わってしまう事から起こる騒動を描いた作品で、監督の代表作「尾道三部作」の一作目です。(因みにヒロインの女子高生を演じたのは前回ゲストの小林聡美さんですね。)しかし…
「これも撮影中は随分追い込まれたそうですね。」(吾郎)
「一見お行儀の悪い映画ですから、決まっていたスポンサーさんが直前に降りられましてね。普通のプロの映画監督だったらそこで終わるんですよ。でも僕はアマチュアで映画を作ることで生きている人間ですから、お金がなくても映画を作るぞ、と。勿論全部自分で出せるほどのお金はなかったけれども、幸いなことにウチのパートナーが高度経済成長期に頂いたギャラは全部貯金しておいてくれましたので、恭子さん(奥様)が映画1本作るために、多い時は4~5000万少ない時でも1~2000万は足りないので、それをウチから放出して映画が出来ていった。80歳近くになって老老介護しながら、『俺たち映画で食べたことはなかったねぇ』『そうね、使うだけだったわねぇ。でも映画が残っていい人達と出会えて、いろんな思い出が出来ていい人生だったね、自由に映画を作り続けてきて。』と。」(大林監督)
自分が信じる映画のためなら自身のお金を使ってでも撮り切る。そのアマチュア精神を貫いた結果、日本映画大賞に輝いたのですね。

2017年(79歳)
大林監督の集大成とも言える「花筺/HANAGATAMI」。原作は檀一雄の短篇小説で、戦争時代に生きる若者たちの青春群像劇です。しかし一昨年8月、撮影開始前日に肺がんステージ4である事が発覚、余命半年と宣告されました。監督はこの事実を公表した上で、投薬治療をしながら撮影を続行。そこには強い思いがありました。
「一昨年の8月25日から撮影を始める予定で、その前日の24日午後6時からスタッフが集まってミーティングをやろう、と。その2時間前に肺がん第4ステージ、余命半年と宣告を受けたんです。面白いでしょう?」(大林監督)
「ああ、そんなこと…。こんな事言って良いのか分からないですけど、そんなことあるんですかね?それこそ映画のシナリオみたいじゃないですか。」(吾郎)
「あるんですねえ。まさに『そういうことがあるんですね』ということが映画になるんですよね。」(大林監督)
「これから撮ろうという時に告知をされて…」(外山さん)
「しかも本来ならば、ガンにかかったと言うと『もうだめだ、どうしよう映画も作れない』と思うんだけど、何にも思わなかった。なんだか体がフワッと温かくなって嬉しくなっちゃって。」(大林監督)「え?」(外山さん)
(普通そんな宣告を受けたら全身から血の気が引いて冷えてしまうと思いますが…)
「それにはやっぱり訳があるんです。40年前なんですよ、この「花筺/HANAGATAMI」を作ろうと思ったのは。」(大林監督)
「そうですね。僕もそこに一番感動しました。40年間ずっとその思いを秘めながら。」(吾郎)
「40年前に原作者の檀一雄さんにお会いした時に、檀さんが肺がん第4ステージで、口述筆記で生涯の代表作の「火宅の人」をお書きになっていた。そこと繋がっちゃったんですよ。」(大林監督)
「なるほどね…」(吾郎)
「じゃあひょっとすると、この平和ボケの時代に生きた僕たちにも、戦争中を生きた方たちの断念や覚悟や痛みが少しは理解できて描けるんじゃないか。ああ良かった、同じ肺がんになって、と。」(大林監督)
「それで体が温かくなった、と。」(吾郎)
「そうなんです。それがこの映画の正体でね。」(大林監督)
余命宣告でさえ映画を作るためにはプラスだと捉えられる。本当に映画の申し子なのですね。

2018年(80歳)
そして今、大林監督が伝えたい事とは…。
「”オンリーワン”という言葉は吾郎ちゃんたちが定着させた言葉ですけれども…」(大林監督)
「いえいえ」吾郎はちょっと緊張の面持ちになりました。
「ある政治家が映画に関心を持ち始めまして、こういうことを言っていますよ。
『政治も経済もNo.1を願うから、No.2をやっつければ自分が世界でNo.1で平和だと思う。だから戦争は終わらない。いつまでもNo.1になろうと思ってる。だけどゴッホとピカソは喧嘩しませんね。モネとマチスもお互いが違いを面白がって違いをこそ認め合って許し合って、違いを理解してお互いが一緒に育とうとしている。これは平和ですよね。No.1じゃなくてオンリーワンになれば平和になるから、政治経済はどうしてもNo.1を願うけど、芸術表現というのはオンリーワンの世界だから、これからは政治経済、芸術表現が三位一体となって世の中を作っていけばひょっとすると平和な時代を僕たちは作れるかも知れません。』」
「いやぁ…僕は今日お話を伺えて、今このタイミングでこの歳で…去年いろんな事があって、今こうやって大林監督の貴重なお話を伺えたのがこのタイミングですごい良かったです。今までも本当にお会いしたい監督だったんですけれども…僕も映画の大ファンですし…でも今初めてお会いできたことにすごい意味があるのかなと思いましたし。」(吾郎)
「結びついていくのが僕たちの仕事で、世界中が結びつけばそれこそ平和になる。」
と大林監督と吾郎がしみじみと語り合っているところへAD山田くんが登場。
披露した消しゴムはんこはアフロヘアの監督の頭に家が乗っているデザインです。「HOUSE」の頃の大林監督のイメージですね。それを見た監督は
「消しゴムは(書いたものを)消す物だけど、決して消えない物を消しゴムで作るのがいいね。」
とおっしゃいました。
最後まで一言一言が温かかったです。

一つ一つの言葉をゆっくりと相手に伝えようと話してくださった大林監督。吾郎に「映画に出て」をおっしゃってくださったのが嬉しかったです。是非実現しますように願ってやみません。


拍手ありがとうございます
                                 
                                      
            

大杉漣さん

2018/02/22
category - 未分類
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訃報にはいつもショックを受けますが、これほど衝撃的な訃報は珍しいのではないでしょうか。

舞台、映画、ドラマで幅広く活躍された大杉漣さんが亡くなられました。享年66。
まだ信じられません。本当に亡くなってしまわれたのでしょうか。

吾郎との共演だけを考えても
舞台「象」、映画「催眠」、ドラマ「トライアングル」…色々と浮かんできます。
私が一番印象に残っているのは「象」です。筋肉の動かし方、身体を使った表現が特に素晴らしくて、目に焼き付いています。
また吾郎との共演を観たかったです。
残念でなりません。

ドラマの撮影現場で腹痛を訴え、病院へ行ったところ急性心不全だったとのこと。
あまりに突然のことなので、もしかして漣さんはご自分が天国に行かれたことに気付かず、あちらでお芝居を続けておられるかも知れません。

とにかく悲しいです。
心よりお悔やみ申し上げます。

                                 
                                      
            

やっぱりゴロウが好き (「ゴロウ・デラックス」 2/16)

2018/02/21
category - GORO
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オープニング。
「今夜のゲストはあまりトーク番組に出られない女優さんです。」(外山さん)
「私生活も謎ですよね。」(吾郎)
外山さんが「大好き」というその女優さんとは?

小林聡美さん。2015年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞するなど女優として活躍する一方エッセイを中心とした執筆活動もしておられます。
登場した小林さんはまずセットを見回して、
「いいですね、天井が低くて。落ち着きますね。」
と言って席に着きました。

課題図書 : 「ていだん」 小林聡美

ていだん(鼎談)とは「三人が向かい合って話をすること」(広辞苑の定義をここで紹介するあたり、先週のゴロデラと繋がっていて良いですね)。
加瀬亮さんと前田敦子さんを招いた回では俳優論について、フードスタイリストと発酵の専門家を招いた回では発酵食品について。様々な分野で活躍する2人のゲストを小林さんが招いて幅広いテーマについて語り合った、オフトーク満載の本です。
「お会いしたいというか、お会いしても大丈夫そうな人」を招いた、と小林さん。「初対面でも性格が優しそうな人を選びました(笑)。」
ここで、小林さんが鼎談を重ねて感じた「人と話すこと」について書かれた部分を吾郎が朗読。

人生すべて受け身でここまで生きてきた私にとって、鼎談の女主人をつとめることは、いきなり知らない森のトレッキングガイドをまかされるような無謀なミッションでした。
おまけに友人知人のとても少ない私には、18x2=36人ものゲストをお招きするのは至難の業で、連載存続の危機が訪れるのは時間の問題と思われました。
ではなぜ、そんな無謀な山を登り始めたのか。
それは、私の受け身気質に対するささやかな革新運動であったのかもしれません。
苦手なことにあえて飛び込んでみよう。
ただでさえ、人とお会いする機会の少ない私、いろんな方のお話を聞かせていただこう。
あの方には是非お会いしたい!
そんな私の都合のいい思惑も知らずこのようなやけっぱちな企画に巻き込まれてくださった36人のゲストの皆様にはただただ感謝の言葉しかありません。

「うん…知らない森のトレッキングガイド…。じゃあ元々そういうノリノリな感じではないんですね。」(吾郎)
「そうですね。特に記録に残るとかテレビで放送されるとかだと緊張しますよね。」(小林さん)
「意外でした。すごくこう…人とチャキチャキお話しする方かと思ってました。」(外山さん)
「根は気さくなんですよ。でも、いざやれと言われると『え、私ですか?』となる。注目されないところでやってるのは好きなんですけど、中心になるのが嫌なんです。」(小林さん)
「そうですそうです、僕もそうです。僕、カメラが回ってない方が面白いです。」と吾郎がそう言うと、小林さんはテーブルに突っ伏して笑いましたが、すぐ
「私もそうです。それはちょっと黒いことも言ったりするから面白いんですよね。テレビが回っているとちょっと…ね。」と共感しました。
「そうですね。映ってる顔の角度とか気にしちゃいますし(笑)。…話を纏めなきゃいけないとか、オチをつけなきゃいけないとか思っちゃって。」(吾郎)
「だから映ってるのはちゃんとしている自分。いくつもある中のよそ行きの自分で、ちょっと良い風に思われたい(笑)。」(小林さん)
「でも出ちゃってますけど大丈夫ですか?」外山さんが訊きました。
「いや、出してるつもりだけど。何も隠したくはない。」(吾郎)
「出していきたいとは思ってます?」(小林さん)
「思ってます思ってます。そういう年齢ですし。」(吾郎)
そこから話は年齢のことについて。
「44歳の時はどうでしたか?人生の先輩として…。」と吾郎が訊くと
「44歳の時…。でも変わらないですね。」小林さんはさばさばと答えました。
「この世界はそうですよね。僕も10年前と今が変わっているかというと、変わってないし。」(吾郎)
「変わってないですか?」外山さんが怪訝そうに訊いたので、
「『お前グループ解散しただろ』みたいな顔してるね。」と吾郎が切り返しました。
「違う違う。」と慌てる外山さん。
「僕の中では変わってないよ、ということ。取り巻く環境は変わってますよ。」と吾郎は補足しました。吾郎がテレビで解散についてフランクに話したのはこれが初めてな気がします。
「視聴者からすると、芸能界にずっといると嫌でも変わっちゃうのかなと思うんですよ。」(外山さん)
「変わってない。」「十代の頃から中身は変わってないですよね。」と吾郎と小林さんは口々に言いました。
「嫌なこととか好きなこととか変わらないですよね。」(小林さん)
「受け入れられることが多くなったり、我慢できるようになったり…」(吾郎)
「逆に我慢できなくなったり。」(小林さん)
「あ、ありますあります。」(吾郎)
「でも基本的な価値観は十代の時と変わらない。年を取るとどんどんオリジナルな自分になるらしいですよ。わがままに。」(小林さん)
「そうですね。でもそれ、一貫してこの本のテーマですよね。だから結局『素直な自分で行こう』みたいなエールをくださる本ですね、これ」(吾郎)
「しょうがないじゃない、自分は自分以外になれないから。」(小林さん)

加瀬さん前田さんとの鼎談の時も「37年経った今も内面はデビューした14歳の時と変わらない」と話していた小林さんですが…
「自分の中身は10代だから先輩という自覚がないんですけど、前田さんは『お母さんくらいの歳の人と何を話したらいいか…』と緊張していらしたと聞いて、確かにな、と。」
「それ、現場でもないですか?この本にも書かれていたけど、周りに年下の方が増えてきて、監督、プロデューサー、共演者も年下になってくると、ちょっと輪に入れなくなったり変に気を遣われたりとか。それすごく共感しました。」(吾郎)
「だから自分が若い頃の先輩方もそうだったんだな、気さくにグイグイ行けば良かった、と思って。」(小林さん)
「緊張して喋れなかったんですよね、それは僕も感じました。」(吾郎)
撮影現場の様子がうかがえる、役者さん同士の会話でした。

今回ちょうど3人いるので、小林さん、吾郎、外山さんとで「ひとり暮らし」をテーマに「ていだん」することに。
「どんな暮らしをしているんですか?」(小林さん)
「僕は男のひとり暮らしの割にはキチッとしてると思います。炊事洗濯が苦にならないですし。ある瞬間から変わったんです。」(吾郎)
「え?キチンとしたいって?」(小林さん)
「ええ、20代の頃は雑に生きてたんですけど、友達が家に遊びに来て徹夜で大掃除して」(吾郎)
「へぇ~」(小林さん、外山さん)
「部屋の物を全部断捨離して『吾郎、全部変えるわ朝までに』って」(吾郎)
「それ、しらふで?」(小林さん)
「もちろん!で部屋の配置も全部変えて、テレビの見えてる配線も『これは美しくないから』って壁に穴を開けてそこに通して、夜中に全部工事して、生活環境を一晩で変えたんです。それがだから…ヒロくんです。」(吾郎)「あ!へぇ~!」(外山さん)
「僕のとても仲の良い友達がいるんですけど、ヒロくんっていう。」(吾郎)
「じゃその方がきっかけで。」(小林さん)
「変わりました。そこからそのキレイな状態をキープしてます。」(吾郎)
「すごい!でも年を取るとどんどん自分に戻るって…。」(小林さん)
「だから一度キレイにしたら、これでないと気持ち悪くなってきた。」(吾郎)「ほう…子どもの時は?」(小林さん)
「全く違います。」(吾郎)
「でも、ちょっと汚したりとか…」(外山さん)「ぜっったい、しない。」(吾郎)
「家に帰ってきてテーブルの上に置いた物が…」(小林さん)「絶対ない。出掛ける前に絶対なくしますね。」(吾郎)
「へぇ~」小林さんと外山さんは感心しています。
「あと、ベッドメイキングも気になりますね。ホテルみたいな状態にしておきたい。」(吾郎)
「それ自分でやるんですか?」と小林さん。(←ひとり暮らしだからそうですよね、とツッコませてください)
「それが朝の一つのイベントですね。」(吾郎)
「そりゃ結婚は難しいですね。」小林さんが外山さんに囁き、外山さんも頷きました。
「でも、女性は引くんじゃないですか?呼んだりすることもあるでしょう?女性を。」(外山さん)
「まあ、なくはないですよね(笑)」(吾郎)
「そういう時に『これ汚せないわ』って内心思っていると思いますよ。」(外山さん)
「僕がちゃんとやりますよ。」(吾郎)
「やってくれるならいいけど、『あ~ここに髪の毛が』とか言わないでしょ?」(外山さん)
「言わないけどスッと拾う。」(吾郎)
それを聞くと外山さんは笑い出しました。
「いない所でやるんだからいいじゃん。」と吾郎は言いましたが外山さんの反応を見て
「じゃ、(女性が)帰ってからやりますよ。…いや落としていいんですよ。ダメとは言ってないですよ。女性で髪の毛が長い人が来ると、1本落ちていても僕の髪の長さの3倍くらいあるから存在感があるの。」と説明しましたが
「…嫌だな、これオンエアされたくないな。」話しているうちに言い訳めいてきた事に自分でも気づいたようです(笑)。
小林さんは笑いながら面白そうに聞いています。
「ダメじゃないけど気になる、ってこと。でベッドはキレイな方が絶対気持ちいいですから。」(吾郎)
「ベッドに落ちてるって事じゃないですか。」外山さんが突っ込みました。
「いや、それは勝手に連想してるだけ。」吾郎は慌てて否定しました。
「言われないんだったらねえ。黙ってキレイにしてくれる方が…。『汚すなよ』とか言わないなら…。」(小林さん)
「絶対言わないです。」(吾郎)
「小林さんの家もキレイそう。」(外山さん)「キチッとしてるじゃないですか。」(吾郎)
「いや…そのキチッとしてるというのがどういうレベルなのか…」(小林さん)
「こんなキレイじゃないかも知れないけど…」と外山さんが吾郎を見ました。
「そんな病的じゃないです。」(小林さん)「病的!?(笑)」(吾郎)
「自分は全然適当です。だって…動物とか飼ってます?飼ってないでしょ?」と小林さんは吾郎に訊きました。
「僕も猫飼ってた、昔。10年猫飼ってたんですけど、…毛が、ね…」と吾郎。結局その問題になってしまうようです(笑)。
「そう、動物を飼っていると、人間の思い通りのキレイさには保てないですよね、毛がね。」と小林さんが更に追求すると吾郎はちょっと困って
「だからもういいです(笑)。猫ファンの方を敵に回すつもりは全くない。猫の味方ですから、猫飼ってましたから。」と防戦一方です。
小林さんも笑いながら
「分かりました。私も猫を飼ってるのでそんなに神経質にキレイにしてないです。忙しいときに一所懸命キレイにしようとすると余計に疲れちゃうし、一区切り付いたら片付けようと思うことが多い。」と言いました。
「でも、そもそもなんで散らかるんですか?」と吾郎が言ったので
「感じ悪いですね」と小林さんが外山さんに囁きました。(そりゃ、今までの話を全否定するようなことを言われたら…ねぇ・笑)

課題図書には「ひとり暮らしで困ること」についても書かれています。その中から「ひとりで食べる食事」について書かれた部分を外山さんが朗読。

年をとればとるほど、ひとりの食事には限界があるなと思って。
ひとり分の料理って、けっこう大変。
たとえばキャベツをまるごと1個買ったら、一気に食べなきゃいけなかったりする。
なぜ私は必死になって、キャベツの姿煮を食べつづけているんだろう、みたいな(笑)。

「美味しいんですけどね、キャベツの姿煮。」(小林さん)
外山さんは「キャベツの姿煮」がツボにはまったらしくクックックと笑っています。
「ちょっと切りますけど、キャベツ丸々一個をお鍋に入れて、ひたひたのスープで煮て、4分の1位に切って食べるんです。」(小林さん)
「でもお洒落ですよ。絶対美味しい。前にタモリさんのご自宅でおでんにタマネギを丸ごと入れて姿煮みたいに…非常に美味しかった。」(吾郎)
「そういうイメージですね。キャベツの姿煮、良いですよ…。」と小林さんは外山さんに向かい「お家では全然料理しない?」と訊きました。「はい」と外山さんが正直に答えると
「健康とか気にする?」(吾郎)「健康法はどんなですか?」(小林さん)と質問を浴びました。
「健康法は…よく食べて、寝る。」(外山さん)「何を食べますか?」(小林さん)
「外食の時もありますけど、たまに鍋をやったりします。」(外山さん)
「ちゃんと野菜入れる?」(吾郎)
「野菜入れますよ…えのきばっかり。」外山さんの答えに小林さんも吾郎も爆笑です。でも大根おろしくらいはすって入れるそうです、外山さんは(笑)。
「最近はそういう事を省略するようになりました。家で食べる物はもう切って食べる、焼いて食べる、生で食べる、とか。」(小林さん)
「でもちゃんと選んで食べているんでしょ、切っただけで美味しいものを。」(吾郎)
スーパーには普通に行くという小林さんですが
「でも自然の物を売っているスーパーとか…?」と吾郎。そういうこだわりのある方の様に見えますよね。
「野菜にはこだわりがあって農場から送ってもらったり。ほら、切って食べるだけなので、野菜はそういう物がいいかなあ、と。」(小林さん)
「やっぱり…。僕も、それこそヒロくんが庭で色々作ってきちゃうんです、ジャガイモなんか。」(吾郎)「美味しいですよねえ」(小林さん)
「美味しいです。ベーコンとかスモークチキンとか自家製で作っちゃう。姫人参とか美味しいんですよ、葉っぱとかすごい美味しい。人参の葉っぱ食べたことないでしょ。ハーブだよ、天然の。」と吾郎は外山さんの方へ身を乗り出しました。
因みに吾郎は人参の葉っぱをそのまま食べるのが好きだとか。
「私、人参の葉っぱに粉を軽くつけて揚げて食べたり。」(小林さん)
「ちゃんと揚げ物してるじゃないですか!」(吾郎)「揚げ物するなんてスゴい!」(外山さん)
「揚げ物したことないでしょ!」と吾郎は外山さんに矛先を向けました。
「指ささないでくださいよ!」と外山さんは言い返しましたが「やらないでしょ!」と吾郎に追及され「やりませんよ」と認めました。でもオリーブオイルとごま油はお家にあるそうです(笑)。
「こんな世間話みたいなので大丈夫ですか?」小林さんが不意に訊きました。
「テレビのことは気にしなくて大丈夫です。」と吾郎は言いきりました(←本当に大丈夫なのか?)

「家にいるのは好きですか?」(小林さん)
「家にいるのは好きですけど、ずっとはいられないです。一人は好きなんですけどずっと一人ではいられない。誰かしら会いたくなる。」(吾郎)
「ヒロくんとか?」(小林さん)
「そういう事です。家の中にいるのも丸一日24時間はいられない。だから毎朝散歩には出掛けます。」(吾郎)小林さんが思わず笑ってしまうと
「お散歩しません?」と怪訝そうな顔で訊きました。
「私も歩くの大好きです。でも散歩しようと思って出掛けたりはしない。買い物のついでに遠回りして歩こう、とか。」(小林さん)
「小林さんは家にいる派ですか?」(外山さん)
「そうですね。外が嫌いじゃないけど結構家にいるのは平気。24時間(家にいても)全然平気ですね。」(小林さん)
「ちゃんとしてますか?家の中で。」(外山さん)
「出掛けないとなったら昼過ぎぐらいまでパジャマで。」(小林さん)
「ほらぁ」と外山さんはなぜか嬉しそうに言いました。
「ジャージでいるって言ったら『何で?』って言われたことがあって。」と外山さんが小林さんに説明すると
「だから私の時ノーリアクションだったんですか?」と小林さん。
「違う違う、小林さんだったらそんな感じも素敵だなって。」吾郎が慌てて言ったので小林さんも外山さんも笑い転げました。
「自分が今配達のお兄さんになった気分。ピンポ-ンと押して、(パジャマ姿の小林さんが)眼鏡かけてちょっと髪が立って出てきたらちょっとどきどきしちゃうなって妄想してた時間だった。そんな白い目で見てる時間では全くなかった。」吾郎必死のフォローです。
「普段は映画観たりとか…何してるんですか?」(外山さん)
「本を読んだり掃除したり、家にいたらやることは山ほどありますよね。普段気が付いていない所を掃除したりとか。家にいてボーッとしていることはないですね、何かしらやってます。」(小林さん)
「電球とか切れてもすぐ変えます?」(外山さん)
「変えます。そのままにしてるのは気持ち悪い。ね?」と小林さんは吾郎に同意を求めましたが外山さんの様子が変なのに気が付いて
「え?そのままですか?」と訊きました。
「いや、そのままじゃないですけど、ちょっと最近暗いなって思っている所もある…」外山さんはそう言うと笑い出しました。
「ちょっとずつ消えていくから気付かないんでしょ?気付いた時にはすごい暗くなってるんでしょ?」と吾郎は突っ込みましたが
「ひとり暮らししてるとやることが多いって事ですよね。電球が切れてしまったりとかちゃんと朝ベッドメイキングしたりとか、髪の毛拾ったりとか…。楽しいですね。このまま行きましょ。」と話を纏めました。
「やること沢山ですね。」(外山さん)
「体力の続く限りひとり暮らし頑張りましょう。」(小林さん)
最後は「ひとり暮らし激励会」になりました。

エンディング。
「大丈夫かなあ。変な事いっぱい言い過ぎちゃった。」と吾郎が首をひねっています。
「何今不安になってるんですか?!」外山さんは笑っています。
吾郎は顔を上げると
「チャーミングに編集してください」とスタッフに頼みました。
そこへAD山田くんが登場。猫を抱いた小林さんの消しゴムはんこです。
「かわいい」と小林さんは目をキラキラさせて言いました。(←結局大丈夫でしたね。)

小林さんといえば「やっぱり猫が好き」が有名ですが、今回CMに入る前にそれを模した「やっぱりゴロウが好き」の映像が流れたのが良かったです。癒されました。


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「クソ野郎と美しき世界」追加情報

2018/02/21
category - 映画
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こんにちは。
映画「クソ野郎と美しき世界」の情報が新たに入ってきました

1. 園子温組いよいよクランクイン!
いよいよというかやっとというか、とにかく待望のクランクインです。写真も公開されましたが(ネット解禁万歳♪)吾郎を始め皆さん美しくも強烈な衣装です。馬場ふみかさん演じるフジコは「ルパン三世」の峰不二子のイメージでしょうか。色っぽいシーンもあるそうで楽しみですね。疾走感あふれる作品になりそうで期待が膨らみます。
詳しくはこちら

2. 『映画 #クソ野郎と美しき世界 オフィシャルブック』 3/20発売!
「 #稲垣吾郎 #草彅剛 #香取慎吾 3人へのロングインタビュー他映画をたっぷり楽しめるガイドブックになっています。3人にの"いま"が丸裸にされた「86(野郎)の質問」にも注目!」(twitter宝島チャンネル販売部 @stretkj のツィートより)
詳細は新しい地図topicsをご覧ください。

映画のオフィシャルブックというと吾郎と役所広司さんの「『笑の大学』の創り方」を思い出します。ファンにとって萌えがたくさん盛り込まれた本になるでしょうね。本屋さんに予約しようと思います。

3. 「TOHOシネマズマガジン」に吾郎、剛、慎吾が登場 (3/14より配布)
TOHOシネマズで配布されるフリーペーパーで「クソ野郎と美しき世界」を特集してくれるようです。
配布される劇場は限られてしまいますが、お近くの方は是非。
「TOHOシネマズマガジン」配布場所はこちら

4月6日の公開に向けてだんだん盛り上がってきましたが、園子温組は撮影の真っ最中だそうです。今朝更新された吾郎のブログが現場の雰囲気を伝えてくれています。待ちに待った役者・稲垣吾郎の始動。嬉しいです。


拍手ありがとうございます
                                 
                                      
            

言葉の灯台守 (「ゴロウ・デラックス」 2/9)

2018/02/13
category - GORO
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オープニング。ロケです♪
「さあ、今日は本の街、神保町にやって参りました。」(外山さん)
吾郎は満面の笑みでカメラに向かって両手を振りました(可愛い!)。
「なぜかというと、なんと10年ぶりに広辞苑が出版されるということで」(外山さん)
吾郎が思いきり拍手をしました(可愛い!)。
「今まで辞書(が課題図書)ってないもんね。僕これ「全部読め」って言うのかなと焦った。」(可愛い!)
吾郎の冗談に外山さんは笑い転げ
「番組特別編ですから今日は。広辞苑の全てを教えて頂こうということで、出版社の岩波書店へ…」
「確かに本の番組なのに、出版社に来ることってないよね。」(吾郎)
「貴重ですよね。」(外山さん)
「じゃあ行きましょうか。」と吾郎が言い、ビルへと入っていきました。

課題図書 : 「広辞苑 (第七版)」 新村出編

「広辞苑」は1955年に初版が発行され、ほぼ10年に一度改訂されています。累計発行部数版は1200万部を突破し、先月には過去最大の25万語を収録した第七版が出版されました。

なぜ「広辞苑」は日本を代表する辞典と言われるのか?
改訂の度に新たな収録語が注目される理由は?


今回は「広辞苑」編集部にお邪魔してそのスゴさの秘密に迫ります。

エントランスで二人を出迎えて下さったのは平木靖成さん。岩波書店辞典編集部副部長で、今回の「広辞苑」編集の指揮を執った方です。広辞苑の編集に携わったのは今回で3回目、辞典編集部に25年勤務する辞典のエキスパートです。
平木さんの案内で二人は辞典編集部へ。ここでは岩波書店から発行される全ての辞典を編集しています。
「すごい、入ったところから辞典がずらっと並んでいますよ。」(外山さん)
国語辞典だけでなくポケット六法や仏教辞典、生物学事典もあります。
「辞典編集部って感じしますね。」吾郎が奥の書棚で見つけたのは「数学入門辞典」です。
「分からない。開いたこともないですね。」(外山さん)
もちろん古い版の広辞苑も全て保存されています。平木さんはその隣を指さしました。
「これが広辞苑の前身の『辞苑』です。」
「へえ、前身のものがあったんだ。」(吾郎)
「しかも『辞』の字が古い。(=辭)」(外山さん)「博物館ものだよ。」(吾郎)
「通常辞典編集部には何人くらいいらっしゃるんですか?」(吾郎)
「その時にどんな辞典を何冊進めているかによっても違いますので…。広辞苑の最盛期には15人以上集まっていました。」(平木さん)
ここから、広辞苑の何がスゴいのか、その秘密に迫ります。

広辞苑のスゴさその1.
「広辞苑は国語辞典+百科事典」

言葉の意味や用例を説明し日本語に関する知識を教えてくれる国語辞典と、あらゆる科目に渡る知識を網羅した百科事典の両方の働きを兼ね備えたのが「広辞苑」です。一つの言葉について非常に細かく説明しているので、その編集には様々な知識を持った人が必要になります。その為改訂の時には岩波書店の各部署から人員を選抜し精鋭チームを結成しているそうです。
「各部署からプロフェッショナルが集まって…面白いですね、そういうやり方なんですね。」(吾郎)
「今は解散しちゃったので寂しいですか?」(外山さん)
「寂しいですね。ガランとして。」(平木さん)

広辞苑のスゴさその2.
「時代に合わせた新語を収録」

広辞苑が改訂される度に話題になるのが収録される新語。その都度時代を反映した新しい言葉が取り入れられています。
「今回の第七版では何語くらい増えたんですか?」(外山さん)
「大体1万項目くらい増やしました。」(平木さん)
「へぇー、1万項目…」と外山さんは感心しましたがふと隣の吾郎の様子に気が付いて
「ちょっと聞いてます?今何調べてるんですか?」と突っ込みました。
「いやいや面白いなと思って…。『フェード』って書いてあって、勿論日が暮れるとかしぼむとか意味もあるんだけど、ゴルフで、右利きの人が打った時にボールが右に行っちゃう事を言うんだけど、左打者の場合は左に行くことって細かく書いてあるのが面白いなと思って。」と少し照れながら話す吾郎に
「聞いててください。」と外山さんが念を押しました。
今回収録された新語の中には「ごち(御馳走の略)」や「がっつり」なども。
「『がっつり』って何だろう?」と考え込む吾郎の隣で外山さんは早速「広辞苑」を開きながら
「早く調べたら?」と笑っています。因みに意味は

がっつり(副)
十二分に。たっぷり。また、思いきり。「―――食べる」


と出ています。
「何か物を食べる時に言わない?いっぱい食べる時とか。」(吾郎)
「”がっつり食べる”という用例を入れています。」と平木さんがここで口を開きました。
「今回は『乗り乗り』も入っている・・・『乗る』なんですね。カタカナかと思ったら。」(外山さん)
「広辞苑の方針として、漢字で書ける項目は漢字表記にして見出しに掲げるので。普通ならカタカナで書くと思いますけど。」(平木さん)
目から鱗が落ちるようなこんな話もありました。

こん-かつ【婚活】
(「就活」になぞらえた造語)
結婚相手を探すための活動。「――パーティー」


「就活は就職活動(の略)じゃないですか。婚活は結婚活動で良いんですか?」(外山さん)
「婚活は結婚活動の略ではなくて”婚活”という言葉として出来たと思うんです。」(平木さん)
「略じゃないんだ」(外山さん)「面白いね」(吾郎)
そして外山さんからこんな質問が。
「【上から目線】ってアナウンサーとしてあまり使ってはいけない言葉だと思っていたんですが、広辞苑にも載ったのでこれからバンバン使おうかと思ってるんですけど、それは日本語として合っているんですよね?」

うえから-めせん【上から目線】
他人を見下すような、自分を上位に置いた尊大な態度。


「合っているというか、使っていいかは場面ごとですから。こういう言葉が日本語として定着して使われています、ということです。」(平木さん)
「これ以上は責任持てません、と(笑)。広辞苑的には使っていいかどうかの場面までは保証できない、と。」(吾郎)
広辞苑に収録されると日本語として認められた感じがしますが、収録される新語はどういう基準で選ばれるのでしょうか。
「よく使われるからという基準ではなくて、日本語として定着したかどうかを一番大きな基準にしています。」(平木さん)
その例として平木さんが挙げた新語が「卒乳」。
「子育てをしている親御さんの間でよく使われる、でも他の人達はあまり知らない。こういう場合には定着したと判断します。」

そつ-にゅう【卒乳】
(哺乳を終えることを卒業になぞらえた語)
乳離れ。離乳。


「なるほど。意外とシンプルな言葉ですね。」(吾郎)
「これはいいんじゃないか、という人が何人いたら載せるとか(基準は)あるんですか?」(外山さん)
「ないです。例えば10人の会議で1人しか『これは入れたい』という人がいなかったとしても、その人の説得力にみんなが納得すれば『なるほど、その分野ではそういう風に定着しているんだ』となって『じゃあ入れましょうか』ということもあります。」(平木さん)
多数決ではなく、その言葉が日本語として定着しているかどうかを一つ一つ検討しながら収録するかを決めていく…気の遠くなるような作業ですね。

今回の第七版では「スピルバーグ」「マイケル・ジャクソン」などの人名も収録されました。実は広辞苑では人の名前を追加する場合あるルールに基づいているそうです。
「私、今回嬉しかったのが、永さん、永六輔さんが載ったの…」(外山さん)
「すごいことですよね。…これ日本人の場合は亡くなられてから載るんですよね。」(吾郎)
広辞苑では、日本人の場合故人のみ掲載しています。
「だから、”本当にいなくなっちゃったんだ”と思うと同時にでも”広辞苑に名前が載った”と思って。」(外山さん)
「永さん、嬉しいでしょうね。…どうなのかな。恥ずかしがってるかも。」吾郎もしみじみと言いました。永さんがゴロデラに出演されたときのことを思い出していたのでしょう。
因みに「永六輔」ではなく「永」の項目に載っているそうです。外山さんはその項目を声に出して読むと
「立川談志さんと同じタイミングで永さんが載ったのが個人的には楽しい。」と言いました。
「あれ?イシグロカズオさんはまだご存命…」と吾郎が指摘すると、
「外国の方は御存命でも入れます。」と平木さん。
カズオ・イシグロさんの項目はこんな説明になっています。

イシグロ【Kazuo Ishiguro】
長崎生まれのイギリスの小説家。
記憶や過去にまつわる不安や違和感を精緻で端正な文体で描く。
作「日の名残り」「私を離さないで」など(1954)。


「ノーベル文学賞だから載ったんですか?」(外山さん)
「じゃないんです。英文学の専門の方がノーベル賞を取る前から『イシグロさんを載せた方が良い』と選んでくださってたんですよ。残念ながらノーベル賞の時には(校了がほぼ終わっていて)間に合わなかったので、ノーベル賞受賞の事は書いてないんです。」(平木さん)
次の第八版ではイシグロさんの項目にノーベル賞受賞の事も載るはずです。

広辞苑のスゴさその3.
昔の言葉や意味も全て載っている

改訂の度に新語を増やす広辞苑ですが、他方で古い言葉の削除はあまりしないそうです。
「広辞苑は古語も載せてるんです、源氏物語にしかない古語とかもあるので。今使わなくなったから削る、という考え方はしないんです。ですから【フロッピーディスク】も載ってます、今使われなくなっても。」(平木さん)
「【フロッピーディスク】も【VHS】も。」(吾郎)
「誰かが引くかも知れないですものね。」(外山さん)
「はい。その時代のものを読んでいたら出てくるので。」(平木さん)
「必要になる人もいますよね。」と吾郎も納得しましたが突然こんな事を言い出しました。
「ねえ、【ぶら下がり健康器】ってまだある?ぶら下がり健康器って今になって良いなと思って、この間ネットで注文して。まだ売ってるんですよ、ぶら下がり健康器。今ウチにあるんですよ。」
「へぇー…」と外山さんは広辞苑をめくって
「うーん、ない…ぶら下がりからの懸垂運動、はある(笑)。」と言いました。
「ぶら下がり健康器って知らない人いないじゃん。」(吾郎)
「フラフープならありますね。」と広辞苑を引きながら外山さんは言いました。
「だったら同じくらいだよ、ぶら下がり健康器だって。」(吾郎)
「そんなに熱弁されてもねえ。」外山さんは笑いましたが
「説得力あるので、【ぶら下がり健康器】をひとつ…」と平木さんに頼みました。
すると平木さんは
「第六版で【ナウい】という言葉を入れたんです、10年前に。」と話し出しました。
「10年前ですか?」(外山さん)「30年くらい前(の言葉)ですよね。」(吾郎)

ナウ・い《形》
(ナウを形容詞化した昭和末の流行語)
いまふうである。流行の先端をいっている。


「流行語で消えるんじゃないかな、消えるんじゃないかな、と思っていたら、最終的に”死語の代表”みたいになって生き残っているので…」(平木さん)
「確かに。今ナウいって言ったら『古っ!』って言われますもん。」(外山さん)
「でも分かりますよね、意味は。」(平木さん)
「その選んだ基準が面白い。」(吾郎)
「だから次にはぶら下がり健康器も入るようにします。」(平木さん)
「嬉しい。古くないんですけどね、僕にとっては。」(吾郎)

時代と共に意味が移り変ってきた言葉については
「一番古い意味から段々新しい意味に並べる」のが広辞苑の編集方針だそうです。
例えば【優しい】を広辞苑で引くと、

①身も痩せるように感じる。恥ずかしい。

とありますが、
「あ、これ、万葉集からきているんですか!知らなかった。」と吾郎と外山さんはびっくり。
それから
「”穏やかである、素直である”って、これは現代的ですよね。」(吾郎)
「その後が”簡単である”。」(平木さん)
「更に、”悪い影響を及ぼさない”。肌に優しい洗剤とか。これが最後ですね。」(外山さん)
「こう言う風に変わっていくんですね、言葉の持つイメージや意味が。」(吾郎)

広辞苑では新語だけでなく既に収録されている言葉の定義も毎回洗い直し、時代に合わせて改訂してきたそうです。その事が分かる貴重な資料を今回特別に見せて頂きました。
平木さんは先頭に立って資料室へ。そしてドアノブに手を掛け全身を使って飛び跳ねるようにして引くと、分厚いドアが開きました。「こういう動きをする方だとは思いませんでしたね。躍動感がある」と吾郎。中には棚がずらりと並び、ゲラなどの膨大な資料が収められています。
「古いところでは…」と平木さんが見せてくださったのは掌に載るくらいの大きさの原稿用紙の束です。
「多分初版の項目を一つ一つ切り取って(原稿用紙に貼って)、第二版用に『ここを直す』って原稿にした。」(平木さん)
「手作りですね…。これ大変な作業ですよ。これ1枚で1項目ですか?」(外山さん)
「そうです。だからここには20何万枚とある。」(平木さん)
例えば【人類】の説明を第二版の原稿と第七版とで比べると、第七版では広義の人類であるアウストラロピテクスについても説明されていて、より的確に表現するため改訂を重ねていることが分かります。

広辞苑のスゴさその4.
膨大な量の情報が一冊に詰まっている。

第七版は初版と比べると5万語も増えているのですが、歴代の広辞苑を並べてみると、辞典の厚さはみな一緒なのです。ページは増えているはずなのに、どうして厚さが変わらないのでしょうか。
「見た目はほとんど変わらないです。」(平木さん)
「初版から変わってないって事ですか。」(吾郎)「なんでですか?」(外山さん)
「製本の機械が(厚さ)8cmまでしか作れないんだそうで。だからページが増えても8cmに収まるように紙を毎回薄くしてもらっているんです。」(平木さん)
吾郎は第七版をめくってみて
「ああ、もう全然薄いし柔らかいし…」と納得した様子です。
「すごいですね。同じ厚さになる紙を作るって大変ですよね。」(外山さん)
しかも薄くなっても裏写りしないように
「酸化チタンを入れてもらってるんです。そうすると光を反射して裏写りしないんです。」(平木さん)
薄さだけでなく、触ったときの感覚や透け具合までありとあらゆる事にこだわった広辞苑の紙。今回紙の開発だけで2年かかったそうです。

「(広辞苑第七版を)今作り終えてどんなお気持ちですか?」と吾郎が訊きました。
「作り終えたというよりも、また次だな、と。」と平木さんは淡々と答えました。
「八版では"こんな事をやらないといけないなという課題”はもうたまっていますので。」
「ありがたいですね。」(外山さん)「一家に一冊。」(吾郎)

広辞苑の編集は、世の中を行き交う一つ一つの言葉を見守り、交通整理をするような作業なのかもしれません。気の遠くなるような作業を積み重ねて「知の集積」とも言える広辞苑が出来ていると思えば、もっと大切に、もっと頻繁に使いたくなりますね。


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吾郎主演映画「半世界」決定!

2018/02/13
category - 映画
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皆さん、昨日の新オールフリーCM対決をご覧になりましたか?
私は外出から帰ってきて夜、YouTubeのサントリー公式チャンネルで見ましたが、スマスマのコントを見ているようで思わず何度も笑いました。出来上がった4本のCMは14日からサントリーさんの公式サイトにアップされて人気投票を行うそうなので、皆さん是非投票に行って下さい。

そして今朝、遂に待望のお知らせが公になりました。

吾郎が阪本順治監督の映画「半世界」に主演
詳細は新しい地図topics
     スポーツ報知
をご覧ください。

炭焼き職人という設定も斬新ですし、旧友との男3人の物語というのも吾郎にとって新しい挑戦になると思うので、どんな作品になるかワクワクします。

「クソ野郎と美しき世界」に続いての映画に期待したいです。


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吾郎と慎吾がCM撮影対決?!

2018/02/10
category - CM
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またまた新しいお知らせです。

2月12日(月)、つまり明後日、15時~16時30分、吾郎と慎吾が「新オールフリー」のCM監督対決をします。吾郎監督が慎吾を撮影し、慎吾監督が吾郎を撮影し、それぞれCMを作ります。そしてその模様をLIVE配信するという企画です。

詳細はこちら
(新しい地図のtopicsにも情報が出ていますのでそちらもご覧ください。)

今までにない新しい試みなのでとても楽しみですが、私はその時間予定が入っていて見ることが出来ません…。後で見られると良いのですが。


拍手ありがとうございます

                                 
                                      
            

Ameba BLOG of the year 2017 最優秀賞受賞!

2018/02/08
category - GORO
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またまた嬉しいお知らせがあります。
「稲垣吾郎オフィシャルブログ」がアメブロの「BLOG of the year 2017」の最優秀賞を受賞しました!
おめでとうございます
DSC_2561.jpg
吾郎と慎吾のサイン入り新オールフリーが当選し、昨日届いたので、お祝いの乾杯をしました。
サントリーさん、ありがとうございます。13日になったら早速買います!
因みに飲んだ感想は、今までのオールフリーが軽くて爽やかな味わいだったのに比べ新オールフリーはよりビールの味に近くなった感じです。美味しいと思います♪

そうそう、吾郎の受賞インタビューの動画が AmebaOfficialChannel にアップされています。
私はYouTubeをあまり見ないのでつい忘れがちですが、動画を見たら「高く評価する」をポチするんですよね。皆さんもみたらポチをよろしくお願いします。

吾郎独自の美意識が前面に出ていてしかもふわっと柔らかく、読むと思わず頬が緩んで気持が安らぐ吾郎のブログ。吾郎の好きなペースで無理せず長く続けて欲しいです。


拍手ありがとうございます
                                 
                                      
            

君たちはどう生きるか。 (「ゴロウ・デラックス」 2/2)

2018/02/06
category - GORO
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オープニング。
「今日は、2017年のミリオンセラーで大ヒットした方がゲストです。」(外山さん)
「すごいですね」(吾郎)
「実は80年前に発売された歴史的名著を漫画化した方なんですが」(外山さん)
「そんな古い話だったの?」(吾郎)
「そうなんですよ。それが今売れに売れている…」(外山さん)

1937(昭和12)年に出版された児童書「君たちはどう生きるか」は戦後の小中学校の教科書に多数掲載され、池上彰さんや宮崎駿監督の愛読書でもある歴史的名著です。それが昨年、80年の時を経て初めて漫画化されると5ヶ月で170万部の大ヒットとなりました。大型書店の一番目立つコーナーに置かれ飛ぶように売れていますが、買っていくのは大人が多く「漫画だから入りやすい」「子どもに読ませたい」という声が多数。今大人が読みたい、読ませたい本なのです。

課題図書 : 「漫画 君たちはどう生きるか」 吉野源三郎・原作 羽賀翔一・漫画

原作の小説は読んだことがないという吾郎と外山さん。
「子どもの頃に出会いたかった本だね。」と吾郎。この本を初めて読んだ大人は皆そう感じるのではないでしょうか。
今回のゲストは羽賀翔一さん。80年前の名著に新しい命を吹き込んだ漫画家さんです。「もっと年配の方かと思った」と吾郎は言いましたが弱冠31歳。偶然にもあの宮崎駿監督の次回作が「君たちはどう生きるか」だと発表されましたが、羽賀さんは「twitterで知ってびっくりしました。まだ状況がつかみ切れていない。」そうです。

「君たちはどう生きるか」の主人公は中学2年生のコペル君。お父さんを亡くしお母さんと二人暮らしです。そんなコペル君の良き理解者が、お母さんの弟で近所に住むおじさん。いじめなど学校で直面する問題に悩むコペル君におじさんはノートを通じてアドバイスをくれるのです。
この本ではコペル君の経験した出来事は漫画で、おじさんのノートは活字で描かれ、若者達へのメッセージになっています。
「今回は感動的な名シーンをたっぷり朗読させて頂こうと…」(外山さん)
「良いシーンが多いから選ぶのが大変でしたね。」(吾郎)
選ばれたのはいじめを扱ったエピソード。友達のガッチンが上級生達に目をつけられていると知ったコペル君は「一緒に戦う」と約束しますが、数日後上級生達にガッチンが絡まれているのを見て怖くなり動けなくなってしまいます。結局ガッチンは上級生達にボコボコにされ、約束を守れなかったコペル君は学校をサボってしまう…というシーンです。
外山さんがコペル君を、吾郎がおじさんを朗読します。

「そうか…ガッチンを守るって約束、守れなかったんだね…」
「うん…ほんとにすまないことをしたと思ってるんだ…何度も何度もあの時のことを思い出しては、死んでしまいたい気持ちになる。あの日からずっとずっと後悔ばっかり押し寄せて一歩も身動きが取れないような感じなんだ。」
「だからっていつまでもうずくまっていても、何も変わらないよ…コペル君。」
「…ねぇおじさん、僕の気持ちをおじさんがガッチン達に話してくれない?それを聞いたらみんなは許してくれるかもしれない。」
「そんなの…わからないよ。」
「じゃあもう、ずっとこのままでいる。」(コペル君は布団をかぶる)
「コペル君。なぁ、起きろよ。君の考えは間違ってるぜ。君は勇気を出せずに大事な約束を破っちまったんだろう?上級生のゲンコツがこわくて、君一人だけ皆のところに駆けつけられなかったんだろう?いま苦しい思いをしたから許してもらおうなんて、そんなことを言える資格は君にはないはずだ。君は絶交されたって仕方ないことをしちまったんだ。」
「…じゃあ僕は…いったいどうすればいいんだよっ…おじさん…」
「そんなの、本当はもうわかってるはずさ」
「……」
「コペル君はさっき、後悔ばかり押し寄せるって言ったよね…でも…君がしてしまったことをいくら思い返したって、ガッチン達がどう思っているかをいくら考えたって、それは君に変えられることじゃない。だったら、一度考えるのをやめてごらんよ。」
「考えるのをやめる…?」
「そう。変えられないことを考えるのをやめれば、余計な感情に足を取られない…いま自分がしなければならないことに、まっすぐ向かっていける。同じ間違いを二度繰り返しちゃいけないよ、コペル君。」
「おじさん…僕…ガッチンと水谷君と浦川君に…ちゃんと謝らなくちゃ…」
「ああ…」
僕がしてしまったことを全部おじさんに話した次の日…おじさんから渡されたのは…一冊のノートだった。

コペル君、いま君は、大きな苦しみを感じている。
なぜそれほど苦しまなければならないのか。
それはね、コペル君、君が正しい道に向かおうとしているからなんだ。
「死んでしまいたい」と思うほど自分を責めるのは、
君が正しい生き方を強く求めているからだ。
さあ、コペル君、今こそ答えを見つけよう。
ここには、君が決してゴマ化すことなく考えてきた気づきと発見が記されている。
おじさんのノートを最後まで読んでくれれば、きっと君は、自分を取り戻せる。
あらたな一歩を踏み出すことが出来る。
僕たち人間は、自分で自分を決定する力をもっているのだから。

「うーん…」と吾郎は朗読の余韻を味わっていましたが、突然
「外山さん、少年得意。」と言いました。
「少年役、いいですか?」と照れる外山さんに
「女性役よりイイ!」と失礼な発言を(笑)。
羽賀さんはこのシーンにどんな思いを込めたのでしょう。
「おじさんの手紙の中にある『心が苦しいと感じるのは正しい方向に進もうとしてるから』というのは、悩んでる最中とか渦中にいるとそういう引きの視点で考えられないんですけど、おじさんみたいな存在が一歩引いたところからアドバイスや言葉を贈ってくれるのは、今まさに悩んでる中高生が読むには良いのかな、と思いました。」(羽賀さん)
「ホントだよね…。さっきも言ったけど我々が小中学生の時に出会いたかったよね。」吾郎がしみじみと言いました。
「そうですね…吾郎さんは謝りたいけど謝れなかった人、いますか?」と外山さんに訊かれて吾郎は一瞬考え込み
「あの…僕も小学校1年生くらいの時にさほどそこまで仲良くないけど一緒に遊んでた友達がいたんです。で、ジャングルジムで遊んでて、ふざけっこしてその子を落としてしまったんです。救急車で運ばれて…。でもその後まだ小学校1年生ですから両親同士で解決しちゃった、大人同士で。結局僕はその子に謝ることが出来ずに…ま、ちょっと怖がっている自分もいたのかな、ケガをさせた現実に対して。コペル君と同じですよね、謝る勇気が無くて…。」ととつとつと語りました。
「(そのお友達が)今ご覧になっているかも…」(外山さん)
「そうですよね…。あの時は本当に申し訳ございませんでした。」と吾郎は頭を下げました。でもこれで一つわだかまりが解けたでしょうね。

そして次の朗読には羽賀さんも加わって頂きます。
「羽賀さんが一番緊張するところだ!」と吾郎は悪戯っぽく笑いましたが、
「描いてる時も読むでしょ?声に出して。」と訊きました(←これは役者の視点ですね、きっと)。
「そうですね。全部ではないですけど、台詞として違和感ないかとか…読むことはあります。ネームという、下書きの段階で直してる時に。」と羽賀さん。貴重な裏話ですね。
「ブログを始めたので、こういう気持ちなのかなと思って。ブログも間とかあるじゃないですか、スクロールしていって。何センチくらい空けた方がこのセリフって伝わるかなとか。」(吾郎)
「同じだと思います。漫画もめくりで驚かせるとか」(羽賀さん)「あと絵の大きさとか」(吾郎)「そうですね」(羽賀さん)
「比べるのもアレなんですが、ブログって面白いなと思って。」(吾郎)
「へぇー」と感心する外山さんに「見てないの!?」と突っ込む吾郎。
「見てます見てます」と外山さんは大慌てです。「更新すごくしてますよね?」
「一応始めたばっかりだし…」(吾郎)
「ダメですよ、最初それやっちゃうとずっとやらないと…」(外山さん)
「良いじゃないですか!!」(吾郎)「ダメ!」(外山さん)
(外山さんはブログについて何か思うところがあるのでしょうか?)

紹介するのは、コペル君が学校を休みがちな友達の浦川君の家を訪ねるエピソードです。

「浦川君、そんなに字を詰めて書いちゃ読みづらいんじゃない?」
「だって…うちはそんなに何冊もノートを買えるわけじゃないからさ…。おとっつぁんさえ帰ってくれば。」

貧富の差を初めて知ったコペル君が家に帰りその事をおじさんに話すシーンを朗読。実は漫画版のこのシーンには原作にはなかったある仕掛けが施されているそうです。

「なるほど。それでそんなに刺激を受けてるわけか…」
「もし僕が浦川君の立場だったら、ひょっとしたら投げ出しちゃってるかもしれない。勉強も家の手伝いも…。でも浦川君は学校でも家でも逃げない…!!どれだけ向かい風が吹いたって一歩一歩すすんでる。」
「うん。ちょっと外に出ようか、コペル君。おじさんもじっとしていられなくなってきた。」
(コペル君とおじさんは家を出て、外をズンズン歩いて行く)
「おじさんも…浦川君に刺激を受けた?」
「…いや、浦川君からだけじゃない…君からもまた刺激を受けた。」「…」
「コペル君は浦川君の家の貧しさを知って驚きはしたかもしれないけど、ばかにするようなことは少しもなかった。浦川君にしてあげられることを君なりにやったんだ…!!君だって浦川君のように、どんな状況でも向き合って立ち向かえる…!!」
「…うん。あのさおじさん…」
「お父さんが亡くなったあとも君は立派に頑張ってるんだから…!!」
「おじさん。ちょっと速すぎ…」
「この程度で疲れちゃうとは情けないぞ」
「…うるさいなあ」
「なあコペル君。自分じゃまだ気が付いてないかもしれないけど、君はある大きなものを日々生み出している。」
「…僕が?」
「それはなんだと思う?」
「…」
「あっ本田君、ここにいたっ…」
「浦川君…!!」
「君ん家行ったらいなくて…ずっと探してたよ。」
「うん…ごめん、どうしたの?」
「これ。さっき電報来たんだ。」
(電報の文面:「ハナシツイタ コンヤカエル」)
「お父さん?」「うん」
「やったーっ」
僕は浦川君がまた学校に行けるのが嬉しくて、おじさんが投げかけた質問の事はすっかり忘れてしまった。

「羽賀さん良いじゃないですか!」と浦川君役の朗読をした羽賀さんを吾郎は褒めました。
「グングン歩くシーンは、原作ではコペル君だけが歩くんですが、漫画版ではおじさんも歩かせようと思って。というのも、おじさん自身もコペル君と一緒に前に進んでいく、変化していくのを原作よりも漫画版では強調したかった。おじさんも変化したりだとか葛藤だとか、前に進もうとしているのを強調することで、上から下にベクトルが行かないようにと意識して描いていました。」と羽賀さん。それが原作にない仕掛けだったんですね。
「これ、活字ブロックは原作と全く同じなんですか?」(吾郎)
「ちょっと省略されている部分もありますけどほぼ原作のままです。」(羽賀さん)
「確かに活字の文章から感じるおじさんのキャラクターよりも、羽賀さんが描いた漫画ブロックのおじさんの方が好きでした。活字の(おじさんの)キャラクターって威厳のある説教ムードの強い…。だから(小説版の)おじさんが漫画の中にも登場してると僕らは読みづらかったかもしれないし入りづらかったかもしれない。それが狙いだったんですね。」(吾郎)
「そうですね。(活字部分で)しっかり締めるところは締める。親近感を持ってもらえるように可愛げのある部分を漫画で。そのバランスを見極めるのが難しかった。」(羽賀さん)
「それがよかったんだよね。それが今回一番響いたよね。」(吾郎)
ここで外山さんが気になる指摘をしました。
「(『君はある大きなものを日々生み出している。それはなんだと思う?』という)問いかけのシーンがあるじゃないですか。答えが…」
「描かれてないんだ、最後まで。原作もそうなんですか?」(吾郎)
「具体的な答えは書かれていなくて、ちゃんと答えを後半のシーンで描いた方が良いのか編集者と悩んだんですけど、この本は『君たちはどう生きるか』というタイトルですけど『こう生きなさい』という本ではないと思って。あえてここは質問を投げたままにして、読んだ人が考えたり想像できたりする余白として残しておこうと、こういう形にしました。」(羽賀さん)
今は何でも分かりやすいのが良いと思われていますが、あえて説明しない、答えを示さないのが80年前の原作の良さなのかもしれませんね。

一躍人気漫画家の仲間入りをした羽賀さんですが、ここまで来るには苦労もありました。
「完成までどのくらい時間がかかったんですか?」(吾郎)
「2年くらいですかね。最初は『1年で』って言われてたのが…1年遅れちゃったんです。」(羽賀さん)
「1年遅れるって?!かなり遅れましたね。」(吾郎)
「どういう風に漫画化するかというところで、原作の概要を伝えるガイドブック的な漫画ではなくて、漫画としてちゃんと面白いものにしようと思ったので。自分の力量不足もあって遅々としか進まなかったんですけど、でも時間をかけたからこそ描けた部分もあるので…。」(羽賀さん)
「この本をプレゼントしたい人が思い浮かぶもん、いっぱい。」(吾郎)

今後の展望については
「自分のオリジナルのストーリーも描きたいと思ってますし、『宇宙兄弟』という漫画のアシスタントもしていてその小山宙哉先生とのコラボもこれ(「君たちはどう生きるか」)の発売前から進めていたので、それをしっかり描き終えてから、またオリジナルを発表していきたいです。」(羽賀さん)
「『宇宙兄弟』では今でもアシスタントを?」(吾郎)「してます」(羽賀さん)
「小山先生はなんですって?」(外山さん)
「めちゃくちゃ喜んでくれていて」(羽賀さん)
「まさにおじさんとコペル君みたいな関係ですね。」(吾郎)
羽賀さんは本当に嬉しそうです。

AD山田くんの消しゴムはんこはコペル君と羽賀さん。温かみのある作品です。
「漫画は描かれないんですか?」と羽賀さんに訊かれ
「漫画は描かないです。机にそんなに向かえないです。」と正直に答えていました。


私はこの原作本を読んだことがあります。小学校5年か6年の時担任の先生が「とても良い本だから」と言って、クラス全員に読ませたのです。素直に感動しました。
この本が説いているのは「自分の目で見て、耳で聞いて、自分の頭で判断して、行動する大切さ」だと思います。だからこそ80年経った今も多くの人に感銘を与えているのでしょう。でもこの本が発表された1937年は日本が戦争へと突き進んで全体主義に覆われていった時代。この本は時代の流れに迎合しない普遍的な価値を追求したのだと思います。
今回昔この本を読んだ時の気持ちを懐かしく思い出すと共に、今の自分が読んだらどう感じるだろうかと考えました。
また読んでみようかな。


拍手ありがとうございます
                                 
                                      
            

生きてるっ!

2018/02/06
category - CM
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吾郎と慎吾が出演する「サントリー新オールフリー」のCMが2/10から放送されます。
それに先立ちサントリーさんの公式サイトが更新され、YouTubeで動画が見られるようになりました(一部のWSで紹介されたそうです)。
TVCMに吾郎と慎吾が帰ってきます!
白い大きな翼が生えた二人が叫ぶ「生きてるっ!」が本当に爽快です。
いろいろありますがどっこい生きてます!

サントリーオールフリーの公式サイト(トップページ)はこちら
他のページにも二人の画像が沢山ありますので見てください。
サントリーさん本当に有難うございます。

そして一番肝腎なお知らせ。
新オールフリーは2/13から発売です!


拍手ありがとうございます
                                 
                                      
            

雑誌情報 (2月・3月)

2018/02/03
category - 新しい地図
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雑紙の発売情報です。早いですが3月分もこちらに上げておきます。

2/28 (水)発売
「GLOW 4月号」 とじ込みBOOK 一緒に暮らしてたらこんな感じ? 稲垣吾郎の「大人男子ライフ」
詳しくはこちら

とじ込みBOOKというだけでもワクワクするのに、「一緒に暮らしてたらこんな感じ?」というリードが付いているのですから更に心拍数が上がります。期待して待っています。

3/20 (火)発売 (←発売日に注意!)
「フィガロジャポン 5月号」 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾 「クソ野郎と美しき世界」
詳しくはこちら

10ページ特集というのも有難いですし、グラビアが綺麗だと思うのでそちらでも期待できます。発売は3月ですのでお間違えなく。


拍手ありがとうございます


                                 
                                      
            

「クソ野郎と美しき世界」共演者発表♪

2018/02/03
category - 映画
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皆さんご存じと思いますが、「クソ野郎と美しき世界」の追加キャスト(共演者)が発表されました。
(詳細は「新しい地図」のTopicsに出ています。)

「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」に出演する新人の中島セナさんがとても気になりますし、「光に、航る」の剛と尾野真千子さんの夫婦役もお似合いですし、第4話のクソ野郎と★ALL STARSがどうなるのかワクワクしますが、何より驚いたのが、吾郎出演の第1話「ピアニストを撃つな」の顔ぶれです!

浅野忠信さん、満島真之介さん、馬場ふみかさん。想像以上に豪華で思わず「これすごい!」と叫んでしまいました!!

浅野忠信さんは国際的に活躍している俳優さんで、昨年木村くんと共演した「A LIFE」での「男の嫉妬」の演技が強烈に印象に残っています。今回もエキセントリックな役のようで、吾郎演じる天才ピアニストとどう絡むか楽しみです。
満島真之介さんは映画「おしん」の脱走兵役が素敵でしたね。あらすじを読んだだけではどういう役回りかまだよく分からなくて、それがまた期待大。
馬場ふみかさんは「奔放でエロティックで品が良い」ファム・ファタールぶりに注目したいです。
これだけの役者さんが揃って監督が園子温さんなのですから期待できないわけがない!

気がかりなのは「これから撮影に入る」事ですが、吾郎が「なんとかします」と言っていたのでなんとかなるでしょう


拍手ありがとうございます
                                 
                                      
    

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