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18年後に明かされた真実 (「稲垣吾郎シネマナビ!」)

昨日ムービージャッジをリピしていて、吾郎は本当に映画を愛しているんだなと改めて思いました。「TOKYO TRIBE」を「バカ映画」と呼んだのも「喰女」に「目を背けた」と言ったのも勿論全部褒め言葉で、吾郎はいつも作品への敬意を表しています。

an・anに連載されている「稲垣吾郎シネマナビ!」からもいつもそれを感じます。だからこそan・anでの連載がずっと続いているのでしょう。
今回は「物語る私たち」という映画について語っています。サラ・ポーリー監督が自分の家族や両親の知り合いにインタビューし、自分が子供の時に亡くなった母親の人間像を描き出す映画だそうです。そして「過去は変えられないものという気がするけれど、みんな自分の解釈で過去を変えていく。だから同じ事実を振り返っても人によって違う。」と吾郎は語り、そこから思いがけない話に展開しています。

「例えば先日の27時間テレビのなかで、森君が脱退した日にみんなが急きょ彼の家に集まって断髪式をした話になって。僕だけよそで遊んでいて行かなかったという冗談話になっていましたが、本当のことを言うと、前日みんなで会った時に気持ちに決着をつけたつもりだったので…でも遊んでいたからと思われていたのか、って(笑)。」



この話は今まで色々な番組でメンバーが冗談めいたネタにしていて、それについて吾郎は何も言いませんでしたが、今回初めて吾郎自身の口から本当の理由が明かされました。森くんの断髪式に行かなかった理由も、今まで何も語らなかった理由も、実に吾郎らしいと思います。
特にあの時は、オートレーサーに転身する森くんを「帰って来るなよ」と言って送り出したのですから、一度きちんとけじめをつけたらきっぱりと別れてそれぞれ自分の信じる道を歩く、それが森くんへの礼儀だと吾郎は考えたのではないかと、私は想像します。私はそんな吾郎が大好きです。

もしかしたら吾郎はこの話をするつもりは最初無かったのかも知れません。もし語る気になったとすればこの「物語る私たち」と映画がそれだけの力を持っているからなのでしょう。

私は「18年前の吾郎と森くんの物語」を今聞けて嬉しかったです。
an・anをまだチェックしていない方は早めに本屋さんへ行ってみてください。必読です。


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目を背けたくなる映画 (「ムービージャッジ」 8/23)

今週のスマステは久しぶりにムービージャッジがありました。前回がいつだったか思い出せない位久しぶりですよね。

今回は三池崇史監督「喰女(クイメ)」と園子温監督「TOKYO TRIBE」の「日本の鬼才監督が贈る夏休み映画」対決。何もこの2本を選ばなくても…(汗)。コメントしづらいですよね(苦笑)。さて吾郎は何を語るのか?

「TOKYO TRIBE」は近未来の東京を舞台に若者達が抗争を繰り広げるストーリー。日本初のラップミュージカル映画で、全編に流れるラップと全員スタント無しの激しいアクションシーンが見所です。
「ラップって僕には縁がないしSMAPでラップをやる時も僕は歌わせてもらえない(笑)。」
「この間園子温監督にお会いした時『今度全編ラップの映画を作ったんですよ』と明るい感じで言われたんですけど。でも全編ラップって言われても撮ってる時はみんな不安だよね、多分キャストも。」
「見始めて『あ、間違ったかなー、このまま2時間行くのどうしよう、今度園監督にお会いした時なんて言おう』と思いきや、引き込まれて(グッと身を乗り出す…この世界観が癖になりそうですね。」
「ストーリーは、ないですよ(笑)。原作のマンガと少し違うみたいですね。原作ではもっとヒューマンな部分とかバックグラウンドとかも描いているんですけど、今回はあえてそこを排除しているのが良いですね。もうバカ映画ですよ!ハンパねぇ…ハンッパねぇ園子温監督。」

「喰女」は三池監督が「四谷怪談」を大胆に取り入れたサイコホラー。市川海老蔵さん演じる女たらしの舞台俳優がお岩を演じる女優に翻弄され恐怖のどん底に突き落とされるストーリー。「四谷怪談」の物語の世界と現実との境目が曖昧になっていくのが見所です。
「今までに何本もホラー映画を見させられてますけど香取くんに、もう、本当に怖かった!間違いなく人生で見たホラー映画の中で一番怖かった。目を背けましたもん。」
「四谷怪談を劇中劇で使っているんですけど、全部が舞台のようにも見えるし、物語なのか現実なのかの区別がつかない。こちらを惑わせてくれる。翻弄される感じが心地よかった。これだけ上手な劇中劇の使い方は初めて見たかも。」
「市川海老蔵さん、柴咲コウさんが本当に役に合っているんですよね。柴咲さんはお岩女優としては世界一かも知れない。やはり美しくないとだめですからね、ホラーは。そこは徹底してこだわってますね。」

そしてファイナルジャッジは、「う~ん」と首を捻りながらも…
「喰女」
に決定。
「2つとも良かったんだけど、(喰女は)とにかく怖かったもん!映画を見ていて目を背けるってめったにないけど、これは本当に背けましたね。それだけこだわって作っていますよね。」
という総評でした。

今までの「ムービ-ジャッジ」では、与えられたテーマに沿って吾郎がコメントしファイナルジャッジをしていましたが、今回は吾郎が自由にコメントしていて「月イチゴロー」の雰囲気に少し戻った感じがしました。このやり方が吾郎の映画に対する見方が分かって面白いです。
2本の映画を「対決」させるというコンセプトには今でも違和感がありますが、吾郎の独特の感性を生かしたコーナーになればいいと思います。


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