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ファンでいられる幸せ

今日(正確にはもう昨日ですが)、福岡ファンミ会場からの生配信を観ました。
「年間ぷっくり大賞」の発表だけかと思ったら、そのままラストナンバーの「72」と3人の最後の挨拶まで見せてもらえました!ステージでの生歌を聴かせてもらえるなんて!ビックリするやら嬉しいやら、PCの前で変な声が出てしまいました。

「皆さんと僕らが寄り添う気持ちがあれば、何があっても何が起きても怖いことはないと思いますし、乗り越えていけるんじゃないかと思います。これからも一緒に歳を重ねながら、豊かでカラフルな人生を歩んでいきましょう。」(吾郎)
「僕らは行き先とか方向とかはっきり決めてないんですけど、たどり着いた先に皆さんがいてくれれば必ず歌って踊り続けていきます。」(剛)
「一年・・・一年半前には考えられなかったんだけど、歌って踊ってこんなに楽しい時間を過ごせたのは本当に皆さんのお陰です。これからもずっと楽しい時間を皆さんと作って行けたらな、と思います。」(慎吾)
最後の挨拶では、3人とも少し涙ぐみながら今このステージに立てることの喜びと感謝を語ってくれました。

そして最後に捌けるときに慎吾が
「また遊ぼうねー!アイシテマース!」
と叫んだので、会場の歓声は絶叫に変わりました。それを言われたら泣いてしまうではないですか!
SMAPライブの締めのあの言葉、あの幸せな空間。私の中で凍り付いていた何かが少し溶け出したように感じました。
ステージの上でキラキラと輝く吾郎、剛、慎吾の3人はやっぱり「アイドル」でした。


話は変わりますが。

ここしばらくの間、「アイドルを引き受ける」というキーワードが私の頭の中で大きな位置を占めています。
私は基本俳優の吾郎が好きなので、昔はSMAPの活動よりお芝居をして欲しいと思ったことも正直ありました。でも今は吾郎がアイドルであることを引き受けてくれて良かったと思います。剛と慎吾も同じです。
たぶん「アイドルであり続ける」事は想像するよりずっと大変なことなのでしょう。
それは最近のジャニーズ事務所の動向を見ても分かります。私は中居くん木村くんに関わる事を除けば、もうジャニーズ事務所に何の関心もありません。それでも否応なく聞えてくる芸能ニュースからは「アイドルであり続けること」がいかに困難な事かが伝わってきます。
吾郎、剛、慎吾の3人は大変で困難だからこそ「アイドルを引き受けた」のではないかと思うのです。3人は今まで誰もやったことのないことをやろうとしているのかも知れません。今まで誰も見たことのない新しいアイドルの形を作ろうとしているのかも知れません。
だとするなら、彼らのファンでいられることはこの上ない幸せですね。この先何が起きるかは分かりませんが、何であれ「芸能界初」の場面に立ち会えるのですから。
その希望を胸に、これからも応援していきたいです。


拍手ありがとうございます
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新しい地図 | コメント(0) | 2019/04/18 00:51

福岡ファンミと「年間ぷっくり大賞」発表Live配信

2月に始まった「NAKAMAtoMEETING Vol.1」も今日と明日の福岡公演で千穐楽を迎えます。
私は東京初回を観ましたが、SMAPのライブの感覚が蘇ってきて懐かしくて嬉しくてちょっと切なくて泣きそうになりました。この空気は是非多くの方に味わっていただきたいです。
ですので、今日と明日見に行かれる方は大いに楽しんでいらして下さい。

そして今までファンミで投票と呼びかけてきた「年間ぷっくり大賞」が明日のファンミで決定するので、その発表がYouTubeでLive配信されるそうです(19日19:20からの予定)。楽しそうですね。

詳しくは 新しい地図topics をご覧下さい。
(注 : ファンミ自体の配信はないそうです)


拍手ありがとうございます
新しい地図 | コメント(0) | 2019/04/16 00:34

女性週刊誌ウィーク

もう皆さんご存じと思いますが、今週は女性週刊誌ウィークです。

4月16日 (火) 「週刊女性」 吾郎主演連載小説「ロストマン ロンリーハート」
          「女性自身」 「クリムト展」インタビュー
4月18日 (木) 「女性セブン」 「クリムト展」インタビュー

1週間で女性週刊誌3誌をコンプリートする事になるとは1年前には想像もしませんでしたね(笑)。
そして、いよいよ「クリムト展」が開幕します。映画「半世界」は有難いことに引き続き公開中ですが、そして渋谷では舞台「LIFE LIFE LIFE」が上演されていますが、クリムト展の宣伝も・・・。次々とお仕事情報が入ってくるのはファンとして本当に幸せです。

有難いと言えば、「半世界」の阪本順治監督が全国の映画館や映画祭を回ってトークショーをなさって下さっています。撮影裏話も色々してくださっているようで楽しそうです。twitterを検索するとレポが見つかると思います。


それからお仕事情報ですが、昨日の朝日新聞別刷り「Be」に手塚治虫さんの記事が載っていてその関連で映画「ばるぼら」にも触れており、「今秋以降公開」となっていました。まだ少し先ですが、楽しみに待ちましょう。


拍手ありがとうございます

雑誌 | コメント(0) | 2019/04/15 00:20

「LIFE LIFE LIFE 人生の3つのヴァージョン」

おはようございます。

昨日(9日)のマチネを観てきました。
13年前の「ヴァージニア・ウルフなんてこわくない?」と同じ座組、同じ空間。舞台の周り360度を客席が囲み、2組の夫婦の赤裸々な会話をのぞき見するような感覚でした。

不思議なお芝居です。同じ登場人物、同じ設定で微妙に異なる3つの物語が展開します。
天文学者アンリとキャリアウーマンの妻ソニアが6歳の息子を寝かしつけるのに苦労していると、突然アンリの上司ユベールとその妻イネスが訪ねてきます。家に招待したのは翌日のつもりだったアンリ達は大慌て。家に上げたもののほとんど残っていないフィンガーチョコとチーズキューブでもてなしますが、4人の会話は思わぬ方向に・・・。

第1幕はまず手の内を全部見せるというのでしょうか、お芝居を構成する要素を全部見せるので、なかなか賑やかです。子育ての方針、アンリの大学での立場(かなり良くない)、アンリとソニアの夫婦関係、ユベールとイネスの夫婦関係・・・。面白いのは自分のパートナーを相手夫婦にけなされると反論するのに、一瞬後には自分が自分のパートナーを攻撃するところです。夫婦でかばい合っているように見えて、実は4人が4人とも自分が言いたいことを言っているだけ。それが言葉のバトルロワイヤルみたいで面白かったです。
第2幕、第3幕になると、趣が変わって、人間の醜さや孤独が前面に出てきます。夫婦の間に秘密があって、「この後どうなってしまうんだろう?」と怖くなりました。でも全体のトーンは軽妙なコメディで、「ヴァージニア・ウルフ~」のようにグサグサ胸をえぐられるような感じはしませんでした(私は)。
台詞一つでも言う人が変わったり、状況が変われば意味合いが変わる。手品を観ているみたいでした。

特に今回嬉しかったのは吾郎とともさかりえさんが13年前に比べてとても良い役者さんになっていたことです。「ヴァージニア・ウルフ~」は読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞した素晴らしい作品でしたが、そこから更に成長したことを実感できたのは同じ座組でお芝居をしているからでしょう。
今回吾郎は眼鏡&お髭で学者さんの感じを出しています。でも13年前と雰囲気が変わらない、というか若返ってませんか?

フランスらしい軽妙で毒のあるお芝居を楽しみました。観に行けて良かったです。


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舞台 | コメント(0) | 2019/04/10 08:47

ななにーホンネトークと朝日新聞

先ほど今月のななにーが終わりました。2年目に入れて本当に有難いです。
「斎藤工さんと目黒川でお花見」はあんな人混みの中に入って大丈夫か?とハラハラしましたが(去年目黒川に桜を見に行って人の多さは実感したので)、スタッフの尽力もあって無事に歩けましたし、吾郎が露店で買い物をするという愛くるしい場面も見ることが出来て良かったです。
今回の目玉は「爆笑問題さんとのホンネトー」クだったと思います。太田さんは頭を打った事をネタにして、3人にSMAPのことを訊ねていました(でも頭を打ったら後々影響が出ることもあるそうですからくれぐれもお気をつけて)。勿論3人は答えられませんでしたが、吾郎が「中居くんに会ってはいないが番組は見ている」と言ってくれて少しホッとしました。わずかでも縁が繋がっていれば今はそれでいいと私は思っています。
今回のゲスト、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんと爆笑問題さんは、「72時間ホンネテレビ」にも出演して下さいましたね。ななにーの原点に返ったゲストの人選だったのでしょう。

それから朝日新聞の「地図を広げて」は吾郎がお当番。時期的に舞台「LIFE LIFE LIFE」の話をするのかと思ったら、平成時代を振り返りアイドルについて語っていました。このインタビューがとても良かったです。「平成という時代を駆け抜けた」という見出しはSMAPを言い表すのに一番相応しいと思います。
ファンを楽しませること、ファンとともに歳を重ねていくことを大事に考え、40代になっても「アイドル」であることを引き受けた吾郎はかっこいいな、と改めて惚れ直しました。


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未分類 | コメント(0) | 2019/04/08 01:00

「ロストマン ロンリーハート」

吾郎主演小説「ロストマン ロンリーハート」が第5話で急展開を迎えました。
タカオの妻フジコが物語が始まってすぐに倒れて意識不明になってしまったので、何を考えているのか今まで分かりませんでしたが、ここに来てようやく少し分かってきました。
それにしてもタカオは本当にひどい男ですよね。どうしてこんな男をフジコが愛しているのか不思議なくらい(笑)。でもそのフジコのテレパシーを受信できるのだから、タカオも本当はフジコを愛しているのかも知れません。
今回は作者飯田譲治さんのインタビューも載っていて今後の展開が書かれているのですが、これから更に面白くなりそうです。動けなくなった妻の力を借りて夫が立ち直っていく物語になるようですが、妻の命は長くて3ヶ月。義父は離婚の手続きを進めているし、時間がありません。スリリングな展開を期待します。

これ、連ドラにしたら面白いでしょうね。果たして映像化に名乗りを上げてくれるのはどの局でしょうか(←気が早い?)


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小説 | コメント(0) | 2019/04/04 00:22

ちょっと一息

自分でも意外な程ゴロデラロスが大きいです。
沢木耕太郎さんと吾郎の丁々発止のやり取りに感動しただけになおさら・・・。
ゴロデラのtwitter公式アカウントが閉鎖され、番組HPからは感想・意見が送れなくなり、どんどん思い出が遠ざかっていくようです(番組が終わって数日しか経っていないのに)。
番組への感想やスタッフへの感謝はTBSの問い合わせフォームや葉書でも送れるので、そちらから送ります(今日も葉書は出しました)。

勿論これから楽しみがたくさん控えています。今週末からは舞台「LIFE LIFE LIFE -人生の3つのヴァージョン-」が始まり、私の観劇日ももうすぐです。映画も「海辺の映画館 キネマの玉手箱」「海獣の子供」(アニメ)「ばるぼら」と目白押しですし、週刊女性の連載小説「ロストマン ロンリーハート」からも目が離せません。ななにーも有難いことに2年目に入りましたし、ラジオ「編集長稲垣吾郎」には毎週癒やされています。

地上波テレビに出られない事を除けばとても恵まれていると思いますが、今の私は怒濤のお仕事情報に気持ちがついて行けていないので、ちょっと一息入れたい気分です。数日すれば(吾郎の舞台が始まれば)スイッチが入るでしょう。

では、また。


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未分類 | コメント(0) | 2019/04/02 01:39

「犬は吠える、がキャラヴァンは進む」新しい地図を描きながら (「ゴロウ・デラックス」 3/29)

オープニング。
「今夜は322人目のゲストです。しかも(バラエティ番組)初出演。」(外山さん)
「実在する方なんですね。」(吾郎)「そうですよ!」(外山さん)
二人とも興奮しています。
出演者もスタッフも熱望していたゲストさんは・・・

沢木耕太郎さん、71歳。すらりと長身で、黒のトータルネックがよく似合います。
「深夜特急」は600面部を超えるベストセラーとなり、数々の賞も受賞されているノンフィクション作家です。
滅多にテレビに出ない方が今回出演してくださったのは、なぜ?
「単純に言えば気まぐれなんだけど、分の悪い戦いをしてる人にはちょっと加勢したくなる感じもないことはなくて。しかし、今あなたがしているのはそんな分の悪い戦いでもないでしょ?」沢木さんは早速吾郎に質問しました。
「そうですね。あまりそんな客観的には自分のことを観ていなくて。実際はすごく充実してますし、何よりも幸せいっぱいなので。」(吾郎)
「今やってる映画(「半世界」)で・・・」沢木さんが言いかけた途端吾郎の背筋がピンと伸びました。
「タイトルが出た後あなたの後ろを振り向く顔から始まるでしょ?あれが大人の顔になってて。良い顔してるじゃん、と思って。」(沢木さん)
「あ、ありがとうございます。そう言う意味では自分の再スタートですね。」(吾郎)
「傑作ではないけれどいいじゃん、って思いましたよ。」(沢木さん)
「ありがとうございます。監督もすごく喜ばれると思います。」(←阪本監督観てますかー?)
この番組の出演を受けて下さっただけでなく吾郎の映画まで観て下さって、沢木さん本当にありがとうございます!

課題図書 : 「銀河を渡る 全エッセイ」 沢木耕太郎 (新潮社)

沢木さん25年分の全てのエッセイを纏めた本です。25年前というと「深夜特急」の最後の巻を書き終えた直後くらいだそうで、
「だからそれまでの僕を第一期とすれば、これは第二期の僕のエッセイを纏めた本なわけ。だけど25年前って何やってた?」
と沢木さんはまた吾郎に質問を向けました。
「ちょうど、だから・・・」(吾郎)「二十歳ぐらいか?」(沢木さん)
「はい、二十歳ぐらいでちょうどデビューの頃。」(吾郎)
「おお、そうか。」(沢木さん)
「はい、もう2年前に解散したんですけど。そうです、ちょうどデビュー当時です。」(吾郎)
「それから25年間。膨大な時間?それともあっという間?」
吾郎は「うーん・・・」と首をひねって考え込みました。
「長いようで短いようで・・・」
「・・・としか言えないよな。」
沢木さんの質問はテンポ良く流れる様で見事としか言い様がありません。ゲストというより取材中のノンフィクション作家です。
と、ここでノンフィクションの真髄に触れた部分を外山さんが朗読。
ノンフィクションを書くに際して一番大事なのは「私」だ、と沢木さんは書いています。その「私」が現場に向かうことによってノンフィクションは成立するが、「私」を現場に赴かせるのは「好奇心」である。しかしジャーナリズムを成立させるためには「好奇心」にある「角度」が必要なのだ。その角度こそが書く人の個性でありその人の書くノンフィクション作品の個性になる。
「仮に私が稲垣さんのことを書こうとして、1回今日会ったから書こうって気にはならない。今日1回会って話すと1本の線が出来る。それが数年後に何かの拍子でもう1本の線が出来て、交点が1個出来ないと書こうとか取材しようとかってエネルギーにはならない。それで、稲垣吾郎のことを書きたいと思って、交点が出来たときに『あなたのことを理解したいから時間をくれませんか?』と言うと、相手にとっては結構な事件なんです。インタビューを山ほど受けていても『あなたのことを理解したい』と言う人が目の前に現れる事は人生で滅多にない。そう言われると一瞬ひるむと思う。ひるんだ後に「わかった」と心を開き応じてくれれば、それは圧倒的に深いものになっていく。」(沢木さん)
「確かに『あなたのことを理解したい』なんて言われたことはないですね。僕もない。」(吾郎)
「本当にあなたのことを理解したい」気持ちをきちんと伝えると相手は心を開いてくれる。これは取材に限りませんね。
「1本目の線はすぐ出来るんですよね。でも2本目の線は・・・。」(吾郎)
だから取材もそんなにしょっちゅうは出来ない、と沢木さん。2本目の線が出来たときに動き始めるのだそうです。

沢木さんはそうやってたくさんの有名人の心を開いてきました。
まずは高倉健さん。課題図書にも30ページに及ぶ追悼文が載せられていますがその出会いは・・・
「僕がモハメド・アリの試合をずっと観ていたんだけど、最後のタイトルマッチに行こうかどうしようか迷っている間にチケットが売れてしまった。でロサンゼルスにいる友人に『何とかならないか』と電話して『もうない』と言われたんだけど、一日経って『1枚だけ手に入った』と連絡が来たんです。実は高倉健さんのために1枚取っておいたんだけど、高倉さんに話したら『俺が観るより沢木さんが観た方が良いんじゃないか。譲ってあげてくれ。』と言われたからもらっていいんじゃないか、と。それで観に行って、試合はモハメド・アリが滅多打ちにあって負けたんですけど、ホテルに帰って廊下を歩いているとパシャパシャとタイプライターで原稿を書く音があちこちから聞えてきて。僕は仕事じゃなくただ観に行っただけだったんだけど、本当なら高倉さんが観るはずの試合だったんだ、と思って。高倉さんのために試合のレポートを書こうと、長い手紙を書いたんです。そしてそれを送ったら高倉さんから『ありがとう』と返事が来て、そこから始まったんです。」
次は美空ひばりさん。沢木さんが司会をしていたラジオ番組に美空さんがゲスト出演した時のエピソードです。
「番宣か何かで写真を撮る必要があって、僕jと美空さんを撮り始めたカメラマンが『ちょっとすみません、一歩後ろに・・・』と言ったら美空さんが『この人変なこと言うわね、自分が前来るか下がれば良いじゃないね。私たちに下がれとか、不思議な人ね。』って・・・。流石に君たちだって言わないだろう?」(沢木さん)
「言わないですね(笑)。でも半分冗談のつもりもあったんでしょうね。」(吾郎)
「まあそれもあるかも知れないけど、美空さんは真面目だから。君たちSMAPは圧倒的な存在感だけど写真を撮られるときに『そっちが動けよ』なんて言ったことない?」(沢木さん)
「まあ、ないですね。グループだからその時皆気分も違うし、それが冗談として通じない時もあるから。僕はおとなしくしてましたけど。」(吾郎)「あ、そう」(沢木さん)
「独特な緊張感があったので、グループっていうのは。」(吾郎)
「それ面白いね。あなたは よく 緊張感、って 言ってる けど、僕はグループとしての緩やかな安定感があるだろうと思うんだけど。君は緊張感って言いますね。」(沢木さん)
「あ、そうです、それは常に思っていたことなので。なんだろう、この緊張感・・・。」(吾郎)
「その方向性は4方向へ行ってるの?それとも誰か一人とか二人に行ってるの?」(沢木さん)
「いや、そのグループにいるって事自体が。そこにいさせてもらってるというか、僕はよく言ってたんですけど、大企業に勤めている感じで。」(吾郎)
「なるほど。でもそれはあなた独特の感覚?」(沢木さん)
「僕独特だと思います。自分の一部だと思ってた人もいると思うし・・・。そうですね僕独特の感覚だったし・・・年上もいたし下もいたし・・・。」(吾郎)
「真ん中だよね。」(沢木さん)
「そう、僕自分で中間管理職って言ってたんですけど、自分の置かれた立場とか求められるキャラクターとか、ポジションというものが・・・すごい緊張感があったんです。」(吾郎)
沢木さんのテンポ良い質問に真面目に答えた吾郎でしたが
「僕がゲストみたいになっちゃってますね。」
と気がつきました。
「そういつの間にか。ハーって思った、こういう事なのか、って。」(外山さん)
「気持ちよく喋っちゃった。すごいね、インタビューするところ初めて見ちゃった。」(吾郎)
二人の会話を聞きながら、沢木さんは「ふふふ」とちょっといたずらっぽく笑いました。

続いて代表作「深夜特急」について。沢木さん26歳の時インドのデリーからロンドンまで乗り合いバスで旅した記録は、ノンフィクションの金字塔としてまた旅行者のバイブルとしてあまりにも有名です。
その「深夜特急」から出発前夜の様子の部分を吾郎が朗読。
インドのデリーからロンドンまで乗り合いバスで行けるか、について沢木さんの友人たちの予想は9:1で「否」でした。そこで賭けをしたのです。

一口千円、前払い、行けなかったら倍にして返すという約束だった。
私は彼らから金を受け取る際、こううそぶいたものだった。
「三ヵ月か四ヵ月後には、ロンドンの中央郵便局から
《ワレ成功セリ》
って電報打つから楽しみに待ってろよ」

最初に旅に出る時本を書くつもりはなかった、と沢木さん。
「アウトプットではなくインプットをしたかった。でも1年くらい経って色々な経験をする中で『これは書けるな、書きたいな』という気持ちになってきて、旅の最後には書こうと思ったけど、書けなかった、何年も何年も。」
「でも書き留めてはいたんですよね?」(吾郎)
「じゃなくてね、手紙を書いていたんです。百通ぐらい、長い手紙を。それと日にちと行程と、かかった費用、金銭出納帳と手紙があったので書けたんです。」(沢木さん)
「でも何年かは書けなかった・・・」(吾郎)「7、8年」(沢木さん)
「整理がつかなかったのかな?」(吾郎)
「不思議なのはね、僕にとっては『深夜特急』を書いたときに、その旅が自分の中から消えていった。書かない間の7、8年はその旅がずっと存在してて、ある種の重さがあった。だけどこれで整理しちゃったのですうっと体から消えていった。だからどっちがいいか分からない。」(沢木さん)
「この歳になってから深夜特急みたいなことを始めても大丈夫ですかね?」(吾郎)
「あなたは今、新しい地図・・・になって、比較的自由なんでしょ?」(沢木さん)
「そうです。だから本当は行けるんですよ。新しい地図なんて言って地図持ってるはずなのに。ちょっと憧れますね。僕は若い頃こういう経験が出来なかったので。」(吾郎)
「旅で一番重要なことは何か、というと“人に聞くこと”なんですよ。旅先で人に聞く。分かってても聞く、むしろ。例えば僕が『駅にどうやって行くんですか?』って聞いているのを若いジャーナリスト達が見ていて『沢木さんは何でも人に聞いちゃうんですね』と言うけど、何でも人に聞く。」(沢木さん)
「そのへんの抵抗は・・・」(吾郎)
「全然ない。知らないんだから。で、聞く。場合によってはそこから何かが出てくる。」(沢木さん)
「ドラマが生まれるわけですね。」(吾郎)
「そう。尋ねて、耳を澄ませて、聞くんです。旅をするコツは何ですか?と聞かれたら“人に尋ねる”事なんです。」(沢木さん)
「そうか・・・これ聞きたい人多いよね。」(吾郎)
「人に聞く、人との出会いがすごかったじゃないですか、この本は。」今までずっと聞いていた外山さんが口を開きました。
「こうやってずっと君のことを見ていたら、面白いと思うよ、俺。」沢木さんは目を輝かせて吾郎を見ました。
「照れちゃいますね。」(←このくだりのBGMがピアノインストの「オレンジ」だったのでもう泣きそう・・・)

そしてAD山田くんがスケッチブックを持って登場。最後の消しゴムはんこ披露です。「最終回なので」ゲストの沢木さんと吾郎と外山さん3人の顔、そして左下隅にははんこを彫る山田くんの姿も。
「なんか4人家族みたいだよ。」(吾郎)「ほんとだ」(外山さん)「ありがとう!」(沢木さん)場がほのぼのしました。山田くんありがとう。
「またお話しさせて下さい」(吾郎)
「喜んで。頑張って下さい。」沢木さんは力強く言いました。最初から最後まで颯爽とした方でした。

しかし番組はここで終わりません。今までの課題図書322冊に囲まれて、吾郎が最後の朗読をしました。
「僕の大好きなフレーズがあるので、そこを朗読させていただきます。」
今回の課題図書「銀河を渡る」から、吾郎が今伝えたいこととは・・・。

あるとき、年長の作家にこんなことを訊ねられた。
「もし家に本があふれて困ってしまい処分せざるを得ないことになったとしたら、すでに読んでしまった本と、いつか読もうと思って買ったままになっている本と、どちらを残す?」
「当然、まだ読んだ事のない本だと思いますけど。」
すると、その作家は言った。
「それはまだ君が若いからだと思う。僕くらいになってくると、読んだことのない本は必要なくなってくるんだ」
歳をとるに従って、あの年長の作家の言っていたことがよくわかるようになってきた。
そうなのだ、大事なのは読んだことのない本ではなく、読んだ本なのだ、と。
先日も、書棚の前に立って本の背表紙を眺めているうちに、なんとなく抜き出して手に取っていたのは、トルーマン・カポーティの「犬は吠える」だった。
この「犬は吠える」において、私が一番気に入っているのは、中身より、そのタイトルかもしれない。
犬は吠える、がキャラヴァンは進む――――アラブの諺
誰でも犬の吠え声は気になる。
しかし、キャラヴァンは進むのだ。
いや、進まなくてはならないのだ。
恐ろしいのは、犬の吠え声ばかり気にしていると、前に進めなくなってしまうことだ。
犬は吠える、がキャラヴァンは進む・・・・・・。

読み終わった時吾郎は唇をきゅっと結びました。吾郎の強い意志が表れているようでした。

そして山田くんも入って、いよいよ最後のご挨拶です。
「8年間毎週毎週楽しみにしてくださった方がいっぱいいたので、終わってしまうのは勿論寂しいんですけど、これを続けられたことを本当に感謝してますし、何よりも見てくださった視聴者の方にはほんとに心から感謝してます」(吾郎)
「ゴロウ・デラックス、8年間ありがとうございました。」(外山さん)
「いつかまたどこかでお会いしましょう、さようなら!」(吾郎)
最後は3人が元気に手を振って終わりました。



こうして「ゴロウ・デラックス」は8年間の幕を閉じました。
吾郎、外山さん、山田くん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
思えば、スタッフが入念に課題図書を選び著者の方に取材し、吾郎と外山さんがしっかりと読み込み、収録では著者の方と誠実に対話することで成立してきた番組でした。番組を支え続けたスタッフの皆さんの熱意に改めて感謝します。
吾郎と外山さんが読者目線で著者と語るからこそ貴重なお話が聞けたし、芥川賞・直木賞受賞作からマニアックな趣味の本まで幅広い本を取り上げられたと思います。何より出版業界の皆さんの信頼を得られた事が一番誇らしかったです。
山田くんの消しゴムはんこの才能が開花したのも「ゴロウ・デラックス」の功績ですね。
「ゴロウ・デラックス」のお陰で今まで知らなかった作家や自分が手に取ったことのないジャンルの本を知ることが出来ました。8年間とても楽しかったです。
これだけの素晴らしい番組、また何かの形で(改編期の深夜の特番ででも良いので)復活していただきたいです。

旅は終わる、次の旅立ちのために。そして新たな旅路のどこかでまた会える日を信じて。


拍手ありがとうございます

GORO | コメント(0) | 2019/03/31 22:36

終わりました・・・

「ゴロウ・デラックス」が先ほど終わりました。
沢木耕太郎さんと吾郎との対話が胸にしみました。
今、ちょっとした虚脱状態です。

8年続いた番組が終わったという実感があまりありません。もしかしたらいつかひょっこり帰ってきそうな気がして。

泣きたい気分になっているのは、BGMでかかったインストの「オレンジ」のせいでしょうか・・・。
感想は録画を見直して後日上げます。

それではおやすみなさい。


拍手ありがとうございます
GORO | コメント(0) | 2019/03/29 01:45

パラ駅伝2019

去年に引き続きパラ駅伝に行ってきました。
全国から集まった17チームと海外から参加したカンボジアチーム、そして特別参加の「チームよしもと」「チームi enjoy!」の計20チームが駒沢公園を駆け抜けました。

(注 : 写真をクリックすると大きくなります)
IMG_0306 (2) 第1走者の視覚障害者と伴走者の皆さん。
これはスタート直後なので集団になっていますがだんだんばらけてきて、周回遅れのチームも出てきます。それでも選手の皆さんはそれぞれが全力疾走。応援するのが楽しかったです。
IMG_0317 (2)  
そしてパラリンピックサポーターの吾郎、剛、慎吾はランナーの皆さんに精一杯の声援を送っていました。
IMG_0311 (2) (ピンボケですみません)
ところで今回、剛は「チームi enjoy!」の一員として走りました。その勇姿がこちらです。
IMG_0355 (2) 
スタートダッシュは良かったのですが、後半で疲れてしまって、競技場に戻ってきたときはかなり苦しそうでした。ゴール後のインタビューで「いつ疲れを感じましたか?」と訊かれ「競技場を出てすぐ」と正直に答えたのが剛らしかったです。
IMG_0360 (2) 剛と同じ区間を走ったカンボジアチームの猫ひろしさんは本当に速くて、カメラをズームにするとすぐフレームアウトしてしまうので、競技場に戻ってきた後ろ姿を捉えるのがやっとでした。躍動感あふれる走りは流石です。IMG_0370 (2) チームフラッグが並んで出迎える中、各チームが次々とゴール。1~3位のチームと各区間賞の選手の皆さんの表彰が終わった後は・・・
IMG_0376 (2) いよいよフィナーレ、慎吾、剛、吾郎の3人が登場!MCは吾郎で、ちょっとビックリするくらい声を張っていました。まさしく張り切りゴロー!
IMG_0377 (2)
IMG_0389 (2)IMG_0390 (2)IMG_0394 (2) 歌ったのは「SINGING」と「雨あがりのステップ」の2曲。去年ここで「雨あがり~」を初披露したときと同じく、彼らの歌声は元気よく青空に立ち上っていきました。
IMG_0396 (2) おまけの1枚。自担のお手振り
IMG_0393 (2) それからこちらも。フィールドを取り囲んでいるゼッケンをつけた皆さんは、ボランティアの方々です。皆さんのお陰で楽しく過ごせました。ありがとうございます。

来年はいよいよパラリンピックイヤー。是非また行きたいです。

そして今日、吾郎のブログが更新されパラ駅伝について語ってくれました。
→ 稲垣吾郎オフィシャルブログ 「雨上がりの青空」


拍手ありがとうございます
新しい地図 | コメント(0) | 2019/03/26 23:55
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