SMAP稲垣吾郎さん大好きな主婦の日記 【無断転載禁止】

映画語りもかっこよく (「an・an」)

現在発売中の「an・an」は絶対買いです。吾郎ファンは買わないと後悔します!

恒例の「映画と本と」の特集の中で、ラジオで映画評をしているラッパーのライムスター宇多丸さんと吾郎が「夏に見たい映画」という対談をしているのですが、このグラビアが最高です。久々の眼鏡なし吾郎がこんなに色っぽいとは!
ゴロデラの時よりワイルドに仕上げたヘアスタイルと髭がよく合っていて、大人の男の危険な色気が…(ムフフ)。太めのストライプのジャケットを粋に着こなしているのも流石です。
スキンヘッドの宇多丸さんと並ぶとパンクな雰囲気がしてよりカッコよさが強調され、思わずため息が出ます。本文を読む前にグラビアを眺めるだけで十分楽しめます。

対談では吾郎も宇多丸さんもかなりマニアックな作品をお勧めしています。宇多丸さんお勧めの「ときめきに死す」はむかーし一度TVで放送したような記憶がありますが…。吾郎お勧めの「100歳の華麗なる冒険」は見たくなりました。

もちろん、連載の「シネマ・ナビ」もいつも通りあります。こちらでは「歓びのトスカーナ」を紹介しています。

今ビジュアル最高の吾郎をこういう形で見せてくれた「an・an」には深く感謝しているので、「シネマ・ナビ」書籍化のお願いも添えてお礼のはがきを出すつもりです。


拍手ありがとうございます


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これは、喜劇 (「ゴロウ・デラックス」 6/23)

オープニング。3週間ぶりに吾郎の衣装が変わりました。黒シャツに黒タイ、チャコールグレーのスーツ。ベージュのスーツも上品で素敵でしたが、今回はグッと渋いです。
「今日のゲストはドラマ映画バラエティ番組で抜群の存在感を発揮している喜劇役者さんです。」(外山さん)
「役者の方がゲストなのも珍しいんですけど、喜劇役者さんですか。」吾郎は早くも興味津々の様子です。

今最も注目を集める喜劇役者、ムロツヨシさん。独特の強い目力を持ち、映画・ドラマ・舞台・バラエティ番組の司会など幅広い分野で活躍する唯一無二の存在。そのムロさんが月刊誌「プラスアクト」でブレイク前から書き続けた連載をまとめたのが今回の課題図書です。

課題図書 : 「ムロ本、」 ムロツヨシ

400ページを超えるボリュームのこの本には、自身の壮絶な体験を基にした私小説やオリジナルの劇台本、芸能界の交友関係などが書かれていて、ムロツヨシさんのすべてが詰まった渾身の一冊となっています。
「肩書が”喜劇役者”なのはなぜですか?」まず外山さんが訊きました。
「僕らが子供の頃は『喜劇役者って誰?』って聞いたら植木等さんとか渥美清さんとか名前が挙がったんですけど、今『喜劇役者で誰が好きですか?』と訊かれても『喜劇役者って誰の事を言うんだろう?』ってなってる。僕はずっと喜劇を舞台でやりたいと思っていて、それならあえて自分から言うのも良いのかなと思って、恥ずかしいんですけど(喜劇役者と)名乗らせて頂いてるんです。」とムロさん。喜劇に特に思い入れがあるんですね。その一方で
「で『喜劇役者だから笑わせてみろ!』と言われたら『いえ、喜んで劇をする役者なんです』と言い訳も作ってあります(笑)。」とも。
ムロさんと吾郎は今回初共演ですが、
「でもこれを読んでからお会いするから…不思議ですよね。」(吾郎)
「お会いする前に読んでもらっている事と、そこを今テレビカメラたちが写している現状にもう…とち狂ったのか髪結んじゃいました。テレビで髪結んだことほとんどないのに。」(ムロさん)「ちょっとおしゃれですよね。」(吾郎)
ムロさんいわく、「森山未來を意識してる」そうです(笑)。
雑誌の連載をまとめた本なので、
「結構前の連載も多い?」(吾郎)
「はい、一番古いのは8年前ので。まさか8年かけて本になると思わなかったですし。」(ムロさん)
「ムロ本、」では「。」の代わりに全て「、」が使われています。これについては
「初めてパソコンで台本を書いた時に、セリフでよくある「…」をどうやって出せばいいか分からなかったんです。」とムロさんが言ったので吾郎は一瞬きょとんとなりました。
「どうやっても違う記号が出てくる。で「、」を打ったらその通りに出てきたので『もうこれでいいや』と。(吾郎笑い出す)それで始めて…。「、」「。」を使わない人=俺って決めたんです。」(ムロさん)
「でも流れがいいからいいじゃないですか。」(吾郎)
「「。」を使わなくなっちゃったので嘘をついて後付けの理由で『「。」をつけたら終わっちゃう。「、」は続くじゃないですか』って。」(ムロさん)「後付けうまいですね!」(吾郎)
「後付け上手いんです。結構後付けの理由を沢山使っているんですよ。」(ムロさん)
「この『ムロ本、』は喜劇役者ムロツヨシのすべてを書いた台本になっています。この番組ではこの『ムロ本、』の目次に沿ってお話を伺っていきます。」と外山さん。課題図書の目次が本日の番組の台本というわけです。

【ムロツヨシ、―――序章的な】
8年続く連載の中で一番新しいこの章ではムロツヨシさんの日常が描かれています。「序章的な、」という事で、ムロさんが今まで出演した映画・ドラマ・バラエティ番組を振り返りました。AD山田くんがボードを持って入ってくると、
「よく会うんですよ。」と言いました。ムロさんが小栗旬さんと友達で、山田くんが義兄小栗さんの家にいる為よく会うようです。
「この間会ったのは、僕が酔っぱらって帰ってきて小栗さんに40分くらい説教食らってた時でしたね。」(山田くん)
「ちゃんと兄としての説教でしたね、人生の先輩としてこれは良くないんじゃないか、と。」(ムロさん)
「酔っぱらってたんで何も覚えてない。」(山田くん)
「お前、(小栗さんが)これ観たらまた怒られるよ!」(ムロさん)山田くんは焦りまくりでした(笑)。

ムロさんが最初に本格的に映像作品に出演したのは「交渉人 真下正義」(2005年)。しかし吾郎は
「観たよ…いた?」と首を傾げました。「結構いい役で。」(ムロさん)「犯人?」(吾郎)
「あれ犯人出ない映画ですから(笑)。…実は僕、真下(ユースケ・サンタマリアさん)の隣にいるんですよ、階段で室井管理官とすれ違うシーンとか。よく見て下さい、僕いますから。」(ムロさん)
「えー、絶対見てるはずだよね。」(吾郎)
「よく見ている作品が多いですよ。」(外山さん)確かに作品リストには「ガリレオ」などの有名ドラマもあります。しかし、
「ワンシーンもない、ワンカット(だけの出演)。自分の事を”ワンカット役者”って呼んでましたから。」とムロさん。
「僕らはいつ知ったんでしょうかね、ムロさんの事を。いつの間にか…。」(吾郎)
「僕はいつも必死なんですけど、すべてに爪痕を残そうと(笑)。でも多分『勇者ヨシヒコと魔王の城』という深夜ドラマをやった時に『あの人誰?』って感じになって、役名で街で呼ばれるようになりました。今までそういう事はなかったので大きな転機だったのかな。」(ムロさん)
「街で呼ばれるのって役者にとって…びっくりだよね。」吾郎の言葉には実感がこもっていました。
「あと、世間の皆さんが知ってくれたのは『ごちそうさん』というNHKの朝ドラで。それが年上の世代の方に覚えて頂けるきっかけになりました。」(ムロさん)
「朝ドラってびっくりするぐらい人に声かけられますよね。」(吾郎)「かけられます。」(ムロさん)
「僕も人生で初めてドラマに出たのが朝ドラなんです。」と吾郎が言うと
「え!そうなんですか?」とムロさんは身を乗り出しました。
「平成元年、15歳の時に。」(吾郎)
「すげー…」ムロさんは尊敬のまなざしで吾郎を見ました。
「現代版の朝ドラだったんです、『青春家族』っていう。びっくりしましたよ、ハワイに行って気付かれたましたから。…朝ドラすごいですよね。そう思いませんでした?」(吾郎)
「すごいです、おばあちゃんに話しかけられたりとか。『何で見て下さったんですか?』と訊いたら『ごちそうさん』で観た、って。」(ムロさん)
この朝ドラトークでムロさんと吾郎が一気に打ち解けた感じがして嬉しかったです。
しかしそこまで有名になっても
「まだバイトされてたんですか?」(吾郎)
「バイトしていたのが30歳までですよ。この頃ユースケさんによくご飯に連れて行ってもらっていて。29歳の時に『ムロくんいい加減バイト辞めなさい。』と言ってくれて。『バイトをやってたら君の性格ではのらりくらり食べていけちゃうから、とにかく(役者に)絞りなさい、バイト辞めなさい。』と言ってくれて。で30歳の誕生日の前の日までやって30歳からピッと止めるようにしました。」(ムロさん)「のらりくらり君は出来ちゃうから、って、良く分析してますね。ムロさん確かに器用でできそうですもんね。」(吾郎)

ムロさんはバラエティ番組にもたくさん出演されていますが、
「舞台でお客さんが入るには知ってもらわなきゃいけない、僕と言う存在を。そこでバラエティ番組で『ムロツヨシです』と連呼させてもらって『何なんだよこいつ』って覚えてもらってから『舞台やってるんだ、じゃ1回観に行ってやろうかな』となるためにバラエティ番組に出させてもらっている気持ちはあります。もちろん番組に一生懸命貢献したいと思いますが。ユースケさんや大泉洋さんといった先輩を見ているので『観てて楽しい、でも役者が本業』と、いつか逆転すればいいんだと思って。バラエティ番組ではまず覚えてもらおうと。」バラエティ番組ではまず自分を知ってもらおうというスタンスです。
そして舞台活動をずっと続けているムロさん。それについて吾郎が
「贅沢だけど僕はそういう経験をしてきてないからそういう人にしかできないお芝居ってある。そういうのは絶対羨ましいなっていうのはある、自分には出来ないことだし。でもそれにこだわり過ぎてもいけないと思うし。まあ、道が違ったと思えば。」と言うと
「はい、そうですね。」とムロさんは深く頷きました。
違う道を歩んできた事をお互いに認め合う役者同士の会話が素敵でした。

【数、ある記憶の中から―――自伝的な】
この章は、ムロさんが自身を「数」という主人公に置き換えて幼少期から今までの経験を赤裸々につづった短編小説集です。

父親と母親は喧嘩ばかりしていた。
祖母がそれを止めている。
布団を被って、終わるのを待った。
喧嘩が終わると母親が布団に入ってきて笑いかけてくる。


両親の離婚や役者としての転機など、今まであまり語られてこなかったムロツヨシの過去とは?

「これは本当に事実なんですか?」(吾郎)
「はい。自分の最初の記憶って何だろうと考えた時に、両親が喧嘩してるところと産んでくれたお母さんの赤い口紅とかが断片的に…。」(ムロさん)「ねえ、リアルですよね。」(吾郎)
「怒鳴り声、布団を被る、終わるのを待つ、でおばあちゃんが出てきて喧嘩を止めて、お母さんが荷物をまとめて出て行って玄関で泣いて終わる、それが毎回という記憶になっていますね。」(ムロさん)
「ちょっとしんどい記憶だよね。」(吾郎)
「そうなんですよね。両親が離婚した話を中学高校の時にしてたけど、何人かの友達に『不幸自慢になるから止めろ』と言われたんです。自分は事実を話しているだけなのに『俺って不幸でしょ』と聞こえてしまうのかなと思い、言い方を色々変えてきた。字に起こす際も『俺こんな事があったけど今は笑ってます、と思われたいです。』と捉えられるのかなと言う恐怖や不安はあったんですけど、ここは自分に向けてでもいいから書いてみようと思い書かせてもらった部分です。」(ムロさん)
「じゃあ離婚された後にご両親と会う事は?」(吾郎)
「この後母親とは会っておりません。」(ムロさん)
「そっか、うーん…。お父様とも会っていない?」(吾郎)
「21歳で家を出るのと同時にそこから会ってないですね。」ムロさんはおばあちゃん子だったそうで、
「じゃあ、役者になるといったらお父さんおばあちゃんは大変だったんじゃないですか?」(吾郎)
「おばあちゃんがすごく泣いてましたね。僕が役者になるといったら『ツヨシには郵便局員になってほしかった』って。でも僕大学が理学部数学科だったので絶対郵便局員にはならないと思ってたんですけど(笑)、おばあちゃんは大学を出たら郵便局員になると思っていたみたいで。」(ムロさん)

「無名時代に監督直々に指名されて出演が決まった映画があるそうで。」(外山さん)
「はい、『サマータイムマシン・ブルース』です。そのころ小劇場という所で役者仲間同士で舞台を作っていて、それを見に来てくれたのが本広克行監督で。小劇場って本番が終わった後飲みに行くんですね、見に来てくれた方とかと。で『体の大きい人が飲んでるな、あの人誰?』と訊いたら『バカお前、”踊る(大捜査線)”の監督だよ!』と。『そうか、俺行ってくるわ!売り込みに』って行って『モロツヨシです』って連呼したんです。」(ムロさん)「すごい勇気ですね!」(吾郎)
「『お酒美味しいですね、ムロツヨシです。』『お代わり何にします?ウーロンハイですか?…ウーロンハイお願いします、ムロツヨシです。』『僕もそう思います、ムロツヨシです。』…とにかく覚えてもらおうと思って。映画に出られるなんてことはあり得ないと思ってましたけど。そしたら本当に急にプロデューサーさんから連絡があって『夏空いてるの?』『…はい』『じゃ空けといて。監督が指名だよ。』と。他の人はみんなオーディションしてるのに生意気にムロごときが、と言われながら…。だから小さい役だと思っていたんですけど、台本渡されたらメインの役で。」(ムロさん)
「へぇー!」(吾郎)
「びっくりしました。で本広監督に言われたのは『お前の野心は綺麗だ。そこまで言うなら1回使ってやる。自分の思うように出来るか試してみなさい。』。もう期待を裏切っちゃいけないという思いだけでがむしゃらにやって。その時のお芝居を見ると(わぁっ)でなりますけど、この時の全力は(間違いなくこれだな)というのが残っているので、恥ずかしいですけど残せてよかったなと思っていますし、そこの場所をくれた本広監督にも感謝してますし。」(ムロさん)
当時の思い出をムロさんは熱っぽく語り、吾郎は微笑みながら聞いていました。
「『サマータイムマシン・ブルース』の後全くお芝居する場所がなくて。『踊る大捜査線』のスピンオフをやるという噂を聞きつけて本広監督に会いに行って『出させてください!』とお願いしたら『じゃ考えとくわ。』と言ってくれたんですけど。台本を渡してくれたプロデューサーさんが『実は前からあなたが出る事は決まっていて、でも監督から、ムロが絶対出してください!と言いに来るからそれまで待て、と言われてたんです。』と。『こっちから先に出させてやると言ったらあいつ絶対調子に乗るから、言うな、絶対言うな。』と指令が下っていたらしいです。来た来た!って感じだったみたいですよ。」(ムロさん)
「へえ、(ムロさんの性格を)よく分かっていらしたんですね。(笑)」(吾郎)
ユースケさんにしても本広監督にしても、ムロさんは人との出会いに恵まれていますね。そのチャンスを自分で切り開くパワーが素晴らしいと思いました。

最初の朗読は、主人公数が従姉妹の志世と幼馴染の大介に初めての映画出演を報告するシーン。吾郎と外山さん、そして山田くんで朗読します。
「今日はムロさんが来てるから出番が多いんですよ。」(山田くん)
「いいじゃん、出番が多くて。」と吾郎。するとムロさんが
「この収録の前に彼が言ってたことがちらっと耳に入ったんですけど、台本もさっき読んだみたいな…。(山田くん固まる)そういうの聞こえないところで喋った方がいいよ、外山さんに『ダメじゃない、現場に入って読みなさいよ。』と言われてるくだりが聞こえてて、え?まさか俺のその台本の事じゃないよな?と思ったら案の定出てきた。」と山田くんにダメ出ししました。
「何で読まないの?」(吾郎)
「だってあのう…どうせゴロウさんいじってくれないし、(台本に)書いてある通りに言っても誰も拾ってくれないし…。」(山田くん)
「台本ディスった!」(ムロさん)「違う!」山田くんは突っ込まれて大慌てです。
「これ、思い入れのある話だから。」(ムロさん)
「もう止めないでやろう!嚙んでもとりあえず。」と吾郎も山田くんにプレッシャーをかけます。
主人公数が吾郎、志世が外山さん、大介が山田くんです。

数に呼び出された志世と大介。てっきりまた借金の申し込みだと思っている二人に数は出演が決まった映画の台本を見せます。

たった8年、だが、かかった8年。
やはり嬉しい役者8年目の初めての台本。
今の数は思う。
でも、この映画の撮影終わったら、
またバイト生活に戻ってたけどな。
また、スタートライン付近で準備体操してたがな。
甘かない世界ですな。
そして思う。でも、これは喜劇。


「緊張してた?」吾郎が山田くんに訊きました。
「いや、久しぶりに読むなと思って。」(山田くん)
「だって役者さんだよ?!」(吾郎)
「最近何もやってないからカメラが回ると汗かいちゃって…。」と山田くんは首に巻いたタオルで顔の汗を拭きました。しかし
「君の久々に芝居した感想を言う展開じゃないから。」とムロさんは厳しい言葉を。
「志世と大介の二人はもう期待もしてなかったけれど、多分(数が)辞めることはないだろうなと思っていたと思うんです。成功するかどうかじゃなくて辞めないだろうから、仕方ないこっちが何とかするしかない、と。うまくいかなくてもしょうがねえな、とまで思ってくれていた。」(ムロさん)
「おばあちゃんは喜んでくれましたか?」(吾郎)
「おばあちゃんは…。喜んでくれるというよりも『あ、そう』という感じで。とにかく言い出したら辞めないだろうと見抜いていたみたいで、『借金しても何でも身体さえ元気でいてくれれば』と言ってくれていたみたいですね。」(ムロさん)

「最終話はおばあちゃんとの別れですけれども…。」(外山さん)
「育ててくれたお礼として、選んだ職業で成立してる時間を見せられたのが良かったかな、と。偉そうですけれどももう行っていいよ、という話が出来たので。待ってたんだなぁ、と思います。」ムロさんはしみじみと噛みしめるように言いました。
「全部の話が『これは、喜劇』で終わる理由はあるんですか?」(吾郎)
「主人公数は…自分の事ですけど、自分が最後…死ぬ時なのか何か終わる時に喜劇だったなと思いたい。自分が喜劇役者を名乗るのもそうなんですけど、自分の記憶とかこれから作るだろう作品、自分の周りで起こせる事すべてを出来れば喜劇にしたいという願いと、そうあろうという意志を皆さんに伝えさせてもらう為に。そして自分の事を書いたので、両親の別れも猫との悲しい別れも全部喜劇と捉えていますよという意志表示ですね。」ムロさんは自分で自分の意志を確かめるように力強く話しました。

そして次週は役者ムロツヨシと稲垣吾郎の特別朗読公演です。これは見逃せません!


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字が汚い!! (「ゴロウ・デラックス」 6/16)

オープニング。いつもと違い字幕の「外山恵理」「稲垣吾郎」の字が本人の自筆です♪外山さんの字は初めて見ました。かわいらしくてしっかりした字ですね。
「吾郎さん、コンプレックスってありますか?」(外山さん)
「コンプレックスですか?字が汚い。(きっぱり)」(吾郎)
「じゃあ今日の課題図書は吾郎さんにピッタリ。」(外山さん)
「言ってることとやってることの字が違う。」(吾郎)「吾郎さんっぽくないんだ。」(外山さん)
「だから絶対字は書きたくない!」と吾郎は更にきっぱり。セットに上がりかけて立ち止まったのでプリケツをしっかりと拝めました。サンキューです♪(←不謹慎)

席に着くと吾郎は白い紙を開いて掲げて見せました。「バラエティ番組でこういう手書きのクイズの答えとか。」
「じゃ本当は嫌なんですか?」(外山さん)
「すっごい嫌だ!だから今回この本にめちゃくちゃ共感しちゃいましたよ。」
「『字が汚い!』(笑)」(外山さん)
「だから色々と…まあお会いしてからお話を聞きましょう。」(吾郎)

新保信長(しんぼ のぶなが)さん、52歳。西原理恵子さんの「できるかな」シリーズを担当するフリー編集者であり、ライターとしても数々の著書があります。因みに奥様は「重版出来!」で知られる漫画家の松田奈緒子さんです。その新保さんの最新刊が今回の課題図書です。

課題図書 : 「字が汚い!」 新保信長

「練習すれば字はうまくなるのか?」
「なぜ私の字はこんなに汚いのか?」

自分の字の汚さに気づいた新保さんが、ペン字練習帳で綺麗な字を目指したり様々な手書き文字をリサーチしたり、字をめぐる右往左往を描いた体験ルポです。
「すごいタイトルですね!」(外山さん)「もうそのまんまですね。」(新保さん)
「僕もまさにこれがコンプレックスなので。もうちょっと頑張ればいけるのかな、今からでも何とかなるかなって。」と吾郎はさっそく共感しました。「外山さんはどう?自分の字は。」(吾郎)
「私もあんまり好きじゃないですけど、はがきを書くことが多いのでやっぱり綺麗になりたいなと思いました。」(外山さん)
「自分の名前くらいは綺麗に書けると良いなと思っていろいろやってみました。」(新保さん)
そうそう、やはり自分の名前くらいは綺麗に書けるようになりたいんですよね。更に
「読んでいて(字の)好みってあるんだなって思いました。」(外山)
「さっき僕が言ったことと一緒。字って自分のキャラクターとか生きてきた証じゃない?『自分はこういう人間』って表すものとしてすごく重要だよね。」(吾郎)

新保さんがなぜ自分の字に向き合う事になったのか、そのきっかけの部分を吾郎が朗読。
新保さんは某大物漫画家に手紙を書く事になりました。その大物漫画家抜きでは成り立たないプロジェクトへの協力を求める手紙。アナログ世代編集者としては、ここぞという時には手書きの手紙で誠意を見せたい、という事で何年かぶりで万年筆を手に取り書き始めたのですが…、

1枚目の半分くらいまで書いたところで手が止まった。
「何じゃこりゃ?!」
脳内で故・松田優作のセリフが再生される。
目の前の便箋には自分でイメージしていたよりはるかに汚い文字の羅列。
(中略)
なんというか筆跡そのものが子供っぽくて拙いのだ。
とても五十路を迎えた分別ある大人の字には見えない。
つかそもそも自分が分別ある大人なのかというとかなり疑わしい所ではあるが、
それにしたってこの字はないわ―。


画面にその手紙の画像が映し出されました。
「もうすごくその気持ちわかりますけれども。いい字じゃないですか。」(吾郎)「一所懸命書いてるのが分かりますね。」(外山さん)
「ええ、読めないわけじゃないんですけど子供っぽくて、真剣にお願いしているんだけどふざけた感じに見えちゃうのかな、と。」(新保さん)
「結局その手紙は送ったんですか?」(吾郎)
「いや、これを送ったらかえって逆効果かなと思いまして、結局打ち直して、手書きっぽい書体でプリントしたのを送って…。」(新保さん)
「送らなかったんだ(笑)。でまだオファーの返事がもらえてないとか…。」(吾郎)
「その時はまだだめ、という感じでした。」(新保さん)
たかが字というなかれ、なわけで…、
「綺麗に超したことはないじゃないですか、展覧会とか名前書いてください、ってなるし。」と外山さんが言うと
「そうだ結婚式!結婚式!」と吾郎は顔をしかめました。「縦書きだし難しいよね。」
「筆ペンとか渡されるとどうしよう、と思う。」(外山さん)
「一つ言い訳いいですか?僕左利きなんですよ。漢字の書き順が自分なりの書き順になってることが多いね。うまく書きようがない。…キャラに合っていればいいんだけどね。」(吾郎)
「確かにね、吾郎さんもうイメージが…。」(外山さん)「字、綺麗であってほしくない?」(吾郎)「『ペン字です』くらい綺麗そう。」(外山さん)
「そのパブリックイメージと現実とのギャップにずっと苦しんでいます。」(吾郎)
ファンにとってはそのギャップですら魅力なのですが、吾郎本人にとっては本当にコンプレックスなのですね。

ところで今回の内容は…
【新保さんの手書き文字調査】
1.ペン字練習帳に挑戦!
2.文豪たちはどんな文字だった?
3.理想の字を探す
4.「字は人を表す?」筆跡診断

1.ペン字練習帳に挑戦!
新保さんは自分の字をどうにか綺麗にしようと4冊のペン字練習帳を実践。
「ゆっくり丁寧に書く」「全体的なバランスを考える」など基本的なコツを学びながら実践していった結果、明らかに字が綺麗になっていきました。
一番最初に取り組んだのが「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」。「美文字ブーム」を作った大ベストセラーです。
「すごいね、これを全部やったって。…ちょっと練習してみます?」(吾郎)
「してみたいですね。練習帳ってやったことがないですもんね。…どこが難しかったですか?」(外山さん)
「これは初めは字を書くんじゃなくて、たて線よこ線を引くコーナーがあるんですよ。」(新保さん)
「ほんとだ!『線を書く練習をしよう』。」(外山さん)
「これがまず出来ないですね、まっすぐ線を引くという事が。」(新保さん)
「出来ない。意外とまっすぐ引けない。」と吾郎は悪戦苦闘しています。
「問題の横ですよ。(左利きだから)押して書くの。…横が難しいね。横が欠点なんだ。自分の欠点が分かる。」吾郎は問題点に気付いたようです。
「じゃひらがなも書いてみます?」と新保さんに促され、吾郎は「あ」「い」にもトライ。書きながら今まで気にしていなかったカープの線に気をつけたり、「お」の丸(正確には三角)が小さい事に気付いたり。
「この丸を大きく書くと子供っぽくなります。それから漢字よりひらがなは小さく書くとか。」(新保さん)
「すごいですね、下手だったのが嘘みたいですね。」(外山さん)
4冊のペン字練習帳の中で新保さんが特に「響いた」というのが「練習しないで、字がうまくなる!」だそうです。
「発想の転換があって、どういう風に考えて字を書けばいいか、コツを教えてくれる本です。例えば香典袋とかに名前を書く時には鉛筆で線を引いて、そこに丁寧に名前を書いて後で鉛筆の線を消せばいい。」(新保さん)
「確かに香典袋難しいですもんね。」(外山さん)
「『下手ならひと手間かけろ!』という発想なんですね。なるほどと思いました。」と新保さん。吾郎は笑顔で頷いていました。

2.文豪たちはどんな字だった?
練習していくうちに新保さんは他の人の書く字も気になりだし、文豪たちの字も調べてみたそうです。今回はそのうちのいくつかを紹介。
太宰治の「人間失格」の原稿を見て「太宰っぽくない。」と吾郎が一言。「心中する人の字ではないですね。」と新保さんも同意。
夏目漱石の「道草」には「人が好さそう」と吾郎。
江戸川乱歩が友人に宛てた手紙は筆書きです。「字が雑、おどろおどろしい。」と新保さん。「これで原稿が来たら読めなさそう。」(外山さん)「若干厳しいですね。」(新保さん)
とここで登場した原稿を見て吾郎が
「ちっちゃ!もっと大きく書こうよ!しかも(マスの)右端に…」を思わず叫びました。
「これは直木賞の直木三十五です。この小ささはちょっと不思議ですね。」と新保さん。(ここまで小さいと読みにくいですよね。)
芥川龍之介、谷崎純一郎など作家によって字は様々で見ていると楽しいです。(ちなみに私が気に入ったのは谷崎の字。大きくて堂々として華やかでいいなと思いました。)
一方で、
「でも最近はパソコンが多いのか…。」(吾郎)
「そうですね。年代の上の方はまだ手書きの方もいらっしゃいますけど、若い作家さんは全部パソコンで。」(新保さん)
「その方がやりやすいのかな。」(吾郎)
「ただ、パソコンで書くとああいう手書きの原稿はないわけじゃないですか。ところが芥川賞・直木賞を受賞した作品は、手書きの原稿を日本近代文学館に資料として収めるという慣習がありまして、なのでわざわざ原稿用紙に最初の1枚分を書いてもらってるらしいです。」(新保さん)
「やっぱり字を見たいというのがありますよね、作家さんの。」(外山さん)
「でも編集の方はどうなんだろう。字を見た方が作家さんのその時の気分とか心とかが読み取れるかも…どうなんでしょう。」(吾郎)
「でも原稿を頂くなら、ぶっちゃけメールで頂いた方が間違いも少ないし早いのでありがたい(笑)。」(新保さん)
編集の仕事にとっては手書き原稿よりパソコンの方が便利ですよね。

字について調査する中で新保さんは自分の理想とする時に気付いたそうです。
3.理想の字を探す
ここで外山さんの朗読。

そもそも自分はどんな字を書きたいのか。個人的にはか必ずしもペン習字のお手本のような字を理想としているわけではない。
(中略)
日常的にはむしろちょっと隙があるというか、愛嬌がありつつ全体的には整っていて、読みやすい字が書ければいいなあ、と思うのだ。


「美文字じゃなくていい感じの字が書きたい!という事に気付いたんですよ。」と新保さん。
そんな新保さんの理想の字は…。
「色々な方の字を見てきて、大人っぽさがありつつ愛嬌もあるという点で、アラーキー、荒木経惟さんの字が非常に魅力的だと思いまして。」(新保さん)
「お会いしたけど字は見てなかったね。」(吾郎)
新保さんが文春の雑誌「マルコポーロ」の編集者としてアラーキーさんを取材した時、新刊の写真集をアラーキーさんが贈ってくださったそうで
「その時の編集部の宛先を書いた紙がどう見ても直筆としか思えなくて大切に取ってあるんです。」
(その字の画像も出ましたが、「ダ・ヴィンチ」のアラーキーさんの連載の題字と同じだから確かに自筆ですね。)
「でも物凄い癖のある…味と言うか…。」(吾郎)
「大人の色気ですね。」(新保さん)
吾郎が「これが好き」と言った字はペン字の先生の字でした。
「5回生まれ変わっても無理だね。」
「でも吾郎さん字がそこまできれいになっちゃうとどうします?」(外山さん)「いやいや、綺麗な字になりたいよ。」(吾郎)「だって…それこそ完璧になっちゃう。」(外山さん)
(外山さんの吾郎に対するイメージはどうやら「完璧な人」らしいです。)
「外山さんはどういう字がいい?」吾郎が訊きました。
「私はやはり永(六輔)さんの字が好きでしたね。はがきを持ってきたんですけど。」と外山さんは永さんからのはがきの束を取り出して新保さんと吾郎に見せました。はがきに大きな字で一言書いてあります。
「なんかポッと書いたんだけど…。」(外山さん)
「いいですねえ。」「いやいやいいねえ。」と新保さんと吾郎は感心しています。
「『さん』の書き方とか好きだし…上手じゃないんだけど『永さん』なんですよね、字がね。」と外山さんがしみじみと言いました。
吾郎も言っていましたが、永さんのキャラクターを彷彿とさせる字です。
そして、ただ練習するだけじゃなくて、「こうなりたい」という字を具体的にイメージすることが大事なんですね。

話は変わって。
「『字は人を表す』とも言います。」と外山さん。「字が汚い!」では筆跡診断の方にも取材したそうで、
「ちょっと恐ろしい気もしますが、吾郎さん、今日はいらっしゃってくださっているんですよ。」(外山さん)
「ホントですか?!」吾郎は思わずのけ反って笑いました。…という事で、

4.「字は人を表す?」筆跡診断
新保さんが取材した筆跡診断士の林香都恵さんがスタジオに登場、吾郎と外山さんの字を診断してくださいました。二人が事前に書いたはがきのあて名を元に診断します。
「稲垣さんの字は、とても素直でまじめな方の字です。どの字も(線が)すうっと入っている”起筆すなお型”なんですね。クセ字の方は書く時にガッキンと入ったりとかそういう”起筆ひねり型”で我が強かったりするんですが、稲垣さんも外山さんもすうっと入っているクセのない字なんです。物事を自然に受け入れるすなおな方。すごく良いのは(”郎”の)縦線がグッと長い事。本来日本語の字は縦に書くじゃないですか。だから縦の線が長いというのは自分軸がしっかりしているという事なのでとても良い。花丸です。」(林さん)
「嬉しい!字で初めて言われた!」吾郎はすなおに喜びました。
「外山さんの字はですね…」(林さん)「かわいいね。」(吾郎)
「かわいいですね。それで転折(=曲がり角)が丸いんですね。ですから明るい印象になると同時に効率性を重視したり、新しいアイディアを出すことが上手だったり。クリエイティブなお仕事をされている方にこういう丸っこい字を書く方が多い。」(林さん)
(クリエイティブな人は丸文字…φ(..)メモメモ)
「で、書き出しの位置なんですが。稲垣さんは端に寄って書いていらっしゃる。」(林さん)
住所が本当にはがきの右端に書かれています。
「ちょっと恥ずかしがり屋さん。大体の方はこの郵便番号の一桁目の下から書くのが普通なので。このはがきをお部屋に例えると稲垣さんは壁に寄っていたいのかな、と。」(林さん)
「ありますあります。もうずっと壁に寄っていたい。人前なんかに出たくない。テレビもやだよ。」(スタジオ内爆笑。しかし今この発言はしない方がいいと思うのですが…・冷汗。)
「お二人の文字には共通点がありまして、文字のトメが弱い。シュッと書く。だからお二人共書くのは速いと思います。トメは物事のクロージングを表すと言われています。それが弱いという事は物事を素早く進めモタモタしない。」(林さん)
「ああ、ダラダラするのは嫌ですね。」(吾郎)「私も。せっかち。」(外山さん)
「せっかち、うん。そこは似てると思う、僕も外山さんも。」(吾郎)
「そういう傾向があるかな、とお見受けします。」(林さん)
「トメた方がいいですか?」(吾郎)
「はい、今日はその書き方をお教えします。」(林さん)
「教えてください。下手でいいから名前だけでもちゃんと書きたい!」と吾郎、切実です。

という事で、吾郎の”吾”の字をいい感じに書く方法を教えて頂きました。
横線には法則があります。一番上の線はお皿です。上から降ってくるチャンスや出会いをここで貯めたいんですね。」(林さん)
「これ、転げ落ちてますよ!」吾郎が自分の字を見て言いました。
「で、一番下にくる線は、屋根です。この下でたくさんの人が雨宿りしていいよ、というような優しい屋根を作りたい。そして”口”はエネルギータンク。書いた人の元気さを表すところなので、大きく書きたいんです。ではこの”吾”と言う字を書いてみて頂けるでしょうか。」(林さん)
吾郎、外山さん、新保さんの3人は真剣に紙に向かいペンを動かします。そして新保さんの書いた字を見て
「上手!新保さん『字が綺麗!』って本にした方がいいですよ。」(外山さん)
「僕はこんな感じで。」吾郎も書き上げた字を見せました。
「いいですね、力強い感じで。」(林さん)
「すぐ上手になれそうですね。」と吾郎。それを聞いた外山さんは笑いをこらえきれません。
「なんか良かったねぇ。」と言う吾郎に「自分はね。」と外山さんはバッサリと一言。外山さんのそういうさりげない毒舌が好きです(笑)。

番組はエンディングへ。
「どうでした、吾郎さん。」(外山さん)
「勉強になりました。ホント恥ずかしくて今までなるべく字に触れないで生きてきたので。」(吾郎)
「新保さんのおかげで自分の字に向き合うことが出来ました。」(外山さん)
「そうそう、自分の字に向き合った事がなかった。」(吾郎)
「そうですね、意識するだけで全然違いますからね。」(新保さん)
とそこへAD山田くんが登場。阪神ファンだという新保さんの顔と「六甲おろし」の歌詞を配した消しゴムはんこです。
「山田くんの字、いいよ」と吾郎が声をかけると「そうですか?僕字が汚くて書きたくないんですよ。」と山田くん。
「いや、味ありますよ。」(新保さん)「味あるじゃん。”ぞ”とか。」(吾郎)
「”ぞ”??」と山田くんは戸惑いましたが、歌詞の中に”ぞ”の字を見つけて「ああこれですか」と納得しました。
「全体的にコロコロしていてかわいいですね。」(新保さん)
「もしよければ字コレクションに入れて頂いて。」(吾郎)
「加えさせていただきます」(新保さん)と最後まで和気藹々とした雰囲気でした。

今回のテーマが「字」だったので、エンドロールのスタッフ名もすべて本人の手書きの文字でした。BGMに「太陽にほえろ!」や「六甲おろし」を使うなど、細かなところにまでゴロデラスタッフの心配りが行き届いた楽しい30分でした。


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freebirds

きょう一斉に放送されましたが、

吾郎、剛、慎吾の3人が今年の9月8日をもってジャニーズ事務所とのマネジメント契約を終了する事になりました。

正直ホッとしています。
勿論これからどうなるかはまだ分からないのですが、少なくともこの1年半よりはいい環境で仕事出来るのではと期待しています。

SMAPを作ってくれたのはジャニー社長ですし、その事については感謝していますが、結果としてSMAPはジャニーズ事務所の枠よりずっと大きな存在になっていたのだと思います。派閥とか共演NGとか、みみっちい縛りは彼らには似合わないのです。
今回3人がジャニーズ事務所を離れる事でこれらの縛りから解放され、舞台や映画やドラマは勿論、ネットでも活動出来るようになればいいですね。
そしてジャニーズ事務所残留を決めた中居くんと木村くんは事務所を中から変えてほしいと思います。

具体的にはテレ東の「1位じゃなくっていいじゃない」の新作とか、an・anの「シネマ・ナビ」の書籍化とか、実現してほしいことはいっぱいあります。「編集長稲垣吾郎」や「ゴロウ・デラックス」の続行もお願いしなければなりません。

そしてやはり私はSMAPが大好きです。これから5人がどんな道を歩んでも
SMAPの中居正広が
SMAPの木村拓哉が
SMAPの稲垣吾郎が
SMAPの草彅剛が
SMAPの香取慎吾が
好きだ、と改めて言いたいです。


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フィクションとノンフィクションの間 (「ゴロウ・デラックス」 6/9)

とても面白かったです。30分があっという間でした。

オープニング。吾郎は先週と同じベージュのスーツ。とても上品に着こなしています。
「今日のゲストは日本中を震撼させたある未解決事件をモチーフにした小説が大変な話題になっている方です。」(外山さん)
「どんな方かお会いするのが楽しみですね。」(吾郎)
「本格的なテレビ出演はゴロデラが初めてだそうで。嬉しいですね。」(外山さん)
「そうですか、王様のブランチにやられませんでしたか?」(吾郎)
ゴロデラのライバルは王様のブランチですか?

塩田武士さん、38歳。神戸新聞の記者の傍ら小説を書き続け、2010年将棋を題材にした「盤上のアルファ」で小説現代長編新人賞を受賞し作家デビュー。2016年「罪の声」が一年で最も面白いと評価された小説に贈られる山田風太郎賞を受賞。本屋大賞第3位にも選出され16万部のベストセラーになっています。とてもにこやかで腰の低い方です。
「今回本格的なテレビ出演は初めてだそうで。」(外山さん)
「そうなんですよ。ラジオは結構出させてもらってるんですけどテレビは初めてで。(ラジオに比べると)人数がスゴイなと思って。」と塩田さんは言いましたが
「いやこれすごい少ないですよ。端っこにちょっと…。」と吾郎。テレビに初めて出た人とテレビに出慣れている人との感覚の違いが興味深かったです。
まず、山田風太郎賞の事から話は始まりました。
「ちなみに山田風太郎賞は賞金なんかはあるんですか?」(外山さん)
「賞金は100万円。」(塩田さん)「へえ!」(吾郎)
「遣い道は何に?」(外山さん、現実的な質問を矢継ぎ早に(笑))
「いつの間にか妻に取られてました。」と塩田さんはしょんぼりした顔になりました。「ある日百貨店に連れて行かれて”何か買わされるな”と予感していたら普通に生命保険に入れられました。絶対『売れたら保険に入れよう』とずっと狙っていたと思うんですよ。」
 「でもしっかりした奥さんですね。」「いやいやいいと思いますよ。」と外山さんと吾郎はしっかりフォロー。

課題図書 : 「罪の声」 塩田武士

昭和最大の未解決事件、グリコ・森永事件を題材に、フィクションで推理する社会派ミステリーです。 
現在38歳の塩田さんはグリコ・森永事件の時は4歳でした。
「関西人なので、あの『キツネ目の男』と、おかんに『お菓子食べたらあかん』と言われたのを覚えています。」(塩田さん)
「ワイドショーでよくやっていたのは何となく覚えています。お菓子をこうやって置くところとか…。」(外山さん)
「アレ不気味だったね。」(吾郎)3人にとっては子供の頃のおぼろげな記憶が残っている感じなんですね。
「でも、時効を迎えてしまったんですね。」(吾郎)「2000年に完全時効成立です。」(塩田さん)
「なぜこの事件を題材にしようと思ったんですか?」(吾郎)
「21歳、大学3年の時にグリコ・森永事件についての本を読んでいて、この時初めて”子供の声を録音したテープ”が利用されていたことを知ったわけです。僕と同い年くらいでしかも同じ関西に生まれ育ってる。そう思った瞬間に鳥肌が立って”どっかですれ違っているぞ”というのがあって。この子の人生って一体何だろうということで、この小説を書きたいと思い始めたんです。」(塩田さん)自分と同じ年頃の子供の声が脅迫に使われたと知って、幼い頃のおぼろげな記憶がリアルに甦ったのでしょうか。

が、大学3年生の頃に描いた構想を小説にするまでには紆余曲折があったそうです。
「デビューした2010年に最初の担当編集者にこのプロローグのアイディアを話したんです。そしたら『確かに面白い。ただ今の塩田さんの筆力じゃ書けない。』と言われて。『ただ、このネタは講談社のネタだから他社には絶対言うな』と口止めされて。そこから8作品積み重ねて、2015年にやっと当時の担当編集者と今の担当編集者が『塩田さん、預かっているのをそろそろやりませんか?』と、そう申し出があったんですが、21の時からずっと書きたいと思っていたのでどうしても失敗できない、と怖くなって断ったんです。」(塩田さん)せっかくチャンスが巡ってきたのに尻込みしてしまったんですね。でも
「その2か月後にもう一回来てくれて『僕らも人事異動があります。今だったら講談社が全面バックアップできます。だから今しかないです。』と。人事異動をチラつかせる奥の手ですね(笑)。そこまで言われたら『やります。』と言って、そこから『絶対この作品を書くぞ』って気合が入りましたね。」(塩田さん)
「その思いは伝わったんじゃないでしょうかね。」(吾郎)

「罪の声」はテーラーの曽根俊也と全国紙の記者阿久津英士の二人を軸にして展開する物語です。まず衝撃的なプロローグを吾郎が朗読。
テーラーを営む曽根俊也はある日実家で父の遺品の黒革のノートとカセットテープを見つける。カセットを聞いてみると幼い頃の自分の声。しかし俊也には録音した記憶はなかった。

「きょうとへむかって、いちごうせんを……にきろ、ばーすーてーい、じょーなんぐーの、べんちの、こしかけの、うら」


紙が変色したノートにはびっしり英文が書かれていたが、俊也はその中に【ギンガ】【萬堂】という言葉を見つける。自分が幼い頃関西で起きた有名な「ギン萬事件」を思い浮かべた。…これは自分の声だ。
「これいきなり掴まれちゃうね。この『ばーすーてーい、』というのは…。」(吾郎)
「これは実際の声です。警察がこのテープを記者に公開したんですが、子供の声が聞こえてきた時びっくりしたって(当時の記者が)言ってましたね。こういう事件だと絶対男の声だと思うじゃないですか。まさか子供を使うとは、という。」(塩田さん)
「しかもこの小説ではそれが自分の声だった、って。」(外山さん)まさに衝撃的です。

ここで人物関係図のフリップを見ながら塩田さんが小説の設定を説明しました。
「曽根俊也というこの人の家からテープが見つかって、それが、この小説では”ギン萬事件”としていますが、グリコ・森永事件に使われた物だと気づく。自分の身内がギン萬事件に関わっていたのではないかと、それが彼。そしてもう一人、全国紙の文化部記者の阿久津英士。彼は文化部で普段からテレビ局なんかも担当しているんですが、社会部の鬼事件デスクに呼び出されて、過去の未解決事件をやるから手伝えと言われる。そこから取材を始めて、それぞれの視点から物語が展開していくんです。」
「(主人公を)テーラーにした理由は?」(吾郎)
「そうですね、最初静かな職人の日常の作業の描写から入って、テープを聞くことで一気に非日常に突き落とされる。この静と動の落差を表現したくて、それには職人がいいな、と。」(塩田さん)
「もう一人(の主人公)は記者。これはご自身の経験で…?」(吾郎)
「そうです。これは勝負作なので自らを出来るだけ投影しようということがあって。で、なぜゴリゴリの事件記者ではなく文化部かというと、文化部だから事件について何も知らなくて自分が調べていく毎に知っていくのは読者目線なんですよ。読者もグリコ・森永事件を知らない。だから阿久津と一緒に学びながらこの事件を追っていくという事なんです。」(塩田さん)
「いつか突然、(この小説に)夢中になっている…」(吾郎)
「はい。ホントにこんな事件があった、ホントに未解決なんだ、という所にどんどん引き込まれていくんです。」(塩田さん)
「やっぱり一人にはしなかったんですね、主人公は。」(吾郎)
「そうですね。やっぱり追う者と追われる者という設定をする。ただ追う者と追われる者だけだと過去と現在の話で終わってしまう。『昭和の未解決事件をなぜ平成の作家が書くんですか?』という事は編集者との話し合いでずっと言ってて。編集者に『なぜ塩田さんが書くんですか?平成の作家が昭和の事件を書いても仕方がない、今の視点を入れるからこぞ面白い。』と言われて、なるほどその通りだと思った時に”未来”というのがハッと閃いて。過去に目を奪われがちなんですが、未解決事件は未解決がゆえに未来を描けるんじゃないか、と。そこで追う者追われる者だった関係が共に追う者に変わる構成が浮かびました。」(塩田さん)
その熱を帯びた語り口に「へえ…」と外山さんは圧倒されたようでした。

山田風太郎賞選考委員の京極夏彦さんは、この小説のすごい所は「ノンフィクションとフィクションの境目が分からないところ」だ、と絶賛しました。
塩田さんがその象徴的なシーンとして選んだ部分を外山さんが朗読。あるドキュメンタリー番組の映像の描写です。
高速道路の捜査は大阪府警が仕切っていたにもかかわらず、滋賀県警がサービスエリアやパーキングエリアに極秘潜入捜査していた。滋賀県警の捜査員はいわゆる『キツネ目の男』を発見、行動を確認。

そして男は屋外のベンチに座り、一目で犯人だとわかるような行動をとる。
捜査員は「一所懸命何かを貼っている状態が確認できた」と言っている。
だが実際指示書が貼り付けられていたのは、いわゆる「観光案内板」の裏だったのだ。
このズレは何だ―――。
キツネ目の男は二人いたのではないか―――。


「うーん、ここからですよ…。えーとこれはノンフィクション?」(吾郎)
「実際に怪しい人間を大阪府警の特殊班も見ているが極秘潜入していた滋賀県警の刑事も見ていたんです。滋賀県警の人はキツネ目の男がベンチの下に貼ってたと言うんですが、1984年11月14日というのは、キツネ目の男の似顔絵が警察内部でもまだ公開されてないんですよ。つまり大阪府警しか知らん可能性が高い。滋賀の人も知ってたかもしれないけど知らん可能性が高いんじゃないかと思うんです。そうなるとあの男は本当にキツネ目の男だったんやろか、という疑問が浮かんで、じゃあ”2人いたんじゃないか?”というのが小説家的な視点です。」(塩田さん)
「へえ…これ、本当の事実関係は分かってないんですか?」(吾郎)
「分かってないです。本当にキツネ目の男かも知れないし、もしかしたら違うかも知れないし。」(塩田さん)
「確認のしようがないですね。」(吾郎)「そうなんです。」(塩田さん)

「読みながら感じましたけど、取材…大変…。今だって何年何月何日ってすっと出てくるくらい読み込んでるってことですよね。」(外山さん)
「これくらい大きな事件になるとかなりの公開情報があるんですね。公開情報ではあるんですけど大体みんな見てなかったりとか忘れられてたりするんです。それを全部読んで、当時の地図を国会図書館でコピーして聞き込みに行ったりとか。」(塩田さん)
今回その資料を塩田さんが持ってきて下さいました。頑丈なキャリーバッグを重そうに開けるとファイルや書類がぎっしり。
「これ見ちゃって大丈夫ですか?」(外山さん)
「ええ…。これは全部脅迫状と挑戦状です。コピーさせてもらって。」塩田さんが紙の束をめくりながらサラリと言ったので吾郎と外山さんは「ええーっ!」とびっくり。
「こういうのは大体捜査資料です。」(塩田さん) 
「記者の方ってスゴイね、こうやってやるんだね。」(吾郎)「取材ってこういう風にするんですね。」(外山さん)
「これはもう厚かましくお願いします、お願いします、って。」(塩田さん)
「でもこれはやっぱり記者時代のさ…だって僕初めて見た、警察の捜査資料なんて。怖かったもん。」(吾郎)
「これは当時の記者はすごく見たかった資料だと思いますよ。」と塩田さんはちょっと得意げでした。

取材以外にも単行本になるまでには大きな試練が待ち受けていました。元々「罪の声」は連載小説だったのですが、
「連載が終わって打ち上げをする予定だったんです。でも編集者の様子がどうもおかしい。なんかしんどそうな顔をしている。(なんでかな?)と思って、でも『楽しみですね発売!』と言ったら『塩田さん、発売できません。この原稿大手術が必要です。…書き直しです。』と言われて。」(塩田さん)
「ええーっ?!」(吾郎・外山さん)
「『全然納得できない。』と僕が言ったら『過去の3人の編集者がエンピツ(=添削)を入れます。それを見てもらえませんか?』と。そう言われたから『じゃあそれ送ってくださいよ。』と言ったら本当に3部届いた。ドン、ドン、ドン、と。」
その3部の原稿もスタジオに持ってきてくださいました。ページ全体にびっしりとダメ出しが書きこまれています。
「とにかく全編直せ」「プロローグが長過ぎる」から始まって
「文章のブラッシュアップ」なんていう基本的な指摘も。更には
「『旅行ガイド/紀行文的な要素は読者はこの本に求めていないと思います。別作品でぜひ。』…こんな冷たい言い方あります?そもそも『別作品でぜひ』はいらんやろ!」(塩田さん)
「ぜひ、は要らないね。」吾郎は笑いましたが
「どう思ったんですか?届いて。」と訊きました。
「最初はひどい会社やな、と思いましたね。それでも(苦笑)、それでも情熱をすごい感じて…。」(塩田さん)
「ご自身としてはそれで書き直したものはやっぱり正しいやり方だった?」(吾郎)
「連載原稿が生まれ変わった瞬間もうこれはイケると思いました。」塩田さんは胸を張りました。その苦労が実ったんですね。

「実はですね、塩田さんからゴロウさんに今回お願いがあるそうで…。」(外山さん)
「はい。僕新聞記者の経験をしてて、当時上司にすごいプレッシャーをかけられていたのを忘れつつあるんです。それじゃダメじゃないかと思って。もう一度厳しくしつけてもらおう、と。で稲垣さんに鬼デスクを完璧な関西弁でやって頂き…」
「ははは!」(吾郎)
「完璧な関西弁でないと当時の僕に帰れない、反省できないんです。」(塩田さん)
「ははは…大丈夫ですか?完璧な、ですよ。」(外山さん)
「大丈夫ですよ。当たり前じゃないですか。」(吾郎)
「で掛け合いをさせて頂きたいと…。」(塩田さん)
「プロですからこっちは。」(吾郎)
「じゃあ、ダメなところがあったらビシビシと…」(外山さん)
「プロと伺ったのでこの原稿を直した編集者のような目で…。」(塩田さん)
…ということで鬼デスクに阿久津がバリバリの関西弁でお説教されるシーンを吾郎と塩田さんで朗読したのですが…
「さすがプロですね…全編やり直しです。」と塩田さんにバッサリ言われ吾郎は爆笑。
「ダメってどのあたりが…。」(外山さん)
「どのあたりがダメって全部だよ。分かんないんだもん関西弁。…でもいずれさ、そういう役が来た時に大変ですよ。」(吾郎)
「そうですよ。だってこの話だって映画化されるかもしれないですよ。」(外山さん)
「いや、原作者の方にこれを見せたら、絶対ないでしょそんな話。」(吾郎)
「関西弁はここから頑張りますから。」と外山さんはフォローしようとしましたが、半笑いしているのを吾郎と塩田さんに突っ込まれていました。
それにしても最近外山さんは「もしかしたらこの本も映画化されるかもしれないし、そうしたらゴロウさんも…。」という発言をよくしますね。なんだか吾郎のマネジャーさんみたいです。

塩田さんは新聞記者時代から小説を書いていましたが、新聞社は兼業禁止の為、会社には内緒にしていたそうです。しかし
「(2010年に)賞を獲って、文化部の部長に言って、編集局長に事情説明に行く事になって。その時に『どっちかにしろ』と言われたら辞めようを思って内ポケットに辞表を入れていたんです。でも本当に理解のある編集局長で『両方頑張ってくれ!頑張れよ!』と言ってくれて『ありがとうございます!』となってああ良かったとホッとしていたら、帰りのエレベーターに乗る時に文化部の部長に『塩田、受賞記事自分で書いて。』と言われて。『え?自分の受賞記事を自分で書くんですか?』『そうや』『なんでですか?』『お前が一番詳しいからや。』と言われて。それで僕本当に自分の記者パソコンで
『本社塩田記者受賞』
と打って、分からないところは講談社に電話して
『すみません、神戸新聞の記者で今回受賞者の塩田と申します。(スタジオ内爆笑)この賞の成り立ちについてちょっと質問したいんですが…。』と質問して自分で記事を書いて。デスクから『絶対訂正出すなよ』と言われたので、生まれて初めて自分の名前を自分の免許証で確認させられて(笑)、よしこれでいこう、と(原稿を)出して。」
その時の記事も画面に出ましたが
「塩田さん、って自分で言ってますよ(笑)。」(吾郎)「ほんとだー!(笑)」(外山さん)
「これ全部自分で書いたんですから。」(塩田さん)「面白いね。間違ってない?」(吾郎)
「そうですね。これ以上正確な報道はないんですけど、ただ…いいんか!」と塩田さんは自分で自分に突っ込みを入れました。

塩田さんはテレビ初出演とは思えないくらいお話の面白い方でした。書く事への情熱も伝わってきました。

今回、吾郎の本にオレンジ色のマーカーで所々線が引かれているのに初めて気付きました。一所懸命読んでいるんだと思って萌えました(⬅所詮ファン目線)。


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呼応する時、呼応する人 (「おじゃmap」 「編集長稲垣吾郎」 6/7)

日付は変わりましたが昨日の「おじゃmap」と「編集長稲垣吾郎」には不思議な共通点を感じました。
共通点というか、呼応しあっている感じがあったのです。

「おじゃmap」では慎吾が津軽鉄道を訪ね、20年前「スマスマ特別篇」で子供たちと一緒に絵を描いた電車に再び絵を描くという内容でした。20年のあいだに電車は傷み、ペンキは剥げ錆も出てぼろぼろの状態。それを当時一緒に絵を描いた子供たちと一緒にペンキを剥がし錆を落としてまた絵を描くという作業を3日間で行いました。
20年の歳月は想像以上に重いものでした。当時の子供たちの中には結婚して子供が出来た人もいれば、東京に出たけれどまた帰ってきた人もいて、人生はさまざま。
そしてもう亡くなった人も…。思えば20年生きてこられた事自体奇跡なのかもしれません。
慎吾は絵を描くことを通して自分の20年に向き合ったのだと思います。最後番組ディレクターに「自分のこの20年を一言で言うと?」と訊かれて慎吾は
「人生トレーニング。良い事も悪い事も本当にたくさん経験した…。今まであってのこれからだね。」
と答えました。その顔を見て、これからも慎吾を信じていこう、と私は思いました。

「編集長稲垣吾郎」の「Goro's Search」では「ヘア・ドネーション」のお話。美容院でカットされた髪からウィッグを作り、病気でウィッグを必要とする18歳以下の子供たちに贈る活動を紹介していました。人毛で作るウィッグはやはりとても質が良いのだそうです。
病気の子供たちがウィッグをつけることによって明るく元気になれる。これも「命を繋ぐ」ための大事な活動ですね。
(「ヘア・ドネーション」については「編集長稲垣吾郎」のHPに詳しい情報が出ていますので、興味がある方は参考になさってください。)
そして番組後半ではドラマ「嘘でもいいから」の話題になりました。「嘘でもいいから」は私が吾郎ファンになるきっかけになったドラマなので懐かしい話が聞けて嬉しかったです。吾郎はこの時共演した樋口可南子さんと「また共演したい」と言い、自分の昔のドラマを見たいのだがあまりDVD化されていないので…とも言いました。吾郎のドラマのDVD化のお願いをまた出さないといけませんね。
今までの経験を大事にして前に進もうとする姿勢は「おじゃmap」の慎吾と同じだと感じました。こちらはラジオなので残念ながら吾郎の顔は見えませんでしたが。

今までがあるから今があり、それがこれからにつながっていく。
「おじゃmap」と「編集長稲垣吾郎」からはそういうメッセージが発せられていたように思います。あった事をなかったようにしようするのは理不尽だし許されない事です。
これからもできる限り声援を送ります、彼らに。


そうそう、慎吾も吾郎も「東京が好き」と言っていて、それもお互いに呼応しているようで嬉しかったです。


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電子辞書で漱石を身近に (「ゴロウ・デラックス」 6/2)

オープニング。ベージュのスーツが吾郎によく似合ってすっきりとした感じです。
「今日のゲストは『声に出して読みたい日本語』の火付け役…」(外山さん)
「これは確か2002年の…僕も読ませて頂きました。声に出して読んでました。」(吾郎)
「私も読んでました。」(外山さん)
「ブームになりましたよね。本当に気持ち良かったんですよ。」と言いながらセットに上がる吾郎の後姿に目が釘付けになりました。先週と2週続けてプリケツを拝めて幸せです(←そこ?)。

今回のゲストは教育学者で明治大学教授の斉藤孝さん。2002年「声に出して読みたい日本語」が260万部超のベストセラーを記録し日本語ブームの火付け役となりました。バラエティ番組などテレビでも活躍中です。
斉藤先生と吾郎は初対面。一方外山さんは
「一度お会いした事があります。永さんが『声に出して読みたい日本語』は素晴らしいと言って一度ゲストに…。」「ラジオでしたね。」(斉藤先生)
「今日は言葉、緊張しちゃいますね。」と吾郎が言うと
「でもね、こちらが言葉遣いを間違えるとするじゃないですか。それを面白い発想ですねって思ってくださるんです。」と外山さんがフォローしました。
「生徒に対しては常にポジティブに(笑)。困った時にはファンタスティック(笑)って。」(斉藤先生)「なるほどファンタスティックなんだ。」(吾郎)

課題図書 : 「漱石を電子辞書で読む」 斎藤孝

本を読んでいる時何気なく見過ごしてしまう単語を電子辞書で調べることで語彙力を上げる新しい斎藤メソッドが書かれた本です。斉藤先生は漱石にまつわる本を6冊出しているほどの漱石ファン。今年は漱石生誕150年ということもあり、「坊ちゃん」と「こころ」に登場する面白い単語を調べて楽しく語彙力をアップする方法を学びます。ちなみに語彙力とは単語・熟語・慣用句などの知識量と利用能力の事です。
それにしても語彙力を上げるのになぜ漱石なのでしょうか。
「今の日本語を作ったのは漱石だと思うんですね。今私たちが普通に使っている日本語を。それ以前はもっと古い日本語だった。漱石なら私たちが今でも読めますよね。」(斉藤先生)
「そうですね。時代劇の台本なんて読むのが大変だものね。」(吾郎)
「そう。漱石が使った日本語がスタンダードになっていったという意味で、漱石の語彙を知ると日本語の基盤が出来る。」(斉藤先生)
ロマンに「浪漫」という字を当てたのも漱石だそう。現代の日本語の原点を作った漱石作品は語彙力アップに最適、と斉藤先生は言います。TVではめったに授業をしない斎藤先生が今回は特別授業をしてくださいます。

まずなぜ電子辞書を使うのでしょうか?斉藤先生はマイ辞書を取り出して
「今日はこれを使います」と言いました。「EX-word」という辞書です。中身が充実しているので言葉に広がりが出るのだそうです。
「昔は紙の辞書で大変でしたよ。机の上に5冊6冊出してやっていたんですからね。嘘の様ですよ。」と斉藤先生。
ここで思い出したのですが、国文学者だった私の祖父も自分の仕事机の隣に小さなサイドテープルを置き、そこに広辞苑、岩波国語辞典、漢和辞典、コンサイス英和辞典など5冊くらいの辞書を積んで、少しでも疑問があるとすぐに引いていました(辞書は本棚に並べるものではなく箱から出して手の届くところに置いておくものだ、と祖父は言っていました。)。

さて、ここから電子辞書を使って「坊ちゃん」を読みます。
「坊ちゃん」は、負けん気が強くいたずらが過ぎたために両親から可愛がられなかった”坊ちゃん”が1人で赴任した四国の中学校での波乱万丈な日々を描いた不朽の名作です。
学校に赴任した坊ちゃんが同僚の教師にあだ名をつける場面を吾郎が朗読。このシーンではどの単語があだ名かが注目ポイントです。吾郎が読み終わると
「いやあ吾郎さんうまいですね。いい朗読。心に入ってきますね。」と斉藤先生は褒めました。
「有難うございます。気持ちいいですね。エクセレントですか?」(吾郎)
「エクセレントですね。ファンタスティックではなくエクセレント。」(斉藤先生)
こう褒められると嬉しいですよね。人を褒める、あるいは良いところを言い表す語彙を豊かにしたいものです。
「ここで何か聞きなれない言葉はありますか?」(斉藤先生)
「そもそも『うらなりの唐茄子』ってどういう野菜ですかね?」(吾郎)
「で、ここでほっとかないで辞書を引いてみる。」(斉藤先生)
「うらなり」を引く。電子辞書には複数の辞書が搭載されているので、意味を比較することで正確に意味を把握できるのです。
「若干外山さんの方が早いような…」斉藤先生は2人の手元を見て言いました。

うらなり(末生・未成)
①瓜などの蔓の末に実がなること。またその実。小ぶりで味も落ちる。
②顔が長く青白くて元気のない人


「これじゃないですか?顔色の青白い元気のない人って。」(吾郎)
「これですね。漱石がそういう意味合いで使ったんですね。」(斉藤先生)
「それが辞書に出てる(笑)。」(吾郎)
「では唐茄子は?今の若い人は唐茄子って何のことか分からないかも知れないですね。」(斉藤先生)
「カボチャのことなんですか。」(吾郎)
「ということは、蔓の末の方にできた栄養の良くないカボチャという意味ですね。他に意味ありますか?」(斉藤先生)
「あります。人をののしる言葉。」(外山さん)
「そうですね。昔は容姿の良くない人を『この唐茄子!』とののしっていた。…これで出てきた人間の青白い顔が思い浮かぶと良い。栄養が行き届いていないそういう人だという事です。」(斉藤先生)
「分かりますね。」(外山さん)
「そう。これはあだ名なんですね。漱石が同僚にあだ名をつけた、その一つがうらなりの唐茄子。漱石はあだ名付けの名人で、それでとても人気があったんです。」(斉藤先生)
続いて外山さんが「坊ちゃん」の冒頭部分を朗読。とても有名な一節ですが、ここに作品全体を物語る重要な単語が入っています。

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
小学校にいる時分、学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。


「この中には坊ちゃん全体を読み解くキーワードがあるんですがどれでしょう?一つ選ぶとすれば。」(斉藤先生)
「無鉄砲。」(外山さん・吾郎)
「そう、無鉄砲。この無鉄砲が全編通して続くわけです。」(斉藤先生)
「ええ」と言いながら吾郎は電子辞書に手を伸ばしました。それを斉藤先生はすかさず見つけて
「いいですね。こういう生徒がいると助かります。常に準備をしてくれる。…では『無鉄砲』を引いてみましょう。」
「出ました!」(吾郎)「早いですね稲垣君。」(斉藤先生)
「『無手法(むてほう)』の変化した語。…理非や前後をよく考えないで事を行う事。」(吾郎)
「『手法』を引くと『物事のやり方』、という意味が出てきますけれども。では『理非』というのを調べてみましょう。」(斉藤先生)
この場合は「ジャンプ」機能を使うと簡単に調べられます。
「理と非。道理に合っていることと背いていること。」(吾郎)
「道理に合っているのが?」「理」「背いているのが?」「非」
このようにジャンプ機能を駆使することで新しい単語も覚えられるのです。確かに便利だし楽しいですね。
「ではこの意味を踏まえて、外山さんに雰囲気が出るようなテンポで読んでいただきたいと思います。」(斉藤さん)
「親譲りの無鉄砲で、小供の時から損ばかりしている。」外山さんの読み方がさっきよりはきはきとテンポよくなりました。
「さすがアナウンサー、滑舌がいいですね。『無鉄砲』という言葉を最初に出してそれが物語全体を貫いているのが漱石のうまさです。」(斉藤先生)
「漱石さんってすごいですね。」(吾郎)
「冒頭の一文で全てを凝縮して言ってしまうというのがポイントですね。」(斉藤先生)

続いては高校の教科書にも載っていて日本で一番売れている文庫本である「こころ」を読みます。
奇妙な友情で結ばれている「先生」と「私」。ある日「先生」から遺書が届く。そこには「あなただけに私の過去を書きたいのです…」と書かれていた。
先ずは吾郎が「先生」と「私」の重要なやり取りの部分を朗読。繰り返し出てくる単語に注目です。
吾郎が読み終わると先生は「いいですねえ。」と拍手しました。
「朗読CDとして売りたいですね。気品がありますね吾郎さんの声には。」と斉藤先生。
「なんか気分がいいですね。ノッてきましたよ。」(吾郎)
「ではこの中でのキーワードは何でしょう?」(斉藤先生)
「キーワード?…あ、でもここ『真面目』という言葉が4回…」(吾郎)
「ここでこのキーワードが分からなかったらどうしようかと思いましたが(笑)」(斉藤先生)
この「真面目」という言葉は「こころ」の中で20回も出てくる重要な単語だそうです。
「これはこの小説全体を貫く重要なキーワードでもあるんですよ。では『真面目』を電子辞書で引いてみてください。」(斉藤先生)
本気であること。まごころがこもって飾り気がない事。誠意があること。」(吾郎)
「真面目と言う言葉を引くと私たちが普段使っているよりも重い言葉だなという事が分かって頂けると思います。飾り気がないとか誠実とか。今の私たちは軽く『あの子真面目だよねー』とか言いますが、本当はもっと重い言葉だった。」(斉藤先生)
「今は何かカタカナ位の印象がありますね。マジメ、って。」(吾郎)
「漱石の頃の『真面目』は非常に重い言葉で、真面目に生きるかどうかが人物の評価の分かれ目なんです。真面目でないと言われるとダメ人間だと言われているのと同じなわけです。」(斉藤先生)
「これは真面目という言葉を簡単には使えなくなってきますね。」(吾郎)
「『あなたははらの底から真面目ですか』ですから。こんなことを言われたらどうですか?」(斉藤先生)
「ちょっと答えられないですね、そんなことを言われちゃったら。」(外山さん)
「普通に真面目ですけど、って言うと叱られそうですよね。では『はらの底』を電子辞書で引いてみましょう。」(斉藤先生)
こころの奥深いところ。また胸の奥底で考えていること。」(吾郎)
「そう。胸のさらに深いところですね。」(斉藤先生)
「あれ?心の奥なのに腹って…?心ってここじゃないですか。ハート。さらにその下というか奥なんですね。」(吾郎)
「そう。だから切腹っていうのは自分の本心を出す、という事なんですね。」(斉藤先生)
「腹黒い、とか…。」(吾郎)
「腹黒いと言われたら人間として終わってますよ。ただ黒いだけじゃない、心の奥底まで真っ黒だから。」(斉藤先生)
「腹が立つ、というのもそうなんですか。頭にくるとも言いますけど。」(吾郎)
「頭にくる、よりももっと奥底で…」(外山さん)
「はらわたが煮えくり返るような感じですかね。腹が立つ!シックスパッドみたいな感じで(笑)。」(斉藤)

最後に物語のクライマックス、「先生」が「K」の自殺を発見する場面を外山さんが朗読。ここには重要なキーワードが2つあります。

私は顫える手で手紙を巻き収めて再び封の中へ入れました。私はわざとそれを皆なの眼に着くように元の通り机の上に置きました。
そうして振り返って、襖に迸っている血潮を始めてみたのです。


斉藤先生は拍手し、吾郎は「美しい言葉ですね」と言いました。
「美しいですけど怖いですね。」(外山さん)
「ホラーですね。ここで引いてみたい言葉はありますか?」(斉藤先生)
「…血潮。」(吾郎)
「いいですね。じゃ『血潮』を調べてみましょうか。」(斉藤先生)

血潮
1. 潮のように流れ出る血。ほとばしり出る血。鮮血。
2 .燃えるような激しい感情。


「…今はこっちの方じゃないですか?燃えるような激しい感情の例えで。」(吾郎)
「そうですね、そっちですね。」(斉藤先生)
「今は鮮血っていいますもんね。血潮とは言わない。」(吾郎)
「今ほとばしり出る、って言葉がありましたけど、『ほとばしる』も引いてみて…」(斉藤先生)
勢いよく飛び散る、飛び上がる、たばしる…。勢いよくバァーッと…。相当ですね。…迸っている血潮。」(吾郎)
「襖に血潮が、潮のようにバアッと、しかもそれが迸っている…。それを振り返ってはじめて見たわけです。その前にですね、「K」が突っ伏しているのを見ているんですよ。死んでる!…と振り返ったら、
襖に血潮が迸る。
これは絵にしたら怖いですね。これが最後のKの命の形なんです。最後の形を襖絵に残したようなもんです。恐怖の小説…。でここで出てくる『襖』ですけど、実はこれもキーワードなんです。皆さん高校生の時にこの一節を読んだ方は多いと思うんですけど、襖に注目した人はなかなかいないんじゃないか。このたび私が日本初であろう、この小説を『襖小説』と呼ばせて頂きます。」(斉藤先生)
「へえー!」(外山)
「襖というのは部屋と部屋とを仕切るもの。実はこれを書いた「私」と自殺してしまった「K」とは襖一枚で隔てられているんです。だから咳とかの音が聞こえるんです。で、話したいときは襖をちょっと開ける。話したくない時は閉める。開いたり閉まったり。襖1枚でやりとりしている2人の関係性が表れているんですね。襖はまさに2人の関係の象徴。」(斉藤先生)
「なるほど。」(吾郎)
「なんとこの襖、「こころ」という小説の中で21回も出てきます!襖が21回も出てくる小説って珍しいです。」(斉藤先生)
「心理状態を表しているんだねぇ、開いたり閉じたり。でその襖に血潮が飛び散ったという事は…。」(吾郎)
「そう、2人の関係を表している襖に血潮がザァーッと…。これを見た時に、2人を関係づけていた襖がこんな形で現れたらそれを見た私はその光景が忘れられなくなっちゃう、ということなんですね。ですから『真面目』『血潮』『襖』、この辺りはこの小説全体のキーワードです。」(斉藤先生)
「へー、それを踏まえて読むとまた、ね。」(吾郎)
「そうなんですよ!これがまたたまらないでしょ?どんな小説?と聞かれたら真面目小説、血潮小説、襖小説…こんな読み方があったでしょうか。電子辞書を引いたら引いたでゴキゲンになっちゃう。引けば引くほど言葉が楽しくなっちゃう。」(斉藤先生)
「これ高校の時にこういう読み方をしたらもっと面白かったと思う。」(外山さん)
辞書を引く大切さを改めて教えられた授業でした。何冊もの辞書が収録されていて持ち運びも簡単な電子辞書、もっと活用しようと思いました。

「すみません、今日もはんこ作ってきたんで…。」とAD山田くんが入ってきました。
「ああー、先生が千円札になってる!」(外山さん)
「おおー素晴らしい、エクセレント!」と斉藤先生は拍手して「アイディアが素晴らしい、こういうアイディアを工夫して形にするのが私たちが目指している新しい学力です。」と褒めました。
山田くんは「褒められなれてない…。」と照れました。良かったね山田くん。

最後におまけ。斉藤先生曰く「『こころ』は最初は自費出版同然だった。出版社に少しお金が足りなかったので、漱石が『じゃあ、足りない分お金を出そう』と。」面白いエピソードでした。

斉藤先生が仰ったとおり吾郎の声には品があるので、文学作品を朗読したCDは是非出してほしいですね!


拍手ありがとうございます




プロフィール

はちミツ

Author:はちミツ
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稲垣吾郎さん大好き、5スマ大好き!の主婦。
吾郎ファン歴は24年目になります。
神奈川県在住。

近況
①毎週水曜日は「an・an」の「稲垣吾郎のシネマ・ナビ」をチェック!。
②吾郎出演映画「少女」は2016年10月8日公開♪
③吾郎出演ドラマ「不機嫌な果実」のDVD、Blu-RayBOXは2016年10月19日発売♪
④「ゴロウ・デラックス」(TBS)もお見逃しなく!


メールは↓へ。
walkwithgoro☆hotmail.co.jp
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