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ジェーン・バーキン [後編] (忘文~Beautiful Season~ 3/28・最終回)

「音楽の魅力」
音楽は昔から大好き。ミュージシャンと結婚した位だから。最初の夫のジョン・バリーは映画音楽を作っていた。彼はクラシック音楽に目覚めさせてくれた。
セルジュ・ゲンズブールはフランス音楽を教えてくれた。また彼はロシア音楽にも親しんでいた。「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」の前にショパンのカバー曲を書いてくれた。
私は音楽と縁が深い。お風呂やスタジオでも音楽を聴いている。

「好きなミュージシャン」
一番のファンは娘のシャルロット。最新のアルバムをエンドレスで聴いている。
エチエンヌ・ダオーに「ジャン・ジュネ」についての曲がある。ホモセクシュアルやエロティシズムを扱った曲。彼には死刑囚をテーマにした曲もあり感銘を受けた。パショー、アルノー(ベルギー)などフランス語系の音楽を良く聴く。

「日本の音楽」
あまり聴かない。しかし「ランデ・ヴー」というアルバムで井上陽水の「カナリア」という曲をカバーした。可愛い鳥の歌かと思ったら深い意味がある歌だった。昔日本の炭鉱では中に入る時カナリアを連れて行った。カナリアが死ぬと空気が薄いので避難しろというサインだった。

ここで吾郎が「沖縄の音楽も是非聴いてみて下さい」とオススメしていました。

「Je t'aime moi non plus(ジュテーム・モワ・ノン・プリュ)」
「この映画を見て衝撃を受けました。僕はまだ高校生だったんですけれども」と吾郎が言うと、
「良かったでしょう?」とバーキンさんは微笑んで、
当時軍事政権下だったポルトガルの人達から「これはまさに自由の声だ」と言われた。1ヶ月後にポルトガルではこの曲は発売と放送が禁止された。でも一瞬でも人々の清涼剤になれたのは私の誇りです。

「セルジュ・ゲンズブール」
「男性から見てもゲンズブールのファッションには憧れますね。丈の短いパンツとかクシャクシャのタバコとか細いネクタイとか」と吾郎が言うとバーキンさんは嬉しそうに、
フランスでもそうなんです。無精ひげを生やすのが流行ったり、私は男性がパンツをはくと色気が無くて嫌なのでパンツをはくのをやめさせたり、胸元を開けてアクセサリーをつけさせたり。今ではみんなやっているでしょう。それからレヘットの靴は私がバーゲンで買った物。彼が足が痛くなるのは嫌だと言うのでソフトな靴をプレゼントしました。
ひげが少しはえていると顔の輪郭がきれいなので「ひげを剃らないで」と彼に言いました。それ以外はゲンズブール・オリジナル。ファッションは私が彼に影響を及ぼした。単にその方が素敵だと思ったから。

「ジェーン・バーキン流ファッション」
「(ゲンズブールのファッションは)バーキンさんのお見立てだったんですね」と吾郎が言うと
バーキンさん「胸元を開けた方がいいですよ。アレンジしていい?ほらこうやって開いて(吾郎のタイをゆるめボタンを開ける)・・・すばらしい、髪の毛も(吾郎の髪に指を入れてクシャクシャにする)」吾郎「ちょっとちょっと、髪の毛はちょっと」バーキンさん「こうしておくと女の子が服装を直そうとして近づいて来るのよ。うん、いいわね。とても素敵ですよ、後で鏡を見て下さい」
(補足:吾郎ファン的にはここのくだりが一番良かったです・笑。胸元を大きく開けて髪が無造作に乱れた吾郎は本当にセクシーで素敵でした。バーキンさんに感謝です♪)

「美の秘訣」
「母として妻として強く美しくなる秘訣を日本の女性にアドバイスして下さい」と吾郎が言うと
顔はメイクなどせずなるべく何もしないのが一番だと思う。チークと軽く口紅を差して血色を良く見せる位で。居心地良く感じるのが一番。
私はバッジを何にでもつけるし、バッグもアレンジしたりする。靴も5~6年履く。
一番の親友は娘達。とても楽しく暮らしている。


ジェーン・バーキンさんの忘文

「あなたが微笑めば世界があなたと一緒に微笑む。泣く時は一人で泣きなさい。」

母がいつも言っていた言葉です。お身体が不自由な方と会った時その方がいつも機嫌を良くしているので、どうしていつも機嫌が良いのですかと尋ねたら、その方は「機嫌を良くしていないと誰も会いに来てくれないから」と答えました。痛いとか愚痴とか言っていると誰も会いに来てくれない、と。そういう愚痴を言わない人を私は尊敬します。

最後にバーキンさんと吾郎はハグ&キスをしました。


「残念ながら今日でこの番組はお休みです。また美しい季節にお会いしましょう。」という吾郎の締めくくりの言葉で、「忘文~Beautiful Season~」は終わりました。

この美しい番組に再会できることを期待して、感謝や感想の言葉を各方面に送りたいと思います。


拍手ありがとうございます
以下お返事

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