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「流れ星」 #9

ラス前で全てのエピソードが繋がって来る筈なのですが、修一に関する部分だけはどうしても繋がりません。私はドラマを見る時なるべくそれぞれの登場人物の目線から見ようとしているのですが、このドラマではどうもうまく纏まらないんですね。

梨沙と健吾の純愛の部分はクライマックスに向けて良い感じになっています。お母さんもマリアも元婚約者の美奈子も梨沙を温かく見守っています。修一が臓器売買の話をタブロイド紙に売ってそれでマスコミが押しかけて来ても、周囲は梨沙と健吾の味方です。病院側は今後移植手術が出来なくなる事を恐れて、臓器売買については知らんぷり、担当医神谷が提出した辞表も受け取らない…と全てが健吾と梨沙に都合の良い様に回っている様に見えます。

でもそれだけでいいのでしょうか。修一の行動はどんどん滅茶苦茶になって行きます。とにかく梨沙を連れ戻したいのですが、なぜそこまでして梨沙に執着するかが分からない。「梨沙はいつもお兄ちゃんの味方だと言っただろ?兄弟二人きりで生きていくって」と言う様な科白が今回ありましたが、それならどうしてこんなロクデナシになって梨沙を苦しめるようになったかを描いて欲しかったです。このシーンで梨沙が修一に何か一言反論する事で二人の背景を説明する事も出来たと思いますが、残念ながらその科白が無くて残念でした。最後は歪んだ復讐心をマリアに向ける修一。一体修一は何がしたいのでしょう。多分修一自身も分からなくなっている、と思うしかありません。

ところで、このドラマの原作(?)はシナリオ大賞で入選した「クラゲマリッジ」と言う作品です。シナリオ大賞のHPで「クラゲマリッジ」のあらすじを読んだら、修一の役は兄では無くて元カレと言う設定でした。確かに修一の行動は兄というよりは元カレ(しかもストーカー)の行動ですが、脚本を直す際に兄としてのキャラに書き換えなかったのでしょうか?吾郎の演技が素晴らしいだけになおさら残念です。

愚痴っても怒っても次回は最終回。私が一番気掛かりなのは実は梨沙の体調です。術後の経過があまり良くなさそうだし、安静にしなければならないのにあちこち走りまわるし、悲劇的な結末になりそうな予感が…


もう一度新江ノ島水族館へ行って海月とお魚に癒されたくなって来ました。


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